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【ノーコードで実現】OpenAIのデータをGitHubに自動的に連携する方法

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アプリ同士の連携方法

2025-09-02

【ノーコードで実現】OpenAIのデータをGitHubに自動的に連携する方法

杉山 歩優

「OpenAIで分析した内容を、手作業でGitHubのIssueに転記している…」

「開発タスクの管理で、複数のツール間での情報入力に手間がかかり、本来の業務に集中できない…」

このように、OpenAIとGitHubを利用する中で、データ連携に関する非効率な手作業に悩まされていませんか?

特に、分析結果の転記やIssueの作成といった定型業務は、時間がかかるだけでなく、コピー&ペーストのミスや入力漏れといったヒューマンエラーの原因にもなりがちです。

もし、<span class="mark-yellow">OpenAIによる分析結果をGitHubのIssueとして自動的に作成したり、更新したりする仕組み</span>があれば、これらの煩わしい作業から解放され、開発者はより創造的で重要なコーディング業務に専念できる時間を確保できます。

今回ご紹介する自動化の設定は、プログラミングの知識がなくてもノーコードで簡単に実現できるため、日々の業務効率を格段に向上させることが可能です。
ぜひこの機会に自動化を導入し、よりスマートな開発プロセスを手に入れましょう!

とにかく早く試したい方へ

Yoomには<span class="mark-yellow">OpenAIとGitHubを連携するためのテンプレート</span>が用意されているので、今すぐ試したい方は以下よりバナーをクリックしてスタートしましょう!

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OpenAIとGitHubを連携してできること

OpenAIとGitHubのAPIを連携させることで、これまで手作業で行っていた情報転記や更新作業を自動化し、開発プロセスの生産性を大幅に向上させることが可能になります。

例えば、タスク管理シートに追加された項目を基にOpenAIが内容を分析し、自動でGitHubにIssueを作成する、といった一連の流れを完全に自動化できます。

ここでは、具体的な自動化のユースケースを複数ご紹介しますので、気になる内容があれば、ぜひクリックしてみてください!

Google スプレッドシートに行が追加されたら、OpenAIで内容を分析しGitHubにIssueを作成する

Google スプレッドシートで管理しているバグ報告や機能改善要望などを、手動でGitHubのIssueに転記する作業は手間がかかり、転記漏れのリスクも伴いますが、この連携を利用することで、<span class="mark-yellow">スプレッドシートに行が追加されるだけで、OpenAIがその内容を自動で分析し、適切なタイトルや本文を持つIssueをGitHubに作成</span>します。

これにより、Issue作成の工数を大幅に削減し、開発チームへの情報共有を迅速かつ正確に行うことができます。

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Notionに行が追加されたら、OpenAIで内容を分析しGitHubにIssueを作成する

プロジェクト管理をNotionで行っている場合、データベースに追加されたタスクや議事録のアクションアイテムをGitHubのIssueに反映させる作業が発生しますが、この連携を活用すれば、<span class="mark-yellow">Notionのデータベースに新しい項目が追加されたタイミングをトリガーに、OpenAIが内容を解釈・要約し、開発チームが対応すべきIssueとしてGitHubに自動で登録</span>します。

これにより、ツール間の情報連携がシームレスになり、タスクの対応漏れや遅延を防ぎ、プロジェクト進行を円滑にします。

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OpenAIとGitHubの連携フローを作ってみよう

それでは、実際にOpenAIとGitHubを連携したフローを作成する手順を見ていきましょう。

今回は、プログラミング不要で誰でも簡単に自動化フローを構築できるYoomを使用しますので、直感的な操作で設定を進めることが可能です。
もしまだYoomのアカウントをお持ちでない場合は、こちらの登録フォームからアカウントを発行しておきましょう。

[Yoomとは]

フローの作成方法

今回は「Google スプレッドシートに行が追加されたら、OpenAIで内容を分析しGitHubにIssueを作成する」フローを作成していきます!

