DiscordとMediumの連携イメージ

【簡単設定】DiscordのデータをMediumに自動的に連携する方法

Yoomを詳しくみる
この記事のテンプレートを試す
DiscordとMediumの連携イメージ
アプリ同士の連携方法

2025-09-09

【簡単設定】DiscordのデータをMediumに自動的に連携する方法

Kumiko Tsukamoto

「Discordの重要なアナウンスを、Mediumの記事として公開したい!」
「チャンネルに上がった話題をMediumに転記するのは、手間がかかるし忘れがち…」
DiscordとMedium間での手作業による情報連携に、このような課題を感じていませんか?

もし、<span class="mark-yellow">Discordへの投稿をトリガーにして、自動でMediumにポストを作成する仕組み</span>があれば、情報発信のスピードが向上するかもしれません。転記ミスや共有漏れといったヒューマンエラーも防ぎやすくなるため、より価値の高いコンテンツ作成やコミュニティ運営に集中できる時間を生み出せるはずです!

今回ご紹介する自動化は、プログラミングの知識がなくても簡単に実現できます。
ぜひこの機会に導入して日々の情報発信業務を効率化しましょう!

とにかく早く試したい方へ

Yoomには<span class="mark-yellow">DiscordとMediumを連携するためのテンプレート</span>が用意されています。今すぐ試したい方は、以下のバナーから早速スタートできますよ!

[[261527]]

DiscordとMediumを連携してできること

DiscordとMediumのAPIを連携すれば、コミュニティ内での重要な議論や決定事項を、手動で転記することなく、迅速に外部へ発信するといったことができるようになります。
いくつかの自動化例をご紹介しますので、気になるものがあれば是非クリックしてみてください!

Discordのチャンネルでメッセージが送信されたら、Mediumでポストを作成する

Discordの特定チャンネルにメッセージが投稿されるたびに、その内容を用いて自動でMediumにポストを作成します。

コミュニティ内でのアナウンスや議論のまとめなどを<span class="mark-yellow">手作業なしで迅速にブログコンテンツとしてストックできるため、情報発信を効率化できるでしょう。</span>

[[261527]]

Discordのチャンネルで特定のメッセージが送信されたら、Mediumでポストを作成する

投稿されたメッセージの中から、特定のキーワードやコマンドが含まれるものだけをMediumへの投稿対象とすることもできます。

<span class="mark-yellow">数ある投稿の中から本当に共有すべき重要な情報だけをフィルタリングすることで、質の高いコンテンツの効率的な生成が期待できます。</span>

[[261552]]

DiscordとMediumの連携フローを作ってみよう

ここからは、DiscordとMediumを連携させたフローの作成方法を解説していきます!
Yoomを使用してノーコードで設定をしていくので、まだYoomのアカウントをお持ちでない場合は、こちらの登録フォームからアカウントを発行しておきましょう。

[Yoomとは]

フローの作成方法

この記事では、先程ご紹介した「Discordのチャンネルでメッセージが送信されたら、Mediumでポストを作成する」テンプレートを使ってフローを作成します。
作成の流れは大きく分けて以下の通りです。

  • DiscordとMediumのマイアプリ連携
  • テンプレートのコピー
  • Discordのトリガー設定と各アクション(データ抽出・ポスト作成)の設定
  • フロー稼働の準備
[[261527]]

ステップ1:DiscordとMediumのマイアプリ連携

Yoomとそれぞれのアプリを連携して、アプリごとの操作を行えるようにしましょう。この設定は初回のみ必要です。
先ずは、基本的な設定方法を解説しているナビをご覧ください!

