StripeとWooCommerceの連携イメージ
アプリ同士の連携方法

2025-07-14

【ノーコードで実現】StripeのデータをWooCommerce に自動的に連携する方法

s.h

「StripeとWooCommerceを使っていて、それぞれのデータを連携したい!」
「Stripeで決済された顧客情報を、毎回手作業でWooCommerceに登録していて手間がかかるし、ミスも怖い…」

このように、日常的に利用するSaaS間のデータ連携に限界を感じていませんか?
特にECサイト運営において、顧客情報や決済情報といった重要なデータを手作業で管理するのは、非効率であるだけでなく、入力ミスなどのヒューマンエラーを引き起こすリスクも伴います。

もし、<span class="mark-yellow">Stripeに新しい顧客が登録されたタイミングで、その情報を自動的にWooCommerceの顧客リストにも反映させる仕組み</span>があれば、こうした日々の煩わしい作業から解放され、マーケティング施策の立案や顧客対応といった、より重要な業務に集中できる貴重な時間を生み出すことができます。

今回ご紹介する自動化の設定は、プログラミングの知識がなくても簡単に設定でき、業務時間を大幅に削減できます!
ぜひこの機会に導入して、日々の作業をもっと楽にしましょう!

とにかく早く試したい方へ

Yoomには<span class="mark-yellow">StripeとWooCommerceを連携するためのテンプレート</span>が用意されているので、今すぐ試したい方は以下よりバナーをクリックしてスタートしましょう!

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StripeとWooCommerceを連携してできること

StripeとWooCommerceのAPIを連携させれば、これまで手作業で行っていた顧客情報の転記作業を完全に自動化できます。
例えば、Stripeで決済が完了した顧客の情報を、自動でWooCommerceの顧客データベースに登録するといった処理が可能になり、手入力の手間と時間を削減し、入力ミスを防ぎます。

ここでは、具体的な自動化の例をいくつかご紹介します。
アカウント登録後すぐに試せるテンプレートを用意していますので、気になる内容があれば、ぜひクリックしてみてください!

Stripeに新規顧客が作成されたら、WooCommerceにも顧客を作成する

Stripeで新規顧客が作成されたタイミングで、その顧客情報を取得し、WooCommerceに新しい顧客として自動で登録します。
このフローにより、<span class="mark-yellow">顧客管理を一元化し、手作業によるデータ入力の手間や転記ミスを完全に排除できる</span>ため、常に正確な顧客データベースを維持しながら、ECサイトの運営効率を大幅に向上させます。

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Stripeに特定の新規顧客が作成されたら、WooCommerceにも顧客を作成する

Stripeで新規顧客が作成された際に、その顧客が特定の条件(例えば、特定の国やプランなど)に合致する場合にのみ、WooCommerceに顧客として自動登録します。
この連携は条件分岐処理を含むため、<span class="mark-yellow">特定のセグメントに属する顧客だけを抽出し、WooCommerce側で特別なリストを作成したい場合に非常に有効</span>であり、ターゲットを絞ったマーケティング施策などに活用できます。

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StripeとWooCommerceの連携フローを作ってみよう

それでは、さっそく実際にStripeとWooCommerceを連携したフローを作成してみましょう!

今回はYoomを使用して、ノーコードでStripeとWooCommerceの連携を進めていきますので、もしまだYoomのアカウントをお持ちでない場合は、こちらの登録フォームからアカウントを発行しておきましょう。

[Yoomとは]

フローの作成方法

今回は「Stripeに新規顧客が作成されたら、WooCommerceにも顧客を作成する」フローを作成していきます!

