Knackと音声文字起こしの連携イメージ
【ノーコードで実現】ストレージサービス上の音声ファイルをAPIで自動文字起こしする方法
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2025-11-14

【ノーコードで実現】ストレージサービス上の音声ファイルをAPIで自動文字起こしする方法

ayumi okada
ayumi okada

「会議の音声データを文字起こしするのが大変…」
「インタビューの録音内容をテキスト化するのに時間がかかり、他の業務に手が回らない…」
このように、音声ファイルを手作業でテキストに変換する業務に多くの時間を使っていませんか?

もし、Google Driveなどのストレージサービスに音声ファイルをアップロードするだけで、APIが自動で文字起こしを行い、その結果をデータベースに記録してくれる仕組みがあれば、面倒な文字起こし作業から離れて、議事録の確認やコンテンツ作成といった業務に時間を回せます。

今回ご紹介する自動化の設定は、プログラミングの知識がなくても画面操作で進められるので、ぜひこの機会に導入して、日々の業務を効率化していきましょう。

とにかく早く試したい方へ

Yoomには音声ファイルを自動で文字起こしする業務フロー自動化のテンプレートが用意されています。「まずは試してみたい」という場合は、以下のバナーを押して自動化を体験できます。


■概要
会議の録音やインタビューなどの音声ファイルを文字起こしして、データベースへ手入力する作業に手間を感じていませんか。
このワークフローは、Google Driveに音声ファイルがアップロードされると、自動で文字起こしを行い、その結果をデータベースアプリのKnackに登録します。
文字起こしとデータ登録までの一連のフローを自動化できるため、面倒な手作業から解放されます。

■このテンプレートをおすすめする方
・Google DriveとKnackを利用して音声データの管理や活用を行っている方
・音声の文字起こしを効率化したいと考えている方
・定型的な議事録作成やデータ入力業務の負担を軽減したいと考えている方

■注意事項
・Google Drive、KnackのそれぞれとYoomを連携してください。
・トリガーは5分、10分、15分、30分、60分の間隔で起動間隔を選択できます。
・プランによって最短の起動間隔が異なりますので、ご注意ください。
・分岐はミニプラン以上のプランでご利用いただける機能(オペレーション)となっております。フリープランの場合は設定しているフローボットのオペレーションはエラーとなりますので、ご注意ください。
・ミニプランなどの有料プランは、2週間の無料トライアルを行うことが可能です。無料トライアル中には制限対象のアプリや機能(オペレーション)を使用することができます。
・ダウンロード可能なファイル容量は最大300MBまでです。アプリの仕様によっては300MB未満になる可能性があるので、ご注意ください。
・トリガー、各オペレーションでの取り扱い可能なファイル容量の詳細は下記をご参照ください。
https://intercom.help/yoom/ja/articles/9413924
・OCRまたは音声を文字起こしするAIオペレーションはチームプラン・サクセスプランでのみご利用いただける機能となっております。フリープラン・ミニプランの場合は設定しているフローボットのオペレーションはエラーとなりますので、ご注意ください。
・チームプランやサクセスプランなどの有料プランは、2週間の無料トライアルを行うことが可能です。無料トライアル中には制限対象のアプリやAI機能(オペレーション)を使用することができます。

Google Driveの音声ファイルを文字起こししてKnackに記録するフローを作ってみよう

それではここから、代表的な例として「Google Driveに音声ファイルが作成されたら、自動で文字起こしをして、その結果をKnackに追加する」フローを説明します。
ここではYoomを使ってノーコードで設定をしていきます。まだYoomのアカウントをお持ちでない場合は、こちらの登録フォームからアカウントを発行しておきましょう。

※今回連携するアプリの公式サイト:Google DriveKnack

[Yoomとは]

フローの作成方法

今回は大きく分けて以下のプロセスで作成します。

  • Google DriveとKnackのマイアプリ連携
  • テンプレートをコピー
  • Google Driveのトリガー設定とKnackのアクション設定
  • トリガーをONにし、フローが起動するかを確認


■概要
会議の録音やインタビューなどの音声ファイルを文字起こしして、データベースへ手入力する作業に手間を感じていませんか。
このワークフローは、Google Driveに音声ファイルがアップロードされると、自動で文字起こしを行い、その結果をデータベースアプリのKnackに登録します。
文字起こしとデータ登録までの一連のフローを自動化できるため、面倒な手作業から解放されます。