それでは、今回のフローで使用するDiscordとMediumのマイアプリ登録方法を解説していきます。

① Discordのマイアプリ登録

  1. アプリ一覧画面でDiscordを検索して選択。
  1. 「アカウント名」に任意の名称を設定。
    連携先のアカウントを判別しやすい名称にするとよいでしょう。
  2. 「アクセストークン」にBotトークンを設定。
    BotトークンはDiscord Developer Portalから取得できます。
    詳細はこちらのヘルプページをご確認ください。
  1. 設定を終えたら、「追加」をクリック。
  1. マイアプリ画面にDiscordが追加されていることを確認してください。

② Mediumのマイアプリ登録

  1. アプリ一覧画面でMediumを検索して選択。
  1. 「アカウント名」に任意の管理用名称を設定。
    連携先のアカウントを判別しやすい名称にするとよいでしょう。
  1. 「アクセストークン」にIntegration tokenを設定。
    こちらからMediumにサインインした後、右上のアイコンから「Settings」にアクセス。
    「Security and apps」タブのページ下部にある「Integration token」をクリックすると、Integration tokenが確認できます。
    ※ 現在、MediumのAPIは新規発行が停止されており、新たにAPIトークンを取得することはできません。
    既存のトークンは引き続き機能します。
    参照:API/Importing
  1. 設定を終えたら、「追加」をクリック。

Mediumも追加されていれば、このフローで使用するアプリのマイアプリ登録は完了です。

ステップ2:テンプレートのコピー

Yoomのフローボットテンプレートから使用するテンプレートを選び、「このテンプレートを試す」をクリックすると、テンプレートがコピーされます。
ここでは、冒頭でご紹介したテンプレートを使用するため、以下のバナーの「試してみる」をクリックしてください。

[[261527]]

そうすると、Yoomのワークスペースにテンプレートがコピーされ、自動化フローの設定画面(フローボット)が開きます。
「OK」をクリックして、フローの設定に進みましょう。

※ 以降、コピーしたフローボットには、プロジェクト一覧の「マイプロジェクト」からアクセスできます。

ステップ3:Discordのトリガー設定

先ずは、フローの起点となるトリガーアクションを設定していきます。

  1. Discordの「チャンネルでメッセージが送信されたら」をクリック。
  1. 「タイトル」は任意の名称に変更できます。
    アクションの内容が分かりやすいタイトルにするとよいでしょう。
  2. 連携アカウントにはマイアプリ登録で連携したアカウントが設定されています。
    複数のアカウントと連携している場合には、このフローで用いるアカウントをプルダウンから選択してください。
  3. アクションを確認して、「次へ」をクリック。
  1. 「トリガーの起動間隔」をプルダウンの「5分・10分・15分・30分・60分」から選択。
    そのプランの最短の起動間隔にすることで、メッセージ送信時により早くMediumへの投稿が行えるようになります。
    ※ ご利用プランによって、設定できるトリガーの最短間隔が異なります。
    起動間隔についての詳しい説明は、こちらのヘルプページをご覧ください。
  1. 「サーバーID」にトリガーとなるメッセージを投稿するチャンネルのサーバーIDを設定。
    サーバーIDはDiscordの対象サーバーのURL(/channels/サーバーID/チャンネルID)から取得できます。
  2. 同じように「チャンネルID」も設定してください。
  1. 設定を終えたら、Discordの指定したチャンネルにYoomとの設定用テストメッセージを投稿してください。
    ※ テスト用メッセージ
  1. Yoomに戻り、「テスト」をクリック。
  2. テストに成功すると、「取得した値」に、Discordに送信した最新メッセージの情報が追加されます。
    これらの値は、以降のアクションで変数(フローが稼働する度に更新される値)として使用できるようになります。つまり、これらのデータをMediumに自動登録可能です。
    詳しい説明は、こちらのヘルプページをご覧ください。
  1. テスト用に投稿したメッセージが取得できていることを確認し、ページ下部の「保存する」をクリック。
    トリガーとなる投稿の設定が完了し、フロー画面に戻ります。

