SquareとYoomの連携イメージ
アプリ同士の連携方法

2025-06-03

【ノーコードで実現】入金確認と情報共有を自動化する方法

m.kinoshita

「毎月の入金確認に時間がかかりすぎる…」
「手作業での入金消込でミスが起きてしまい、月末の経理処理が大変…」

このように、日々の入金確認業務における手作業の煩雑さや、それに伴うヒューマンエラーに悩まされていませんか?特に多くの顧客を抱えるビジネスでは、入金件数も多くなり、確認作業だけでも相当な時間を要することがありますよね…

そこで便利なのが、<span class="mark-yellow">決済サービスでの入金情報を自動で会計システムや顧客管理システムに連携したり、Slackやメールで担当者に通知したりできる仕組み</span>です!
この仕組みを活用すれば、これらの悩みから解放され、経理担当者はより戦略的な業務に、営業担当者は顧客フォローに集中できる時間を生み出すことができるでしょう。

今回ご紹介する自動化の設定は、ノーコードで誰でも簡単にできて、手間や時間もかからない方法です。
この機会にぜひ自動化を導入して、日々の作業をもっと楽にしましょう!

とにかく早く試したい方へ

Yoomには<span class="mark-yellow">Squareなどの決済サービスで行われた入金情報を連携する業務フローを自動化する</span>テンプレートが用意されています。
まずは試してみたい!という方は、以下のバナーの「試してみる」をクリックして、さっそく自動化を体験してみましょう!

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入金情報を各種ツールへ自動連携する方法

普段お使いの決済サービスでの入金情報を、様々なツールへ自動で連携する方法を、具体的なテンプレートを使って紹介します!
気になるテンプレートがあれば、ぜひ気軽にクリックして試してみてください!

決済完了情報をデータベース/CRMサービスに記録する

<span class="mark-yellow">Squareなどの決済サービスで入金が確認された際に、その情報をGoogle スプレッドシートなどのデータベースやCRMサービスに自動で記録・更新する</span>ことができます。
手作業による転記ミスを防ぎ、正確な入金管理を実現し、顧客情報と紐付けた入金状況の可視化にも繋げられるでしょう。

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決済完了情報をチャットツールに通知する

<span class="mark-yellow">Stripeなどの決済サービスで支払いが完了した際に、その内容をMicrosoft Teamsなどのチャットツールに自動で通知する</span>こともできますよ!
担当者はリアルタイムで入金状況を把握し、迅速な確認や次のアクションに移ることが可能になり、チーム内のスムーズな情報共有をサポートします。

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決済完了情報をメールツールに通知する

<span class="mark-yellow">Paddleなどの決済サービスで支払いが行われた際に、その詳細をGmailなどのメールツール経由で関係者に自動で通知する</span>ことも可能です。
社内外の関係者への入金報告を自動化し、コミュニケーションコストを削減しつつ、確実な情報伝達の実現が期待できます。

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Squareの決済情報をGoogle スプレッドシートに自動記録するフローを作ってみよう

それではここから代表的な例として、「Squareで決済が完了した際に、その取引情報をGoogle スプレッドシートに自動で更新・記録する」フローの作成手順を解説していきます!
ここではYoomを使用してノーコードで設定をしていくので、もしまだYoomのアカウントをお持ちでない場合は、こちらの登録フォームからアカウントを作成しておきましょう。

[Yoomとは]

フローの作成方法

今回は大きく分けて以下のプロセスで作成します。

  • SquareとGoogle スプレッドシートのマイアプリ登録
  • テンプレートをコピー
  • Squareのトリガー設定と各アクション設定
  • トリガーをONにしてフローの動作確認
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ステップ1:SquareとGoogle スプレッドシートのマイアプリ登録

はじめに、使用するアプリとYoomを連携する「マイアプリ登録」を行います。
事前にマイアプリ登録を済ませておくと、後続のフローの設定がスムーズになりますよ!

マイアプリ登録は、Yoomにログインして画面左側にある「マイアプリ」を選択し、右側に表示される「+新規接続」をクリックして進めていきます。

【Squareのマイアプリ登録】

検索窓でSquareと入力し、表示された候補からSquare(Webhook)を選択します。

「アカウント名」は任意の値で入力できるので、管理用だとわかる名前(「管理者アカウント」など)で設定しましょう!
「アクセストークン」はこちらから発行して入力し、「追加」をクリックしたら連携完了です。
※アクセストークンの取得方法について、詳しくはこちらをご参照ください。

【Google スプレッドシートのマイアプリ登録】

先ほど同様に、検索窓でGoogle スプレッドシートを検索し、表示された候補からアプリを選択します。

「Sign in with Google」をクリックし、Yoomと連携するGoogleアカウントを選択して連携完了です!
※認証時に、Google スプレッドシートへの権限を全て許可してください。

ステップ2:テンプレートをコピー

ここから実際に、フローを作成していきましょう!
簡単に設定できるよう、テンプレートを使用します。以下のバナーの「試してみる」をクリックして、テンプレートをコピーしてください。

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クリックすると、自動的にテンプレートがお使いのYoom画面にコピーされます。「OK」を押して設定を進めましょう!

