SlackとSmartHRの連携イメージ
アプリ同士の連携方法

2025/03/04

【簡単設定】SlackのデータをSmartHRに自動的に連携する方法

s.ougitani

「従業員管理を効率化したい…」「作業時間を短縮したい」といった悩みを感じていませんか?
たとえば、従業員登録後の通知や従業員ごとのフォルダ作成を手動で行っている場合、ヒューマンエラーが起こりやすくなり、かえって修正作業に時間がかかってしまうこともあるでしょう。
<span class="mark-yellow">そこでおすすめしたいのがSlackとSmartHRを活用した自動化フローです!</span>
「でも自動化するにはプログラミング知識が必要そうだし、私には無理そう…」と諦めないでください。
実は、今回ご紹介する自動化はプログラミング知識がなくても、誰でも簡単に設定できます!
この自動化を活用することで、手作業による入力が不要となり、担当者の作業負担を大幅に軽減できるでしょう。
また、人的ミスも防止できるため、ヒューマンエラーのリスクも抑えられます。

本記事では、SlackとSmartHRを連携してできる自動化や設定方法について詳しくご紹介します。

とにかく早く試したい方へ

Yoomを利用することで、ノーコードで簡単にSlackとSmartHRの連携が可能です。
YoomにはあらかじめSlackとSmartHRを連携するためのテンプレートが用意されているため、APIの知識が無くても、登録するだけで今すぐ連携が実現できます。

SlackとSmartHRを連携してできること 

SlackとSmartHRのAPIを連携すれば、SlackのデータをSmartHRに自動的に連携することが可能です!
例えば、下記のようなデータ連携を人の手を介さず、自動的に実施することができます。

気になる自動化例の「試してみる」をクリックしてアカウント登録するだけで、すぐにSlackとSmartHRの連携を実際に体験できます。
登録はたったの30秒で完了するので、ぜひ気軽にお試しください!

Slackで従業員情報を送信し、SmartHRに自動登録する

例えば部署で人材採用を行っているチームなどは、Slackに情報を通知するだけで、SmartHRに登録することが可能です!

SlackとSmartHRの連携フローを作ってみよう

それでは、さっそく実際にSlackとSmartHRを連携したフローを作成してみましょう。
今回はYoomを使用して、ノーコードでSlackとSmartHRの連携を進めていきますので、まだYoomのアカウントをお持ちでない場合は、こちらの登録フォームからアカウントを発行しておきましょう。

[Yoomとは]

今回は「Slackで従業員情報を送信し、SmartHRに自動登録」するフローボットを作成していきます!
作成の流れは大きく分けて以下です。

  • SlackとSmartHRをマイアプリ連携
  • テンプレートをコピーする
  • Slackのトリガー設定およびSmartHRのアクション設定
  • トリガーをONに設定しフロー稼働の準備完了

ステップ1:SlackとSmartHRのマイアプリ登録をしよう

フローボットを設定する前に、Yoomとアプリを連携する作業を行います。
Yoomでマイアプリ登録をするとノーコードでアプリ同士を連携することが可能です!

Slackのマイアプリ登録手順

まず、Slackと連携しましょう。
Yoomにログインしたら、左上のマイアプリをクリックし、新規接続を選択します。

アプリ一覧でSlackをクリックしましょう。
検索窓でアプリ名を検索するとすぐに発見できます!

Yoomがワークスペースにアクセスする権限をリクエストする画面をスクロールすると、「チャンネルを検索」が出てきます。
そこで連携したいチャンネル名をプルダウンから選択し、許可するをクリックしましょう。

これでSlackとYoomの連携ができました。

SmartHRのマイアプリ登録手順

次にSmartHRを連携しましょう。
先ほどと同様に、マイアプリを選択し新規接続をクリックしましょう。

マイアプリ一覧でSmartHR(OAuth)を選択します。
Slackの時と同様に、アプリ名を検索してみましょう。

サブドメインを入力し追加をクリックしてください。

これでSmartHRのマイアプリ登録ができました。

ステップ2:テンプレートをコピーしよう

Yoomでは、1からフローボットを作成することも可能ですが、より簡単に設定を行うためにYoomで提供しているテンプレートを活用し作成する手順をご紹介します。
それでは下のバナーをクリックして、テンプレートをコピーしてみましょう。

「このテンプレートを試す」をクリックします。

「OK」をクリックしましょう。

これでテンプレートをコピーできました。
コピーしたテンプレートはYoomのマイプロジェクトに保存されています。

ステップ3:Slackのトリガーを設定しよう

下準備が整ったら、早速フローボットを設定していきましょう。
コピーしたテンプレートの「新しいメッセージがチャンネルに投稿されたら」をクリックします。

タイトルは事前に入力されていますが、変更することができます。
Slackと連携するアカウント情報は、マイアプリ登録を行ったアカウントが連携されています。
複数のアカウントを登録している場合は、アカウント情報を確認しておきましょう。
トリガーアクションは「新しいメッセージがチャンネルに投稿されたら」を選択し、次へをクリックします。

