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【簡単設定】boardのデータをBubbleに自動的に連携する方法

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アプリ同士の連携方法

2025-09-01

【簡単設定】boardのデータをBubbleに自動的に連携する方法

Kumiko Tsukamoto

「boardで管理している顧客情報を、Bubbleで開発したアプリにも反映させたい!」
「でも、両方のツールに同じ情報を転記するのは面倒…」
複数のSaaSを併用する中で、このような手作業でのデータ連携に非効率さや課題を感じていませんか?特に、顧客情報や案件情報といった重要なデータを扱う際には、入力ミスを起こしたくないですよね。

もし、<span class="mark-yellow">boardで新しい情報が登録された際に、その内容を自動でBubbleに連携する仕組み</span>があれば、こうした日々の反復作業やヒューマンエラーのリスクから解放され、より戦略的な業務に集中するための貴重な時間を確保できるはずです!

今回ご紹介する自動化は、専門的な知識がなくてもノーコードで簡単に実現できます。
ぜひこの機会に導入して日々の業務をもっとスマートに進めましょう!

とにかく早く試したい方へ

Yoomには<span class="mark-yellow">boardとBubbleを連携するためのテンプレート</span>が用意されています。今すぐ試したい方は、以下のバナーから早速スタートできますよ!

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boardとBubbleを連携してできること

boardとBubbleのAPIを連携させることで、これまで手作業で行っていたアプリケーション間のデータ転記を自動化できます。
ここでは具体的な自動化例をいくつかご紹介しますので、気になる内容があれば、ぜひバナーをクリックして詳細をご確認ください!

boardで新しい顧客が作成されたら、Bubbleに追加する

boardでの顧客作成をトリガーとして、その情報をBubbleのデータベースに自動で追加するフローです。<span class="mark-yellow">手作業による転記の手間とヒューマンエラーを減らし、情報をスムーズに両方のツールで同期できます。</span>

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指定スケジュールになったら、boardで請求リストを取得してBubbleに追加する

「毎月1日」といった特定のスケジュールを設定するだけで、<span class="mark-yellow">そのスケジュールに沿ってboardから請求リストを自動で取得し、Bubbleにそのデータを追加する</span>こともできます。

管理漏れの防止に繋がり、定期的な請求情報の整理作業に貢献するでしょう。

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boardとBubbleの連携フローを作ってみよう

ここからは、boardとBubbleを連携させたフローの作成方法を解説していきます!
Yoomを使用してノーコードで設定をしていくので、まだYoomのアカウントをお持ちでない場合は、こちらの登録フォームからアカウントを発行しておきましょう。

[Yoomとは]

フローの作成方法

この記事では、先程ご紹介した「boardで新しい顧客が作成されたら、Bubbleに追加する」テンプレートを使ってフローを作成します。
作成の流れは大きく分けて以下の通りです。

  • boardとBubbleのマイアプリ連携
  • テンプレートのコピー
  • boardのトリガー設定と各アクション(分岐・Thing追加)の設定
  • フロー稼働の準備
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ステップ1:boardとBubbleのマイアプリ連携

Yoomとそれぞれのアプリを連携して、アプリごとの操作を行えるようにしましょう。この設定は初回のみ必要です。
先ずは、基本的な設定方法を解説しているナビをご覧ください!

