■概要
Slackでのコミュニケーションは活発ですが、その中で知的財産権を侵害する可能性のある内容が含まれていないか、常に人の目で確認するのは大変な作業ではないでしょうか？特に、スピード感が求められる中で、見落としや確認漏れは大きなリスクになり得ます。このワークフローを活用すれば、SlackのメッセージをAIが自動でチェックし、問題があればDiscordに通知するため、このような課題の解決に役立ちます。
■このテンプレートをおすすめする方
- Slackでのコミュニケーション内容のコンプライアンスチェックに課題を感じている法務・知財担当者の方
- AIを活用して知的財産権侵害のリスクを低減し、迅速な対応体制を構築したいと考えているチームリーダーの方
- SlackとDiscordを連携させ、情報共有の効率化とリスク管理の自動化を同時に実現したいと考えている方
■このテンプレートを使うメリット
- SlackのメッセージをAIが自動で監視するため、知的財産権侵害のチェックにかかる時間を短縮し、担当者の負担を軽減できます。
- 人による確認作業で起こりうる見落としや判断のばらつきを防ぎ、コンプライアンスチェックの精度向上に繋がります。
■フローボットの流れ
- はじめに、SlackとDiscordをYoomと連携します。
- 次に、トリガーでSlackを選択し、「メッセージがチャンネルに投稿されたら」というアクションを設定します。これにより、指定したSlackチャンネルに新しいメッセージが投稿されるとフローが起動します。
- 次に、オペレーションでAI機能の「テキストを生成する」アクションを設定し、Slackで受信したメッセージ内容を知的財産権侵害の観点からチェックするようAIに指示します。
- 最後に、オペレーションでDiscordの「メッセージを送信」アクションを設定し、AIによるチェック結果を指定したチャンネルに通知します。
※「トリガー」：フロー起動のきっかけとなるアクション、「オペレーション」：トリガー起動後、フロー内で処理を行うアクション
■このワークフローのカスタムポイント
- AI機能の「テキストを生成する」アクションでは、知的財産権の侵害をどのようにチェックするか、具体的な指示（プロンプト）を任意で設定できます。例えば、特定のキーワードや表現のパターンを検知するよう細かく調整することが可能です。
- Discordの「メッセージを送信」アクションでは、通知先のチャンネルを指定するだけでなく、通知メッセージの内容に固定のテキストを追加したり、Slackのメッセージ内容やAIの判断結果といった前段のステップで取得したデータを動的な情報として埋め込んだりすることができます。
■注意事項
- Slack、DiscordのそれぞれとYoomを連携してください。
- トリガーは5分、10分、15分、30分、60分の間隔で起動間隔を選択できます。
- プランによって最短の起動間隔が異なりますので、ご注意ください。
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