■概要
イベント運営や外出の多い業務などで、毎日の天気情報を確認し、関係者に共有する作業は手間がかかるものではないでしょうか。OpenWeatherMapのAPI活用方法を模索しているものの、実装に時間がかかり、手作業での確認を続けているケースもあるかもしれません。
このワークフローを活用すれば、毎日決まった時間に自動で天気データを取得し、LINE公式アカウントに通知する仕組みを構築できるため、こうした定型業務を効率化し、より重要な業務に集中できます。
■このテンプレートをおすすめする方
- イベント運営などで、毎日の天気情報を関係者に共有している担当者の方
- OpenWeatherMapのAPI利用方法を検討し、業務の自動化を進めたい方
- プログラミングの知識なしで、API連携による情報通知の仕組みを構築したい方
■このテンプレートを使うメリット
- 毎日決まった時間に自動で天気情報を取得・通知するため、これまで手作業での確認や共有に費やしていた時間を短縮できます。
- システムが自動で処理を行うため、情報の確認漏れや通知の送り忘れといったヒューマンエラーの防止に繋がります。
■フローボットの流れ
- はじめに、OpenWeatherMapとLINE公式アカウントをYoomと連携します。
- 次に、トリガーでスケジュールトリガー機能を選択し、「スケジュールトリガー」アクションで実行したい日時を設定します。
- 続いて、オペレーションでOpenWeatherMapの「地理座標のデータを取得」アクションを設定し、対象の都市を指定します。
- 次に、OpenWeatherMapの「現在の天気データを取得」アクションを設定し、前のステップで取得した座標を基に天気データを取得します。
- さらに、AI機能の「テキストからデータを抽出する」アクションで、取得した天気データの気温を摂氏に変換した値を抽出します。
- 最後に、オペレーションでLINE公式アカウントの「テキストメッセージを送信」アクションを設定し、抽出した天気情報を指定の宛先に送信します。
※「トリガー」:フロー起動のきっかけとなるアクション、「オペレーション」:トリガー起動後、フロー内で処理を行うアクション
■このワークフローのカスタムポイント
- スケジュールトリガー機能では、天気情報を取得したい日時を任意に設定してください。
- OpenWeatherMapの「地理座標のデータを取得」アクションでは、情報を取得したい都市名や国、州コードを自由に設定できます。
- OpenWeatherMapの各アクションでは、固定値だけでなく、前のステップで取得した情報を変数として利用し、動的な設定が可能です。
- AI機能によるテキスト抽出では、抽出対象に前段で取得した情報を変数として利用でき、抽出したい項目もカスタマイズできます。
- LINE公式アカウントにおける通知は、任意の通知先の設定が可能で、かつ本文などは固定値を入れたり、前段階で取得した値を変数として埋め込むなどのカスタマイズが可能です。
■注意事項
- OpenWeatherMap、LINE公式アカウントのそれぞれとYoomを連携してください。