それでは、今回のフローで使用するboardとBubbleのマイアプリ登録方法を解説していきます。

① boardのマイアプリ登録

ヘルプページ:boardのマイアプリ登録方法

  1. アプリ一覧画面でboardを検索して選択。
  1. 「アカウント名」に任意の名称を設定。
    連携先のアカウントを判別しやすい名称にするとよいでしょう。
  1. 「アクセストークン」に設定するためのAPIトークンを取得しましょう。
    boardの開発者用API設定にアクセスし、「新規トークン生成」をクリック。
  1. APIトークンの「用途・説明」を設定し、Yoomからのアクセスを許可する操作にチェックを入れます。
    ※トリガーアクションはチェックを入れていなくとも動作しますが、1つはチェック項目がないと次に進めないため、迷う場合には「顧客」の「取得」などを選択しておくことをおすすめします。
  1. ページ下部の「登録」をクリック。
  2. APIトークンが生成されます。コピーして安全な場所に保存してください。
    ※ 以降、このAPIトークンは確認できなくなります。
    「APIキー」もboardのトリガー設定で使用するため、コピーしておきましょう。
  1. マイアプリ登録画面に戻り、取得したAPIトークンを「アクセストークン」に設定します。
  2. 「追加」をクリック。

マイアプリ画面にboardが追加されていることを確認してください。

② Bubbleのマイアプリ登録

ヘルプページ:Bubbleのマイアプリ登録方法とデータタイプ名設定時の注意点

  1. アプリ一覧画面でBubbleを検索して選択。
  1. 「アカウント名」に任意の管理用名称を設定。
    連携先のアカウントを判別しやすい名称にするとよいでしょう。
  1. Bubbleにログインし、連携させたいアプリの編集画面を開いてください。
  2. 左側の歯車(Settings)を開いて「API」にアクセス。
  1. 「APIs and Backend Workflows」の下図の項目にチェックを入れてください。
  1. 「API Tokens」の「Generate a new API token」をクリック。
    発行された「Private key」をコピーし、Yoomの連携画面の「アクセストークン」に設定。
  1. 「APIs and Backend Workflows」のAPI root URLから赤枠部分をコピーし、Yoomの連携画面の「サブドメイン」に設定。
  1. 「追加」をクリック。

マイアプリ画面に、Bubbleが追加されていることを確認してください。

ステップ2:テンプレートのコピー

Yoomのフローボットテンプレートから使用するテンプレートを選び、「このテンプレートを試す」をクリックすると、テンプレートがコピーされます。
ここでは、冒頭でご紹介したテンプレートを使用するため、以下のバナーの「試してみる」をクリックしてください。

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そうすると、Yoomのワークスペースにテンプレートがコピーされ、自動化フローの設定画面(フローボット)が開きます。
「OK」をクリックして、フローの設定に進みましょう。

※ 以降、コピーしたフローボットには、プロジェクト一覧の「マイプロジェクト」からアクセスできます。

ステップ3:boardのトリガー設定

先ずは、フローの起点となるトリガーアクションを設定していきます。

  1. boardの「新しい顧客が作成または更新されたら」をクリック。
  1. 「タイトル」は任意の名称に変更可能です。
    アクションの内容が分かりやすいタイトルにするとよいでしょう。
  2. 連携アカウントにはマイアプリ登録で連携したアカウントが設定されています。
    複数のアカウントと連携している場合には、このフローで用いるアカウントをプルダウンから選択してください。
  3. アクションを確認して、「次へ」をクリック。
  1. 「トリガーの起動間隔」をプルダウンの「5分・10分・15分・30分・60分」から選択。
    そのプランの最短の起動間隔にすることで、顧客登録時により早くBubbleでのThing作成が行えるようになります。
    ※ ご利用プランによって、設定できるトリガーの最短間隔が異なります。
    起動間隔についての詳しい説明は、こちらのヘルプページをご覧ください。
  1. 「APIキー」に、マイアプリ連携時に取得したAPIキーを設定します。
  2. トリガーが正常に動作するか確かめるため、boardでテスト用の顧客を作成してください。
    ※ テスト用顧客の例
  1. Yoomに戻り、「テスト」をクリック。
    ※ 直近1時間以内に、顧客の作成・更新が行われていない場合はテストに失敗します。
  1. テストに成功すると、「取得した値」に作成した顧客の情報が追加されます。
    これらの値は、以降のアクションで変数(
    フローが稼働する度に更新される値)として使用できるようになります。
    詳しい説明は、こちらのヘルプページをご覧ください。
  1. テスト用の顧客情報が取得できていれば、ページ下部の「保存する」をクリック。
    トリガーの設定が完了し、フロー画面に戻ります。