トリガーの起動間隔を設定しましょう。
トリガーの起動間隔とは何の時間?と思う方のために簡単に説明します。
簡単に言うとアプリ上でトリガーとなるアクションの有無を確認する間隔のことを指します。
選択した時間でアクションの有無を確認し、アクションが行われていれば、フローボットが起動します。
選べる最短の時間で設定すると新しい情報を取得することができます。
チャンネルIDは「候補」の項目から選択するか、入力してください。


設定したら、トリガーとなるアクション(新しいメッセージがチャンネルに投稿)を実行し、テストをクリックしましょう。
Slackの情報がアウトプットとして取得できたら、保存しましょう。

ステップ4:テキストからデータを抽出する

次にSlackのメッセージ内容から、SmartHRに登録したい項目を取得する設定を行います。
「テキストからデータを抽出する」をクリックしてください。

タイトルは変更できます。
変換タイプは文字数に応じて設定し、次へをクリックしましょう。

対象のテキストには、Slackのアウトプットの項目から「メッセージ本文」を選択してください。
アウトプットとは何か?ご説明しましょう。
トリガーやオペレーションで取得した値のことです。
取得したアウトプットを、次のアクション設定時に値として活用できます。
そしてフローボットを起動する度に、変動する値になります。
アウトプットについてはこちらに詳細がありますので、確認してみましょう。

抽出したい項目は、SmartHRに登録したい項目名を入力しましょう。

設定したら、テストをクリックしましょう。
取得したい項目がアウトプットとして取得できたら、保存しましょう。

ステップ5:SmartHRのアクションを設定しよう

最後の設定項目になりました!
「従業員の登録」をクリックしましょう。

タイトルは変更することができます。
SmartHRと連携するアカウント情報が連携したいアカウントになっているか確認しておきましょう。
アクションは「従業員を登録」に設定し、次へをクリックしましょう。

事業所IDと雇用形態IDは添付画像のように、「候補」から選択しましょう。

社員番号は、「テキストからデータを抽出する」のアウトプットから選択しましょう。
その他項目は、アウトプットを活用し、設定していきましょう。
すべて設定できたらテストをクリックします。
SmartHRに従業員情報を登録できたら、保存しましょう。

保存し、「トリガーをON」にして動作チェックを行いましょう!

これでフローボットの設定ができました。

SmartHRのデータをSlackに連携したい場合 

今回はSlackからSmartHRへデータを連携する方法をご紹介しましたが、逆にSmartHRからSlackへのデータ連携を実施することもできます。
ぜひ、下記のテンプレートも併せてご利用ください。

SmartHRに従業員が登録されたら、Slackに通知する

Slackを活用して従業員の登録状況を共有したいという方におすすめのフローです。
Slackに手動で通知する作業を軽減できるため、他の業務に時間を有効活用できそうですね。

Slack‍やSmartHRのAPIを使ったその他の自動化例

SlackやSmartHRのAPIを使用してさまざまな業務を自動化することが可能です。
気になるテンプレートがあればぜひこちらも試してみてください!

Slackを使った自動化例

メール受信やファイル格納をトリガーにSlackに通知可能です。
Slackの投稿内容に基づいて、他システムで共有したり、会議リンクを送信したりできます。

SmartHRを使った自動化例

従業員登録後の通知やフォルダ作成を自動化でき、他システムに登録された従業員情報に基づいてSmartHRに従業員を登録できます。

終わりに

SlackとSmartHRを連携すれば、手作業が不要になり、担当者の業務負担も大幅に軽減できるでしょう。
これにより、担当者は他の重要な業務に専念する時間を確保できそうですね!
また、従業員登録後の通知やフォルダ作成も簡素化されるので、ぜひ試してみてください。

Yoomを活用した自動化は、ご覧いただいた通りプログラミング不要で誰でも簡単に設定できるというメリットがあります。
「導入を検討したい!」「実際に操作してみたい!」という方は、こちらから無料アカウントを作成してみてください。
登録はたったの30秒で完了するので、業務の間にササッと登録できます!

日々の業務効率化のために、自社に合った業務フローを実現しましょう!

この記事を書いた人
s.ougitani
人材会社で営業とCAを約5年担当した後、エンジニアの採用を行っている会社で求人広告やスカウト文章の作成などのお仕事に携わってきました。 Yoomの「事務作業を自動化する」という画期的なサービスに魅力を感じています。 少しでも皆様のお役に立てる情報を発信できるように執筆していきたいです。
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