Shopifyとkintoneの連携イメージ
アプリ同士の連携方法

2025/02/06

Shopifyとkintoneを連携して、Shopifyで商品が発送されたら、kintoneの情報を更新する方法

s.itoh

「商品情報の管理プロセスに課題を感じている」「複数のツールでの情報管理に手間に感じている」このような悩みはないでしょうか?

EC事業者にとって、注文情報や発送情報の正確な管理は顧客満足度に直結する重要な要素です。しかし、これらのタスクを手作業で行なっていると、手間や時間がかかる上に人的ミスが起きるリスクも伴うでしょう。そこで本記事では、Shopifyとkintoneを連携し、発送時に情報が自動更新される方法を解説します。この自動化により、作業効率の向上や漏れのない顧客対応、商品情報の一元管理といったメリットが見込めます。

本記事を参考にして、ぜひお試しください。

こんな方におすすめ

  • Shopifyとkintoneを利用しており、発送管理や注文データ更新を自動化したいEC事業者
  • 発送状況をリアルタイムで把握し、顧客対応のスピードを向上させたいカスタマーサポート担当者
  • 部署間の情報共有を強化し、営業・在庫管理・サポートの業務連携をスムーズにしたい企業担当者
  • 手作業でのデータ更新ミスを防ぎ、発送状況の正確な管理を実現したいバックオフィス担当者
  • APIを活用してShopifyとkintoneの連携を最適化し、業務効率化を図りたい情報システム担当者

それではここからノーコードツールYoomを使って、Shopifyで商品が発送されたら、kintoneの情報を更新する方法をご説明します。

[Yoomとは]

Shopifyで商品が発送されたら、kintoneの情報を更新する方法

Shopifyでの商品発送時にShopifyのAPIを経由してその情報を受け取り、kintoneのAPIを用いてkintoneの情報を更新することで実現可能です。一般的に実現にはプログラミングの知識が必要ですが、ノーコードツールのYoomを用いることでプログラミング知識がなくても簡単に実現できます。

今回は大きく分けて以下のプロセスで進めていきます

  • Shopifyとkintoneのマイアプリ登録
  • テンプレートのコピー
  • Shopifyのトリガーの設定、およびkintoneのアクション設定
  • トリガーをONにし、フローの起動準備を完了させる

Yoomを利用していない方は、こちらから無料登録をしてください。
すでにYoomを利用している方は、ログインしましょう。

ステップ1:Shopifyとkintoneをマイアプリ連携

ShopifyとkintoneをYoomに接続するため、マイアプリ登録を行いましょう。
最初にマイアプリ登録を済ませておくと、自動化設定がスムーズにできます。

まず、Shopifyのマイアプリ登録をしましょう。
はじめに、Yoomの画面左にあるマイアプリメニューにアクセスし、画面右の「新規接続」ボタンをクリックします。

検索窓に「Shopify」と入力すると、そのアイコンが出てくるのでクリックします。


下記画面でShopifyにログインすると、マイアプリにShopifyが追加されます。
登録方法が不明な方は、下記画面の赤枠部分をクリックしてご確認ください。

※Shopifyはチームプラン・サクセスプランでのみご利用いただけるアプリとなっております。フリープラン・ミニプランの場合は設定しているフローボットのオペレーションやデータコネクトはエラーとなりますので、ご注意ください。
※チームプランやサクセスプランなどの有料プランは、2週間の無料トライアルを行うことが可能です。無料トライアル中には制限対象のアプリを使用することができます。

これで登録は完了です。同様に、kintoneも登録してみましょう。

先ほどのYoomの画面で「新規接続」ボタンをクリックします。
検索窓に「kintone」と入力すると、そのアイコンが出てくるのでクリックします。

下記の画面でログインをすれば、kintoneのアプリ登録も完了です。

連携方法の詳細は下記赤枠部分の「1」をクリックしてご確認ください。
エラーが発生する場合は、下記赤枠部分の「2」をクリックしてご対応ください。

ステップ2:テンプレートのコピー

マイアプリが登録できたら、次にテンプレートをコピーします。
下記の「Shopifyで商品が発送されたら、kintoneの情報を更新する」と書かれているバーの右に表示されている「試してみる」をクリックします。

クリックすると、テンプレートのコピーが完了します。
もしこれができない場合、Yoomのログインができていないかもしれません。

Yoomをまだ利用したことがない方は、こちらから無料登録をしてください。
すでにYoomを利用している方は、ログインしましょう。

ステップ3:トリガーの設定

次に、トリガーの設定を行います。
まずは、下記画面の赤枠部分をクリックしましょう。

ここで表示される画面では、特に操作は不要です。
記載内容を確認して、「次へ」のボタンをクリックしましょう。

次に、下記画面の手順を実行します。

まずは、下記赤枠部分のWebhookURLをコピーし、Shopifyの管理画面で設定を行なってください。
その後、Webhookイベントを送信、またはトリガーとなるイベントを実行し、「テスト」のボタンをクリックしましょう。

