■概要
Google Adsの検索語句レポートは、広告効果を最大化するために欠かせない情報ですが、定期的にデータを取得し関係者に共有する作業は手間がかかるものです。 特に複数のアカウントを管理している場合、この定型業務が大きな負担になることもあります。 このワークフローを活用すれば、Google Adsから検索語句データを定期的に取得し、指定した宛先へ自動で送信する一連の流れを自動化し、レポート作成業務を効率化できます。
■このテンプレートをおすすめする方
- Google Adsを運用しており、検索語句レポートの作成と共有を手作業で行っている方
- 複数の広告アカウントを管理しており、Google Adsの検索語句データを効率的に送信したい方
- 広告運用の報告業務を自動化し、分析や施策立案により多くの時間を確保したいマーケターの方
■このテンプレートを使うメリット
- スケジュールに基づきGoogle Adsの検索語句データが自動で送信されるため、これまで手作業に費やしていたレポート作成の時間を短縮できます。
- 手作業によるデータの取得漏れや、メール送信時の添付ミスといったヒューマンエラーを防ぎ、正確な情報共有を実現します。
■フローボットの流れ
- はじめに、Google Ads、Google スプレッドシート、Google Drive、OutlookをYoomと連携します
- 次に、トリガーでスケジュールトリガー機能を設定し、フローボットを起動したい日時を指定します
- オペレーションで、Google Adsの「検索語句レポートの取得」アクションを設定します
- 次に、取得したレポート情報をGoogle スプレッドシートに書き込むため、「同じ処理を繰り返す」アクションと「レコードを追加する」アクションを設定します
- 次に、Google Driveの「Googleスプレッドシートをダウンロード（シートを指定）」アクションで、レポートが書き込まれたファイルをダウンロードします
- 最後に、Outlookの「メールを送る」アクションで、ダウンロードしたレポートファイルを添付して指定の宛先にメールを送信します
※「トリガー」：フロー起動のきっかけとなるアクション、「オペレーション」：トリガー起動後、フロー内で処理を行うアクション
■このワークフローのカスタムポイント
- スケジュールトリガー機能の設定では、レポートを送信したい日時（毎日、毎週、毎月など）を任意で設定してください。
- Google Adsの設定では、レポートを取得したい広告アカウントIDや対象期間を任意で指定することが可能です。
- 繰り返し処理機能では、Google Adsから取得した検索語句の一覧データをもとに、繰り返し処理の条件をカスタマイズできます。
- Google スプレッドシートの設定では、書き込み対象のスプレッドシートやシート、テーブルの範囲などを任意で指定してください。
- Google Driveの設定では、ダウンロードするファイルなどに対して、固定の値や前段のステップで取得した情報を変数として設定できます。
- Outlookの設定では、任意の宛先、件名、メッセージ内容を指定でき、前段のステップで取得した情報を変数として件名や本文に含めることも可能です。
■注意事項
- Google Ads、Google スプレッドシート、Google Drive、OutlookのそれぞれとYoomを連携してください。
- 「同じ処理を繰り返す」オペレーション間の操作は、チームプラン・サクセスプランでのみご利用いただける機能となっております。フリープラン・ミニプランの場合は設定しているフローボットのオペレーションやデータコネクトはエラーとなりますので、ご注意ください。
- チームプランやサクセスプランなどの有料プランは、2週間の無料トライアルを行うことが可能です。無料トライアル中には制限対象のアプリや機能（オペレーション）を使用することができます。
- Microsoft365（旧Office365）には、家庭向けプランと一般法人向けプラン（Microsoft365 Business）があり、一般法人向けプランに加入していない場合には認証に失敗する可能性があります。
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