PineconeとYoomの連携イメージ
【ノーコードで実現】Pineconeのベクトルデータを定期的に取得する方法
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アプリ同士の連携方法

2025-12-12

【ノーコードで実現】Pineconeのベクトルデータを定期的に取得する方法

Yuzuki Amano
Yuzuki Amano

「Pineconeから定期的にベクトルデータを取得する作業、もっと効率化できないかな…」
「手動でのデータ取得は時間がかかるし、抜け漏れも心配で他の業務に集中できない…」

このように、ベクトルデータベースからのデータ取得や管理に関する手作業に、課題を感じていませんか?
もし、Pineconeから特定のベクトルデータを定期的に自動取得し、他のアプリケーションに連携できる仕組みがあれば、面倒な手作業から解放され、より高度な分析や開発といったコア業務に集中する時間を創出できます!
今回ご紹介する自動化の設定は、ノーコードで簡単に設定可能です。
手間や時間もかからないので、ぜひ自動化を導入して作業をもっと楽にしましょう!

とにかく早く試したい方へ

YoomにはPineconeからベクトルデータを取得する業務フロー自動化のテンプレートが用意されているので、「まずは試してみたい!」という方は、以下のバナーをクリックして、すぐに自動化を体験してみましょう!


Pineconeからベクトルデータを取得しGoogle スプレッドシートに記録するフローを作ってみよう

それではここから、定期的にPineconeからベクトルの情報を取得し、Google スプレッドシートに一括で追加するフローを解説していきます!
ここではYoomを使用してノーコードで設定をしていくので、もしまだYoomのアカウントをお持ちでない場合は、こちらの登録フォームからアカウントを発行しておきましょう。
※今回連携するアプリの公式サイト:PineconeGoogle スプレッドシート

[Yoomとは]

フローの作成方法

今回は大きく分けて以下のプロセスで作成します。

  • PineconeとGoogle スプレッドシートのマイアプリ連携
  • テンプレートをコピー
  • スケジュールトリガー設定と各アクション設定
  • トリガーをONにし、フローが起動するかを確認


ステップ1:PineconeとGoogle スプレッドシートをマイアプリ連携する

ここでは、Yoomとそれぞれのアプリを連携して、操作が行えるようにしていきます。
まずは基本的な設定方法を解説しているナビをご覧ください!
今回のフローで使用するGoogle スプレッドシートのマイアプリ連携方法についてもナビ内で解説しているので、こちらを参考にYoomとの連携を進めてみてくださいね!

Pineconeの連携

アプリ一覧の検索窓からPineconeを検索し、クリックします。

「アカウント名」に、任意の管理用名称を設定しましょう。

次に、「API Key」を入力していきます。

こちらでAPIキーを生成しコピーしてください。

コピーできたら、Yoomに戻り「API Key」に入力しましょう。

最後に「追加」を押すと、マイアプリ連携が完了です。

ステップ2:テンプレートをコピーする

続いてYoomのテンプレートをコピーします。
以下バナーの「試してみる」をクリックしましょう。


コピーすると以下のようにテンプレートがお使いのYoom管理画面にコピーされるので、OKを押して設定を進めていきましょう。

ステップ3:スケジュールトリガーの設定

ここからはフローボットの設定を進めていきます。
まず、「スケジュールトリガー」をクリックしてください。

「スケジュール設定」の画面が表示されます。
ここでは、フローボットが起動する日時を指定していきましょう。
今回のテストでは【全曜日】の【9時】に指定するので、下図のように設定しました。

曜日指定以外にも、日付指定やCron設定を使用して自由に設定することができます。

▼日付指定

▼Cron設定

  • 実行頻度を細かく調整することができます。
    詳しくは、Cron設定の設定方法をご参照ください。

より詳しい設定方法は「スケジュールトリガーの設定方法」をご確認ください。
最後に「完了」を押して次へ進みましょう。

ステップ4:Google スプレッドシートのレコード取得設定

まず、テストで使用するリストをGoogle スプレッドシートで作成しましょう。
実際にPineconeに登録してあるベクトルデータ(※テスト値でもOK)をリストにしてください。

作成が完了したらYoomに戻り、設定を進めていきます。
「複数のレコードを取得する(最大300件)」をクリックしてください。

クリックすると以下の画面に切り替わります。
Yoomと連携するGoogle スプレッドシートのアカウントに間違いがないかを確認し、「次へ」をクリックしましょう。

次に、データベースの連携を行います。
「スプレッドシートID」と「スプレッドシートのタブ名」は、入力欄をクリックして表示される候補から作成したテストシートを選択してください。

「テーブル範囲」は、作成したシートに合わせ直接入力してください。
設定が完了したら「次へ」をクリックしましょう。

「取得したいレコードの条件」は、複数存在するレコードの中から取得対象となるレコードを指定します。
今回はベクトルIDが入力されているレコードを取得するため、以下のように設定しました。
設定が完了したら「テスト」を行います。

テストに成功すると、条件に合うレコードが全て(最大300件)取得され、「取得した値」に追加されます。
取得した値はこのあとの設定でも使用します。
取得した値とは?

