GoogleカレンダーとBacklogの連携イメージ
アプリ同士の連携方法

2025/03/27

【ノーコードで実現】GoogleカレンダーのスケジュールデータをBacklogに自動的に連携する方法

m.wadazumi

「Googleカレンダーに登録した予定を、毎回Backlogにも手動で入力している」そんな作業に、時間と手間を感じていませんか?スケジュールとタスクを別々に管理していると、更新漏れや入力ミスのリスクが高まります。

とはいえ、APIやプログラミングを使った連携には難しそうなイメージがあり、自分で設定するのは不安という方も多いのではないでしょうか。

そこでおすすめしたいのが、ノーコードツールのYoomを使った自動連携です。
<span class="mark-yellow">たとえば「Googleカレンダーにイベントが作成されたら、Backlogに課題を追加する」といったフローを、専門知識がなくても簡単に構築できます。</span>

これにより、情報の抜け漏れを防ぎ、予定とタスクをひとつの流れでスムーズに管理できるようになるでしょう。
本記事では、GoogleカレンダーとBacklogを連携させる具体的な方法をステップごとに解説していきます!

とにかく早く試したい方へ

Yoomを利用することで、ノーコードで簡単にGoogleカレンダーとBacklogの連携が可能です。

YoomにはあらかじめGoogleカレンダーとBacklogを連携するためのテンプレートが用意されているため、APIの知識が無くても、登録するだけで今すぐ連携が実現できます。

GoogleカレンダーとBacklogを連携してできること

GoogleカレンダーとBacklogのAPIを連携すれば、GoogleカレンダーのデータをBacklogに自動的に連携することが可能です!
たとえば、下記のようなデータ連携を人の手を介さず、自動的に実施することができます。

気になる自動化例の「試してみる」をクリックしてアカウント登録するだけで、すぐにGoogleカレンダーとBacklogの連携を実際に体験できます。
登録はたったの30秒で完了するので、ぜひ気軽にお試しください!

Googleカレンダーにイベントが作成されたら、Backlogに課題を追加する

Backlogへの課題追加の手間を減らすことができます。
<span class="mark-yellow">スケジュールとタスク管理を一元化したい方におすすめのフローです。</span>

Googleカレンダーの予定が更新されたら、Backlogの課題情報を更新する

Googleカレンダーの予定更新をトリガーにBacklogに課題を更新できるため、更新漏れやミスを防ぎます。
常に最新の情報に更新されるので、最新のデータを確認したい方におすすめのフローです

Googleカレンダーの予定が削除されたら、Backlogの課題を削除する

Googleカレンダーの予定削除をトリガーにBacklogの課題も削除できるため、二重管理の手間を解消します。
Backlogの削除をついつい忘れがちな方におすすめのフローです。

GoogleカレンダーとBacklogの連携フローを作ってみよう

それでは、さっそくGoogleカレンダーとBacklogを連携したフローを作成してみましょう!
今回はYoomを使用して、ノーコードでGoogleカレンダーとBacklogの連携を進めていきますので、まだYoomのアカウントをお持ちでない場合は、こちらの登録フォームからアカウントを発行しておきましょう。

[Yoomとは]

今回はGoogleカレンダーにイベントが作成されたら、Backlogに課題を追加するフローボットを作成していきます!
作成の流れは大きく分けて以下です。

  • GoogleカレンダーとBacklogをマイアプリ登録
  • テンプレートをコピー
  • フローの起点となるGoogleカレンダーのトリガー設定とその後に続くBacklogのアクション設定
  • トリガーボタンをONにして、フローボットを起動

ステップ1:GoogleカレンダーとBacklogをマイアプリ登録

GoogleカレンダーとBacklogをYoomに接続するマイアプリ登録を最初に行います。
マイアプリ登録を事前に済ませておくと、自動化設定が進めやすくなります。

それでは設定を行いましょう!
Yoom画面左側にある「マイアプリ」→「新規接続」をクリックしてください。

Googleカレンダーの連携方法

アプリ一覧が表示されるので、そこからGoogleカレンダーを探すか、検索機能を活用しましょう。
以下の画面が表示されたら、Googleカレンダーにログインしてください。

以下の画面が表示されたら、アカウントに間違いがないか確認し、「続行」をクリックします。

Backlogの連携方法

先ほどと同様に、一覧からBacklogを探すか、検索機能を活用してください。
以下の画面が表示されるので、赤枠内の設定を行いましょう。

自身のマイアプリ欄に、GoogleカレンダーとBacklogが表示されていれば登録は完了しています。

ステップ2:テンプレートをコピー

それでは自動化の設定を行っていきましょう!
Yoomにログインして、以下のバナーにある「試してみる」をクリックしてください。

自動的にテンプレートがコピーされ、以下の画面が表示されます。
テンプレートは「マイプロジェクト」というプロジェクトに自動的に格納されるので、確認したい場合はそこから確認してください。
以下の画面表示を読んで、「OK」をクリックしましょう。

以下の画面が表示されたら、「タイトル」を確認してください。
使いやすいようにタイトルを変更することも可能です。
最初に、Googleカレンダーに予定が作成されたらフローボットを起動する設定を行うため、「予定が作成されたら」をクリックします。

