■概要
Slackでの特定のメッセージを見逃してしまったり、その内容を元にしたレポート作成とMicrosoft Teamsへの通知を手作業で行うことに手間を感じていませんか？このワークフローを活用すれば、Slackの特定条件の投稿をトリガーに、AIがレポートを作成してMicrosoft Teamsへ通知する一連の作業を自動化でき、こうした課題を解消できます。
■このテンプレートをおすすめする方
- Slackの特定情報を基に定期的にレポートを作成し、Microsoft Teamsで共有している業務担当者の方
- 手作業による情報収集や通知による見落としや遅延をなくしたいと考えているチームリーダーの方
- SlackとMicrosoft Teams間の情報連携を効率化し、迅速な対応を実現したいと考えている方
■このテンプレートを使うメリット
- Slackの特定条件の投稿からレポート作成、Microsoft Teamsへの通知までを自動化するため、これまで手作業に費やしていた時間を削減できます。
- 手作業によるレポート作成時の内容の誤りや、Microsoft Teamsへの通知漏れといったヒューマンエラーの発生を防ぐことに繋がります。
■フローボットの流れ
- はじめに、SlackとMicrosoft TeamsをYoomと連携します。
- 次に、トリガーでSlackを選択し、「メッセージがチャンネルに投稿されたら」というアクションを設定します。この際、特定のチャンネルを指定します。
- 続いて、オペレーションで分岐機能を設定し、「分岐する」アクションでSlackの投稿内容が特定の条件に合致した場合のみ後続の処理に進むように設定します。
- 次に、オペレーションでAI機能を選択し、「テキストを生成する」アクションで、Slackの投稿内容を基にレポートのテキストを生成するよう設定します。
- 最後に、オペレーションでMicrosoft Teamsを選択し、「チャネルにメッセージを送る」アクションで、生成されたレポートを指定のチャネルに送信するよう設定します。
※「トリガー」：フロー起動のきっかけとなるアクション、「オペレーション」：トリガー起動後、フロー内で処理を行うアクション
■このワークフローのカスタムポイント
- Slackのトリガー設定では、フローを起動する間隔や、監視対象とするチャンネルIDを任意で設定してください。
- 分岐機能の設定では、Slackのトリガーで取得した投稿内容（メッセージ本文や投稿者など）を利用して、レポート作成に進むための具体的な条件をカスタムしてください。
- AI機能のテキスト生成設定では、Slackの投稿内容をどのようにレポート化するかの指示（プロンプト）を、固定値やトリガーで取得した情報を組み合わせてカスタムできます。
- Microsoft Teamsへの通知設定では、通知先のチームIDやチャネルIDの指定のほかに、通知するメッセージ内容も固定値やAIが生成したレポートのテキストを組み込んでカスタムしてください。
■注意事項
- Slack、Microsoft TeamsのそれぞれとYoomを連携してください。
- トリガーは5分、10分、15分、30分、60分の間隔で起動間隔を選択できます。
- プランによって最短の起動間隔が異なりますので、ご注意ください。
- Microsoft365（旧Office365）には、家庭向けプランと一般法人向けプラン（Microsoft365 Business）があり、一般法人向けプランに加入していない場合には認証に失敗する可能性があります。
.avif)