トリガーやオペレーション設定時に、「テスト」を実行して取得した値のことを指します。
後続のオペレーション設定時の値として利用でき、フローボットを起動する度に変動した値となります。
「完了」を押して次に進みましょう!

ステップ5:繰り返し対象の設定

取得したレコードの数だけループ処理を行って、ベクトルデータを取得・追加する設定を行います。
「同じ処理を繰り返す」をクリックしてください。
「同じ処理を繰り返す」オペレーションはチームプラン・サクセスプランでのみご利用いただけます。
フリープラン・ミニプランではエラーになってしまうためご注意ください。
有料プランには、2週間の無料トライアルができ、期間中は通常は制限されるアプリや機能(オペレーション)も使えますので、この機会にぜひお試しください。

繰り返し対象の取得した値を設定します。
「オペレーション」はプルダウンから「複数のレコードを取得する(最大300件)」を選択。
「取得した値」には、ループ処理で用いるレコードの項目(ベクトルID、インデックスホスト、インデックスID)を設定しましょう。

『+取得した値を追加』で項目を増やす事も可能です。
設定ができたら最後に「完了」をクリックしてください。

ステップ6:ベクトルデータを取得する設定

指定したIDに基づいて、ベクトルデータを取得していきます。
「ベクトルを取得」をクリックしてください。

クリックすると以下の画面に切り替わります。
Yoomと連携するPineconeのアカウントに間違いがないかを確認し、「次へ」をクリックしましょう。

「インデックスホスト」と「ベクトルID」は、取得した値から【ループ変数】を引用しましょう。

設定が完了したら「テスト」を押してください。

テストに成功すると、該当するベクトルデータを取得できます。
確認し「完了」を押してください。

ステップ7:シート(タブ)を複製する設定

Google スプレッドシートを複製して、記録として残す設定を行います。
「シート(タブ)をコピーする」をクリックしてください。

再度、連携するGoogle スプレッドシートのアカウントに間違いがないかを確認し
「次へ」をクリックしましょう。

「スプレッドシートID(コピー元)」は、候補からステップ4で作成したシートを選択してください。

「シートID」も候補から選択しましょう。

「スプレッドシートID(コピー先)」も、コピー元と同じシートを選択してください。
この設定を行うことで、現在のGoogle スプレッドシートにあるタブの内容をコピーし、別タブとして保存できます。
設定が完了したら「テスト」を実行しましょう。

テストに成功すると、以下の画面が表示されます。

また、実際にタブがコピーされるので、Google スプレッドシートを確認してみましょう。
確認できたらYoomに戻り「完了」を押してください。

ステップ8:レコードに自動追加する設定

最後に、取得したベクトルデータをGoogle スプレッドシートに記録する設定を行います。
「レコードを追加する」を、クリックしてください。

再度、連携するGoogle スプレッドシートのアカウントに間違いがないかを確認しましょう。

次に、データベースの連携を行います。
「スプレッドシートID」は、入力欄をクリックして表示される候補から選択してください。

「スプレッドシートのタブ名」は、取得した値からコピー先のシート名を選択しましょう。
取得した値を引用することで、トリガーが実行されるたびに最新の値が反映されます。

「テーブル範囲」は、作成したシートに合わせ直接入力してください。
設定が完了したら「次へ」をクリックしましょう。


取得した値を引用し、「追加するレコードの値」をそれぞれ設定しましょう。

「更新日」は、日付を活用し今日の日付を設定してください。
設定が完了したら「テスト」をクリックします。

テストに成功すると、以下の画面が表示されます。

また、実際にレコードが追加されるので、Google スプレッドシートを確認してみましょう。

確認できたら、Yoomに戻り「完了」を押してください。

ステップ9:トリガーをONにして起動準備完了

これですべての設定が完了です。
設定が完了すると以下のようなメニューが表示されるので、トリガーをONにします。
作成したフローボットが正常に動作するか確認しておきましょう!お疲れさまでした。

以上が、定期的にPineconeからベクトルの情報を取得し、Google スプレッドシートに一括で追加するフローの連携手順になります!

