GmailとSlackの連携イメージ
アプリ同士の連携方法

2025-07-15

【ノーコードで実現】GmailのデータをSlackに自動的に連携する方法

s.murayama

「Gmailに来た重要なメールを、都度Slackの関連チャンネルにコピペして共有している」
「海外拠点からの英語のメールを、わざわざ翻訳してからSlackに投稿するのが面倒・・・」

日々の業務でGmailとSlackを使っていると、このような手作業での情報連携に手間やストレスを感じることはありませんか?
手作業による転記は時間がかかるだけでなく、コピーミスや共有漏れといったヒューマンエラーの原因にもなりかねません。

もし、<span class="mark-yellow">Gmailで受信した特定のメール情報を、自動でSlackに通知する仕組み</span>があれば、これらの悩みを解消し、情報共有の漏れや遅れを防げます。これにより、より迅速で正確なコミュニケーションが実現し、手作業を削減した分の時間を、創造的で重要な業務に充てることができるようになります。

今回ご紹介する自動化の設定は、プログラミングの知識がなくても簡単に設定でき、手間や時間もかかりません。ぜひこの機会に導入して、日々の業務をもっと楽に、効率的に進めていきましょう!

とにかく早く試したい方へ

Yoomには<span class="mark-yellow">GmailとSlackを連携するためのテンプレート</span>が用意されているので、今すぐ試したい方は以下よりバナーをクリックしてスタートしましょう!

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GmailとSlackを連携してできること

GmailとSlackのAPIを連携させると、これまで手動で行っていたメール内容の転記や情報共有といった作業を自動化できます!
気になる自動化例の「試してみる」をクリックしてアカウント登録するだけで、すぐにGmailとSlackの連携を実際に体験できます。登録はたったの30秒で完了するので、ぜひ気軽にお試しください!

Gmailで受信したテキストをまとめて翻訳し、Slackに通知する

海外のクライアントや拠点とのやり取りで、外国語のメールを受信するたびに翻訳ツールを開いて内容を確認し、その結果をチームに共有する、という作業は非常に手間がかかります。

この自動化では、Gmailで受信したメール本文をAIが自動で翻訳し、指定したSlackチャンネルに通知するため、<span class="mark-yellow">言語の壁を感じさせない迅速な情報共有が可能になり、グローバルな対応スピードが格段に向上</span>します。

この連携は、AIによる翻訳という高度なデータ加工処理を含んでおり、手作業では時間のかかるプロセスを瞬時に完了させます。

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Gmailで受信したURLをスクレイピングし、取得情報をSlackに通知する

競合他社のプレスリリースや業界ニュースのアラートメールなど、情報収集のために受信するメールは日々増え続けていきます。

メール内のURLを一つひとつクリックして内容を確認し、重要な情報を抜き出してチームに共有するのは骨の折れる作業です。
この連携を活用すれば、メール本文に含まれるURLのページ情報を自動で取得(スクレイピング)し、<span class="mark-yellow">必要な情報だけを抽出してSlackに集約できるため、手動での情報収集に比べて圧倒的に効率的</span>です。

Webサイトから特定の情報を抜き出すスクレイピング処理により、情報収集の質とスピードを両立させることができます。

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GmailとSlackの連携フローを作ってみよう

それでは、さっそく実際にGmailとSlackを連携したフローを作成してみましょう!今回はYoomを使用して、ノーコードでGmailとSlackの連携を進めていきますので、もしまだYoomのアカウントをお持ちでない場合は、こちらの登録フォームからアカウントを発行しておきましょう。

[Yoomとは]

フローの作成方法

今回はGmailで受信したテキストをまとめて翻訳し、Slackに通知するフローを作成していきます!
作成の流れは大きく分けて以下です。

  • GmailとSlackをマイアプリ連携
  • 該当のテンプレートをコピー
  • Gmailのトリガー設定およびSlackのアクション設定
  • トリガーをONにし、フローが起動するかを確認
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ステップ1:GmailとSlackをマイアプリ連携

