Slackとテキスト生成の連携イメージ
アプリ同士の連携方法

2025-05-30

【ノーコードで実現】データ分析をAIで自動化する方法

k.tsukamoto

「毎月の広告レポート作成、もっと効率化できないかな…」
「手作業でのデータ分析だと、どうしても時間がかかってしまって、次のアクションプランを考える余裕がない…」

このように、繰り返されるデータ分析業務の負担や、分析結果を活かした戦略立案の難しさに直面していませんか?

<span class="mark-yellow">様々なSaaSから必要なデータを定期的に取得し、AIが自動で分析、さらには戦略的な提案まで行い、その結果をSlackなどのコミュニケーションツールに通知してくれる仕組み</span>があれば、これらの悩みから解放され、データに基づいた迅速な意思決定と、より創造的な業務に集中できる時間を生み出すことができます!

今回ご紹介する自動化の設定は、ノーコードで簡単に設定できて、手間や時間もかかりません。
ぜひ自動化を導入して、作業をもっと楽にしましょう!

とにかく早く試したい方へ

Yoomには<span class="mark-yellow">データ分析をAIで自動化する業務フロー自動化のテンプレート</span>が用意されています。
「まずは試してみたい!」という方は、以下のバナーをクリックして、すぐに自動化を体験してみましょう!

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データ分析結果を各種ツールに連携・活用する方法

日々の業務で発生する様々なデータ分析作業を自動化し、その結果をSlackなどのツールにスムーズに連携する方法を、具体的なテンプレートを使って紹介します!
気になる内容があれば、ぜひクリックしてみてください!

スケジュール実行で定期的なデータ分析と通知を自動化する

<span class="mark-yellow">Google Adsのような広告プラットフォームから定期的にデータを取得し、AIで分析、その結果をSlackなどのチャットツールに通知する</span>フローです。
手動でのレポート作成や分析の手間を大幅に削減し、常に最新の状況に基づいた迅速な意思決定を支援します。

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チャットツールの投稿をトリガーにデータ分析と通知を自動化する

<span class="mark-yellow">Discordなどのチャットツールへの投稿をきっかけに、その内容をAIで分析し、Microsoft Teamsなどの別チャットツールへ結果を通知する</span>ことも。
チーム内の情報共有や議論の活性化を促進し、リアルタイムなデータ活用を実現します。

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フォームへの回答をトリガーにデータ分析と通知を自動化する

<span class="mark-yellow">フォームに入力された回答データを即座にAIで分析し、その結果をDiscordなどのチャットツールに通知</span>。
アンケート結果の迅速な把握や、顧客からのフィードバックへの素早い対応を可能にし、サービス改善や顧客満足度向上に繋げます。

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定期的にレポートを取得して、AI分析した結果をSlackに通知するフローを作ってみよう

それでは代表的な例として、「定期的にGoogle Adsでアカウントレポートを取得し、AIで分析してその結果と戦略提案をSlackに通知するフロー」を解説していきます!

Yoomを使用してノーコードで設定をしていくので、まだYoomのアカウントをお持ちでない場合は、こちらの登録フォームからアカウントを発行しておきましょう。

[Yoomとは]

フローの作成方法

今回は大きく分けて以下のプロセスで作成します。

  • SlackとGoogle Adsのマイアプリ連携
  • テンプレートのコピー
  • トリガースケジュールと各アクション(レポート取得・AI分析・通知)の設定
  • フロー稼働の準備
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ステップ1:SlackとGoogle Adsのマイアプリ連携

先ずは、Yoomと連携させたいSlackアカウントとGoogle Adsアカウントを「マイアプリ」に登録しましょう。
この設定は初回のみ必要です。

  1. Yoomにログイン後、ワークスペースのサイドバーから「マイアプリ」を選択。
  2. マイアプリ画面の右側にある「+新規接続」をクリック。
  1. アプリ一覧画面が表示されたら、右上の検索バーでアプリ名(ここではSlack)を検索して選択。
  1. Slackのサインイン画面で、連携させるワークスペースにサインイン。
    ※ サインイン済みのワークスペースがある場合、この画面はスキップされます。
  1. 分析結果を投稿するチャンネルを下部のプルダウンから選択。
    ※ 連携させるワークスペースを変更する場合は、右上のプルダウンから選んでください。
  1. YoomからSlackへのアクセス権限を確認し、「許可する」をクリック。
  1. マイアプリ画面に戻ります。