PineconeのAPIを使ったその他の自動化例

PineconeのAPIを活用することで、様々な自動化の実現が可能になります。

Pineconeを使った自動化例

毎日Pineconeからインデックスの詳細を取得し、Google スプレッドシートやNotion、kintone、Microsoft Excelなどの各種データベースを自動で更新できます。また、定期的にGoogle Drive内のPDFを一覧で取得し、AIで要約した内容をPineconeへ追加・更新したり、Google フォームの回答内容を自動でベクトル化して登録するなど、最新のデータに基づいた高度な検索基盤の運用を効率化することが可能です。



■概要
ベクトル検索やセマンティック検索のためにPineconeの導入を検討しているものの、API連携に手間を感じてはいませんか。
特に、Googleフォームなどで収集したアンケートやナレッジといったテキストデータを、手動で登録するのは非効率的です。
このワークフローは、Googleフォームに新しい回答が送信されると、その内容を自動で取得し、Pineconeでテキストをベクトル化して登録します。
PineconeのAPIを活用したデータ連携を、コーディング不要で実現できます。

■このテンプレートをおすすめする方
・Pineconeを活用したベクトル検索システムの構築を、開発なしで実現したい方
・PineconeのAPIを利用したデータ登録作業を自動化し、効率化したいと考えている方
・Googleフォームで収集したナレッジなどのデータを、Pineconeで活用したい方

■注意事項
・Googleフォーム、PineconeのそれぞれとYoomを連携してください。
・Googleフォームをトリガーとして使用した際の回答内容を取得する方法は下記をご参照ください。
https://intercom.help/yoom/ja/articles/6807133
・トリガーは5分、10分、15分、30分、60分の間隔で起動間隔を選択できます。
・プランによって最短の起動間隔が異なりますので、ご注意ください。




■概要
Gmailで受信した重要な情報を、ベクトル検索のために一つひとつPineconeへ手動で登録する作業に手間を感じていませんか。
このワークフローは、Gmailで特定のキーワードを含むメールを受信した際に、その内容をAIが自動で処理し、Pineconeにインデックスを作成します。
手動でPineconeのAPIを操作する手間を省き、定型的な情報登録プロセスを自動化することで、効率的でミスのないデータ管理体制の構築を支援します。

■このテンプレートをおすすめする方
・Gmailで受信する情報を活用し、PineconeのAPI連携によるベクトル検索基盤を強化したい方
・手動でのデータ投入作業に時間を取られ、本来の分析や開発業務に集中できていないデータ管理者の方
・ノーコードでGmailとPineconeを連携させ、情報収集から登録までのプロセスを自動化したい方

■注意事項
・Gmail、PineconeのそれぞれとYoomを連携してください。
・トリガーは5分、10分、15分、30分、60分の間隔で起動間隔を選択できます。
・プランによって最短の起動間隔が異なりますので、ご注意ください。


まとめ

Pineconeからのベクトルデータ取得を自動化することで、これまで手作業で行っていた定期的なデータ取得の手間を削減し、ヒューマンエラーを防ぐことができます。
これにより、最新のデータを参照しながら、より迅速かつ正確な分析や開発業務に取り組める環境が整います!
今回ご紹介したような業務自動化を実現できるノーコードツール「Yoom」を使えば、プログラミングの知識がない方でも、直感的な操作で簡単に業務フローを構築可能です。
もし自動化に少しでも興味を持っていただけたなら、ぜひこちらの登録フォームから無料登録して、Yoomによる業務効率化を体験してみてください!

よくあるご質問

Q:データの保存先はスプレッドシート以外も可能?

A:


Yoomでは業務に合わせて自由にフローボットを作成・カスタマイズできるため、普段お使いのアプリとも連携可能です。詳しく
基本的なフローボットの作成方法
をご確認ください。 

Q:無料プランでこのフローを使えますか?

A:

PineconeとGoogle スプレッドシートはフリープランでもご利用可能なアプリですが、今回のフローでは「同じ処理を繰り返す」オペレーションを含むため、フリープランではご利用いただけません。 「同じ処理を繰り返す
」オペレーションは、チームプラン・サクセスプランのみご利用可能な機能となっており
ます

Q:フローの途中でエラーが起きたらどうなりますか?

A:

エラーが発生した場合、Yoomに登録したメールアドレスに通知が届きます。また
、Yoom画面上に「認証に失敗しました」「設定内容に誤りがあります」などのエラーメッセージが表示されます。
エラーが発生した際の対応方法については下記のサイトをご参照ください。

ヘルプページで解決しない場合は、サポート窓口を利用することもできます。 

Yoomを使えば、今回ご紹介したような連携を
プログラミング知識なしで手軽に構築できます。
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この記事を書いた人
Yuzuki Amano
Yuzuki Amano
3年間動画制作に携わり、 視聴者の心を動かす表現を追求してきました。 その経験を活かしyoomの魅力や可能性を わかりやすく・魅力的に発信していきます。
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