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「ECサイトと実店舗の在庫数が合わない…」
「手作業での在庫入力が多くてミスが頻発する…」
このように、日々の在庫管理業務における手作業の多さや、それに伴うヒューマンエラー、そして何より重要な確認作業に多くの時間を費やしてしまい、本来集中すべき業務に手が回らないといった悩みを抱えていませんか?
そこで便利なのが、<span class="mark-yellow">ECサイトで商品が売れた際に自動で在庫数を更新したり、新しい商品が入荷された際に自動で在庫リストへ追加したりする仕組み</span>です。
この仕組みを活用すれば、これらの悩みから解放され、より正確な在庫情報をタイムリーに把握し、販売機会の損失を防ぎながら、戦略的な業務に集中できる貴重な時間を生み出すことができるでしょう。
今回ご紹介する自動化の設定は、ノーコードで誰でも簡単にできる方法です。ぜひこの機会に自動化を導入して、在庫管理業務をもっと楽にしましょう!
Yoomには<span class="mark-yellow">Google スプレッドシートの在庫データを自動更新する</span>業務フローを自動化するテンプレートが用意されています。
「まずは試してみたい!」という方は、以下のバナーの「試してみる」をクリックして、さっそく自動化を体験してみましょう!
日々の在庫管理業務を効率化するために、様々なツールと連携して在庫情報を自動で更新・管理する方法を、具体的なテンプレートを使って紹介します!
気になるテンプレートがあれば、ぜひ気軽にクリックして試してみてください!
<span class="mark-yellow">ShopifyのようなECプラットフォームで在庫情報が更新された際に、Google スプレッドシートなどの表計算ソフトに自動で情報を反映する</span>ことができます。
手動でのデータ入力や転記ミスを防ぎ、常に最新の在庫状況を把握できるようになるでしょう。
<span class="mark-yellow">Googleフォームのようなフォームツールで収集した棚卸し情報や入荷情報を基に、Notionなどのデータベースや情報管理ツールへ在庫情報を自動で更新・記録する</span>ことも可能です。
手入力の手間を省きつつ入力ミスを削減し、正確な在庫管理の実現をサポートします。
<span class="mark-yellow">AirtableのようなデータベースサービスやCRMツールに登録された在庫関連の情報をトリガーとして、Microsoft Excelなどのデータベースに最新情報を自動で反映させる</span>ことが可能です。
データの一元管理と迅速な状況把握を実現し、在庫管理の精度の向上が見込めます。
それではここから代表的な例として、「Shopifyで在庫情報が更新された際にGoogle スプレッドシートの在庫情報も自動で更新する」フローの作成手順を解説していきます!
ここではYoomを使用してノーコードで設定をしていくので、もしまだYoomのアカウントをお持ちでない場合は、こちらの登録フォームからアカウントを作成しておきましょう。
[Yoomとは]
今回は大きく分けて以下のプロセスで作成します。
はじめに、使用するアプリとYoomを連携する「マイアプリ登録」をしていきます。
事前にマイアプリ登録を済ませておくと、後続のフローの設定がスムーズになりますよ!
マイアプリ登録は、Yoomにログインして画面左側にある「マイアプリ」を選択し、右側に表示される「+新規接続」をクリックして進めていきます。
【Shopifyのマイアプリ登録】
検索窓にShopifyと入力し、表示された候補から選択します。
Yoomと連携するShopifyアカウントの管理画面から、「APIキー」「APIシークレットキー」「サブドメイン」を取得し、各項目に値を入力しましょう。入力後、「追加」をクリックして連携完了です!
※Shopifyのマイアプリ登録方法について、詳しくはこちらをご参照ください。
※Shopifyはチームプラン・サクセスプランでのみご利用いただけるアプリとなっています。フリープラン・ミニプランの場合は設定しているフローボットのオペレーションやデータコネクトはエラーとなりますので、ご注意ください。
チームプランやサクセスプランなどの有料プランは、2週間の無料トライアルを行うことが可能です。無料トライアル中には制限対象のアプリを使用することができます。ぜひこの機会に、試してみてくださいね!
【Google スプレッドシートのマイアプリ連携】
先ほど同様に、検索窓でGoogle スプレッドシートを検索し、表示された候補からアプリを選択します。
「Sign in with Google」をクリックし、Yoomと連携するGoogleアカウントを選択して連携完了です!
※認証時に、Google スプレッドシートへの権限を全て許可してください。
ここから実際に、フローの設定を進めていきます。
簡単に設定できるようにテンプレートを利用しているので、下記のバナーの「試してみる」をクリックし、テンプレートをコピーしてください。
クリックすると、自動的にテンプレートがお使いのYoom画面にコピーされます。「OK」を押して設定を進めましょう!
最初の設定です!
まずは、Shopifyの在庫アイテム情報が更新されたら、フローボットが起動するように設定していきます。
コピーしたテンプレートの、「在庫アイテム情報が更新されたら(Webhook)」をクリックしてください。
タイトルは必要に応じて編集し、連携するアカウント情報がフローで使用するもので間違いないかを確認しましょう。
基本的に、連携するアカウント情報には、ステップ1で連携した情報が反映されていますよ!
トリガーアクションは「在庫アイテム情報が更新されたら(Webhook)」のままにして、「次へ」をクリックしてください。
次に、Webhookのイベント受信設定です。
Webhookの設定は、Shopifyの管理画面で行います。下図赤枠内のURLをコピーしておき、Shopifyの画面に移動しましょう!