作成の流れは大きく分けて以下の通りです。

  • OpenAIとGitHubをマイアプリ連携
  • テンプレートをコピー
  • OpenAIのトリガー設定およびGitHubのアクション設定
  • トリガーをONにし、フローが起動するかを確認
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ステップ1:Google スプレッドシート・OpenAI・GitHubをマイアプリ登録

ここでは、Yoomとそれぞれのアプリを連携して、操作が行えるようにしていきます。
まずは基本的な設定方法を解説しているナビをご覧ください!

それではここから今回のフローで使用するアプリのマイアプリ登録方法を解説します。

【Google スプレッドシートのマイアプリ登録】

ナビを参考にGoogle スプレッドシートのマイアプリ登録を完了させてください。

【OpenAIのマイアプリ連携】

次にOpenAIのマイアプリ連携をします。

※ChatGPT(OpenAI)のアクションを実行するには、OpenAIのAPI有料プランの契約が必要です。(APIが使用されたときに支払いができる状態)

※ChatGPTのAPI利用はOpenAI社が有料で提供しており、API疎通時のトークンにより従量課金される仕組みとなっています。そのため、API使用時にお支払いが行える状況でない場合エラーが発生しますのでご注意ください。
先ほどと同様に、Yoomのマイページの「新規接続」ボタンをクリックし、検索窓からOpenAIを選択します。

以下の画像のような画面が表示されるので、内容に従って入力しましょう。
OpenAIのマイアプリ登録についてはこちらをご確認ください。

以上で、OpenAIのマイアプリ連携が完了です。

【GitHubのマイアプリ連携】
検索窓にGitHubと入力し、検索結果から選択します。

以下の画面が表示されたら 、メールアドレスとパスワードを入力し、「Sign in」をクリックしてください。

以下の画面で認証コードを入力し、「Verify」をクリックします。

これで、GitHubの連携が完了しました!
マイアプリ一覧に各アプリのアイコンが表示されていれば、OKです。次に進みましょう!

ステップ2:テンプレートをコピーする

ここから、フローを作っていきましょう!
テンプレートを利用しているので、以下のテンプレートページを開き、『このテンプレートを試してみる』をクリックしてください。

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以下の表示が出たら、テンプレートのコピー成功です。
次に表示された画面で「OK」をクリックしてください。

ステップ3:Google スプレッドシートのトリガー設定

最初の設定です!
Google スプレッドシートに行が追加されたらフローボットが起動するように、アプリトリガーの設定を行います。
赤枠部分の「行が追加されたら」をクリックしてください。

タイトルを任意で設定し、連携するアカウント情報が使用するアカウントで間違いがないか確認しましょう。
トリガーアクションは「行が追加されたら」のままでOKです!

次に、アプリトリガーのAPI接続設定です。
Yoomの画面で詳細を設定する前に、Google スプレッドシートに行を追加しておきましょう。

※以下は、例として作成したものです。

Google スプレッドシートに行を追加したら、Yoom画面に戻って各項目を設定していきます。

  • トリガーの起動時間:5分、10分、15分、30分、60分の間隔で起動間隔を選択できます。基本的にはご契約プランの最短起動間隔にしてお使いいただくことをおすすめします。
    プランによって選択可能な最短の起動間隔が異なるため、ご注意下さい。
  • スプレッドシートシートID:入力欄をクリックすると候補が表示されます。候補から選択しましょう。
  • シートID:こちらも入力欄をクリックして表示される候補から選択してください。
  • テーブルの範囲(始まり):たとえば、AからE列のデータを取得したい時は「A」を指定します。
  • テーブルの範囲(終わり):こちらもAからE列のデータを取得したい時は、「E」を指定してください。
  • 一意の値が入った列:列内で値が重複しない列(ユニークキーとなる列)の列名を選択しましょう。

