2. Gmailで受信した内容から必要情報をChatGPTで抽出して管理する
Gmailをコミュニケーションツールとして使用しながら、Google スプレッドシートでデータ管理を行っている場合などにおすすめのフローです。
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日々複数のクライアントとGmailでやりとりしている際に、大量のメールに埋もれて重要な情報を見逃してしまうことはありませんか?
特に、仕事のやり取りやニュースレター、レポートなどが次々と届くと、すべてをチェックするのは大変です。
<span class="mark-yellow">そんな課題には、ChatGPTを活用したGmailの自動要約とSlackへの通知機能が役立ちます!</span>
Yoomを活用することで、ノーコードでGmail・ChatGPT・Slackを連携し、一連のプロセスを自動化できるんです。
このフローを導入すれば、Gmailに届いたメールの内容をChatGPTが自動的に要約し、その内容をSlackに通知することができます。
これにより、必要な情報を素早く把握し、対応の優先度を判断できるようになるでしょう。
本記事ではその方法を詳しく解説します。業務の効率化を図りたい方は、ぜひ参考にしてください!
Yoomを利用することで、ノーコードで簡単にGmailとChatGPTの連携が可能です。
YoomにはあらかじめGmailとChatGPTを連携するためのテンプレートが用意されているため、APIの知識が無くても、登録するだけで今すぐ連携が実現できます。
GmailとChatGPTのAPIを連携すれば、GmailのデータをChatGPTに自動的に連携することが可能です!
例えば、下記のようなデータ連携を人の手を介さず、自動的に実施することができます。
Gmailをコミュニケーションツールとして使用しながら、社内共有にSlackを活用している場合などにおすすめのフローです。
Gmailをコミュニケーションツールとして使用しながら、Google スプレッドシートでデータ管理を行っている場合などにおすすめのフローです。
Gmailをコミュニケーションツールとして使用している場合におすすめのフローです。メール対応業務の効率化に最適です。
それでは、さっそく実際にGmailとChatGPTを連携したフローを作成してみましょう!
一連のプロセスを自動化するためには、一般的には難しいプログラミング知識が必要ですが、Yoomを活用することで、プログラミング知識がなくても簡単に自動化設定することが可能です。
Yoomをまだ利用していない方は、まずはこちらから無料登録をお願いします。
すでにYoomを利用している方は、ログインしましょう!
[Yoomとは]
今回は「Gmailで受信した内容を自動でChatGPTで要約し、Slackに通知する」フローボットを作成していきます!
今回の連携フローは、大きく分けて以下のプロセスで作成します。
はじめに使用するアプリをマイアプリ登録します。
事前にマイアプリ登録を行うことで、その後の自動化フローの設定がスムーズに進みます。
マイアプリ登録は、Yoomの画面左側にある「マイアプリ」をクリックし、右側に表示される「+新規接続」をクリックします。
検索窓にGmailと入力し、表示された候補から選択します。
「Sign in with Google」をクリックして、連携したいGmailアカウントにログインしましょう。
※認証時に、Gmailへの権限を全て許可してください。
検索窓にChatGPTと入力し、表示された候補から選択します。
「アカウント名」「アクセストークン」を入力し、「追加」してください。
※ChatGPTの詳しいマイアプリ登録方法は、こちらをご参照ください。
検索窓にSlackと入力し、表示された候補から選択します。
アクセス権限許可画面が表示されるので、連携したいチャンネルをプルダウンから選択し、「許可する」をクリックします。
※Slackのマイアプリ登録方法について、詳細はこちらをご参照ください。
マイアプリにGmail、ChatGPT、Slackが表示されていれば登録完了です!
いよいよ実際にフローを作っていきます!