ステップ4:分岐処理の設定

このフローは顧客の作成・更新時に稼働するため、作成時にのみThingの作成を行うよう設定しているのが次の分岐処理です。

※「分岐する」オペレーションは、ミニプラン以上でご利用いただけます。
フリープランで利用するとエラーになってしまうのでご注意ください。
ミニプランなどの有料プランは2週間の無料トライアルが可能です。
無料トライアル中は他のプランでは制限されているアプリや機能も自由にお試しいただけますので、ぜひ活用してみてください!

  1. 「分岐|作成・更新の判別」をクリック。
  1. 適宜「タイトル」を変更。
  1. 「オペレーション」には分岐の対象となる値を取得したオペレーションを設定し、「取得した値」には分岐の対象となる値を設定。
    ここでは、トリガーアクションで取得した「(顧客の)作成日時」を分岐対象とし、「更新日時」と一致するかをチェックしています。
  1. 「作成日時」が「更新日時」と等しい、という分岐条件を設定することで、作成された顧客か、更新された顧客かの判別を行います。
    項目を削除してしまった場合には、入力欄クリック時に表示されるトリガーアクションメニューの「更新日時」を選択してください。
  1. 設定を終えたら、ページ下部の「保存する」をクリック。
    フロー画面の分岐条件が設定通りであることを確認し、次の設定に進みましょう。

ステップ5:Thingの作成

では、boardから取得した顧客情報を用いてBubbleにThingを作成しましょう。

  1. boardの「Thingを作成」をクリック。
  1. 適宜「タイトル」を変更。
  2. 連携アカウントとアクションを確認し、「次へ」をクリック。
  1. 「データタイプ名」に検索対象となるデータタイプを設定。
    Bubbleのアプリ編集画面にアクセス、左側の「Data」を選択して、「Type Name」に入力されている値がデータタイプです。
    データタイプ名の設定時には、空白を入れずに小文字で入力する必要があります。
    詳細はこちらのヘルプページの「Bubble上でのデータタイプ名の確認方法」をご覧ください。
  1. Thingの「フィールド名」と「値」を設定していきましょう。
    「+ Thingを追加」をクリックで項目を増やせます。
    • フィールド名:アプリのDataを参照して固定テキストを設定。
    • 値:入力欄クリック時に表示されるトリガーアクションメニューから、該当する項目を選択。
  1. 「環境」を「検証環境」か「本番環境」から選択。
  2. 設定を終えたら「テスト」をクリック。
    指定した環境にThingが作成されます。
  1. テストに成功したら、Bubbleの「App data」を確認しましょう。
    ※ 作成されるThingのイメージ
  1. 期待通りにThingが作成されていれば、ページ下部の「保存する」をクリック。

ステップ6:フロー稼働の準備

フロー画面に戻り、「全ての設定が完了しました!」と表示されていればフローの設定は完了です。
早速フローを稼働させるのであれば、「トリガーをON」をクリックします。

あとで稼働させる場合は、フロー画面のトリガースイッチをクリックしてください。

トリガーをONにしたら、実際に動作することを確認しましょう。
boardで新規顧客を作成し、その情報がBubbleのThingとして追加されていれば成功です。

今回のフローボットをベースに、他にも様々な作業の自動化が実現できます!
是非、Yoomの便利な機能をお試しください。

Bubbleのデータをboardに連携したい場合

今回はboardからBubbleへデータを連携する方法をご紹介しましたが、反対にBubbleからboardへのデータ連携を自動化したい場合には、下記のテンプレートも併せてご利用ください。

BubbleでThingが作成されたら、boardで案件を登録する

Bubbleで開発したアプリケーション上で新しいデータ(Thing)が作成された際に、その情報を基にboardで案件を自動作成します。

boardを開くことなく案件が作成できるため、<span class="mark-yellow">業務のスピードが向上し、営業活動へのスムーズな移行を実現できる</span>でしょう。