作成の流れは大きく分けて以下です。

  • StripeとWooCommerceをマイアプリ連携
  • 該当のテンプレートをコピー
  • Stripeのトリガー設定およびWooCommerceのアクション設定
  • トリガーをONにし、フローが起動するかを確認
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ステップ1: StripeとWooCommerceをマイアプリ連携

Yoomにログインしたあと左メニューにあるマイアプリを押し、右の新規接続というボタンを押します。

Stripeの場合

新規接続を押したあと、アプリのメニュー一覧が表示されるのでStripeと検索し対象アプリをクリックしてください。

アカウント名、アクセストークンをそれぞれ入力のうえ、「追加」をクリックします。

  • Stripeのマイアプリ登録方法はこちらをご確認ください。
  • Stripeは、チームプラン・サクセスプランをご利用の方向けのアプリです。
    フリープランやミニプランで使うと、フローボットのオペレーションやデータコネクトがエラーになってしまうのでご注意ください。 
  • 有料プラン(チームプラン・サクセスプラン)には2週間の無料トライアルがあります。
    トライアル期間中なら、普段は制限されているStripeも問題なくお試しいただけます。
    ぜひこの機会にいろいろと体験してみてくださいね。

WooCommerceの場合

新規接続を押したあと、アプリのメニュー一覧が表示されるのでWooCommerceと検索し対象アプリをクリックしてください。
アカウント名、Consumer Key、Consumer Secretをそれぞれ入力のうえ、「追加」をクリックします。

以上でマイアプリ連携は完了です!

ステップ2: 該当のテンプレートをコピー

ここからいよいよフローの作成に入ります。
簡単に設定できるようテンプレートを用意しているので、まずはコピーします。
Yoomにログイン後、以下バナーの「試してみる」をクリックしてください。

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テンプレートがコピーされると、以下のような画面が表示されますので、「OK」をクリックして設定を進めましょう。

ステップ3: Stripeのトリガー設定

「新規顧客が作成されたら」をクリックします。

タイトルは任意で変更できます。
アプリとアクションはあらかじめ設定されているため、そのまま内容を確認してください。
Stripeと連携するアカウント情報に問題がなければ、「次へ」をクリックします。

このトリガーは、Stripe上で新規顧客が作成されたタイミングを検知して、自動処理を開始するための設定です。

  • トリガーの起動タイミングは、5分、10分、15分、30分、60分のいずれかで設定できます。 
  • ご利用プランによって、設定できるトリガーの最短間隔が違うので、その点は要チェックです。
  • なお、基本的にはそのプランの最短の起動間隔にしてお使いいただくことをおすすめします。

テストを実行する前に、実際にStripeで新規顧客を作成しておきましょう。
設定内容とトリガーの動作を確認するため、「テスト」をクリックします。

テストに成功すると、取得された新規顧客情報が一覧で表示されます。
取得した値を確認し、「保存する」をクリックします。

ステップ4: テキストからデータを抽出する

「テキストからデータを抽出する」をクリックします。

AIによるデータ抽出の設定を行います。
変換タイプ(GPT-4o mini|3,500文字以内のデータからテキストを抽出(2タスク)を確認し、「次へ」をクリックします。

抽出対象のテキストを設定します。
入力欄をクリックすると、前のステップで取得したアウトプットを選択でき、選択して入力可能です。

抽出したい項目には、作成された新規顧客情報から取り出したい情報をカンマ区切りで入力してください。
入力が完了したら「テスト」をクリックします。

テストが成功したら、取得した値を確認し「保存する」をクリックします。

ステップ5: WooCommerceのアクション設定

「顧客の作成」をクリックします。

タイトルは任意で変更できます。
アプリとアクションはあらかじめ設定されているため、そのまま内容を確認してください。
WooCommerceと連携するアカウント情報に問題がなければ、「次へ」をクリックします。

WooCommerceに作成する顧客情報を設定します。

  • TOPページURL
    注釈に沿って入力します。
  • メール
    顧客のメールアドレスを入力します。
    入力欄をクリックすることで、前のステップで取得したアウトプットが表示されるのでそこから選択可能です。