Shopifyに移動したら「設定」画面を開き、「通知」を選択します。
通知設定の中にある「Webhook」をクリックしてください。
「Webhookを作成」を押して、下記のように設定していきましょう!
・「イベント」:「在庫アイテムの更新」を選択します。
・「フォーマット」:「JSON」のままでOKです!
・「URL」:Yoom画面でコピーしておいたURLを貼り付けてください。
設定が完了したら、動作チェックのためのテストを行うため、Shopifyで実際に在庫数を更新してみてくださいね!
在庫数を更新したらYoomの画面に戻って「テスト」をクリックしてください。
テストが成功すると、先ほど在庫数を更新した商品の情報が、「取得した値」にアウトプットとして抽出されます。
※アウトプットとは?
アウトプットとは、トリガーやオペレーション設定時に、「テスト」を実行して取得した値のことを指します。
取得したアウトプットは、後続のオペレーション設定時の値として利用でき、フローボットを起動する度に、変動した値となります。詳しくはこちらをご参照ください。
正しく情報が取得できていることを確認して「保存する」をクリックし、次のステップに進みましょう!
続いて、ステップ3で取得した商品情報から、在庫数を取得する設定を行います。
「在庫数を取得」をクリックしてください。
先ほどと同じように、タイトルは必要に応じて編集し、連携するアカウント情報は、ステップ3と同じアカウントになっているか確認しましょう。
アクションは変更せず、「次へ」をクリックしてください。
次に、API接続設定です。
「在庫アイテムID」を、入力欄をクリックして表示されるアウトプットから選択します。
「取得した値」の「在庫アイテム情報が更新されたら(Webhook)」内にある、「在庫ID」を選択しましょう!
「ロケーションID」は入力欄下の注釈にある通り、入力欄をクリックして表示される候補から選択してくださいね!
設定完了後は「テスト」をクリックし、「取得した値」に在庫数情報が抽出されることを確認します。
確認後は「保存する」をクリックして、次の設定に進みましょう!
最後に、Shopifyの在庫数更新情報を、Google スプレッドシートに反映する設定をしていきます。
「レコードを更新する」をクリックしてください。
これまでと同様にタイトルを必要に応じて編集し、連携するアカウント情報を確認しましょう。実行アクションは「レコードを更新する」のままにして、ページを下にスクロールします。
Google スプレッドシートの画面に移動しましょう。今回はテスト用に、下図のようなシートを用意してみました!
「在庫数」が10となっていますが、Shopifyで在庫数を「0」に更新したいので、データを反映させていきましょう。
次に、データベースの連携設定です。
「スプレッドシートID」に、Shopifyの在庫管理をしているGoogle スプレッドシートを設定します。
入力欄をクリックすると、連携しているアカウントから候補が表示されるので、該当のシートを選択しましょう。
「スプレッドシートのタブ名」も同様に、候補から選択します。
「テーブル範囲」は必須項目ではないですが、必要に応じてこちらのヘルプページを参考に、設定してみてくださいね!
続いて、データベース操作の詳細設定を行います。
「更新したいレコードの条件」に、Shopifyのデータを反映させるレコードの条件を指定します。
ここでは、「在庫ID=在庫ID」といったように、管理している複数の商品在庫に対し、絶対に一致することのない値が「等しい」となるように設定してください。
こうすることで、Google スプレッドシートで管理している商品のうち、Shopifyで在庫数を更新した該当の商品在庫数を、ピンポイントで更新することができますよ!
「更新後のレコードの値」の各項目は、アウトプットを使って適切な値を設定していきましょう。
「商品名」など、更新しない部分は空欄のままでOKです!更新する項目のみ、設定してくださいね。
今回は下図のように設定してみました!
「更新日」には「日付」のアウトプットを使って、在庫数を更新した日付が反映されるようにしています。
▼「更新日」のアウトプット設定例▼
設定が完了したら「テスト」をクリックし、実際にGoogle スプレッドシートのデータが更新されることを確認してみてくださいね!
無事、「更新日」と「在庫数」のデータが更新されていましたよ!
確認後は「保存する」をクリックして、設定完了です。
これで全ての設定が完了しました。「トリガーをON」にし、設定したフローの動作確認をしてみてくださいね!
以上が、「Shopifyで在庫情報が更新された際にGoogle スプレッドシートの在庫情報も自動で更新する」フローの作成手順でした!
今回ご紹介した在庫情報の自動更新以外でも、在庫管理業務を自動化することが可能です。
もし気になるものがあればぜひこちらもお試しになってみてください!
いかがでしたか?ShopifyなどのECプラットフォームとGoogle スプレッドシートのような在庫管理に利用する表計算ソフトを連携させ、在庫管理を自動化することで、<span class="mark-yellow">これまで手作業で行っていた在庫情報の更新作業や、複数のシステム間でのデータ入力の手間を大幅に削減し、ヒューマンエラーを防ぐことができます。</span>
これにより、担当者は常に最新かつ正確な在庫状況を把握でき、欠品による販売機会の損失や過剰在庫のリスクを低減させ、より戦略的な仕入れ計画や販売促進活動に集中できる環境が整うはずです!
Yoomを使えば、便利な自動化がノーコードで実現できるのも魅力ですよね。
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その後すぐに様々な業務プロセスの自動化設定を体験できます。
フローは自由にカスタマイズできるので、アイデア次第で活用方法は無限大!自社の業務に合った最適なフローを構築してみてください。
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まずは1つ自動化を試してみて、業務効率がどれだけ改善されるのか、ぜひこの機会に体験してみてくださいね!