Slackが追加されていることを確認してください。

続けて、Google Adsも連携していきましょう。

  1. アプリ一覧画面でGoogle Adsを選択して検索。
  1. レポートを取得するGoogle Adsに紐づくGoogleアカウントを選択してログイン。
  1. 内容を確認し、「次へ」をクリック。
  1. YoomからGoogleへのアクセス権限の内容を確認し、「続行」をクリック。
    「Yoomがアクセスできる情報を選択してください」と表示されている場合には、「すべて選択」にチェックを入れてください。
  1. マイアプリ画面に戻ります。

Google Adsも追加されていれば、このフローで使用するアプリのマイアプリ登録は完了です。

ステップ2:テンプレートのコピー

Yoomのフローボットテンプレートから使用するテンプレートを選び、「このテンプレートを試す」をクリックすると、テンプレートがコピーされます。
ここでは以下のテンプレートを使うため、バナーの「試してみる」をクリックしてください。

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そうしますと、Yoomのワークスペースにテンプレートがコピーされ、自動化フローの設定画面(フローボット)が開きます。
「OK」をクリックして、フローの設定に進みましょう。

※ 以降、コピーしたフローボットには、プロジェクト一覧の「マイプロジェクト」からアクセスできます。

ステップ3:トリガースケジュールの設定

先ずは、フローの起点となるスケジュールトリガーを設定していきます。

  1. トリガーアクションの「指定したスケジュールになったら」をクリック。
  1. 「タイトル」は任意の名称に変更できます。
    アクションの内容が分かりやすいタイトルにするとよいでしょう。
    例:毎日9時になったら
  2. フローを起動するスケジュールを設定しましょう。
    デフォルトでは「全ての曜日(曜日指定)の9時」になっています。
    運用に合わせて、曜日や時刻を変更してください。
    日付指定やCronによる設定も可能です。
  1. 設定を終えたら、ページ下部の「保存する」をクリック。

スケジュールトリガーの設定が完了し、フロー画面に戻ります。

ステップ4:レポートの取得

次に、取得するアカウントレポートの設定を行いましょう。

  1. Google Adsの「アカウントレポートの取得」をクリック。
  1. 適宜「タイトル」を変更。
  2. 連携アカウントとアクションを確認し、「次へ」をクリック。
  1. 「広告アカウントID」にレポートを取得するアカウントのIDを設定。
    Google広告の管理画面右上にある10桁の数字がアカウントIDになります。
  2. 「期間の開始」と「期間の終わり」に、レポートを取得する期間を設定。
    入力欄クリック時に表示されるメニューの「日付」タブから項目を選択することで、フロー稼働時の日付に合わせたレポートが取得できるようになります。
    「昨日」から「今日」や、「月初」から「月末」など、フローの運用方法に合わせて設定してください。
  1. 設定を終えたら、「テスト」をクリック。
  1. テストに成功すると、指定した期間のアカウントレポートが「取得した値」に追加されます。
    これらの値は、以降のアクションで変数(フローが稼働する度に変わる値)として使用できるようになります。
    詳しい説明は、こちらのヘルプページをご覧ください。
    ※ 下図ではレポートが追加されていません。
    追加されている場合には、日付と同じように{{項目名 取得した値}}という形で表示されます。
  1. ページ下部の「保存する」をクリック。

ステップ5:レポートの分析

取得したレポートをAIに分析させていきます。

  1. AIオペレーションの「テキストを生成する」をクリック。
  1. 適宜「タイトル」を変更。
  2. 指定するプロンプトの文字数に応じて「アクション」をプルダウンから選択。
    文字数(500・1,000・3,000・5,000文字以内)によって消費するタスク数が変わります。
  3. 「次へ」をクリック。
  1. 「プロンプト」に分析の指示と、分析に使用する値を設定しましょう。
    入力欄クリック時に表示されるレポート取得アクションのメニューから、取得したレポートの各項目が選択可能です。
    項目をクリックすると、入力欄に{{項目名 取得した値}}という形で追加されます。
    ※ 下図は取得した値が空の状態です。
  1. 「言語」に生成するテキストの言語を入力。
  2. 設定を終えたら、「テスト」をクリック。
  1. テストに成功すると、「取得した値」に分析結果が追加されます。
    ※ 期待する結果にならなかった場合は、「プロンプト」を変更して再度お試しください。
  1. 「保存する」をクリック。