設定が完了したら「テスト」をクリックしましょう!
テストが成功すると「取得した値」に、先ほどGoogle スプレッドシートに追加した内容が表示されます。
正しくデータが取得されていることを確認して、「保存する」をクリックしてください。

※アウトプットについて

アウトプットとは、トリガーやオペレーション設定時に、「テスト」を実行して取得した値のことを指します。
取得したアウトプットは、後続のオペレーション設定時の値としてご利用いただくことができ、フローボットを起動する度に、変動した値となります。
詳しくはこちらをご参照ください。

ステップ4:OpenAIを使ってテキスト生成する設定

以下の赤枠部分をクリックしましょう!
ここでは、先ほどGoogle スプレッドシートに追加された内容を分析する設定を行います。

タイトルを任意編集し、連携するアカウント情報を確認しましょう。
アクションは変更せず、次に進みましょう!

次の画面で、必須項目を入力します。

  • 「メッセージコンテンツ」:ここでは、分析したい文章を挿入しましょう。先ほど取得したアウトプットを引用することができます。取得した値を活用することで、固定値ではなく、トリガーが実行されるたびに最新の情報が反映できます。
    ※アウトプットは入力欄をクリックすると表示されます。
  • モデルID:候補から選択してください。

他の項目は任意で入力してください。

  • ロール:「ユーザー」・「システム」・「アシスタント」から選択します。
    ※ロールはユーザーと対話する際にGPTがどのような立場から回答を出力するか役割を決めます。
  • temperature・最大トークン:赤線を確認の上、直接入力してください。

入力ができたら「テスト」をクリックし、回答の生成ができているか確認します。
アウトプットを確認し、「保存する」をクリックしましょう。

ステップ5:Issueを作成する設定

最後の設定です!赤枠部分をクリックしましょう。

続いて、タイトルを任意で修正し、連携するアカウントが合っているか確認します。
アクションはそのままで、次に進みましょう!

API接続設定を行います。
「オーナー名」と「リポジトリ名」は、入力欄下の説明に従って直接入力してください。

「タイトル」を設定します。
入力欄をクリックして表示されるアウトプットを引用して設定してください。

「内容」を設定します。
こちらもアウトプットを引用して設定しましょう。

入力を終えたら「テスト」を実行し、最後に「保存する」をクリックしましょう!

ステップ6:トリガーをONに設定しフロー稼働の準備完了

フロー画面に戻り、以下のようなメニューが表示されていれば、フローの設定は完了です!
早速フローを起動させる場合は、「トリガーをON」をクリックしましょう。

あとで起動させる場合は、フロー画面のトリガースイッチをクリックすることで、トリガーをONにできます。

GitHubのデータをOpenAI に連携したい場合

今回はOpenAIからGitHubへデータを連携する方法をご紹介しましたが、逆にGitHubからOpenAIへのデータ連携を実施したい場合は、下記のテンプレートも併せてご利用ください。
これにより、GitHub上でのアクションを起点とした、さらに高度な業務自動化を実現できます。

GitHubでIssueが作成されたら、OpenAIで内容を解析しその結果を追加する

GitHubで新しいIssueが作成された際に、その内容を人力で読み解き、要約や対応方針をコメントとして追記する作業は、迅速な対応が求められる場面で負担となりがちですが、この連携によって、<span class="mark-yellow">Issueが作成されると同時にOpenAIが内容を自動で解析・要約し、その結果をコメントとして追記</span>します。

これにより、担当者はIssueの概要を瞬時に把握でき、対応の初動を大幅にスピードアップさせることが可能です。

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GitHubで特定のIssueが作成されたら、OpenAIで内容を解析しその結果を追加する

全てのIssueではなく、「bug」や「至急」といった特定のラベルが付いた重要なIssueだけを効率的に処理したい、というニーズに応えるのがこの連携です。

このフローでは、<span class="mark-yellow">指定したラベルを持つIssueが作成された場合のみ、OpenAIが自動で内容を解析し、コメントを追加する</span>ため、優先度の高いIssueに絞って対応を効率化し、クリティカルな問題の見落としを防ぎます。