■このテンプレートをおすすめする方
・Google DriveとKnackを利用して音声データの管理や活用を行っている方
・音声の文字起こしを効率化したいと考えている方
・定型的な議事録作成やデータ入力業務の負担を軽減したいと考えている方

■注意事項
・Google Drive、KnackのそれぞれとYoomを連携してください。
・トリガーは5分、10分、15分、30分、60分の間隔で起動間隔を選択できます。
・プランによって最短の起動間隔が異なりますので、ご注意ください。
・分岐はミニプラン以上のプランでご利用いただける機能(オペレーション)となっております。フリープランの場合は設定しているフローボットのオペレーションはエラーとなりますので、ご注意ください。
・ミニプランなどの有料プランは、2週間の無料トライアルを行うことが可能です。無料トライアル中には制限対象のアプリや機能(オペレーション)を使用することができます。
・ダウンロード可能なファイル容量は最大300MBまでです。アプリの仕様によっては300MB未満になる可能性があるので、ご注意ください。
・トリガー、各オペレーションでの取り扱い可能なファイル容量の詳細は下記をご参照ください。
https://intercom.help/yoom/ja/articles/9413924
・OCRまたは音声を文字起こしするAIオペレーションはチームプラン・サクセスプランでのみご利用いただける機能となっております。フリープラン・ミニプランの場合は設定しているフローボットのオペレーションはエラーとなりますので、ご注意ください。
・チームプランやサクセスプランなどの有料プランは、2週間の無料トライアルを行うことが可能です。無料トライアル中には制限対象のアプリやAI機能(オペレーション)を使用することができます。

ステップ1:マイアプリ連携と準備

まず、Yoomとそれぞれのアプリを連携して操作が行えるようにしていきます。基本的な設定方法を解説しているナビをご覧ください!

それではここから今回のフローで使用するアプリのマイアプリ登録方法を解説します。

Google Driveの連携方法
検索ボックスに「Google Drive」と入力してアイコンをクリックします。

ログインを進めます。

アカウントを選択します。

アクセスの許可をします。

以下の表示が出たら「Google Drive」のマイアプリ連携の完了です。

Knackの連携方法
検索ボックスに「Knack」と入力してアイコンをクリックします。

注釈に沿って以下の項目を入力します。完了したら「追加」を押します。

以下の表示が出たら「Knack」のマイアプリ連携の完了です。

ステップ2:テンプレートのコピー

ここからはフローを作っていきます。テンプレートページを開き、『このテンプレートを試してみる』をクリックしましょう。


■概要
会議の録音やインタビューなどの音声ファイルを文字起こしして、データベースへ手入力する作業に手間を感じていませんか。
このワークフローは、Google Driveに音声ファイルがアップロードされると、自動で文字起こしを行い、その結果をデータベースアプリのKnackに登録します。
文字起こしとデータ登録までの一連のフローを自動化できるため、面倒な手作業から解放されます。

■このテンプレートをおすすめする方
・Google DriveとKnackを利用して音声データの管理や活用を行っている方
・音声の文字起こしを効率化したいと考えている方
・定型的な議事録作成やデータ入力業務の負担を軽減したいと考えている方

■注意事項
・Google Drive、KnackのそれぞれとYoomを連携してください。
・トリガーは5分、10分、15分、30分、60分の間隔で起動間隔を選択できます。
・プランによって最短の起動間隔が異なりますので、ご注意ください。
・分岐はミニプラン以上のプランでご利用いただける機能(オペレーション)となっております。フリープランの場合は設定しているフローボットのオペレーションはエラーとなりますので、ご注意ください。
・ミニプランなどの有料プランは、2週間の無料トライアルを行うことが可能です。無料トライアル中には制限対象のアプリや機能(オペレーション)を使用することができます。
・ダウンロード可能なファイル容量は最大300MBまでです。アプリの仕様によっては300MB未満になる可能性があるので、ご注意ください。
・トリガー、各オペレーションでの取り扱い可能なファイル容量の詳細は下記をご参照ください。
https://intercom.help/yoom/ja/articles/9413924
・OCRまたは音声を文字起こしするAIオペレーションはチームプラン・サクセスプランでのみご利用いただける機能となっております。フリープラン・ミニプランの場合は設定しているフローボットのオペレーションはエラーとなりますので、ご注意ください。
・チームプランやサクセスプランなどの有料プランは、2週間の無料トライアルを行うことが可能です。無料トライアル中には制限対象のアプリやAI機能(オペレーション)を使用することができます。