ステップ6:分析結果の通知

最後に、分析結果をSlackに投稿しましょう。

  1. Slackの「チャンネルにメッセージを送る」をクリック。
  1. 適宜「タイトル」を変更。
  2. 連携アカウントとアクションを確認し、「次へ」をクリック。
  1. 「投稿先のチャンネルID」にメッセージを投稿するチャンネルのIDを設定。
    入力欄をクリックすると、連携しているSlackアカウントから候補が表示されるため、対象となるチャンネルを選択してください。
    ※ 検索欄にチャンネル名を入れることで候補が絞られます。
  1. 「メッセージ」に分析結果を含む任意の内容を設定。
    ステップ5のプロンプトと同様に、入力欄クリック時に表示される各アクションのメニューから、取得した値を追加できます。
  1. 設定を終えたら、「テスト」をクリック。
  1. テストに成功すると、指定したチャンネルに分析結果が投稿されます。
    ※ メッセージが送信できない場合には、指定したチャンネルにYoomアプリをインストールして再度お試しください。
    ※ 投稿されるメッセージの例
  1. ページ下部の「保存する」をクリック。

ステップ7:フロー稼働の準備

フロー画面に戻り、「全ての設定が完了しました!」と表示されていればフローの設定は完了です。
早速フローを稼働させるのであれば、「トリガーをON」をクリックします。

あとで稼働させる場合は、フロー画面のトリガースイッチをクリックすることで、トリガーをONにできます。

トリガーをONにしたら、実際に動作することを確認しましょう。
右上の「起動する」をクリックすることで、スケジュールトリガーを待たずにフローを稼働させられます。
フロー起動後、指定した期間のレポートを分析した結果が、Slackに投稿されていれば成功です。

今回のフローボットをベースに、他にも様々な作業の自動化が実現できます!
是非、Yoomの便利な機能をお試しください。

AI機能を使ったその他の自動化例

AI機能を活用することで、日常業務におけるさまざまなデータ処理や分析作業を自動化し、業務のスピードと精度を向上させることができます。

AI分析の自動化例

メール経由で届くデータをOCR処理後に分析し、販売戦略の改善案やフィードバックレポートを管理データベースへ登録したり、チャットツールに通知したりすることが可能です。また、スケジュール実行でWebサイトを監視し、得られた情報をAIが分析・可視化するなど、幅広いシーンで活用できます。

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まとめ

この記事では、「データ分析をAIで自動化する方法」について、ノーコードで実現できる具体的な手順をご紹介しました。
業務で扱う販売データや評価シート、Webサイトからの情報などをAIが自動で解析し、その結果を管理ツールやチャットツールに連携することで、日々の意思決定や改善活動をスピーディーに進めることができます。
<span class="mark-yellow">Yoomには、今回ご紹介したAIによるデータ分析の自動化以外にも、業務全体を効率化するテンプレートが多数用意されています。</span>
スケジュール実行やファイル受信、チャット投稿など様々なトリガーに対応し、業務の流れに合わせた柔軟な自動化が可能です。

「データの整理に時間がかかる」「報告書の作成が追いつかない」「定型作業を減らしたい」と感じている方は、ぜひYoomのテンプレートを活用して、AI分析の自動化にチャレンジしてみてください。

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この記事を書いた人
k.tsukamoto
システムエンジニアとして4年間勤務。当時は毎日Excelに手入力する勤怠管理や、領収書のデータ化作業に悩まされていたため、Yoomにもっと早く出会いたかったです。まだまだYoomは使い始めたばかりですが、皆様の「自動化できたらいいな」を叶えるための情報をお伝えしていきます!
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