ステップ3:Squareのトリガー設定

最初の設定です!
まずは、Squareで支払い(決済)が作成された際に、フローボットが起動するように設定していきます。

コピーしたテンプレートの、「支払い(決済)が作成されたら(Webhook)」をクリックしてください。

タイトルは必要に応じて変更し、連携するアカウント情報がフローで使用するものであるかどうかを確認しましょう。基本的には、ステップ1で連携した情報が反映されていますよ!
トリガーアクションは変更せず、「次へ」をクリックしてください。

「Webhook名」を任意の値で設定して「テスト」をクリックし、「テスト成功」と表示されたら「次へ」を押してください。

次に、下図の手順を確認し、テスト用にSquareに支払いを作成します。
作成後はYoomの画面に戻って「テスト」をクリックし、支払い情報が「取得した値」にアウトプットとして抽出されることを確認してくださいね!

※アウトプットとは?
アウトプットとは、トリガーやオペレーション設定時に、「テスト」を実行して取得した値のことを指します。
取得したアウトプットは、後続のオペレーション設定時の値として利用でき、フローボットを起動する度に、変動した値となります。詳しくはこちらをご参照ください。

確認後は「保存する」をクリックし、次のステップに進みます。

ステップ4:分岐設定

続いての設定は、分岐条件の設定です。
ここでは、支払いステータスが「COMPLETED」の場合に、後続のGoogle スプレッドシートのレコード更新設定に進むように設定していきます。

「分岐 | 支払いステータスの判別」をクリックしてください。

※分岐はミニプラン以上のプランでご利用いただける機能(オペレーション)となっています。フリープランの場合は設定しているフローボットのオペレーションはエラーとなりますので、ご注意ください。 
ミニプランなどの有料プランは、2週間の無料トライアルを行うことが可能です。無料トライアル中には制限対象のアプリや機能(オペレーション)を使用することができるので、この機会にぜひお試しください!

ここでの設定は、テンプレートを使用しているため、デフォルトで完了しています。
特に設定を変更する必要はありませんが、下図のような設定になっていることを確認してみてくださいね!

ステップ5:Google スプレッドシートのレコード更新設定

最後に、支払い情報をGoogle スプレッドシートに反映する設定を行います。
「レコードを更新する」をクリックしてください。

先ほどと同じように、タイトルは必要に応じて編集し、連携するアカウント情報に間違いがないかを確認しましょう。実行アクションは「レコードを更新する」のままにして、データベースの連携設定に進みます。

「スプレッドシートID」・「スプレッドシートのタブ名」を、入力欄をクリックして表示される候補から選択しましょう。ここで設定したスプレッドシートのタブに、支払い情報を反映していきますよ!

次に、データベース操作の詳細設定を行います。
「更新したレコードの条件」を下図のようにアウトプットを使って設定しましょう。
ここでは、「注文ID=注文ID」となるように設定するなど、スプレッドシート内で、重複することのない値が『等しい』となるように設定してくださいね!

「更新後のレコードの値」は、各項目に適切なアウトプットを設定していきます。
たとえば、「金額」には、「支払い(決済)が作成されたら(Webhook)」内にある「金額」を設定するなど、それぞれの項目に合うアウトプットを設定してみてくださいね!

設定が完了したら「テスト」をクリックし、スプレッドシートにSquareの支払い情報が反映されていることを確認してください。
確認後は「保存する」を押して、設定完了です!

ステップ6:トリガーをONにしてフローの動作確認

以上で全ての設定が完了しました。「トリガーをON」にし、設定したフローの動作チェックをしましょう!

以上が、「Squareで決済が完了した際に、その取引情報をGoogle スプレッドシートに自動で更新・記録する」フローの作成手順でした!

その他の自動化例

決済サービスと各種ツールを連携させることで、日々の入金管理や情報共有をよりスムーズに、正確に行うことができます。

決済関連の自動化例

Gmailで受信した取引情報をもとに、Google スプレッドシートの決済管理シートへ自動的に情報を追加したり、Googleフォームで送信された内容をNotionの決済記録ページに登録したりすることができます。また、Stripeで特定の定期支払いが申し込まれた際には、Microsoft Excelへ自動でレコードを追加することも可能です。

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まとめ

この記事では、「入金確認と情報共有を自動化する方法」について、ノーコードで実現できる具体的な手順をご紹介しました。

SquareやStripeなどの決済サービスで入金が完了した際、その情報を自動でスプレッドシートやCRMに記録したり、チャットやメールで関係者に通知することで、手作業によるミスや確認の手間を大幅に削減できます。業務スピードの向上と、より正確な情報共有を同時に実現できるのが大きな魅力です。
<span class="mark-yellow">Yoomには、今回ご紹介した決済情報の自動化以外にも、さまざまな業務を効率化するテンプレートが豊富に用意されています。</span>データの記録・通知・連携をワンクリックで構築できるため、複雑な操作が不要なのも嬉しいポイントです。

「入金情報の管理に手間がかかる」「報告や共有に時間を取られている」そんな方は、ぜひYoomのテンプレートを活用してみてください。すぐに業務改善の効果を実感できますよ!

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この記事を書いた人
m.kinoshita
医療事務からweb制作ディレクターへ転身し、web制作に携わる中でwebコラムなどの記事制作に興味を持ち、Yoomに出会いました。 Yoomを活用することで自動化できる業務の多さにはとても驚いたとともに、最先端の技術に触れることができるワクワク感を感じました。 Yoomを活用して業務効率化を図るにあたり、「あると便利」なお役立ちコンテンツを、わかりやすくお届けしていきます!
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