Microsoft TeamsとHubSpotの連携イメージ
アプリ同士の連携方法

2025-04-01

【ノーコードで実現】Microsoft TeamsのデータをHubSpotに自動的に連携する方法

m.i

Microsoft Teamsでやり取りをした特定のデータをHubSpotに追加したいことはありませんか?
特に顧客データや対応などを可視化するために必要なフローですが、このような頻度が多いとデータを取りこぼしてしまったり、メッセージログが流れてしまい必要なデータがわからなくなることもしばしば…。

そんなお悩みを解決するのが、<span class="mark-yellow">Microsoft TeamsとHubSpotのAPI連携</span>です。APIを活用すれば、Microsoft Teamsのメッセージデータを基に、必要な情報をHubSpotへ自動追加可能となります!

本記事では、Microsoft TeamsとHubSpotを連携することで実現できる自動化のフローを具体的にご紹介します。
業務の効率化を考えている方は、ぜひチェックしてみてください!

とにかく早く試したい方へ

Yoomを利用することで、ノーコードで簡単にMicrosoft TeamsとHubSpotの連携が可能です。

YoomにはあらかじめMicrosoft TeamsとHubSpotを連携するためのテンプレートが用意されているため、APIの知識が無くても、登録するだけで今すぐ連携が実現できます。

Microsoft TeamsとHubSpotを連携してできること

Microsoft TeamsとHubSpotのAPIを連携すれば、Microsoft TeamsのデータをHubSpotに自動的に連携することが可能です!

気になる自動化例の「試してみる」をクリックしてアカウント登録するだけで、すぐにMicrosoft TeamsとHubSpotの連携を実際に体験できます。
登録はたったの30秒で完了するので、ぜひ気軽にお試しください!

Microsoft Teamsで特定条件のメッセージが投稿されたらHubSpotにコンタクトを作成する

特定条件のメッセージを受信した際のみコンタクト作成ができるので、メッセージの中からコンタクト作成に関するものを探す手間が省けます。

Microsoft TeamsとHubSpotの連携フローを作ってみよう

それでは、さっそく実際にMicrosoft TeamsとHubSpotを連携したフローを作成してみましょう!

今回はYoomを使用して、ノーコードでMicrosoft TeamsとHubSpotの連携を進めていきますので、もしまだYoomのアカウントをお持ちでない場合は、こちらの登録フォームからアカウントを発行しておきましょう。

[Yoomとは]

今回はMicrosoft Teamsで特定条件のメッセージが投稿されたら、HubSpotにデータを連携するフローボットを作成していきます!

作成の流れは大きく分けて以下です。

  • Microsoft TeamsとHubSpotをマイアプリ連携
  • テンプレートをコピーする
  • Microsoft Teamsのトリガー設定およびHubSpotのアクション設定
  • トリガーをONに設定しフロー稼働の準備完了

ステップ1:マイアプリ連携

マイアプリ連携を先にしておくと、後の設定がスムーズに進みます。
まずはご利用中のMicrosoft TeamsとYoomを連携していきます。
Yoomページの左側からマイアプリ→新規接続を選択します。

Microsoft Teamsと検索します。
サインイン画面が出たら、メールアドレス・パスワードを入力してください。

※Microsoft 365(旧Office 365)には、家庭向けプランと一般法人向けプラン(Microsoft 365 Business)があり、一般法人向けプランに加入していない場合には認証に失敗する可能性があります。

続いてHubSpotと連携します。
以下の画面より、会員登録かログインをお願いします。
権限がない場合、HubSpotのマイアプリ登録方法を参考にしてください。

Microsoft TeamsとHubSpotの接続が完了し、マイアプリに表示されたらOKです。

ステップ2:テンプレートのコピー

ここからはフローを作っていきます。
テンプレートページを開き、『このテンプレートを試してみる』をクリックしましょう。

進むと、ワークスペースに自動的にテンプレートがコピーされ、以下の画面が表示されます。

OKを選択し、次に進みましょう。
テンプレートはマイプロジェクトに保存されます。
必要に応じてテンプレート名は変更できます。
左側のマイプロジェクトをクリックすると先ほどコピーしたテンプレートが表示されます。
右側の三点リーダー(...)をクリックし、編集するを選択しましょう。

ステップ3:Microsoft Teamsのトリガー設定

それでは、アプリトリガーを設定していきます。
チャネルにメッセージが送信されたら」を選択しましょう。

タイトルは、任意で変更してください。
先ほど連携したアカウント情報の確認をし、トリガーアクションは変更せず次に進みます。
必須項目を入力してください。

こちらは、Microsoft Teamsのチャネルにメッセージが送信されてから、何分後にこのトリガーを起動させるかという設定になります。

  • トリガーの起動間隔:ご利用プランによって起動間隔の選択内容が変わります。
  • チームID・チャネルID:該当欄をクリックするとメニューが表示されます。赤枠の候補をクリックし、表示されたものからチャネルを選択してください。

ここで先ほど指定したチャネルにテスト投稿をします。
赤枠は、後ほど分岐フローにて設定したいワードを入力しました。
(このワードが含まれている投稿でのみ、フローが進みます。)

フローボットに戻り、テストをクリックしましょう。
正しく連携できていると、画面下部のアウトプットにメッセージ内容が表示されます。
このアウトプットをこのあとのアクション設定時に引用することで、Microsoft TeamsとHubSpotのデータ連携を実現していきます!