ステップ3:フローの起点となるGoogleカレンダーのトリガーを設定

必要であればタイトル修正し、アカウント情報を確認したら「次へ」をクリックしましょう。

以下の画面が表示されるので、「トリガーの起動間隔」を選択してください。
プランによってトリガーの起動間隔は異なるため、注意しましょう。

スクロールし、「カレンダーID」を候補から選択してください。
候補は枠内をクリックすると表示されます。

「テスト」をクリックする前に、テスト用にGoogleカレンダーにイベント情報を追加しましょう。
設定が完了したら、「テスト」をクリックします。

テストが成功すると以下のように表示されます。

その下に「アウトプット」が表示されます。
アウトプットはこの後の設定で活用するので、間違いがないか確認してください。
確認できたら、「保存する」をクリックしましょう。

ステップ4:テキストからデータを抽出する設定

続いて、Googleカレンダーからデータを抽出する設定を行うため、「テキストからデータを抽出する」をクリックします。

以下の画面が表示されるので、設定を確認してください。
Googleカレンダーの設定と同様に必要であればタイトルの修正をし、アカウント情報に問題なければ、「次へ」をクリックしましょう。

次にテキストの変換タイプを設定します。

以下の注意事項を確認して、タスク数や変換する文字数を参考に変換タイプを選択しましょう。

スクロールし、「対象のテキスト」を設定しましょう。

今回は開始日時と終了日時を抽出する設定を行うので、以下のように設定しました。
Googleカレンダーのアウトプットから「開始日時」と「終了日時」を選択してください。
アウトプットは赤枠内の矢印をクリックすると表示されます。

抽出したい項目は以下のように設定してください。
Backlogの課題期限は時間を取得する必要がないので、以下のように年月日だけを取得する設定にします。

設定ができたら「テスト」をクリックしましょう。

「テスト成功」と表示されたら、「保存する」をクリックしましょう。

ステップ5:Backlogに課題を追加する設定

続いて、課題を追加する設定を行うため、「課題の追加」をクリックしてください。

以下の画面が表示されるので、これまで同様に設定を確認します。

以下の画面が表示されたら、「ドメイン」と「課題を登録するプロジェクトID」を説明に従って設定してください。

スクロールし、「課題の件名」を設定します。
Googleカレンダーのアウトプットから「予定のタイトル」を選択することで、自動的に件名が追加されます。

以下の画面が表示されたら、「課題の種別ID」と「課題の優先度」を説明に従って設定してください。

次に、「課題の開始日」と「課題の終了日」を設定します。
先ほど課題の開始日と終了日を抽出したので、「テキストからデータを抽出する」のアウトプットから以下のように設定しましょう。
「課題の終了日」も同様に設定してください。

設定が完了したら「テスト」をクリックしBacklogに課題が追加されたことを確認してみましょう。設定どおりに課題が追加されていれば「保存する」をクリックして設定完了です。

ステップ6:トリガーボタンをONにして、フローボットを起動

こちらで全ての項目の設定が完了しました!
以下の画面が表示されるので、「トリガーをON」をクリックしたら、自動化の設定は完了します。
設定したフローボットが正常に起動するかチェックしてみましょう!

こちらがGoogleカレンダーにイベントが作成されたら、Backlogに課題を追加するフローでした。

BacklogのデータをGoogleカレンダーに連携したい場合

先ほどはGoogleカレンダーからBacklogへデータを連携する方法をご紹介しましたが、反対にBacklogからGoogleカレンダーへのデータ連携を実施したい場合は、下記のテンプレートをご利用ください。

Backlogの課題が削除されたら、Googleカレンダーの予定も削除する

Backlogの課題削除をトリガーにGoogleカレンダーの予定を削除できるため、削除漏れを防ぎます。
正確に予定情報を管理したい方におすすめのフローです。

Backlogに課題が登録されたら、課題の期限をGoogleカレンダーに登録する

Backlogの課題期限をGoogleカレンダーに登録できるため、期限までにタスクを遂行しやすくなるでしょう。
課題の期限を一元管理したい方におすすめのフローです。

GoogleカレンダーやBacklogのAPIを使ったその他の自動化例

GoogleカレンダーやBacklogのAPIを使用してさまざまな業務を自動化することが可能です。​
もし気になるものがあればぜひこちらも試してみてください!

Googleカレンダーを使った自動化例

Googleカレンダーの予定作成や更新を通知したり、データベースに追加したりできます。また、他システムの予定情報をGoogleカレンダーに転記可能です。

Backlogを使った自動化例

Backlogの課題追加や更新をトリガーとして、通知したり、フォルダを作成したりできます。また、他システムのタスク情報をBacklogの課題として追加可能です。

終わりに

GoogleカレンダーとBacklogを連携させることで、予定の登録や課題の管理がぐっとスムーズになります。
手作業の負担を減らし、業務の抜け漏れを防ぐためにも、こうした自動化はとても有効です。

プログラミングの知識がなくても、ノーコードツールのYoomを使えば、直感的な操作でフローを作成できます。

まずはYoomに無料登録して、自分の業務にぴったりの連携を試してみませんか?

この記事を書いた人
m.wadazumi
児童福祉の仕事からライターとして活動し、現在はYoomでブログを執筆中です。 Yoomでできる業務効率化に驚きつつ、みなさんにもその感動を共有して社会貢献したいと考えています。 プログラミング知識ゼロの私でもできるアプリ連携や自動化をお伝えしていきます。
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従来のRPAでは単純な繰り返し作業しか自動化できず、その設定作業はとても複雑なものでした。
AI・API・RPA・OCRなど様々な技術を組み合わせた「ハイパーオートメーション」なら、これまでは実現できなかった多くの作業を、これまでよりも簡単に自動化することが可能です。
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