OpenAIとDiscordの連携イメージ
アプリ同士の連携方法

2025-08-20

【ノーコードで実現】OpenAIのデータをDiscordに自動的に連携する方法

h.fukuda

「OpenAIの強力なAI機能を、チームのコミュニケーションハブであるDiscordでもっと活用したい!」
「問い合わせ内容をOpenAIで要約してDiscordに共有しているけど、毎回手作業でコピー&ペーストするのが面倒…」
このように、OpenAIとDiscordを連携させる手作業に非効率さや限界を感じていませんか?

もし<span class="mark-yellow">フォームに寄せられた問い合わせ内容をOpenAIが自動で要約し、Discordチャンネルへ通知するような仕組み</span>があればこれらの定型作業から解放されますね。

より迅速で円滑なチーム内コミュニケーションを実現し、本当に重要な業務に集中する時間を生み出すことができます!

今回ご紹介する自動化フローは、プログラミングの知識がなくても簡単に設定できる方法を使います。
手間や時間もかからないので、ぜひこの機会に導入して日々の業務をもっと楽にしましょう!

とにかく早く試したい方へ

Yoomには<span class="mark-yellow">OpenAIとDiscordを連携するためのテンプレート</span>が用意されています。今すぐ試したい方は以下のバナーをクリックしてスタートしましょう!

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OpenAIとDiscordを連携してできること

OpenAIの高度なAI機能とDiscordのコミュニケーション機能をAPI連携させることで、これまで手作業で行っていた情報の要約・翻訳やチームへの共有といった業務を自動化できます。
これにより作業時間を大幅に短縮できるだけでなく、対応漏れや情報共有の遅れを防いでチーム全体の生産性を向上させることができるでしょう。

具体的な自動化の例を複数ご紹介しますので、気になる内容があればぜひクリックしてみてください!

フォームで送信された内容をOpenAIで要約して、Discordに通知する

<span class="mark-yellow">問い合わせフォームや日報など、フォームに送信された長文の内容をOpenAIが自動で要約し、その結果を指定のDiscordチャンネルに通知する</span>フローです。

この連携はフォーム送信をトリガーとするため、担当者が内容を確認して要点をまとめる手間を削減します。
その結果、チーム全員が迅速かつ正確に情報を把握できるようになり、スピーディーな対応を実現できます!

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フォームで特定条件の内容が送信されたらOpenAIで要約して、Discordに通知する

全てのフォーム送信を通知するのではなく<span class="mark-yellow">「緊急」や「重要」といった特定のキーワードを含むものや特定の選択肢が選ばれたものなど、予め設定した条件に合致する投稿のみをOpenAIで要約し、Discordに通知する</span>フローです。

このフローによって通知の量を最適化し、本当に重要な情報だけをチームに共有できます。
対応の優先順位付けが容易になり、見落としを防ぐのに役立つでしょう。

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OpenAIとDiscordの連携フローを作ってみよう

それでは早速、実際にOpenAIとDiscordを連携したフローを作成していきます!
今回はYoomを使用してノーコードで連携を進めていきますので、もしまだYoomのアカウントをお持ちでない場合はこちらの登録フォームからアカウントを発行しておきましょう。

[Yoomとは]

フローの作成方法

今回はフォームで送信された内容をOpenAIで要約して、Discordに通知するフローを作成していきます!
作成の流れは大きく分けて以下です。

  • OpenAIとDiscordのマイアプリ連携
  • 該当のテンプレートをコピー
  • フォームのトリガー設定、OpenAIのアクション設定、Discordのアクション設定
  • トリガーをONにし、フローが起動するかを確認
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ステップ1:OpenAIとDiscordのマイアプリ連携

ここでは、Yoomとそれぞれのアプリを連携して、操作が行えるようにしていきます。

まずは基本的な設定方法を解説しているナビをご覧ください!

それではここから今回のフローで使用するアプリのマイアプリ登録方法を解説します。

OpenAI

右上の検索窓からOpenAIを検索してください。

OpenAIのマイアプリ登録方法を参考に、任意のアカウント名と、取得したアクセストークンを入力し「追加」をクリックするとマイアプリ連携が完了します。

Discord

同様にDiscordを検索してください。
こちらもアカウント名とアクセストークンを入力し「追加」をクリックするとマイアプリ連携が完了します。

※アクセストークンにはDiscord Developer Portalから取得したBotトークンを設定してください。詳細な設定方法はこちら

ステップ2:テンプレートをコピー

Yoomにログインし、以下バナーの「試してみる」をクリックしてください。

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「テンプレートがコピーされました」と表示されるので「OK」をクリックします。

ステップ3:フォームのトリガー設定

「フォーム」をクリック。

フォームを作成していきます。
今回はテンプレートを使っているため質問事項が予め設定されていますが、編集する場合は質問の項目名や説明文、補足事項などを入力してください。

フォームトリガーの設定方法

次に、回答方法をプルダウンから選択しましょう。

「+ 質問を追加」から質問事項を追加することもできます。

必要に応じて完了ページを設定することも可能です。

最後に、アクセス制限の有無と共有フォーム利用時のフローボットの起動者を選択して「次へ」をクリックしてください。

遷移先の画面で「プレビューページ」「完了ページ」をそれぞれクリックして表示を確認しましょう。

新規タブで以下のように表示されます!

