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「Pineconeから定期的にベクトルデータを取得する作業、もっと効率化できないかな…」
「手動でのデータ取得は時間がかかるし、抜け漏れも心配で他の業務に集中できない…」
このように、ベクトルデータベースからのデータ取得や管理に関する手作業に、課題を感じていませんか?
もし、Pineconeから特定のベクトルデータを定期的に自動取得し、他のアプリケーションに連携できる仕組みがあれば、面倒な手作業から解放され、より高度な分析や開発といったコア業務に集中する時間を創出できます!
今回ご紹介する自動化の設定は、ノーコードで簡単に設定可能です。
手間や時間もかからないので、ぜひ自動化を導入して作業をもっと楽にしましょう!
YoomにはPineconeからベクトルデータを取得する業務フロー自動化のテンプレートが用意されているので、「まずは試してみたい!」という方は、以下のバナーをクリックして、すぐに自動化を体験してみましょう!
それではここから、定期的にPineconeからベクトルの情報を取得し、Google スプレッドシートに一括で追加するフローを解説していきます!
ここではYoomを使用してノーコードで設定をしていくので、もしまだYoomのアカウントをお持ちでない場合は、こちらの登録フォームからアカウントを発行しておきましょう。
※今回連携するアプリの公式サイト:Pinecone/Google スプレッドシート
[Yoomとは]
今回は大きく分けて以下のプロセスで作成します。
ここでは、Yoomとそれぞれのアプリを連携して、操作が行えるようにしていきます。
まずは基本的な設定方法を解説しているナビをご覧ください!
今回のフローで使用するGoogle スプレッドシートのマイアプリ連携方法についてもナビ内で解説しているので、こちらを参考にYoomとの連携を進めてみてくださいね!
Pineconeの連携
アプリ一覧の検索窓からPineconeを検索し、クリックします。
「アカウント名」に、任意の管理用名称を設定しましょう。
次に、「API Key」を入力していきます。
こちらでAPIキーを生成しコピーしてください。
コピーできたら、Yoomに戻り「API Key」に入力しましょう。
最後に「追加」を押すと、マイアプリ連携が完了です。
続いてYoomのテンプレートをコピーします。
以下バナーの「試してみる」をクリックしましょう。
コピーすると以下のようにテンプレートがお使いのYoom管理画面にコピーされるので、OKを押して設定を進めていきましょう。
ここからはフローボットの設定を進めていきます。
まず、「スケジュールトリガー」をクリックしてください。
「スケジュール設定」の画面が表示されます。
ここでは、フローボットが起動する日時を指定していきましょう。
今回のテストでは【全曜日】の【9時】に指定するので、下図のように設定しました。
曜日指定以外にも、日付指定やCron設定を使用して自由に設定することができます。
▼日付指定
▼Cron設定
より詳しい設定方法は「スケジュールトリガーの設定方法」をご確認ください。
最後に「完了」を押して次へ進みましょう。
まず、テストで使用するリストをGoogle スプレッドシートで作成しましょう。
実際にPineconeに登録してあるベクトルデータ(※テスト値でもOK)をリストにしてください。
作成が完了したらYoomに戻り、設定を進めていきます。
「複数のレコードを取得する(最大300件)」をクリックしてください。
クリックすると以下の画面に切り替わります。
Yoomと連携するGoogle スプレッドシートのアカウントに間違いがないかを確認し、「次へ」をクリックしましょう。
次に、データベースの連携を行います。
「スプレッドシートID」と「スプレッドシートのタブ名」は、入力欄をクリックして表示される候補から作成したテストシートを選択してください。
「テーブル範囲」は、作成したシートに合わせ直接入力してください。
設定が完了したら「次へ」をクリックしましょう。
「取得したいレコードの条件」は、複数存在するレコードの中から取得対象となるレコードを指定します。
今回はベクトルIDが入力されているレコードを取得するため、以下のように設定しました。
設定が完了したら「テスト」を行います。
テストに成功すると、条件に合うレコードが全て(最大300件)取得され、「取得した値」に追加されます。
取得した値はこのあとの設定でも使用します。
※取得した値とは?
トリガーやオペレーション設定時に、「テスト」を実行して取得した値のことを指します。
後続のオペレーション設定時の値として利用でき、フローボットを起動する度に変動した値となります。
「完了」を押して次に進みましょう!