1.Gmailのマイアプリ連携

まずはYoomにログインし画面左側にある「マイアプリ」を選択し「+新規接続」をクリックします。

右上の検索窓からGmailを検索し選択してください。

Gmailを選択すると下記の画面が表示されるので「Sign in with Google」をクリックします。

メールアドレスまたは電話番号を入力し「次へ」をクリックします。
※既にGoogleアカウントを使ってマイアプリ連携したことがある場合は、そのアカウントを選択するだけでOKです。

パスワードを入力してもう一度「次へ」をクリックします。

Yoomがアクセスできる情報をチェックボックスから選択し「続行」をクリックします。

Yoomの画面に戻り、下記の表示が出たら連携完了です!

2.Slackのマイアプリ連携

Gmailと同じ手順でSlackを検索します。
Slackを選択すると下記の画面が表示されるので、ご利用のワークスペースURLを入力し「続行する」をクリックしてください。

次にYoomからSlackへアクセスの許可をリクエストする画面に移ります。
翻訳したメッセージを通知するチャンネルを赤枠内から選択し「許可する」をクリックしてください。

これでSlackのマイアプリ連携完了です!

ステップ2:テンプレートをコピー

ここからいよいよフローを作っていきます!
Yoomにログインし、以下バナーの「試してみる」をクリックしてください。

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コピーすると下記画像のようにテンプレートがお使いのYoom管理画面にコピーされるので、OKを押して設定を進めていきましょう。

ステップ3:Gmailのトリガー設定

「特定のラベルのメッセージを受信したら」をクリックします。

タイトルを任意で設定します。
アカウント情報はマイアプリ連携をしたアカウントと一致することを確認します。
トリガーアクションはテンプレート通り「特定のラベルのメールを受信したら」のままで「次へ」をクリックして進んでください。

編集欄をクリックしトリガーの起動間隔を選択してください。
トリガーの起動タイミングは、5分、10分、15分、30分、60分から選択可能です。ご利用プランによって設定できるトリガーの最短間隔が違うので、ご注意ください。
なお、基本的にはそのプランの最短の起動間隔にしてお使いいただくことをおすすめします。
※料金プランはこちらからご確認いただけます。

次にラベルを設定します。編集欄をクリックすると候補が表示されるので、メールの受信を検知したいラベルを選択しましょう。

ここまでの入力が完了したら、連携したGmail宛に実際に英文のメールを送信しましょう。
ラベルをつけるのもお忘れなく!
メールを送信したら「テスト」をクリックします。

テストに成功すると取得した値の横に、先ほど送信したGmailの詳細情報が表示されますので、「保存する」をクリックします。
※取得した値について、詳しくはこちらをご参照ください。

ステップ4:翻訳のアクション設定

「翻訳する」をクリックします。

翻訳する際に使用するGPTの種類と、最大文字数を運用に合わせて任意で選択してください。
※なお()内のタスクを消費しますので、使用プランやデータの容量も確認してください。料金プランについて | Yoomヘルプセンター
選択したら「次へ」をクリックします。

次に翻訳対象のテキストを選択します。
テンプレートではすでに「本文」が選択されていますが、今回は「件名」も追加しました。
編集欄をクリックし、「特定のラベルを受信した場合」を選択すると、翻訳対象として追加できる候補が表示されます。

翻訳先言語は、今回英語の文章を日本語に翻訳するため「日本語」と入力します。
ここまでの入力が完了したら「テスト」をクリックします。

テストに成功すると、以下のように翻訳された文章が表示されます。「保存する」をクリックして次の設定に進みましょう。

ステップ5:Slackのアクション設定

「チャンネルにメッセージを送る」をクリックします。

こちらもタイトルと連携するアカウント情報を任意で設定します。
トリガーアクションはテンプレート通り「チャンネルにメッセージを送る」のまま「次へ」をクリックして進んでください。

次に翻訳したメッセージを通知するチャンネルIDを入力します。
編集欄をクリックすると、Slackのチャンネル候補が表示されるので、そこから対象のチャンネルを選択します。選択するとIDが自動で入力されます。
※ちなみに事前に該当のチャンネルの「インテグレーション」からでYoomを追加しておいてくださいね!
SlackチャンネルにYoomアプリをインストールする方法 | Yoomヘルプセンター

メッセージは任意で変更が可能です。
編集欄をクリックすると「取得した値」の情報を簡単に引用できるので、必要な情報を入力しカスタマイズします。
今回はこのようにカスタマイズしてみました。

入力が完了したら「テスト」を実行し成功したら「保存する」をクリックします。

Slackに翻訳されたメッセージが通知されました!

