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「イベントの準備があるのに、天気予報の確認を忘れてしまった…」
「外出の多い営業担当者のために、毎朝天気予報を共有するのが地味に手間…」
このように、天気予報の確認や共有といった日々のタスクに、時間や手間を取られていませんか?
もし、指定した地域の天気予報を毎日決まった時間に自動で取得し、関係者にメールで一斉送信できる仕組みがあれば、これらの悩みから解放され、確認漏れや共有の手間をなくし、よりスムーズに一日の業務をスタートできます!
今回ご紹介する自動化の設定は、ノーコードで簡単に設定可能です。
手間や時間もかからないので、ぜひ自動化を導入して作業をもっと楽にしましょう!
Yoomには天気予報データを自動で取得する業務フロー自動化のテンプレートが用意されているので、「まずは試してみたい!」という方は、以下のバナーをクリックして、すぐに自動化を体験してみましょう!
それではここから、OpenWeatherMapで取得した5日間の天気予報を、毎日Outlookで自動送信するフローを解説していきます!
ここではYoomを使用してノーコードで設定をしていくので、もしまだYoomのアカウントをお持ちでない場合は、こちらの登録フォームからアカウントを発行しておきましょう。
※今回連携するアプリの公式サイト:OpenWeatherMap/Outlook
[Yoomとは]
今回は大きく分けて以下のプロセスで作成します。
ここでは、Yoomとそれぞれのアプリを連携して、操作が行えるようにしていきます。
まずは基本的な設定方法を解説しているナビをご覧ください!
それでは、ここから今回のフローで使用するアプリのマイアプリ登録方法を解説します。
OpenWeatherMapのマイアプリ連携
アプリ一覧の検索窓からOpenWeatherMapを検索し、クリックします。
「アカウント名」は任意で管理用名称を設定してください。
「アクセストークン」は、OpenWeatherMapから取得したAPI Keyを設定します。
まずOpenWeatherMapにログインし、「My API keys」をクリックしてください。
Create keyに任意の名称を入力し、API Keyを発行しましょう。
発行できたらコピーしてください。
Yoomに戻りコピーしたAPI Keyを「アクセストークン」に貼り付けてください。
最後に「追加」をクリックしましょう。
これでOpenWeatherMapのマイアプリ登録が完了です。
Outlookのマイアプリ連携
以下の手順をご参照ください。
※Microsoft365(旧Office365)には、家庭向けプランと一般法人向けプラン(Microsoft365 Business)があり、一般法人向けプランに加入していない場合には認証に失敗する可能性があります。
続いてYoomのテンプレートをコピーします。
以下バナーの「試してみる」をクリックしましょう。
コピーすると以下のようにテンプレートがお使いのYoom管理画面にコピーされるので、OKを押して設定を進めていきましょう。
ここからはフローボットの設定を進めていきます。
まず、「スケジュールトリガー」をクリックしてください。
「スケジュール設定」の画面が表示されます。
ここでは、フローボットが起動する日時を指定していきましょう。
今回のテストでは【全曜日】の【17時】に指定するので、下図のように設定しました。
曜日指定以外にも、日付指定やCron設定を使用して自由に設定することができます。
▼日付指定
▼Cron設定
より詳しい設定方法は「スケジュールトリガーの設定方法」をご確認ください。
最後に「完了」を押して次へ進みましょう。
「地理座標のデータを取得」をクリックしてください。
クリックすると以下の画面に切り替わります。
Yoomと連携するOpenWeatherMapのアカウントに間違いがないかを確認し、「次へ」をクリックしましょう。
天気データを取得したい場所の名前 (都市名または地域名)を、「都市名」に入力しましょう。
「国」と「州コード」も任意で設定できます。
入力が完了したら「テスト」を押してください。
テストが成功すると、下記のような取得した値が表示されます。
取得した値はこのあとの設定でも使用します。
※取得した値とは?
トリガーやオペレーション設定時に、「テスト」を実行して取得した値のことを指します。
後続のオペレーション設定時の値として利用でき、フローボットを起動する度に変動した値となります。
「完了」を押して次に進みましょう!