ステップ4:データの抽出

取得したメッセージ情報からポストに使用するデータを抽出していきます。

  1. AIオペレーションの「テキストからデータを抽出する」をクリック。
  1. 適宜「タイトル」を変更。
  2. 目的に応じて「変換タイプ」を選択。
    データを抽出するテキストの文字数によって消費するタスク数が変わります。
    長文テキストからデータを抽出する場合には「変更する」をクリックし、任意の変換タイプを選択してください。
  1. 「次へ」をクリック。
  2. 「対象のテキスト」にはデフォルトで、Discordのメッセージが取得した値を活用して設定されています。
    消してしまった場合には、入力欄クリック時に表示されるトリガーアクションメニューから「メッセージ内容」を選択してください。
  1. 「抽出したい項目」に、ポストに用いる項目を設定。
    タイトルとコンテンツは必須項目です。
  2. 必要に応じて「指示内容」に抽出時の指示を設定。
  3. 設定を終えたら、「テスト」をクリック
  1. テストに成功すると、「抽出したい項目」に設定した項目が対象のテキストから抽出され、「取得した値」に追加されます。
    ※ 期待する値が抽出されていない場合には、「抽出したい項目」の名称や「指示内容」を変更して再度お試しください。
  1. ページ下部の「保存する」をクリック。

ステップ5:Mediumへの投稿

それでは、抽出したデータを用いてMediumにポストを投稿しましょう。

  1. Mediumの「Create Post」をクリック。
  1. 連携アカウントとアクションの内容を確認し、「次へ」をクリック。
  1. 「User ID」にPostを行いたいユーザーのIDを設定。
    入力欄をクリックすると、連携しているMediumのユーザーが候補として表示されますので、対象となるユーザーIDを選択してください。
  1. 「Title」に投稿するポストのタイトルを設定。
    入力欄クリック時に表示されるデータ抽出アクションのメニューから、タイトルに使用する項目を選択してください。
    「日付」タブからは任意の形式の日付を追加できます。
  1. 「Content Format」を「HTML」「Markdown」から選択。
    Contentには画像のように取得した値を活用することで最新のデータをその都度Mediumへ自動登録可能となります。なお、テキストを直接入力した部分は固定値とされるため、取得した値=変数と直接入力=固定値を併せた設定も可能です。
  1. その他、各種設定が可能です。
    プルダウンから選択する項目はポスト毎には変更できない点にご注意ください。
  1. 設定を終えたら、「テスト」をクリック。
    ※ 実際にポストが投稿されます。
  1. テストに成功したら、投稿されたポストをMediumで確認しましょう。
  1. 期待通りのポストが投稿されていることを確認し、ページ下部の「保存する」をクリック。

ステップ6:フロー稼働の準備

フロー画面に戻り、「全ての設定が完了しました!」と表示されていればフローの設定は完了です。
早速フローを稼働させるのであれば、「トリガーをON」をクリックします。

あとで稼働させる場合は、フロー画面のトリガースイッチをクリックしてください。

トリガーをONにしたら、実際に動作することを確認しましょう。
Discordの指定したチャンネルにメッセージを送信し、そのメッセージを基にしたポストが自動でMediumに投稿されていれば成功です。

今回のフローボットをベースに、他にも様々な作業の自動化が実現できます!
是非、Yoomの便利な機能をお試しください。

DiscordやMediumのAPIを使ったその他の自動化例

DiscordやMediumのAPIを活用することで、コミュニケーション管理やコンテンツ配信の業務をスムーズに効率化できます。
Yoomにはこれらの業務を自動化できるテンプレートが多数用意されているので、ぜひご活用ください!

Discordを使った自動化例

Discordでの自動化を導入すると、社内外のコミュニケーションや通知業務を効率化できます。
例えば、他ツールの更新情報を通知したり、会議内容やチケット情報を共有することで、情報伝達がスムーズになります!コミュニティ運営者や営業・サポート担当者に特に有効です。

[[159999,104803,137265,88245,94399]]

Mediumを使った自動化例

Mediumによる自動化は、記事投稿やコンテンツ配信の業務を効率化します。
例えば、Google スプレッドシートやNotion、Slackなどの情報をもとに自動で記事を作成できるため、手作業での投稿作業を削減できます。
マーケティング担当者やコンテンツ運営者の作業負荷を軽減し、投稿の正確性向上も期待できます!

