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カスタマーサポート業務を行う上で、ユーザーからの返信を見逃さず、素早く対応することは顧客の満足度を向上させるための重要な要素といえるでしょう。Yoomを活用してIntercomとChatworkを連携することで、Intercomでユーザーが返信した際にChatworkに通知できます。これにより、手動での確認作業を省き、対応の漏れや遅延を防止できます。また、チーム間の情報共有の強化にもつながるでしょう。この記事では、Intercomでユーザーが返信した際にChatworkに通知するフローの設定方法と導入するメリットについて解説します。
それではここからノーコードツールYoomを使って、「Intercomでユーザーが返信したらChatworkに通知する」方法をご説明します。
[Yoomとは]
Intercomでユーザーがメッセージを返信したことをIntercomのAPIを利用して受け取り、Chatworkの提供するAPIを用いてChatworkに通知することで実現できます。一般的に実現にはプログラミングの知識が必要ですが、ノーコードツールのYoomを用いることでプログラミング知識がなくても簡単に実現できます。
今回は大きく分けて以下のプロセスで作成していきます。
Yoomを利用していない方は、こちらから無料登録をしてください。
すでにYoomを利用している方は、ログインしましょう。
IntercomとChatworkをYoomに接続するマイアプリ登録を行います。
最初にマイアプリ登録を行うことで、自動化設定を簡単に行うことができます。
まず、Intercomのマイアプリ登録を行ってください。
Yoom画面左側の「マイアプリ」→「新規接続」をクリックします。
アプリ一覧と検索欄が表示されるので、どちらかを活用してIntercomを選択します。
Intercomのマイアプリ連携方法はこちらをご参照ください。
「アカウント名」と「アクセストークン」を入力し、「追加」をクリックします。
これで、Intercomのマイアプリ連携が完了です。
次に、Chatworkのマイアプリ登録を行います。
先ほどと同様に、Chatworkをアプリ一覧から探すか、検索欄で検索してください。
必要事項を入力し、「ログイン」をクリックします。
以下の画面でアクセス許可を行います。
「許可」をクリックしてください。
これで、Chatworkのマイアプリ連携が完了します。
両方のマイアプリ登録が完了すると、IntercomとChatworkがマイアプリに表示されます。
次に、フローボットのテンプレートを使用して設定を進めましょう。
Yoomにログインし、以下のバナーの「試してみる」をクリックしてください。
「テンプレートがコピーされました！」と表示されるので、「OK」をクリックすることでコピーが完了します。
次に、Intercomのトリガーを設定します。「ユーザーが会話で返信したら」をクリックしてください。
「Intercomと連携するアカウント情報」を確認してください。
タイトルは自由に変更できますが、トリガーアクションはそのままで「次へ」をクリックしてください。
続いて、Webhookイベントの受信設定をします。
手順を確認して設定を行ってください。
テストを実行すると、アウトプットに情報が表示されます。
情報が表示されたことを確認し、「保存する」をクリックしてください。
次に、Chatworkのアクションを設定します。「Chatworkに通知する」をクリックしてください。
「Chatworkと連携するアカウント情報」を確認してください。
タイトルは自由に変更できますが、実行アクションは変更しないでください。
「API接続設定」を行います。
「ルームID」は候補から選択してください。
「メッセージ内容」には、通知する内容を任意で設定してください。
「アウトプット」から、先ほど取得した情報を入力できます。
通知する相手をメンションすることもできます。
設定後、「テスト」をクリックし、「テスト成功」と表示されたら「保存」をクリックしてください。
最後に「トリガーをON」をクリックすると、自動化の設定は完了です。
これで、Intercomでユーザーが返信するとChatworkに通知できます。
今回使用したテンプレートはこちらです。
他にもIntercomやChatworkを使った自動化の例がYoomには多数あるので、いくつか紹介します。
1.Intercomで新しく会話が作成されたらChatworkに通知するフロー
この連携によって、Intercomで新しく会話が作成されるとChatworkに通知できます。
これにより、手動での通知作業を省き、効率的な情報共有が見込めます。
2.Intercomで新しい会話が作成されたら、回答内容をDifyで作成してChatworkに通知するフロー
この連携によって、Intercomで新しい会話が作成されると、回答内容をDifyで作成してChatworkに通知できます。
これにより、会話内容を基に回答を自動で作成でき、スムーズな顧客対応が期待できます。
3.Mazricaから指定の顧客をIntercomのコンタクトに登録するフロー
この連携によって、Mazricaから指定の顧客をIntercomのコンタクトに登録できます。
これにより、自動で顧客情報を転記できるため、ヒューマンエラーの防止につながります。
IntercomとChatworkを連携することで、Intercomでユーザーが返信した際に、Chatworkに自動通知できます。
例えば、多くの問い合わせに複数の担当者で対応している場合、Chatworkへの通知によって全員が最新の状況を把握でき、適切な担当者が対応できます。
これにより、対応漏れを防ぎ、顧客満足度の向上につながります。
IntercomとChatworkの連携によって、Intercomのやり取りをChatworkに通知することで、問い合わせ履歴を蓄積できます。
例えば、履歴を活用してよくある質問とその回答をまとめたマニュアルを作成し、チームで共有することで、対応を標準化し、効率的に行えます。
これにより、チーム内で過去の対応事例を共有することで、サポート品質の向上が期待できます。
IntercomとChatworkを連携すると、通知によって問い合わせ対応の進捗やチームメンバーの対応状況を可視化できます。
例えば、対応が遅れている問い合わせを早期に発見した場合、素早く適切な担当者を配置できます。
これにより、対応状況を素早く把握し、スムーズな業務進行が見込めます。
今回は、IntercomとChatworkを連携させ、Intercomでユーザーが返信したらChatworkに通知する方法をご紹介しました。
この自動化により、手動で情報確認する手間を省き、対応の漏れや遅延を防げるでしょう。
これにより、顧客満足度の向上やサポート品質の向上、スムーズな業務進行が期待できます。
この機会にぜひテンプレートを活用して、IntercomとChatworkを連携し、業務の効率化を目指してください。
また、Yoomのアプリ連携はノーコードで設定ができ、誰でもすぐに始められます。ぜひ導入を検討してみてください。
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