以下の表示が出たら、テンプレートのコピーが成功です。


コピーしたテンプレートはマイプロジェクトに格納されます。

ステップ3:Google Driveで新しいファイルを検知するトリガーを設定する

1つ目のフローを選択します。

トリガーのアクションで「特定のフォルダ内に新しくファイル・フォルダが作成されたら」を選びます。
連携するGoogle Driveアカウントを選び、「次へ」をクリックします。

監視するフォルダを確認しましょう。
今回は例として「test」フォルダを使用しています。

起動間隔とフォルダIDを入力します。

  • トリガーの起動タイミングは、5分、10分、15分、30分、60分のいずれかで設定できます。
  • ご利用プランによって、設定できるトリガーの最短間隔が違うので、その点は要チェックです。
  • なお、基本的にはそのプランの最短の起動間隔にしてお使いいただくことをおすすめします。

入力後に「テスト」をクリックしてください。

テストが成功し、ファイル情報が取得できたことを確認します。
確認後に「完了」をクリックします。※「取得した値」とは、トリガーやオペレーションを設定する際に「テスト」を実行して得られたデータのことです。
このデータは後続のオペレーションで参照できるほか、変数として扱われるため、フローボットが起動するたびに最新の値に置き換わって利用されます。 

ステップ4:Yoomで拡張子に応じて分岐する

続いて、ファイル名に例えば「.mp3」を含む場合だけ次の処理に進む分岐を設定します。
2つ目のフローを選択してください。

オペレーションと取得値を選び、条件を「ファイル名|値を含む|.mp3」に設定します。
設定ができたら「完了」をクリックしましょう。

ステップ5:Google Driveから対象ファイルをダウンロードする

次に、条件に合った音声ファイルをDriveから取得します。
3つ目のフローを選択しましょう。

「ファイルをダウンロードする」を選び、Driveアカウントを指定し「次へ」をクリックします。

ファイルIDの入力欄は、トリガーで取得した「ファイルID」を選択してください。

設定後に「テスト」をクリックし、ファイルを取得できるか確認します。

テストが成功し、ファイルの取得内容が表示されたら「完了」をクリックしましょう。


ステップ6:AIで音声文字起こしを行う

続いて、取得した音声ファイルを文字起こしします。

  • OCRや音声を文字起こしするAIオペレーションは、チームプラン・サクセスプラン限定の機能です。フリープランやミニプランでセットするとエラーになってしまうので、ご注意ください。
  • チームプランやサクセスプランなどの有料プランは、2週間の無料トライアルが可能です。トライアル期間中は、通常だと制限があるアプリやAIオペレーションもすべて使えるので、気になる機能をぜひお試しください。

4つ目のフローを選択してください。

音声ファイルを「GoogleDriveからの取得ファイル」に設定します。
言語は音声の言語、AIモデルは「ElevenLabs(推奨)」を選び「テスト」をクリックしましょう。

