2. Microsoft Teamsで特定のキーワードを含むメッセージを受信したらGitLabに課題を自動作成する
指定した特定のキーワードをMicrosoft Teamsで受信した際に、AIでテキストデータを抽出し、GitLabに課題を自動作成するフローです。
特定のキーワードに絞り、GitLabに課題を作成したい場合はこちらのフローがおすすめです。
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Microsoft TeamsとGitLabを併用していると、ツール間の情報を整理するのは手間がかかりますよね。「あれ、このタスクって対応してる?」「会議で決まったこと、GitLabに登録した?」など、気づけば対応漏れが発生していたり、手作業での入力ミスが起きたり…。
そこで便利なのが、<span class="mark-yellow">Microsoft TeamsとGitLabの連携による業務の自動化</span>です!
アプリを連携することで、Microsoft Teamsのメッセージを基に、GitLabへ課題を登録したり、逆にGitLabの更新情報を速やかにMicrosoft Teamsに通知したり、手作業なしでスムーズに情報をつなぐことが可能になります。
本記事では、Microsoft TeamsとGitLabを、プログラミング不要で連携する方法を解説します。手作業の負担を減らし、業務の効率をアップさせるヒントを、一緒に見ていきましょう!
Yoomを利用することで、ノーコードで簡単にMicrosoft TeamsとGitLabの連携が可能です。
YoomにはあらかじめMicrosoft TeamsとGitLabを連携するためのテンプレートが用意されているため、APIの知識が無くても、登録するだけですぐに連携が実現できます。
Microsoft TeamsとGitLabのAPIを連携すれば、Microsoft TeamsのデータをGitLabに自動的に連携することが可能です!
たとえば、下記のようなデータ連携を人の手を介さず、自動的に実施することができます。
Microsoft Teamsの特定のチャネルにメッセージが送信されたら、AIがテキストデータを抽出し、GitLabのIssueを自動作成するフローです。
AIを活用し、自動的に必要なデータを抽出するため、入力漏れや入力ミスといったヒューマンエラーの削減に期待できます。
指定した特定のキーワードをMicrosoft Teamsで受信した際に、AIでテキストデータを抽出し、GitLabに課題を自動作成するフローです。
特定のキーワードに絞り、GitLabに課題を作成したい場合はこちらのフローがおすすめです。
それでは、さっそくMicrosoft TeamsとGitLabを連携したフローを作成してみましょう!
今回はYoomを使用して、ノーコードでMicrosoft TeamsとGitLabの連携を進めていきます。
Yoomをまだ利用していない方は、まずはこちらから無料登録をお願いします。
すでにYoomを利用している方は、ログインしましょう!
[Yoomとは]
今回は、「Microsoft Teamsで投稿された内容を基に、GitLabに課題を自動作成するフロー」を作成していきます!作成の流れは大きく分けて以下です。
はじめに、使用するアプリをYoomに接続させるためにマイアプリ登録を行います。
マイアプリ登録を事前に済ませておくと、自動化設定がスムーズにできます。
それでは設定を進めましょう!
Yoom画面左側にある「マイアプリ」をクリックし、右側に表示される「新規接続」をクリックしてください。
【Microsoft Teamsのマイアプリ登録】
アプリ一覧が表示されるので、その中からMicrosoft Teamsを探すか、検索機能を活用しましょう。
以下の画面が表示されたら、連携したいMicrosoft Teamsのアカウントでログインしてください。
※Microsoft 365(旧Office365)には、家庭向けプランと一般法人向けプラン(Microsoft 365 Business)があり、一般法人向けプランに加入していない場合には認証に失敗する可能性があります。
【GitLabのマイアプリ登録】
先ほどと同様に、一覧からGitLabを探すか、検索機能を活用しましょう。
以下の画面が表示されるので、連携したいGitLabのアカウントでログインしてください。
マイアプリ欄に、Microsoft TeamsとGitLabが表示されていれば登録完了です!
ここからは、実際に自動化フローの設定を進めていきます!