[[185449,185450,185454,185455,185456]]

まとめ

DiscordとMediumの連携を自動化することで、<span class="mark-yellow">Discordのメッセージ内容をMediumへ転記する作業の手間をなくし、共有漏れや転記ミスといったヒューマンエラーを防ぐことができます。</span>

コミュニティ運営担当者は情報発信のスピードと正確性を両立させながら、本来注力すべきコンテンツの企画や推敲といったコア業務に集中できるようになるでしょう!

今回ご紹介したような自動化は、ノーコードツール「Yoom」を活用することで、プログラミングの知識がない方でも直感的な操作で簡単に構築できます。
もし自動化に少しでも興味を持っていただけたなら、こちらから無料登録してYoomによる業務効率化を体験してみてください!

よくあるご質問

Q:Medium以外のブログサービスにも連携できますか?

A:新規APIトークンが発行されていないことでMediumと連携できない場合には、WordPress・Blogger・Mem・Confluenceなどのサービスでの代用をご検討ください。
Yoomは他にも、500を超えるアプリと連携しています。
参考:連携アプリ一覧

Q:自動投稿する前に、内容を確認するステップは挟めますか?

A:MediumのCreate Postにある「Publish Status」の項目でDraftを設定してください。
下書き状態で作成するため、内容を確認した後に公開するかしないかを選べるようになります。

Q:連携が失敗した場合、どうやって気づけますか?

A:作成したフローボットでエラーが発生した場合、Yoomアカウントを登録したメールアドレス宛てに通知が送信されます。通知に記載されているURLからエラー内容を確認し、フローの停止や再実行といった対応を行ってください。
また、フローの修正を行う際にはYoomのヘルプセンターでエラー内容の検索をかけてみることをおすすめします。

Yoomを使えば、今回ご紹介したような連携を
プログラミング知識なしで手軽に構築できます。
無料でYoomを試す
この記事を書いた人
Kumiko Tsukamoto
SaaS連携ツール「Yoom」を活用した業務自動化に関する記事を執筆するWebライター。ITパスポート資格保有者で、元システムエンジニア。Excelへの手入力による勤怠管理や領収書のデータ化といった反復作業に日々直面した経験から、SaaSツールを活用した業務効率化に興味を抱く。現在は、手作業に悩む担当者に向けて、Yoomの自動化機能を用いた業務フロー改善のTipsを発信している。
タグ
Discord
Medium
自動化
自動
連携
関連アプリ
アプリ連携
No items found.
Yoomのハイパーオートメーションとは?
従来のRPAでは単純な繰り返し作業しか自動化できず、その設定作業はとても複雑なものでした。
AI・API・RPA・OCRなど様々な技術を組み合わせた「ハイパーオートメーション」なら、これまでは実現できなかった多くの作業を、これまでよりも簡単に自動化することが可能です。
Yoomのハイパーオートメーションとは?
従来のRPAでは単純な繰り返し作業しか自動化できず、その設定作業はとても複雑なものでした。
AI・API・RPA・OCRなど様々な技術を組み合わせた「ハイパーオートメーション」なら、これまでは実現できなかった多くの作業を、これまでよりも簡単に自動化することが可能です。
Yoomについて詳しく見る
お役立ち資料
Yoomがわかる!資料3点セット
資料ダウンロード
3分でわかる!Yoomサービス紹介資料
資料ダウンロード
Before Afterでわかる!Yoom導入事例集
資料ダウンロード
お役立ち資料一覧を見る
Yoomとは?
これまでは実現できなかった多くの作業を、これまでよりも簡単に自動化することが可能です。
詳しくみる
詳しくみる