その後、「テスト完了」となったらこのステップは完了です。
「保存する」
をクリックして次に進みましょう。

ステップ4:レコードの更新設定

最後に、レコードの更新設定を行います。
まずは、下記画面の赤枠部分をクリックしましょう。

ここで表示される画面では、特に操作は不要です。
記載内容を確認して、次に進みましょう。

次に、情報を更新するデータベースを指定しましょう。
下記画面のように、欄をクリックすると選択メニューが出てくるので、該当するものをクリックして記載します。

次に、「更新したいレコードの条件」を設定します。
「Shopifyから取得した商品情報」に更新したいレコードの条件を記載しましょう。

下記画面では、「メールアドレスが一致する」という条件を設定しました。

次に、「更新後のレコードの値」を入力します。
更新したい項目に情報を記載していきます。

下記画面のように欄をクリックすると選択メニューが出てくるので、前のステップで取得した情報の中から該当するものをクリックして入力します。
空欄に設定したものは、元の値から更新されません。

次に青いボタンの「テスト」をクリックし、「テスト完了」となったらこのステップは完了です。
「保存する」
をクリックして次に進みましょう。

最後に下記画面で「トリガーをON」をクリックします。
以上ですべてのステップは完了です。

その他のShopifyとkintoneを使った自動化の例

他にもShopifyとkintoneを使った自動化の例がYoomにはたくさんあるので、いくつかご紹介します。

1. kintoneの商品情報をShopifyに登録するテンプレート

このテンプレートは、kintoneに商品情報が追加されると自動でShopifyにも追加されるため、商品情報の追加にかかる時間を削減することができます。手動で行っていたShopifyへの追加作業が効率化されると共に、誤入力や入力漏れといったヒューマンエラーの発生を防止することも可能でしょう。

2. Shopifyに注文が発生したら、kintoneにレコードを追加するテンプレート

注文情報がkintoneに漏れなく自動で反映されるため、チーム内での情報共有がスムーズになり、より正確な顧客対応が期待できます。また、Shopifyで発生した注文情報を自動でkintoneに登録するため、手作業による転記ミスや時間のロスを削減できるでしょう。

3. Shopifyに注文があったら、kintoneのデータベースにレコードを追加しSlackに通知するテンプレート

Shopifyに新しい注文があったら、kintoneのデータベースにレコードを追加しSlackに通知するフローです。Shopifyの注文内容をわざわざ確認しなくても、自動的にkintoneのレコード追加とSlackに通知がされるので、情報管理の抜けや漏れをなくすことができるでしょう。

Shopifyとkintoneを連携するメリットと具体例

メリット1:手作業のデータ更新を削減し、業務効率を向上

商品情報を手作業で管理していると手間や時間がかかり、作業効率が落ちてしまいます。そこで、Shopifyとkintoneを連携させることで、これらの作業の自動化が可能です。例えば、一日に多数の注文があるEC事業者では、この自動化を利用することで作業時間とミスのリスクを少なくできるでしょう。このフローにより、業務効率が向上や人的ミスの削減といったメリットが見込めます。

メリット2:漏れなく発送状況を管理し、正確な顧客対応を実現

複数のツールを使って手作業により商品情報を管理していると、ツール間でのデータ反映に遅延や漏れが発生し顧客対応がうまくいかなくなる可能性があります。こういった課題は、Shopifyとkintoneの連携で解決が期待できます。例えば、顧客からの「商品の発送状況を教えてほしい」という問い合わせに対してすぐに正確な情報を提供でき、顧客満足度の向上につながります。この自動化によって、漏れのない発送状況を管理した正確な顧客対応が見込めます。

メリット3:情報の一元管理で社内の業務連携を強化

営業、在庫管理、サポートなど複数の部署が商品情報を1つのツールで一元管理できるようになると、企業担当者は部署間の連携を強化できます。こういった施策は、Shopifyとkintoneを連携させることで実現可能です。例えば、在庫状況に応じた営業戦略の変更や、発送状況に合わせた顧客フォローアップがスムーズに行えます。この自動化により、情報の一元管理の実現と社内の連携強化が期待できます。

まとめ

以上、Shopifyで商品が発送されたら、kintoneの情報を更新する方法をご紹介しました。

EC事業者にとって、注文管理と発送情報の正確な更新は顧客満足度に直結する重要な要素です。しかし、これらの作業を手動で行なっていると、手間や時間がかかる上に人的ミスが起きるリスクも伴うでしょう。こういった課題は、Shopifyとkintoneの連携により解決が期待できます。この連携によって、作業効率の向上や漏れのない顧客対応、商品情報の一元管理の実現といったメリットが見込めます。

本記事を参考にして、ぜひお試しください。

この記事を書いた人
s.itoh
ハウスメーカーとコンサルの2社で働いてきました。 現在はフリーランスのwebライターをしています。 様々な方の役に立てるような、Yoomを使った業務効率化の情報を発信していきます。
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