2024/10/10
アプリ同士の連携方法

Webflowの新規注文をMicrosoft Excelに自動同期する方法

e.koyama

目次

ECサイトの注文データは、販売やマーケティングにも活かせる重要な情報です。データから売上金額やリピート率などを正確かつ迅速に把握し、集計や分析の結果を基に。業務をスムーズに進めましょう。

本記事では、Webflowで管理しているECサイトに新規注文が入った際に、Microsoft Excelにデータを自動で同期する方法を紹介します。この連携によって、転記にかかる時間や労力を節約し、人的ミスによるデータ不整合を防止できます。また、迅速な情報共有が可能になるため、注文データの分析をスムーズに始められます。自動化ツールYoomを使えば簡単に連携設定ができるため、ぜひこの機会にお試しください。

WebflowとMicrosoft Excelを連携するメリット

メリット1: 自動化による作業効率化

手動でデータを入力する必要がなくなることで、スタッフの時間と労力を節約できます。これにより、マーケティング担当者は市場調査やキャンペーン企画の立案といった戦略的な業務に集中できるようになります。

また、誤入力や入力漏れなどの人的ミスのリスクが減少するため、情報の正確性が向上します。これにより、データ分析の最中や終了後に情報の不具合が発生しても、エラーを発見し、修正するのにかかる時間を削減できるでしょう。問題解決に費やす時間を最小限に抑え、本来の業務に集中できます。

メリット2: データ分析の迅速化

新規注文が発生してすぐに情報がMicrosoft Excelに反映されるため、最新の売上状況をタイムリーに共有できます。その結果、データの分析がスムーズになり、マーケティングや販売管理の担当者は分析結果に基づく広告戦略や商品企画の最適化を図れます。売上金額やリピート購入率の推移をこまめに把握し、商品改良や価格変更、追加セール実施の提案をするといった顧客のニーズの変化への素早い対応も可能になるでしょう。

また、通常とは異なる注文パターンや急激な売上変動が生じた場合でも、それをすぐに検知できます。問題や機会の早期発見と対応が可能になるため、ビジネスリスクの軽減し、新たなチャンスを獲得する助けになるでしょう。現場担当者だけでなく経営層も最新データを共有することで、問題やチャンスが大規模なものであっても、データに基づいた迅速な判断が可能になります。

[Yoomとは]

WebflowとMicrosoft Excelの連携フローの作り方

それでは、WebflowとMicrosoft Excelの連携と業務フローの自動化設定を行ってみましょう。

テンプレートを使って、「Webflowで注文が発生したらMicrosoft Excelに追加する」業務フローの作成手順を紹介します。

はじめる前に

1. Microsoft Excelで注文情報の管理(または分析)用ファイルを作成し、OneDriveまたはSharePointに保存してください。‍

2. Yoomにログインしてください。

3. 以下の「試してみる」ボタンから、Yoomのテンプレートをコピーしてください。

ステップ1: WebflowとMicrosoft Excelのマイアプリ連携

※アプリ連携がお済みの場合は、ステップ2へ進んでください。

1. 左メニューの「マイアプリ」を選択し、画面右の「+ 新規接続」をクリックします。

2. マイアプリの新規接続一覧から、WebflowとMicrosoft Excelをそれぞれ選択し、アプリを連携してください。
 ※Microsoft 365(旧Office 365)のプランが一般法人向けプラン(Microsoft 365 Business)でない場合、Microsoft Excel連携時の認証に失敗する可能性があります。

次は、マイプロジェクトにテンプレートコピーして、フローボットを作成していきます。
コピーがまだの場合は、フローボットテンプレートを下記よりコピーしてください。

1.バナーにカーソルを合わせ「詳細を見る」をクリック
2.移行したページの「このテンプレートを試す」をクリック
3.Yoomの登録を行う
※既に登録が完了している場合はログイン画面が表示されるので、ログインしましょう。

ステップ2: Webflowの新規注文発生時に起動するトリガーの設定

1. コピーしたテンプレートを開きます。
 ※下図の赤枠部分から、任意のタイトルに変更できます。

2. フローボットの「アプリトリガー:新規注文が送信されたら」をクリックします。

3. 連携アカウントとアクションを選択します。
 必要に応じてタイトルを変更し、「次へ」をクリックします。

4. アプリトリガーのAPI接続設定を行います。
 サイトIDを候補から選択した後、「テスト」をクリックします。

5. テストが成功したら、「次へ」をクリックします。

6. テスト注文を行った後、「テスト」をクリックします。

7. テストが成功したら、「保存する」をクリックします。

ステップ3: Microsoft Excelにレコードを追加するアクションの設定

1. フローボットの「データベースを操作する レコードを追加する」を選択します。

2. 「連携アカウントとアクションを選択」の設定を行います。
 ・タイトル:必要に応じて変更してください。
 ・「データベースの連携」の各項目:欄下部の注記を参考に入力・選択してください。
 ※下図は入力例です。

3. 「次へ」をクリックします。

4. データベース操作の詳細設定を行います。
 追加するレコードの値を、ステップ2で取得したアウトプットを活用して入力してください。
 ※下図は入力例です。

 ※下図はアウトプットの参照例です。それぞれ、項目に合わせたアウトプットを選んでください。

5. テストを行い、成功したら「保存する」をクリックしてください。

最後に、保存したフローのトリガーを「ON」に切り替えると、自動的に起動します。

以上で、「Webflowで注文が発生したらMicrosoft Excelに追加する」フローの完成です。

Webflow・Microsoft Excelを使ったその他の自動化例

他にもWebflowやMicrosoft Excelを使った自動化の例がYoomには多数あるため、いくつか紹介します。

1. Webflowのフォーム回答が送信された際に、Microsoft Excelに情報を追加するフローです。収集したキャンペーン応募や問い合わせ、アンケートなどの様々な情報を一覧化して加工・分析し、マーケティングやカスタマーサービスに活かせます。

2. Webflowのコレクションに新しいアイテムが作成された際に、Microsoft Excelに情報を追加するフローです。コレクションアイテムをデータベースに一覧化することで、アイテムの確認が容易になります。手作業で転記する必要がなくなるため、誤入力や入力漏れを防ぐことができます。

3. スマレジに取引が登録された際に、Microsoft Excelに情報を追加するフローです。実店舗やECサイトの運営でPOSシステムを利用している場合、その情報をMicrosoft Excelに集約することで、会社全体の売上や在庫を把握し、Excelの機能を使った集計や分析ができます。

まとめ

WebflowとMicrosoft Excelを連携することで、新しい注文が入るたびに自動でデータを同期できます。これにより、転記作業の時間を短縮し、情報の正確性を向上できます。また、注文データをタイムリーに共有できるため、データを基にした売上状況等の把握と分析もスムーズに進められるでしょう。最新情報を会社全体で共有することで、現場担当者から経営層まで、データに基づいた迅速な提案や判断が可能になります。Yoomを使って、今回紹介した連携をぜひ試してみてください。

この記事を書いた人
e.koyama
これまで専門商社やEC業界で事務を経験してきました。 担当した業務は営業事務や経理、総務、人事、法務など多岐に渡ります。 個々の作業の効率化には取り組みましたが、各種のサポートツールやYoomを使えばより便利に業務が進められたのに…と思っています。 業務経験を活かしたYoomの紹介記事を発信し、皆さんがスムーズに業務を進められるお手伝いができれば幸いです。
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