【ノーコードで実現】GitLabのIssueデータをTrelloに自動的に連携する方法

GitLabのIssueがクローズされたらTrelloのカードをアーカイブする

GitLabのIssueが完了した際に、Trelloにカードをアーカイブできるため、更新漏れを防ぎます。
正確に進捗管理したい方におすすめのフローです。

GitLabとTrelloの連携フローを作ってみよう

それでは、さっそくGitLabとTrelloを連携したフローを作成してみましょう！
今回はYoomを使用して、ノーコードでGitLabとTrelloの連携を進めていきますので、まだYoomのアカウントをお持ちでない場合は、こちらの登録フォームからアカウントを発行しておきましょう。

[Yoomとは]

今回はGitLabのIssueが作成されたらTrelloにカードを作成するフローボットを作成していきます！
作成の流れは大きく分けて以下です。

• GitLabとTrelloをマイアプリ登録
• テンプレートをコピー
• フローの起点となるGitLabのトリガー設定とその後に続くTrelloのアクション設定
• トリガーボタンをONにして、フローボットを起動

ステップ1:GitLabとTrelloをマイアプリ登録

GitLabとTrelloをYoomに接続するマイアプリ登録を最初に行います。
マイアプリ登録を事前に済ませておくと、自動化設定が進めやすくなります。

それでは設定を行いましょう！
Yoom画面左側にある「マイアプリ」→「新規接続」をクリックしてください。

GitLabの連携方法

アプリ一覧が表示されるので、そこからGitLabを探すか、検索機能を活用しましょう。
以下の画面が表示されたら、GitLabにログインしてください。

Trelloの連携方法

先ほどと同様に、一覧からTrelloを探すか、検索機能を活用してください。
以下の画面が表示されるので、赤枠内の設定を行いましょう。
Trelloのマイアプリ登録の方法は、こちらを確認してください。

Trelloの画面から「APIキー」と「アクセストークン」を確認しましょう。

自身のマイアプリ欄に、GitLabとTrelloが表示されていれば登録は完了しています。

ステップ2:テンプレートをコピー

それでは自動化の設定を行っていきましょう！
Yoomにログインして、以下のバナーにある「試してみる」をクリックしてください。

自動的にテンプレートがコピーされ、以下の画面が表示されます。
テンプレートはマイプロジェクトというプロジェクトに自動的に格納されるので、確認したい場合はそこから確認してください。
以下の画面表示を読んで、「OK」をクリックしましょう。

以下の画面が表示されたら、「タイトル」を確認してください。
使いやすいようにタイトルを変更することも可能です。
最初に、GitLabのIssueが作成されたらフローボットを起動する設定を行うため、「イシューが作成されたら」をクリックします。

ステップ3:フローの起点となるGitLabのトリガーを設定

以下の画面が表示されるので、設定を確認します。
必要であればタイトルをわかりやすいものに修正し、アカウント情報に問題なければ、「次へ」をクリックしましょう。

確認ができたら、画面に移動し、テスト用にGitLabでIssueを作成しましょう。
以下は例ですので、任意で設定してください。

新しいIssueを作成したらYoomの設定に戻り、「トリガーの起動間隔」を設定しましょう。
※プランによってトリガーの起動間隔は異なるため、注意してください。

スクロールし、「プロジェクトID」を候補から選択しましょう。
候補は枠内をクリックすると表示されます。
設定が完了したら、「テスト」をクリックします。

テストが成功すると、作成したIssueの情報が取得できます。

その下に「アウトプット」が表示されます。
アウトプットはこの後の設定で活用するので、間違いがないか確認してください。
確認できたら、「保存する」をクリックしましょう。

ステップ4:Trelloで新しいカードを作成する設定

続いて、Trelloでカードを作成する設定を行うため、「新しいカードを作成」をクリックします。

以下の画面が表示されるので、設定を確認してください。
最初の設定度同様に、必要に応じてタイトルの修正とアカウント情報の確認をおこなったら、「次へ」進んでください。

以下の画面が表示されたら、「キー」、「トークン」、「ボードID」を説明に従って設定してください。

スクロールし、「リストID」を候補から選択しましょう。
候補は枠内をクリックすると表示されます。

次に、「タイトル」を設定しましょう。
GitLabのアウトプットから「タイトル」を選択してください。
アウトプットは赤枠内の矢印をクリックすると表示されます。
他にも「期限」や「説明」を設定したい場合は、同様に設定しましょう。
設定が完了したら、「テスト」をクリックします。

テストが成功したら「テスト成功」と表示されるので、「保存する」をクリックしましょう。

Trelloに移動すると、以下のようにカードが作成されているはずです！

ステップ5:GitLabでIssueを更新する設定

続いて、GitLabでIssueを更新する設定を行うため、「イシューを更新」をクリックしてください。

ここでは、Trelloで取得したカードIDなどをGitLabに反映し自動共有できるように設定していきます。

以下の画面が表示されるので、設定を確認します。
問題なければ、「次へ」をクリックしましょう。

以下の画面が表示されたら、「プロジェクトID」を候補から選択してください。

次に、「イシューIID」を設定します。
「イシューが作成されたら」のアウトプットから「IID」を選択しましょう。

スクロールし、「課題の説明」を設定してください。
GitLabのアウトプットから「説明」を選択し、Trelloのアウトプットから「カードID」を選択しましょう。
こちらでGitLabの課題の説明欄に、説明とカードIDが表示されます。
設定が完了したら、「テスト」をクリックします。

テストが成功したら「テスト成功」と表示されるので、「保存する」をクリックしましょう。

GitLabの画面に移動すると、以下のように説明とカードIDが更新されているはずです！

ステップ6:トリガーボタンをONにして、フローボットを起動

こちらで全ての項目の設定が完了しました！
以下の画面が表示されるので、「トリガーをON」をクリックしたら、自動化の設定は完了します。
設定したフローボットが正常に起動するかチェックしてみましょう！

こちらがGitLabのIssueが作成されたらTrelloにカードを作成するフローでした。

GitLab‍やTrelloのAPIを使ったその他の自動化例

GitLabやTrelloのAPIを使用してさまざまな業務を自動化することが可能です。​
もし気になるものがあればぜひこちらも試してみてください！

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終わりに

GitLabとTrelloをうまく連携させれば、毎回のタスク転記や進捗の確認も、もっとスムーズに進められます。
この記事では、プログラミングの知識がなくてもできるYoomを使った設定方法をご紹介しました。

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