  • 顧客の名前を入力します。
    こちらも入力欄をクリックすることで、前のステップでテキストから抽出したアウトプットが表示されるので、そこから選択可能です。

その他各項目についても、注釈に沿ってお好みで設定しましょう。
入力が完了したら「テスト」をクリックします。

テストが成功したら実際にWooCommerceを開いて、設定した内容で顧客が作成されているか確認してみましょう。
問題がなければYoomの操作画面に戻り、取得した値を確認し「保存する」をクリックします。

ステップ6:トリガーをONにし、フローが起動するかを確認

設定が完了すると、画面上に以下のようなメニューが表示されます。
トリガーをONにすることで、Stripeで新規顧客が作成されたタイミングで、WooCommerceにもその顧客が自動で登録されるようになります。
実際にStripeで顧客を新規作成し、WooCommerceに顧客が追加されるかを確認してみましょう。

WooCommerceのデータをStripeに連携したい場合

今回はStripeからWooCommerceへデータを連携する方法をご紹介しましたが、逆にWooCommerceで発生したイベントをきっかけにStripeへデータを連携することも可能です。自社の業務フローに合わせて、最適なテンプレートをご利用ください。

WooCommerceで顧客が作成されたら、Stripeにも顧客を作成する

WooCommerceで新規に顧客が作成(会員登録)されたタイミングで、その情報をStripeにも顧客として自動で作成します。
この仕組みにより、<span class="mark-yellow">WooCommerceで登録された顧客情報を事前にStripeにも同期できる</span>ため、将来的にその顧客が商品を購入する際の決済プロセスをよりスムーズに進めることが可能になります。

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WooCommerceで特定の注文が作成されたら、Stripeにも顧客を登録する

WooCommerceで新規注文が入った際に、その注文が特定の条件(例えば、特定の商品や購入金額など)を満たす場合にのみ、購入者情報をStripeに顧客として自動で登録します。
このフローでは条件分岐処理を行うため、<span class="mark-yellow">優良顧客や特定のキャンペーン対象者など、条件に応じた顧客リストをStripe側で効率的に管理したい場合に最適</span>です。

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StripeやWooCommerceを使ったその他の自動化例

今回ご紹介した連携以外でも、StripeやWooCommerceのAPIを活用してさまざまな業務を自動化することが可能です。
もし気になるものがあれば、こちらも試してみてください!

Stripeを使った便利な自動化例

Jotformの回答を基に、Stripeに自動で顧客を作成することができます。また、Stripeで新規顧客が作成された際に、その情報をSalesforceに登録することも可能です。

[[177881,177140,109148,109150,174756]]

WooCommerceを使った便利な自動化例

WooCommerceで発生した注文情報をNotionに自動で追加することができます。また、Meta広告(Facebook)で登録されたリード情報をWooCommerceに自動で反映させることもできます。

[[162900,179605,179619,109502,187670]]

まとめ

StripeとWooCommerceの連携を自動化することで、<span class="mark-yellow">これまで手作業で行っていたStripeとWooCommerce間のデータ転記作業の手間を根本から削減し、ヒューマンエラーの発生を防ぐことができます。</span>
これにより、担当者は日々更新される顧客情報を手動で管理する負担から解放され、より迅速かつ正確な情報に基づいて業務を進められるようになり、本来注力すべき商品企画や販売戦略の立案といったコア業務に集中できる環境が整います。

今回ご紹介したような業務自動化を実現できるノーコードツール「Yoom」を使えば、プログラミングの知識がない方でも、画面の指示に従って操作するだけで直感的に業務フローを構築できます!
もし自動化に少しでも興味を持っていただけたなら、ぜひこちらから無料登録して、Yoomがもたらす業務効率化を体験してみてください!

この記事を書いた人
s.h
営業事務や工事事務など、さまざまな現場で事務職を経験してきました。 ルーチン業務や現場とのやり取りを通じて、“実務をまわす”ことのやりがいを感じています。また、デザイン業務にも携わり、「わかりやすく伝える工夫」が好きです。 このブログでは、Yoomを使った業務改善のヒントを、実務目線でお届けしていきます。
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