取得したレコードの数だけループ処理を行って、ベクトルデータを取得・追加する設定を行います。
「同じ処理を繰り返す」をクリックしてください。
※「同じ処理を繰り返す」オペレーションはチームプラン・サクセスプランでのみご利用いただけます。
フリープラン・ミニプランではエラーになってしまうためご注意ください。
有料プランには、2週間の無料トライアルができ、期間中は通常は制限されるアプリや機能(オペレーション)も使えますので、この機会にぜひお試しください。
繰り返し対象の取得した値を設定します。
「オペレーション」はプルダウンから「複数のレコードを取得する(最大300件)」を選択。
「取得した値」には、ループ処理で用いるレコードの項目(ベクトルID、インデックスホスト、インデックスID)を設定しましょう。
『+取得した値を追加』で項目を増やす事も可能です。
設定ができたら最後に「完了」をクリックしてください。
指定したIDに基づいて、ベクトルデータを取得していきます。
「ベクトルを取得」をクリックしてください。
クリックすると以下の画面に切り替わります。
Yoomと連携するPineconeのアカウントに間違いがないかを確認し、「次へ」をクリックしましょう。
「インデックスホスト」と「ベクトルID」は、取得した値から【ループ変数】を引用しましょう。
設定が完了したら「テスト」を押してください。
テストに成功すると、該当するベクトルデータを取得できます。
確認し「完了」を押してください。
Google スプレッドシートを複製して、記録として残す設定を行います。
「シート(タブ)をコピーする」をクリックしてください。
再度、連携するGoogle スプレッドシートのアカウントに間違いがないかを確認し
「次へ」をクリックしましょう。
「スプレッドシートID(コピー元)」は、候補からステップ4で作成したシートを選択してください。
「シートID」も候補から選択しましょう。
「スプレッドシートID(コピー先)」も、コピー元と同じシートを選択してください。
この設定を行うことで、現在のGoogle スプレッドシートにあるタブの内容をコピーし、別タブとして保存できます。
設定が完了したら「テスト」を実行しましょう。
テストに成功すると、以下の画面が表示されます。
また、実際にタブがコピーされるので、Google スプレッドシートを確認してみましょう。
確認できたらYoomに戻り「完了」を押してください。
最後に、取得したベクトルデータをGoogle スプレッドシートに記録する設定を行います。
「レコードを追加する」を、クリックしてください。
再度、連携するGoogle スプレッドシートのアカウントに間違いがないかを確認しましょう。
次に、データベースの連携を行います。
「スプレッドシートID」は、入力欄をクリックして表示される候補から選択してください。
「スプレッドシートのタブ名」は、取得した値からコピー先のシート名を選択しましょう。
取得した値を引用することで、トリガーが実行されるたびに最新の値が反映されます。
「テーブル範囲」は、作成したシートに合わせ直接入力してください。
設定が完了したら「次へ」をクリックしましょう。
取得した値を引用し、「追加するレコードの値」をそれぞれ設定しましょう。
「更新日」は、日付を活用し今日の日付を設定してください。
設定が完了したら「テスト」をクリックします。
テストに成功すると、以下の画面が表示されます。
また、実際にレコードが追加されるので、Google スプレッドシートを確認してみましょう。
確認できたら、Yoomに戻り「完了」を押してください。
これですべての設定が完了です。
設定が完了すると以下のようなメニューが表示されるので、トリガーをONにします。
作成したフローボットが正常に動作するか確認しておきましょう!お疲れさまでした。
以上が、定期的にPineconeからベクトルの情報を取得し、Google スプレッドシートに一括で追加するフローの連携手順になります!
PineconeのAPIを活用することで、様々な自動化の実現が可能になります。
毎日Pineconeからインデックスの詳細を取得し、Google スプレッドシートやNotion、kintone、Microsoft Excelなどの各種データベースを自動で更新できます。また、定期的にGoogle Drive内のPDFを一覧で取得し、AIで要約した内容をPineconeへ追加・更新したり、Google フォームの回答内容を自動でベクトル化して登録するなど、最新のデータに基づいた高度な検索基盤の運用を効率化することが可能です。
Pineconeからのベクトルデータ取得を自動化することで、これまで手作業で行っていた定期的なデータ取得の手間を削減し、ヒューマンエラーを防ぐことができます。
これにより、最新のデータを参照しながら、より迅速かつ正確な分析や開発業務に取り組める環境が整います!
今回ご紹介したような業務自動化を実現できるノーコードツール「Yoom」を使えば、プログラミングの知識がない方でも、直感的な操作で簡単に業務フローを構築可能です。
もし自動化に少しでも興味を持っていただけたなら、ぜひこちらの登録フォームから無料登録して、Yoomによる業務効率化を体験してみてください!
Q:データの保存先はスプレッドシート以外も可能?
A:
Yoomでは業務に合わせて自由にフローボットを作成・カスタマイズできるため、普段お使いのアプリとも連携可能です。詳しくは
基本的なフローボットの作成方法
をご確認ください。
Q:無料プランでこのフローを使えますか?
A:
PineconeとGoogle スプレッドシートはフリープランでもご利用可能なアプリですが、今回のフローでは「同じ処理を繰り返す」オペレーションを含むため、フリープランではご利用いただけません。 「同じ処理を繰り返す
」オペレーションは、チームプラン・サクセスプランのみご利用可能な機能となっており
ます
。
Q:フローの途中でエラーが起きたらどうなりますか?
A:
エラーが発生した場合、Yoomに登録したメールアドレスに通知が届きます。また
、Yoom画面上に「認証に失敗しました」「設定内容に誤りがあります」などのエラーメッセージが表示されます。
エラーが発生した際の対応方法については下記のサイトをご参照ください。
ヘルプページで解決しない場合は、サポート窓口を利用することもできます。