Gmailで受信したメール内容をAIで感情認識してSlackに通知する

■概要

Gmailに届く大量のメール、その内容確認やチームへの共有に手間を感じていませんか。特に顧客からの問い合わせなど、内容の緊急度や感情を把握して迅速に対応することは重要ですが、手作業では見落としや対応遅延のリスクが伴います。このワークフローを活用すれば、Gmailで受信したメール本文をAIが自動で感情分析し、その結果を指定したSlackチャンネルへ通知するため、手作業による確認漏れや対応遅延を防ぎ、顧客満足度の向上や業務効率化に貢献します。

■このテンプレートをおすすめする方

• Gmailでの顧客対応や問い合わせ管理の効率化を目指す担当者の方
• AIによるメールの感情分析で顧客対応の質を高めたいチームの方
• Slackを活用し、チームへの情報共有を迅速かつ的確に行いたいと考えている方

■このテンプレートを使うメリット

• Gmailにメールが届くと自動でAIが感情を分析しSlackに通知するため、これまで手動で行っていた確認や転記作業の時間を短縮することができます。
• AIによる客観的な感情分析と自動通知により、メール内容の見落としや担当者による感情の解釈のばらつきといったヒューマンエラーのリスク軽減に繋がります。

■フローボットの流れ

1. はじめに、GmailとSlackをYoomと連携します。
2. 次に、トリガーでGmailを選択し、「特定のラベルのメールを受信したら」というアクションを設定します。ここで、感情分析を行いたいメールが振り分けられるラベル（例：問い合わせ受付ラベルなど）を指定することで、対象のメール受信時にフローが起動します。
3. 続いて、オペレーションでAI機能の「テキストを生成する」アクションを設定します。ここで、受信したメールの本文をインプット情報とし、メール内容の感情（例：肯定的、否定的、中立的など）を分析するようにAIに指示するプロンプトを設定します。
4. 最後に、オペレーションでSlackの「チャンネルにメッセージを送る」アクションを設定し、AIが分析した感情結果を含むメッセージを、指定したSlackチャンネルに送信します。

※「トリガー」：フロー起動のきっかけとなるアクション、「オペレーション」：トリガー起動後、フロー内で処理を行うアクション

■このワークフローのカスタムポイント

• AI機能の「テキストを生成する」オペレーションにおいて、メール本文からどのような感情のニュアンス（例：ポジティブ、ネガティブ、緊急度高など）を、どのような言葉でSlackに通知させるか、プロンプトの内容を任意で設定してください。
• Slackの「チャンネルにメッセージを送る」オペレーションでは、通知を送信する先のチャンネルIDや、AIによる分析結果をどのようにメッセージに含めるかなど、通知メッセージのフォーマットを任意で設定してください。

■注意事項‍

• Gmail、SlackのそれぞれとYoomを連携してください。
• トリガーは5分、10分、15分、30分、60分の間隔で起動間隔を選択できます。
• プランによって最短の起動間隔が異なりますので、ご注意ください。