[[232524]]

OpenAIやGitHubを活用したその他の自動化テンプレート

Yoomでは、OpenAIとGitHubに関しての様々な業務効率化テンプレートを提供しています。

OpenAIとGitHubでの操作をトリガーに、様々な業務工程を自動化することで業務の効率化と人的ミスの削減が可能です。

ご自身の業務に合わせて、これらのテンプレートもぜひ活用してみてくださいね!

OpenAIを使った便利な自動化例

Googleフォームの回答をもとにOpenAIでメールの返信文を生成したり、Zoomの通話内容を文字起こしして要約したりと、AIを活用した業務を自動化できます。

[[178421,161127,181410,182823,95598]]

GitHubを使った便利な自動化例

GitHubでIssueが作成されたら、GoogleスプレッドシートやNotionに自動で追加したり、Jira Softwareに課題として登録したりと、開発における情報連携とタスク管理を自動化できます。

[[24903,24908,86460,73540,189178]]

まとめ

OpenAIとGitHubの連携を自動化することで、<span class="mark-yellow">これまで手作業で行っていたIssueの作成や内容の分析、情報転記といった定型業務の手間を大幅に削減し、ヒューマンエラーを未然に防ぐことができます。</span>

これにより、開発チームは煩雑な管理業務から解放され、より迅速かつ正確な情報に基づいて業務を進めることができ、本来注力すべきコア業務であるコーディングや設計に集中できる理想的な環境が整います。

今回ご紹介したような業務自動化を実現できるノーコードツール「Yoom」を使えば、プログラミングの知識がない方でも、画面上の操作だけで直感的に業務フローを構築できるので、もし自動化に少しでも興味を持っていただけたなら、ぜひこちらから無料登録して、Yoomによる業務効率化を体験してみてください!

よくあるご質問

Q:連携が失敗した場合の通知や対処法はありますか?

A:Yoomでは、進行していたフローボットがエラーとなり、停止された場合にワークスペース発行時に登録したメールアドレス宛に通知が届きます。その際には該当フローを確認し、エラーの原因や種類が表示される「エラーコード」を確認して修正してください。詳しくはこちらのページをご確認ください。

Q:OpenAIのAPI利用料はどのくらいかかりますか?

A:OpenAIの価格についてはこちらをご確認ください。またOpenAIのAPIを使用する場合は別途利用料金が必要な可能性があるのでご注意ください。

Q:Google スプレッドシート以外のツールも起点にできますか?

A:はい、Yoomではスプレッドシート以外のツールも起点にできます。例えばSlackに投稿されたメッセージやBoxにアップロードされたファイル、あるいはGitHub上で新しいIssueが作成されたときなどもフローの開始条件に設定可能です。
今回のフローではスプレッドシートを起点にしていますが、利用シーンに応じて柔軟にトリガーを切り替えることができます。さまざまなテンプレートを用意していますので、ぜひこちらもご活用ください。

Yoomを使えば、今回ご紹介したような連携を
プログラミング知識なしで手軽に構築できます。
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この記事を書いた人
杉山 歩優
ITパスポート資格保有者。SaaS自動化ツール『Yoom』のオウンドメディアで、業務効率化をテーマに記事執筆を担う。これまでの業務経験を通じて、多くの定型業務に「もっと効率的に進められないか」という課題意識を抱き、業務フロー改善に関心を持つ。自身もSaaS連携ツールYoomを実際に利用し、RPAなどを活用した業務自動化を試みる中で、その手軽さとインパクトに感銘を受けた。過去の自分と同じように、日々の業務に課題を感じる非エンジニアの方にも伝わるよう、実体験を基にしたSaaS活用のヒントを発信している。
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