文字起こしのテキストが表示されたら内容を確認し、「完了」をクリックしてください。

ステップ7:Knackにレコードを作成する

最後に、ファイル名と文字起こし結果をKnackに保存します。
5つ目のフローを選択しましょう。

Knackアカウントを選び、「次へ」をクリックします。

登録するフィールドを設定してください。
「field_19」にはトリガーで取得したファイル名を指定します。

「field_20」には音声文字起こしの解析結果を指定します。
設定ができたら「テスト」をクリックしてください。

テストが成功すると、Knackにファイル名と文字起こし結果が自動で登録されます。

Knackのレコードに結果が反映されてるか確認しましょう。


ステップ8:トリガーをONにして起動準備完了

設定が完了すると以下のようなメニューが表示されるので、トリガーをONにします。

これですべての設定が完了したので、動作確認をしてみましょう。
以上がストレージサービス上の音声ファイルをAPIで自動文字起こしする方法でした。


Google Driveを使ったその他の自動化例

今回ご紹介した連携以外でも、Google DriveのAPIを活用してさまざまな業務を自動化することが可能です。

Google Driveのクラウド上にファイルが追加・更新されたら、データベースへの自動登録、通知送付、課題管理ツールへのタスク生成、文字起こしやOCRによる内容抽出などを行う仕組みを構築できます。
メール添付や外部サービスから取得したファイルも自動で集約され、フォルダ整理や転送の手間を削減できるため、情報管理の効率化と作業漏れ防止を同時に実現できるでしょう。


Slackにファイルが投稿されたら、Google Driveにファイルをアップロードするフローです。


Google Driveに新しくファイル・フォルダが作成されたら、LINE WORKSに通知するフローです。

Google Driveの特定フォルダにファイルがアップロードされたら、そのURLをNotionのデータベースに追加します。

Google Driveに新しくファイルが作成されたら、Backlogに課題を追加するフローです。

Google Driveに新しくファイルが作成されたら、Gmailにメールを送付するフローです。

Google Driveに格納されたファイルをAI-OCRで読み取り、Yoomのデータベースへ格納するフローです。

Zoomでミーティングが終了したらレコーティングファイルを取得して、Google Driveに連携して指定のフォルダに格納するフローです。


特定条件のメールに添付されたファイルをGoogleDriveの指定のフォルダにアップロードします。

まとめ

音声ファイルの文字起こし作業を自動化することで、これまで会議やインタビューのたびに発生していた手作業をなくし、テキスト化の漏れやミスといったヒューマンエラーも防ぐことができます。これにより、担当者は文字起こしという単純作業から離れ、本来注力すべき分析や企画立案などの業務に集中しやすい環境が整います。

今回ご紹介したような業務自動化を実現できるノーコードツールYoomは、プログラミングの知識がない方でも画面上の操作だけで直感的に業務フローを構築できるので、もし自動化に少しでも関心をお持ちであれば、ぜひこちらから無料登録して、Yoomがもたらす業務効率化を体験してみてください。

よくあるご質問

Q:mp3以外の音声ファイル形式も対応していますか?(.wav, .m4aなど)

A:

 対応可能です。.mp3の分岐条件を「.wav」「.m4a」へ変更、またはOR条件で複数拡張子を許可すれば同様に処理できます。
互換性はモデルとコーデックに依存します。

Q:mp3以外の音声ファイル形式も対応していますか?(.wav, .m4aなど)

A:

 対応可能です。.mp3の分岐条件を「.wav」「.m4a」へ変更、またはOR条件で複数拡張子を許可すれば同様に処理できます。
互換性はモデルとコーデックに依存します。

Q:長時間の音声ファイルでも処理できますか?(ファイルサイズや時間に上限は?)

A:

 上限はAIモデルとご利用プランに依存します。
長尺はDrive上で分割→順次処理にすると失敗やタイムアウトを避けやすく、運用も安定します。

Q:長時間の音声ファイルでも処理できますか?(ファイルサイズや時間に上限は?)

A:

 上限はAIモデルとご利用プランに依存します。
長尺はDrive上で分割→順次処理にすると失敗やタイムアウトを避けやすく、運用も安定します。

Q:Google DriveやKnack以外でも連携できますか?

A:

可能です。
Dropbox・OneDrive・Slack・Notionなど多数と公式連携があり、保存→文字起こし→記録・通知まで同様のフローを組めます。

Q:Google DriveやKnack以外でも連携できますか?

A:

可能です。
Dropbox・OneDrive・Slack・Notionなど多数と公式連携があり、保存→文字起こし→記録・通知まで同様のフローを組めます。

Yoomを使えば、今回ご紹介したような連携を
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この記事を書いた人
ayumi okada
ayumi okada
エンジニアとして1年の実務経験を積んだ後、フリーランスとして複数の案件を渡り歩きながら、AIやRPAなどの自動化ツールを日常的に使いこなしています。業務効率化や情報整理のためのスクリプトやワークフロー構築も得意で、個人利用で培った知見や実践的な活用法を共有することができます。
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