WordPressとYoomの連携イメージ
アプリ同士の連携方法

2025-05-22

【ノーコードで実現】WordPressの投稿更新を自動化する方法

k.noguchi

「またWordPressの投稿を手動で直してる……」
「Google スプレッドシートの情報、毎回コピーして反映するの面倒すぎる」

そんな声に心当たりがある方も多いのではないでしょうか?WordPressの情報更新作業には思ったよりも時間がかかりますし、複数の業務が立て込んでいる場合はどちらを優先するかを判断する必要があり、結構大変ですよね。

もし、<span class="mark-yellow">管理しているGoogle スプレッドシートの情報が新しくなったらWordPressの記事を自動で修正したり、フォームから送られてきた情報を基にWordPressへ新しい記事を自動で作成したりできる仕組み</span>があれば、これらの手作業による更新業務から解放され、より創造的で価値の高い業務に時間を使うことができるようになります!

今回ご紹介する自動化の設定は、プログラミングの知識がなくても簡単に設定でき、日々の運用業務の負担を軽減できるので、ぜひ本記事を参考に自動化を取り入れて、WordPressの運用をもっと効率的にしてみてください!

とにかく早く試したい方へ

Yoomには<span class="mark-yellow">WordPressの投稿を自動更新する業務フロー自動化のテンプレート</span>が用意されているので、「まずは試してみたい!」という方は、以下のバナーをクリックして、すぐに自動化を体験してみましょう!

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WordPressの投稿更新を自動化する連携パターン

WordPressの投稿更新を自動化する方法は一つではありません。普段お使いの様々なツールと連携させることで、より柔軟かつ効率的な自動化が実現できます。ここでは、代表的な連携パターンを具体的なテンプレートと共に紹介しますので、気になる内容があれば、ぜひクリックしてみてください!

データベースサービスの情報をもとにWordPressの投稿を更新する

<span class="mark-yellow">Google スプレッドシートのようなデータベースサービスの特定行が更新された際に、その情報を基にWordPressの既存投稿を自動で更新する</span>ことができるので、製品リストやイベント情報など、頻繁に更新が必要なコンテンツ管理の手間を大幅に削減し、常に最新の情報をサイトに反映させることが可能です!

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フォームの送信内容をもとにWordPressの投稿を更新する

<span class="mark-yellow">Googleフォームなどで新しい回答が送信されたタイミングで、その回答内容を利用してWordPressの投稿を自動で更新する</span>ことができるので、ユーザーからのフィードバックや申し込み情報を即座にサイトコンテンツへ反映させたい場合に非常に便利であり、手動での転記作業や更新漏れを防ぎます!

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チャットツールからの指示でWordPressの投稿を更新する

<span class="mark-yellow">Slackなどのチャットツールに特定のメッセージが送信されたことをトリガーとして、WordPressの投稿を自動で更新する</span>こともできるので、チーム内での簡単な指示や共有事項に基づいて迅速に記事内容を修正・反映させることができ、コミュニケーションとコンテンツ更新のスピード向上に繋がります!

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Google スプレッドシートの情報でWordPressの投稿を更新するフローを作ってみよう

それではここから代表的な例として、Google スプレッドシートの特定の行が更新された際に、その情報を使ってWordPressの該当する投稿内容を自動で更新するフローを解説していきます!

ここではYoomを使用してノーコードで設定をしていくので、もしまだYoomのアカウントをお持ちでない場合は、こちらの登録フォームからアカウントを発行しておきましょう。

[Yoomとは]

フローの作成方法

フローは大きく分けて、以下の手順で作成していきます。

  • Google スプレッドシートとWordPressをマイアプリ連携
  • テンプレートをコピーする
  • Google スプレッドシートのトリガー設定と各アクション設定
  • トリガーをONにして、フローの動作確認をする
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ステップ1:Google スプレッドシートとWordPressをマイアプリ連携

はじめに、Google スプレッドシートとWordPressをYoomに接続するためのマイアプリ登録を行いましょう。
事前にマイアプリ登録を済ませておくと、自動化フローの設定がスムーズに進められますよ!

フローの作成を始める前に、あらかじめYoomと連携するGoogle スプレッドシートで、行を更新しておきましょう!
※後続のGoogle スプレッドシートのトリガー設定時のテストで必要になります。

今回は下図の、赤枠部分を更新してみました。
テスト用のため、内容は架空の情報(「株式会社test」や「テスト太郎」など)でOKです!

1.Yoomページ画面左側のマイアプリをクリックし、「新規接続」を選択します。
右上の検索窓に「Google スプレッドシート」と入力し、検索結果からGoogle スプレッドシートのアイコンを選択します。

2.表示された画面で、「Sign in with Google」をクリックしましょう。

3.次の画面で、アカウントを選択し、その後の画面で「続行」をクリックしてください。
※認証時に、アクセス権限を「全て許可」にしておいてください。

4.続いてWordPressをマイアプリ登録します。
先ほどと同様に、連携可能なアプリ一覧からWordPressを検索します。
次の画面で、必須項目を入力し、「追加」をクリックしましょう。

マイアプリにGoogle スプレッドシートとWordPressが表示されていれば、登録完了です。

ステップ2:テンプレートをコピーする

ここから、実際にフローを作っていきましょう!
簡単に設定できるようテンプレートを利用します。以下のバナーの「試してみる」をクリックして、テンプレートをコピーしてください。

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クリックすると、テンプレートがお使いのYoom画面に自動的にコピーされます。
「OK」をクリックして、設定を進めましょう!