確認できたら設定画面に戻り、回答のサンプル値を入力して保存してください。
今回は例として以下のような問い合わせ内容をサンプルとしており、アウトプットとして次のステップで活用できます。

ステップ4:OpenAIのアクション設定

フォームの内容を要約します。「テキストの生成(Chat completion)」をクリック。

タイトルと連携するアカウント情報を任意で設定し、トリガーアクションはテンプレート通りに「テキストの生成(Chat completion)」のまま「次へ」をクリックしましょう。

API接続設定に移ります。メッセージコンテンツは予め設定されている通りで大丈夫です。

以降の項目については、必須項目以外は任意なので選択しなくても問題ありません。

  • ロール…「ユーザーと対話する際にChatGPTがどのような立場から回答を出力するか」という役割
  • 推論努力…推論モデルに対する努力度合い

など、必要に応じて設定してください。

設定が完了したらテストしましょう。

成功したら保存してください。AIがフォームの内容を要約してくれました!

ステップ5:Discordのアクション設定

要約した内容をDiscordに通知します。「メッセージを送信」をクリック。

ステップ4と同様、アクションは「メッセージを送信」のまま「次へ」をクリックします。

テキストボックス下部の説明を参考にチャンネルIDを入力しましょう。

メッセージ内容は予め設定されていますが、必要であれば編集してください。
※ユーザーIDを取得することでメンションも可能です。取得方法はこちら

設定が完了したらテストします。

※「テスト」をクリックすると設定したチャンネルに実際に投稿されます。テストの際はテスト用のチャンネルに投稿したり、事前にメンバーに通知しておくなどがおすすめです。

成功したら保存しましょう。

Discordに要約内容が届きました!

ステップ6:トリガーをONにして起動準備完了

最後に「トリガーをON」をクリックしたら、自動化の設定は完了です。
正しくフローボットが起動するか確認しましょう。

以上が、フォームで送信された内容をOpenAIで要約して、Discordに通知する方法でした!

DiscordのデータをOpenAIに連携したい場合

今回はフォーム情報を起点にOpenAIとDiscordを連携する方法をご紹介しましたが、逆にDiscordでの投稿をトリガーにOpenAIの機能を利用する自動化フローも作成可能です。
チーム内のコミュニケーションを更に効率化できる便利な連携パターンなので、こちらも併せてご活用ください。

Discordでメッセージが投稿されたら、OpenAIで翻訳してスレッドに返信する

<span class="mark-yellow">多言語のメンバーが参加するDiscordチャンネルで、メッセージが投稿されるとOpenAIが指定の言語に自動翻訳し、元のメッセージのスレッドに返信する</span>フローです。

言語の壁を感じることなく円滑な多言語コミュニケーションを実現できるため、グローバルなチームの連携を強力にサポートします。

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Discordで特定条件のメッセージが投稿されたら、OpenAIで翻訳してスレッドに返信する

<span class="mark-yellow">特定のチャンネルへの投稿や特定の絵文字リアクションがついたメッセージなど、予め設定した条件を満たす投稿のみをOpenAIが翻訳する</span>フローです。

条件分岐処理を活用することで不要な翻訳処理や通知をなくし、コストを抑えながら本当に必要なコミュニケーションだけを効率的にサポートできます。

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OpenAIとDiscordのAPIを使ったその他の自動化例

今回ご紹介した連携以外にも、OpenAIやDiscordを活用することで、通知や要約、分類などの業務を自動化できます。
情報整理やチーム内共有を効率化したい場面で、これらのテンプレートが役立つはずです。

OpenAIを使った便利な自動化例

OpenAIは、フォーム回答や受信メールを自動で要約・分類したり、Slack投稿から画像を生成するなど、情報処理やアウトプット生成に最適です。
また、日次検索やメッセージに応答する仕組みを取り入れることで、調査やコミュニケーションを効率化できるかもしれません。

[[66604,21203,161140,161141,222100]]

Discordを使った便利な自動化例

Discordは、SlackやZoom、Notion、Zendeskなど多様なサービスと連携し、情報をスピーディーに通知する仕組みに適しています。
また、投稿をGoogle スプレッドシートに更新するなど、記録の自動化にも活用できますよ!

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まとめ

OpenAIとDiscordの連携を自動化することで、<span class="mark-yellow">これまで手作業で行っていた情報の要約・翻訳・チームへの共有といった一連の作業から解放され、ヒューマンエラーを防ぐことができます。</span>

これにより担当者は、言語の壁や日々寄せられる大量の情報に悩まされることなく、迅速かつ正確なコミュニケーションに集中できますね!
結果として、より創造的で重要なコア業務に取り組むための貴重な時間を確保できます!

今回ご紹介したような業務自動化を実現できるノーコードツールYoomを使えば、プログラミングの知識がない方でも直感的な操作で簡単に業務フローを構築できます。
もし自動化に少しでも興味を持っていただけたら、ぜひこちらから無料登録してYoomによる業務効率化を体験してみてください!

この記事を書いた人
h.fukuda
教育業界の事務職出身です。 少ない人数で幅広い業務をこなすためExcelのひな型作りなど日々効率化できることを模索していましたが、当時Yoomを使えていたら比べ物にならないほど効率化できていたと思います。 そういった今までの経験も活かしつつ、皆様のお役に立てるような情報を発信していきます!
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