「5日間の天気データを取得」をクリックしてください。
再度、連携するOpenWeatherMapのアカウントに間違いがないかを確認し「次へ」をクリックしましょう。
「緯度」と「経度」を取得した値を引用し設定してください。
取得した値を引用することで、トリガーが実行されるたびに最新の値が反映されます。
設定が完了したら「テスト」を押してください。
テストに成功すると、5日間の天気データを3時間ごとの予報で取得できます。
内容を確認し「完了」を押してください。
「テキストを生成」を、クリックしてください。
デフォルトで「テキストを生成|5,000文字以内(25タスク)」 が、設定されています。
指示可能なプロンプトの文字数によって消費タスク数が変動するので、変更したい場合は「変更」から選択可能です。
「プロンプト」では、AIへの指示内容を自由に入力できます。
入力欄にはデフォルトで指示文の例が入っていますが、そのまま利用しても、必要に応じて任意の指示に変更しても問題ありません。
言語は変更があれば入力し、「テスト」を実行しましょう。
テストに成功すると、テキストが出力されます。
内容を確認し「完了」を押してください。
生成された天気予報を自動で送信する設定を行います。
「メールを送る」を、クリックしてください。
連携するOutlookのアカウントに間違いがないかを確認しましょう。
「To」は、天気予報を配信するメールアドレスを設定してください。
「CC」や「BCC」も任意で設定できます。
なお、最後にメール送信テストを行うので、受信可能なアドレスを入力しておきましょう。
「件名」と「本文」は、取得した値や日付を引用し設定できます。
本文には、AIで生成された天気予報を引用しましょう。
入力が完了したら「次へ」を押してください。
入力した内容が表示されます。
内容に誤りがないか確認し、問題なければ「テスト」を押してください。
テストに成功すると、指定したメールアドレス宛にメールが届くので確認してみましょう。
確認できたら、Yoomに戻り「完了」を押してください。
これですべての設定が完了です。
設定が完了すると以下のようなメニューが表示されるので、トリガーをONにします。
作成したフローボットが正常に動作するか確認しておきましょう!お疲れさまでした。
以上が、OpenWeatherMapで取得した5日間の天気予報を、毎日Outlookで自動送信するフローの連携手順になります!
OpenWeatherMapの天気予報や5日間の天気データを毎日自動で取得し、チャットツールやメール、Google スプレッドシートへ共有することで、天候確認の手間を省きながら必要な情報をタイムリーに把握できます。
LINEやSlackなど普段使っているツールへ通知や、Microsoft ExcelやGoogle スプレッドシートに記録することで、天気情報をスムーズに活用できます。
天気予報の取得とメール送信を自動化することで、これまで手作業で行っていた毎日の天気確認や関係者への共有といった手間を削減し、確認漏れといったヒューマンエラーを防ぐことができます。
これにより、外出やイベントの計画をスムーズに進めたり、最新の情報を基にした迅速な意思決定が可能になったりと、より効率的に業務を進める環境が整います!
今回ご紹介したような業務自動化を実現できるノーコードツール「Yoom」を使えば、プログラミングの知識がない方でも、直感的な操作で簡単に業務フローを構築可能です。
もし自動化に少しでも興味を持っていただけたなら、ぜひこちらから無料登録して、Yoomによる業務効率化を体験してみてください!
Q:気温に応じて「上着が必要です」などのコメントを自動で追加できますか?
A:
はい、可能です。
AIへのプロンプトで「気温に応じてコメントを出し分ける」よう指示することで、自動でコメントを追加できます。
たとえば、「10℃未満の場合は『上着が必要です』、20℃以上の場合は『薄着で過ごせます』と出力する」といった条件をプロンプトに設定することで、気温に応じたコメントを自動生成できます。
Q:Outlook以外のメールアプリ(Gmailなど)でも設定できますか?
A:
設定可能です。
Yoomでは業務に合わせて自由にフローボットを作成・カスタマイズできるため、普段お使いのメールアプリとも連携できます。
詳しくは基本的なフローボットの作成方法をご確認ください。
なお、連携できるアプリの詳細は連携可能なアプリからご確認ください。
Q:もし自動送信に失敗した場合、エラーに気づく方法はありますか?
A:
自動送信に失敗した場合、Yoomに登録したメールアドレスに通知が届きます。
また、Yoom画面上に「認証に失敗しました」「設定内容に誤りがある」などのエラーメッセージが表示されます。
エラーが起きた際の対応方法については下記のサイトをご参照ください。
ヘルプページで解決しない場合は、サポート窓口を利用することもできます。