ステップ3:Google スプレッドシートのトリガー設定

※コピーしたテンプレートは、「マイプロジェクト」内の「フローボット」に、「【コピー】Google スプレッドシートで行が更新されたら、WordPressで投稿を自動更新する」という名前で格納されています。
「あれ?テンプレートどこいった?」となった際には、マイプロジェクトから確認してみてくださいね!

1.まずは、アプリトリガー設定です。
先ほどの画面で「OK」をクリックして、表示された画面のアプリトリガー「行が更新されたら」をクリックしましょう。

2.連携アカウントとアカウント選択画面が表示されるので、設定内容を確認しましょう。
連携するアカウント情報には、ステップ1で連携したアカウント情報が反映されています。トリガーアクションはそのままにして、「次へ」をクリックしてください。

3.表示された画面で、詳細を設定します。
「トリガーの起動間隔」を選択してください。基本的には、最短の起動時間で設定することをおすすめします。
※トリガーは5分、10分、15分、30分、60分の間隔で起動間隔を選択できます。プランによって最短の起動間隔が異なりますので、ご注意ください。
※Yoomプランの詳しい説明は、こちらを参照してみてください。

4.「スプレッドシートID」「シートID」は、入力欄をクリックして表示される候補から選択してください。
候補は、連携しているアカウントに紐づいて表示されます。

「テーブルの範囲(始まり・終わり)」「一意の値が入った列」「更新を検知したい列」は、入力欄下の説明に従って、入力してください。

5.入力を終えたら「テスト」をクリックし、「取得した値」にアウトプットとしてデータが抽出されていることを確認してください。
取得したアウトプットは、後続の設定で活用できます!

※アウトプットとは?
‍アウトプットとは、トリガーやオペレーション設定時に、「テスト」を実行して取得した値のことを指します。
取得したアウトプットは、後続のオペレーション設定時の値としてご利用いただくことができ、フローボットを起動する度に、変動した値となります。
※詳しくは、こちらをご参照ください。

ステップ4:WordPressの設定

1.アプリと連携する「投稿を更新する」をクリックしましょう。


各項目を確認し、「次へ」をクリックします。

2.API接続設定を行います。
「投稿ID」「スラッグ」「パスワード」「タイトル」「コンテンツ」「抜粋」は、入力欄をクリックして表示されるアウトプット(取得した値)から選択してください。
その他の項目は、任意で設定してください。


設定完了後は「テスト」を行い、実際にWordPressで投稿が更新されることを確認してください。
確認後、保存しましょう。

ステップ5:トリガーボタンをONにして、フローの動作確認をする

全ての設定が完了すると、下図のようなポップアップが表示されます。赤枠部分の「トリガーをON」をクリックすると、設定したフローボットが起動するので動作確認をしましょう!

WordPressのAPIを使ったその他の自動化例

WordPressのAPIを活用することで、様々な自動化の実現が可能になります。

WordPressを使った自動化例

WordPressでは、投稿の公開をトリガーにして、メールやチャットツールへ自動で通知を送ることができます。また、外部フォームの入力内容から新規ユーザーを作成したり、画像ファイルを読み取って投稿を自動生成することも可能です。さらに、新しい投稿内容をSNSと連携して自動発信することで、情報発信の手間を削減できます。

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まとめ

この記事では、「WordPressの投稿更新を自動化する方法」について、プログラミング不要で実現できる具体的な手順をご紹介しました。
WordPressの既存投稿を、自動で最新情報に置き換える仕組みを構築することで、日々の更新作業にかかる手間を大幅に削減できます。また、フォーム入力やGoogle スプレッドシートの情報、チャットでの指示といったさまざまな入力ソースを活用して、自動的に投稿を編集・反映できる点も大きな魅力です。

<span class="mark-yellow">Yoomには、今回ご紹介したWordPress投稿の自動更新だけでなく、他にも多種多様な業務を効率化するテンプレートが豊富に揃っています。</span>時間のかかるルーティン作業から解放されたい方や、情報反映のスピードを上げたい方にとって、非常に実用的な仕組みです。

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この記事を書いた人
k.noguchi
SE・プログラマー、新卒採用アシスタントやテーマパークアクターなど、多種多様な業務の経験があります。 その中でもSE・プログラマーでは、企業のシステムを構築し業務効率化に取り組んでいました。 Yoomを使い、業務の負担を軽減するための実践的なアプローチ方法を、丁寧にわかりやすく発信していきます。
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