■概要

Trelloでタスクの進捗管理を行う際、カードを特定のリスト（例：「レビュー待ち」や「完了」）へ移動させるたびに、手動でラベルを変更・追加するのは手間がかかる作業ではないでしょうか。ラベルの付け替え忘れや、どのラベルを付けるべきか迷うこともあり、管理が煩雑になりがちです。

このワークフローを活用すれば、Trelloのカードが指定のリストへ移動されたタイミングでAIが内容を解析し、その状況に最適なラベルを自動で付与します。手作業によるラベル更新の手間を省き、タスク管理の精度と一貫性を高めることが可能です。

■このテンプレートをおすすめする方

• Trelloでカードをリスト移動する際の、手作業によるラベル変更や追加に手間を感じている方
• チームのTrelloボード運用で、特定のリスト移動時におけるラベル付けのルールを統一し自動化したい方
• AIを活用して、Trelloのタスク分類や進捗管理をより効率的に行いたいと考えている方

■このテンプレートを使うメリット

• カードのリスト移動に伴うラベル付けが自動化されるため、手作業の時間を削減し、本来のタスクに集中できます。
• AIがカード内容と移動先のリスト状況に基づいてラベルを付与するため、手動での付け忘れや選択ミスといったヒューマンエラーを防ぎ、進捗管理の正確性が向上します。

■フローボットの流れ

1. はじめに、TrelloをYoomと連携します
2. 次に、トリガーでTrelloを選択し、「カードが指定のリストへ移動されたら（Webhook）」を設定します
3. 続いて、オペレーションでTrelloの「ラベルの一覧を取得する」アクションを設定し、ボードに存在するラベル情報を取得します
4. 次に、同じくTrelloの「カードの情報を取得する」アクションを設定し、トリガーで作成されたカードの詳細を取得します
5. その後、オペレーションでAI機能の「テキスト生成」を設定し、カード情報をもとに付与すべきラベルをAIに判断させます
6. 最後に、Trelloの「カードを更新する」アクションを設定し、AIが生成したラベルを対象のカードに付与します

※「トリガー」：フロー起動のきっかけとなるアクション、「オペレーション」：トリガー起動後、フロー内で処理を行うアクション

■このワークフローのカスタムポイント

• Trelloの各アクションでは、自動化の対象としたいボードIDなどを任意で設定してください
• AI機能のテキスト生成では、カードのタイトルや説明文といった情報を引用し、「どのような基準でラベルを選択するか」を指示するプロンプトを自由にカスタマイズできます

■注意事項

• TrelloとYoomを連携してください。