Yoomにログインして、以下のバナーにある「試してみる」をクリックし、テンプレートをコピーしてください。
クリックすると、自動的にテンプレートがコピーされ、以下の画面が表示されます。「OK」をクリックし、設定を進めましょう。
※テンプレートは「マイプロジェクト」に自動的に格納されるので、確認したい場合はそこから可能です。
コピーしたテンプレートの「タイトル」を確認し、使用したいテンプレートで合っているかを確認しましょう。
※タイトルは必要に応じて変更可能です。
はじめに、Microsoft Teamsでメッセージを受信した際に、フローボットを自動的に起動させるためのトリガー設定を行います。
コピーしたテンプレートの、「チャネルにメッセージが送信されたら」をクリックしてください。
クリックすると、下図のような画面に遷移します。
「連携するアカウント情報」にはステップ1でマイアプリ登録した際の情報が記載されます。トリガーアクションはそのままにし、「次へ」をクリックしましょう。
次に、API接続設定を行います。
(1/3)トリガーの起動間隔設定
トリガーの起動間隔を設定します。プルダウンから選択しましょう。
※トリガーは5分、10分、15分、30分、60分の間隔で起動間隔を選択できます。プランによって最短の起動間隔が異なりますので、ご注意ください。
(2/3)対象のチームIDの設定
スクロールし、「チームID」を設定してください。「チームID」欄をクリックすると候補が表示されるので、該当するIDを選択しましょう。
(3/3)対象のチャネルIDの設定
次に、「チャネルID」を設定します。
先ほどと同様に候補から選択しましょう。ここで設定したチャネルにメッセージが投稿されると、フローボットが自動的に起動するようになります。
設定完了後、Microsoft Teamsの画面に移動し、テスト用にGitLabのIssueデータを通知してください。
今回は、以下のようなIssueデータを投稿してみました!
投稿が完了したら、「テスト」をクリックします。テスト成功後、取得されるアウトプットの内容を確認してください。
テスト成功後、「保存」しましょう。
続いて、AIを用いて、Microsoft Teamsのメッセージから特定のテキストデータを抽出する設定を行います。
「テキストからデータを抽出する」をクリックしてください。
※AIを活用したテキストデータの抽出について、詳しい設定方法をこちらをご参照ください。
以下の画面が表示されるので、設定内容を確認します。
テンプレートを使用しているため、デフォルトのままで問題ないです。このまま「次へ」をクリックしましょう。
次に、詳細設定を行います。以下の注意事項を確認してください。
(1/2)対象のテキスト設定
スクロールし、「対象のテキスト」を設定します。
Microsoft Teamsのメッセージ内容からデータを抽出するため、トリガー設定時に取得したアウトプットを引用して設定しましょう。
アウトプットは赤枠内の矢印をクリックすると表示されます。
(2/2)抽出したい項目の設定
次に、「抽出したい項目」を設定しましょう。
今回は「課題のタイトル」「課題の説明」「期限日」を抽出するため、以下のように設定しました。
※抽出する項目は自由に設定できます。カンマ(,)区切りで指定してください。
設定完了後、「テスト」を実行し、正しくアウトプットが取得されることを確認してください。内容確認後、「保存」しましょう。
続いて、Microsoft Teamsのメッセージ内容を基に、GitLabにIssueを作成する設定を行います。
「イシューを作成」をクリックしてください。
以下の画面が表示されるので、設定を確認します。
「連携するアカウント情報」にはステップ1でマイアプリ登録した際の情報が記載されます。アクションはそのままにし、「次へ」をクリックしましょう。
次に、API接続設定を行います。
(1/4)プロジェクトIDの設定
Issueを自動作成するプロジェクトを指定します。「プロジェクトID」欄をクリックすると、連携しているアカウントから候補が表示されるので、候補から選択しましょう。
(2/4)課題のタイトル設定
スクロールし、「課題のタイトル」を設定します。
ここでは、「テキストからデータを抽出する」アクション設定時に取得したアウトプットを引用して設定しましょう。こうすることで、Issueごとの内容に合わせたタイトルで自動作成できるようになります。
(3/4)課題の説明設定
次に、「課題の説明」について設定します。
先ほどと同様に、「テキストからデータを抽出する」アクション設定時に取得したアウトプットを引用して設定しましょう。こうすることで、Issueごとの内容に合わせた説明を自動作成できるようになります。
(4/4)期限日の設定
最後に、「期限日」を設定します。
ここでも同様に、「テキストからデータを抽出する」アクション設定時に取得したアウトプットを引用することで、Issueごとに合わせた期限日を自動設定できます。
「担当者ID」等の他の項目についても、必要に応じて設定しましょう。
アウトプットを引用して設定したい場合は、Microsoft Teamsでメッセージを送信する際に、取得したい情報を投稿してください。
その後、「テキストからデータを抽出する」アクション設定時の、「抽出したい項目」に取得したい情報を項目追加することで、アウトプットを引用して設定できるようになります。
設定完了後、「テスト」を実行し、正しくGitLabにIssueが作成されていることを確認してください。確認後、「保存」しましょう。
こちらで全ての設定が完了しました!