簡単に設定できるようにテンプレートを利用しているので、まずはこちらをコピーしましょう。
Yoomにログインし、以下バナーの「試してみる」をクリックしてください。
コピーすると、下図のようにテンプレートがYoom管理画面にコピーされるので、OKを押して設定を進めていきましょう。
まずは、フローボットを起動させるためのアプリトリガー設定を行います。
コピーしたテンプレートの、「特定のキーワードに一致するメールを受信したら」をクリックしてください。
クリックすると、以下のような画面に遷移します。
「連携するアカウント情報」にはステップ1でマイアプリ登録した際の情報が記載されます。トリガーアクションはそのままにし、「次へ」をクリックしましょう。
次に、API接続設定を行います。
(1/2)トリガーの起動間隔をプルダウンから選択してください。
※トリガーは5分、10分、15分、30分、60分の間隔で起動間隔を選択できます。プランによって最短の起動間隔が異なりますので、ご注意ください。
(2/2)キーワードの設定
ここで設定したキーワードに一致したメールを受信した際に、フローボットが起動するようになります。
今回は、お問い合わせを受信した際にフローボットが起動するよう、下図のように設定してみました!
設定完了後、実際にテストメールをGmailに送信します。
下図のような問い合わせメールを作成し、送信してみます!
テストメール送信後、「テスト」を実行し、アウトプットが取得されることを確認します。
取得されたアウトプットの内容を確認し、「保存」しましょう。
続いて、フローの各アクション設定を行います。
まずは、Gmailで受信した内容をChatGPTで自動要約するアクション設定です。
「内容を要約」をクリックしてください。
クリックすると、以下のような画面に遷移します。
先ほど同様に、「連携するアカウント情報」にはステップ1でマイアプリ登録した際の情報が記載されます。アクションはそのままにし、「次へ」をクリックしましょう。
次に、ChatGPTに自動送信するプロンプトを設定します。
定型文とアウトプットを引用して作成することで、内容ごとに合わせたプロンプトを送信できます。
《ロール》
ロールは、ChatGPTに送信するリクエストに対するコンテキストをより確立させるもので、特に変更する必要がなければそのままで問題ありません。
《temperature》
0〜2の範囲で設定可能です。数値が高いほど多様性のある生成が期待でき、低いほど一貫性のあるレスポンスになります。
特にこだわらない場合は、そのままで問題ないです。
《最大トークン数》
要約文の最大文字数について指定できます。
《モデル》
使用するChatGPTのモデルを指定します。
デフォルトでは「gpt-4o」を使用します。特にこだわりがない場合は、そのままで問題ないです。
設定完了後、「テスト」を実行し、成功したら保存しましょう。
続いて、自動要約した内容をSlackに通知するアクション設定を行います。
「チャンネルにメッセージを送る」をクリックしてください。
クリックすると、以下のような画面に遷移します。
先ほど同様に、「連携するアカウント情報」にはステップ1でマイアプリ登録した際の情報が記載されます。アクションはそのままにし、「次へ」をクリックしましょう。
次に、API接続設定を行います。
(1/2)投稿先チャンネルID
自動要約した内容を通知する投稿先のチャンネルを指定してください。
入力欄をクリックすると候補が表示されるので、候補から選択しましょう。
(2/2)メッセージ
Slackに通知するメッセージを設定します。
ChatGPTのアクション設定で取得したアウトプットを引用し、定型文と合わせて設定することで、それぞれの内容に合わせたメッセージを送信できます。
設定完了後、「テスト」を実行し、指定したチャンネルにメッセージが届いていることを確認してください。
確認後、「保存」しましょう。
以上で設定完了です!トリガーを「ON」にして、動作確認をしましょう。
GmailとChatGPTを活用することで、受信メールの自動処理や要約、データの整理などを効率化できます。以下に、Gmailを活用した便利な自動化フローと、ChatGPTを活用した業務効率化のフローをご紹介します。
もし気になるものがあれば、ぜひお試しになってみてください!
Gmailの内容を通知したり、添付ファイルを指定先に自動でアップロードすることができます。また、AIを活用することで名刺の画像データの管理がぐっと楽になるフローもあります。
ChatGPTを活用して、Google スプレッドシートの情報から自動でメールを送信したり会議の議事録を自動でまとめることができます。Yoomを活用しながら、ChatGPTの知能を最大限に活用してみましょう!
毎日の業務をもっと効率的に進めたいなら、Yoomがぴったりです。プログラミング不要で、GmailやChatGPTをはじめ、さまざまなツールと簡単に連携できるので、手間のかかる作業を自動化できます。複雑な設定もなく、すぐに使えるテンプレートが用意されているのも魅力です。
業務効率をアップさせて、もっと大切な仕事に集中しませんか?