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BubbleでThingが作成されたら、boardで顧客情報を登録する

同じようにして、Bubbleに作成されたThingの情報を取得して、boardに顧客を登録することもできます。

手動でのデータ移行が不要になることで、<span class="mark-yellow">二重入力の手間を排除し、常に最新の顧客情報をboardで管理できる</span>ようになります。

[[239791]]

BoardやBubbleのAPIを使ったその他の自動化例

BoardやBubbleのAPIを活用することで、案件管理や情報登録のフローを効率化できます。
Yoomにはこれらの業務を自動化できるテンプレートが多数用意されているので、ぜひご活用ください!

Boardを使った自動化例

Boardでの自動化を導入することで、案件管理や顧客情報の整理、通知業務をスムーズに進められます。
例えば、案件登録をきっかけに他ツールにフォルダやレコードを作成したり、外部サービスからの顧客データを取り込むといったフローが効率化可能です。
営業チームやバックオフィスの担当者に特に役立ちます!

[[87985,87881,261680,260888,237722]]

Bubbleを使った自動化例

Bubbleでの自動化を取り入れると、アプリ内のデータ作成や更新を他のサービスと連携できるようになります。
例えば、入力フォームからのデータを自動登録したり、作成された情報をSlackやNotionなどへ展開することで、情報共有や管理が容易になります。
ノーコード開発を活用するスタートアップやWebサービス運営者におすすめです!

[[89119,89427,121361,113323,118608]]

まとめ

boardとBubbleの連携を自動化することで、<span class="mark-yellow">これまで手作業で行っていたアプリケーション間のデータ転記作業をなくし、ヒューマンエラーを防ぐことができます。</span>

担当者は単純な入力作業から解放され、迅速かつ正確な情報に基づいた意思決定や、本来注力すべきコア業務に集中できる理想的な環境を整えられるでしょう。

今回ご紹介したような自動化は、ノーコードツール「Yoom」を活用することで、プログラミングの知識がない方でも直感的な操作で簡単に構築できます。
もし自動化に少しでも興味を持っていただけたなら、こちらから無料登録してYoomによる業務効率化を体験してみてください!

よくあるご質問

Q:boardの顧客情報を更新した場合、Bubble側も自動で更新されますか?

A:可能です。分岐処理の「その他」の下に繋がる「+」をクリックし、Bubbleの「Thingを検索」と「Thingを更新」のアクションを追加することで、顧客作成時・更新時のそれぞれで同期を行えるようになります。
参考:「アプリと連携する」の設定方法

Q:「特定のタグがついた顧客のみ」など、条件を付けて連携できますか?

A:分岐オペレーションを追加することで実現可能です。
「分岐対象の取得した値」で「タグ」などを選択し、「分岐条件」にThingを作成したい顧客の条件を設定してください。

Q:「顧客作成」以外の操作をトリガーにできますか?

A:boardのトリガーは顧客作成・更新と案件登録・更新に対応しており、それぞれをBubbleのThingに反映させることができます。
以下の詳細ページを参考に、自動化したい業務に合わせてアクションを組み合わせてみてください。
参考:boardのAPIと今すぐ連携BubbleのAPIと今すぐ連携

Yoomを使えば、今回ご紹介したような連携を
プログラミング知識なしで手軽に構築できます。
無料でYoomを試す
この記事を書いた人
Kumiko Tsukamoto
SaaS連携ツール「Yoom」を活用した業務自動化に関する記事を執筆するWebライター。ITパスポート資格保有者で、元システムエンジニア。Excelへの手入力による勤怠管理や領収書のデータ化といった反復作業に日々直面した経験から、SaaSツールを活用した業務効率化に興味を抱く。現在は、手作業に悩む担当者に向けて、Yoomの自動化機能を用いた業務フロー改善のTipsを発信している。
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