以下の画面が表示されるので、「トリガーをON」をクリックしましょう。設定したフローボットが正常に起動するか、チェックしてみてくださいね!
以上がMicrosoft Teamsで投稿された内容を基に、GitLabに課題を自動作成するフローでした。
先ほどはMicrosoft TeamsからGitLabへデータを連携する方法をご紹介しましたが、反対にGitLabからMicrosoft Teamsへのデータ連携を実施したい場合は、下記のテンプレートをご利用ください。
GitLabのIssue作成をスピーディーに把握し、対応の迅速化を図りたい方におすすめのフローです。
手作業による通知作業が不要になるため、作業負担を軽減しつつ、通知漏れや通知ミスといった人為的ミスも防げるでしょう。
GitLabでのIssue更新をトリガーとして、速やかにMicrosoft Teamsに通知するフローです。
Issueの新規作成のみではなく、データ更新をMicrosoft Teamsにタイムリーに通知でき、更新の見逃し防止に期待できます。また、更新状況が速やかに通知されることで、チーム全体が最新のデータをスムーズに確認でき、チーム連携の強化にもつながりそうです。
GitLabで指定したキーワードに一致するIssueが作成された際に、Microsoft Teamsに自動通知するフローです。
特定のIssueデータを速やかに把握し、対応を迅速化したい方におすすめです。
GitLabとの連携以外でも、Microsoft TeamsのAPIを使用してさまざまな業務を自動化することが可能です。気になるものがあれば、ぜひこちらも試してみてくださいね!
データベースのデータ更新後や、Zoomミーティングの議事録要約後に、Microsoft Teamsに自動通知することも可能です。また、Microsoft Teamsに投稿された内容を、ChatGPTを活用して自動返答したり、カレンダーに追加したりすることもできます。
GitLabのIssueが作成された際に、チャットツールに自動通知したり、プロジェクト管理ツールにタスクを作成したりといった自動化も可能です。また、他システムで追加されたデータを基に、GitLabのIssueを自動作成することもできます。
いかがでしたか?Microsoft TeamsとGitLabを連携することで、日々の業務をよりスムーズに、より正確に進めることができそうですね。Microsoft Teamsでのメッセージを基にGitLabに課題を自動作成すれば、タスクの抜け漏れや登録ミスを防ぎ、チーム全体の生産性向上にも寄与できるでしょう。手作業の負担を減らし、コア業務に集中できる環境を整えてみませんか?
Yoomなら、プログラミング知識がなくても、誰でも簡単にMicrosoft TeamsとGitLabを連携できます!
「もっと業務を効率化したい!」「本当に簡単に設定できるの...?」と思った方!ぜひ、まずは無料アカウントを作成してみてください。登録はたったの30秒で完了し、登録後すぐにMicrosoft TeamsとGitLabの連携設定を体験できます。
連携フローはカスタマイズできるので、ぜひ、自社の業務に合った連携フローを作ってみてくださいね。
Yoomを使用した簡単な設定で、チームの働き方が大きく変わるかもしれません。日々の業務をもっとラクに、もっと効率的に。Yoomでもっと仕事を簡単にしましょう!