アウトプットについて | Yoomヘルプセンター
ここまでできたら保存しましょう。

ステップ4:テキストからデータを抽出する設定

続いて「テキストからデータを抽出する」をクリックしましょう。

こちらもアカウント情報を確認してください。
変換タイプを以下から選択し、次に進みます。
()内のタスクを消費するのでご注意ください。
「タスク実行数」のカウント方法について

項目は既に設定されているので。変更せずテストしましょう。

アウトプットに抽出結果が表示されたら保存します。

ステップ5:分岐する設定

続いて、設定したワードが含まれる場合にのみフローを先に進める設定を行うため、「コマンドオペレーション」をクリックします。

こちらも設定済のため、分岐条件に問題なければ保存しましょう。
今回は、メッセージ内容に「新規コンタクト作成依頼」と含まれる場合のみフローが進みます。

・分岐は一部有料プラン以上で利用いただける機能(オペレーション)です。
その他の場合は設定しているフローボットのオペレーションはエラーとなるので、注意してください。
・一部有料プランは、2週間の無料トライアルを行うことが可能です。
無料トライアル中には制限対象のアプリや機能(オペレーション)を使用できます。

ステップ6:HubSpotにコンタクトを作成する設定

続いて、Microsoft Teamsのメッセージ内容から抽出した項目を使って、HubSpotにコンタクトを作成する設定を行うため、「コンタクトの作成」をクリックしましょう。

連携アカウント情報を確認し、次に進みましょう。
項目を設定していきます。

※アウトプットから選択した項目は赤枠のように表示されます。
値を引用している印なので、これによってトリガーで取得した値をそのまま利用できます。
ここに固定のテキストを入れてしまうと、毎回それについて登録されてしまうため、トリガーから取得した項目はアウトプットから必ず選択してください。

ライフサイクルステージやリードステータスは選択肢から選択してください。

設定が終わったらテストし、保存しましょう。
※テストを行うと、HubSpotにコンタクトが作成されるのでご注意ください。

HubSpotを確認してみます。

無事に登録されましたね。

ステップ7:トリガーをONにして起動準備完了

以下の画像が表示されたら、トリガーをONにしてください。
これですべての設定が完了したので、Microsoft Teamsで特定条件のメッセージが投稿されたらHubSpotにコンタクトを作成されるかを確認してみましょう。

以上が「Microsoft Teamsで特定条件のメッセージが投稿されたらHubSpotにコンタクトを作成する」方法でした。

HubSpotのデータをMicrosoft Teamsに連携したい場合

今回はMicrosoft TeamsからHubSpotへデータを連携する方法をご紹介しましたが、逆にHubSpotからMicrosoft Teamsへのデータ連携を実施したい場合は、下記のテンプレートも併せてご利用ください。

HubSpotでコンタクトが作成・更新されたらMicrosoft Teamsに通知する

コンタクト作成・更新を自動通知できるので、見逃しを防げそうです。

HubSpotの商談が成立したらMicrosoft Teamsに通知する

商談成立後、フォローアップなどを素早く行いたいですよね。
このフローであれば自動で商談成立を通知してくれるので、後続業務もスムーズに進められるでしょう。

Microsoft TeamsやHubSpotのAPIを使ったその他の自動化例

Microsoft TeamsやHubSpotのAPIを活用すれば、様々な自動化の実現が可能です!
例えば以下のような自動化はいかがでしょうか。

Microsoft Teamsを使った自動化例

データの追加、更新などをMicrosoft Teamsに通知することで、データの取りこぼしが減り、対応スピードも向上するはずです!

HubSpotを使った自動化例

HubSpotへのデータの追加や、HubSpotに追加されたデータを他のアプリに通知、転記などが可能です!

終わりに

Microsoft TeamsのデータをHubSpotに連携することで、チャット上でやり取りをおこなったデータをHubSpotに追加しやすくなり、今まで以上にデータの取りこぼしなどが少なくなるかもしれませんよね!
これにより、入力の手間と負担も少なくなり、効率的に作業ができる可能性が高まります!

また、今回の連携のポイントは<span class="mark-yellow">プログラミングの知識がなくても実現可能という点です!</span>
Yoomにはこのような自動化のアイデアがたくさんつまっているので、日常的なワークフローを今よりももっと簡単にすることができるかもしれません。

アプリ連携初心者の方でも導入しやすいため、今すぐYoomに登録して自動化を導入しましょう!

この記事を書いた人
m.i
新卒から3年ほど金融関係の仕事を経験してきました。 業界柄、手動で行う作業がとても多く、自動化したらもっと他の仕事ができるのになと思っていた時にYoomに出会いました。 ブログ執筆しながらYoomの便利さに日々感動しています。 分かりやすい構成を心がけています。
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自動化
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