ステップ6:トリガーをONにして起動準備完了

最後に「トリガーをON」をクリックしたら、自動化の設定は完了です。
実際にフローボットを起動して、Gmailに英文メールを送信し、Slackに翻訳したメッセージが通知されるか確認してみてくださいね!

SlackのデータをGmailに連携したい場合

今回はGmailからSlackへデータを連携する方法をご紹介しましたが、逆にSlackの情報をGmailに送りたいというケースもあるかと思います。その場合は、下記のテンプレートも併せてご利用ください。

Slackに投稿された内容をAIで要約して、Gmailに通知する

活発に議論が交わされるSlackチャンネルの投稿をすべてリアルタイムで追いかけるのは困難な場合があります。

このテンプレートを使えば、特定のSlackチャンネルに投稿された内容をAIが定期的に要約し、その結果をGmailに通知するため、<span class="mark-yellow">重要な議論の流れや決定事項を見逃すことなく、効率的に情報をキャッチアップ</span>できます。

AIによる要約処理を活用することで、大量のテキスト情報から要点を把握する時間を大幅に削減し、多忙な中でも重要な情報を逃しません。

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Slackの投稿内容をリアルタイムに翻訳しGmailに通知する

グローバルチームでSlackを利用していると、様々な言語でのコミュニケーションが発生します。

この自動化は、Slackの投稿内容をリアルタイムで指定の言語に翻訳し、Gmailに通知するものです。これにより、<span class="mark-yellow">言語の壁を意識することなく、海外メンバーとの円滑なコミュニケーションと迅速な情報共有を実現</span>します。

AIによるリアルタイム翻訳機能を用いることで、多言語環境下でのコラボレーションをスムーズに進めることができます。

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GmailやSlackを使ったその他の自動化例

今回ご紹介した連携以外でも、GmailやSlackのAPIを活用してさまざまな業務を自動化することが可能です。
もし気になるものがあれば、こちらも試してみてください!

Gmailを使った便利な自動化例

GoogleフォームやZoomの情報をもとにGmailで自動返信を設定することができます。
また、問い合わせメールへの返信をChatGPTで生成し、Gmailから送信することも可能です。

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Slackを使った便利な自動化例

Googleカレンダーで新しい予定が作成された際に、Slackで通知を受け取ることができます。
さらに、その予定をNotionに自動で追加したり、Google スプレッドシートに記録することも可能です。

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まとめ

GmailとSlackの連携を自動化することで、<span class="mark-yellow">これまで手作業で行っていたメール内容の転記や共有といった定型業務から解放され、共有漏れや転記ミスといったヒューマンエラーを防ぐことができます。</span>
これにより、担当者は情報共有の遅延を心配することなく、常に最新の情報に基づいて迅速な対応ができるようになり、本来注力すべきコア業務に集中できる理想的な環境が整います!

今回ご紹介したような業務自動化は、ノーコードツール「Yoom」を活用することで、プログラミングの知識がない方でも直感的な操作で簡単に構築できます。
もし日々の業務の自動化に少しでも興味を持っていただけたなら、ぜひこちらから無料登録して、Yoomがもたらす業務効率化の世界を体験してみてください!

この記事を書いた人
s.murayama
百貨店でのアパレル販売を経験した後、スタートアップ企業で化粧品や健康食品のマーケティングを5年ほど担当しておりました。息子の出産を機に退職し、この度Yoomのブログ作成メンバーとしてジョイントしました。業務の負担を軽減するための実践的なアプローチ方法を、丁寧に分かりやすく発信していきます!
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