LINEとAnthropic(Claude)の連携イメージ

【簡単設定】LINEのデータをAnthropic(Claude)に自動的に連携する方法

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アプリ同士の連携方法

2025-10-14

【簡単設定】LINEのデータをAnthropic(Claude)に自動的に連携する方法

s.h

※この記事でLINEと表記されるアプリは「LINE公式アカウント」です。

「LINE公式アカウントに来たユーザーからの問い合わせに、生成AIのAnthropic(Claude)を使って回答したい」
「でも、メッセージをいちいち手作業でコピーしてAnthropic(Claude)に貼り付け、生成された回答をまたLINEに貼り付けて返信するのは手間がかかるし、ミスも怖い…」

このように、LINE公式アカウントとAnthropic(Claude)を連携させる際の非効率な手作業に課題を感じていませんか?

もし、<span class="mark-yellow">LINE公式アカウントに届いたメッセージを自動でAnthropic(Claude)に連携し、生成された回答をユーザーに自動返信する仕組み</span>があれば、これらの悩みから解放されますよね。

さらに顧客対応の工数を削減しながら、より迅速で質の高いコミュニケーションを実現できます。
今回ご紹介する自動化は、プログラミングの知識がなくても簡単に設定できるため、これまで自動化に踏み出せなかった方でもすぐに実践可能です。
ぜひこの機会に、面倒な手作業から解放され、よりスマートな業務スタイルを手に入れましょう!

とにかく早く試したい方へ

Yoomには<span class="mark-yellow">LINE公式アカウントとAnthropic(Claude)を連携するためのテンプレート</span>が用意されています。

今すぐ試したい方は以下よりバナーをクリックしてスタートしましょう!

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LINE公式アカウントとAnthropic(Claude)を連携してできること

LINE公式アカウントとAnthropic(Claude)のAPIを連携させることで、これまで手動で行っていた一連の問い合わせ対応業務を自動化できます。
これにより、24時間365日、ユーザーからの問い合わせに対して迅速かつ的確な一次対応が可能となり、顧客満足度の向上と担当者の業務負担軽減を同時にサポートします。

ここでは、具体的な自動化の例をいくつかご紹介しますので、気になる内容があればぜひクリックしてみてください!

LINEでユーザーからメッセージを受け取ったら、Anthropic(Claude)で解析し結果を返信する

LINE公式アカウントにユーザーからメッセージが届くたびに、その内容を自動でAnthropic(Claude)に連携し、生成された回答をユーザーに自動で返信する連携です。

この仕組みにより、<span class="mark-yellow">問い合わせ対応にかかる時間と手間を削減し、担当者が不在の時間帯でも迅速な一次対応が可能</span>になります。

この連携は、LINE公式アカウントのメッセージ受信をトリガーとして、その内容を直接Anthropic(Claude)に連携するシンプルな構成のため、すぐに設定して活用を開始できます。

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LINEでユーザーから特定のメッセージを受け取ったら、Anthropic(Claude)で解析し結果を返信する

「料金プラン」「営業時間」など、あらかじめ設定した特定のキーワードを含むメッセージをユーザーから受け取った場合にのみ、Anthropic(Claude)を起動させて回答を自動生成し、返信する連携です。

この連携を活用することで、<span class="mark-yellow">定型的な質問にはAIが自動で応答し、個別対応が必要な複雑な問い合わせのみを担当者が対応する、といった効率的な運用</span>をサポートします。

フローの途中で条件分岐の処理を挟むことで、より柔軟に業務にあわせた顧客対応の自動化が可能になります。

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LINE公式アカウントとAnthropic(Claude)の連携フローを作ってみよう

それでは、実際にLINE公式アカウントとAnthropic(Claude)を連携させる自動化フローを作成していきましょう。

今回は、ノーコードの業務自動化ツール「Yoom」を使用して設定を進めていきますので、プログラミングの知識は一切不要です。
もしまだYoomのアカウントをお持ちでない場合は、こちらの登録フォームからアカウントを発行しておきましょう。

※今回連携するアプリの公式サイト:LINE公式アカウントAnthropic(Claude)

[Yoomとは]

フローの作成方法

今回は「LINEでユーザーからメッセージを受け取ったら、Anthropic(Claude)で解析し結果を返信する」フローを作成していきます!
作成の流れは大きく分けて以下のとおりです。

  • LINE公式アカウントとAnthropic(Claude)をマイアプリ連携
  • 該当のテンプレートをコピー
  • LINE公式アカウントのトリガー設定およびAnthropic(Claude)とLINE公式アカウントのアクション設定
  • トリガーをONにし、フローが起動するかを確認
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ステップ1: LINE公式アカウントとAnthropic(Claude)をマイアプリ連携

ここでは、Yoomとそれぞれのアプリを連携して、操作が行えるようにしていきます。
まずは基本的な設定方法を解説しているナビをご覧ください!

それではここから今回のフローで使用するアプリのマイアプリ登録方法を解説します。

LINE公式アカウントとYoomのマイアプリ登録

新規接続をクリックしたあと、アプリのメニュー一覧が表示されるのでLINE公式アカウントと検索し対象アプリをクリックしてください。

アカウント名とアクセストークンを入力し、「追加」をクリックします。
LINE公式アカウントの詳しいマイアプリ登録方法は、下記のヘルプページをご参照ください。

Anthropic(Claude)とYoomのマイアプリ登録

新規接続をクリックしたあと、アプリのメニュー一覧が表示されるのでAnthropic(Claude)と検索し対象アプリをクリックしてください。

以下の画面が表示されるので、アカウント名とアクセストークンを注釈に沿って入力し、「追加」をクリックしましょう。

以上でマイアプリ登録は完了です!

ステップ2: 該当のテンプレートをコピー

ここからいよいよフローの作成に入ります。
簡単に設定できるようテンプレートを用意しているので、まずはコピーします。
Yoomにログイン後、以下バナーの「試してみる」をクリックしてください。

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テンプレートがコピーされると、以下のような画面が表示されますので、「OK」をクリックして設定を進めましょう。

ステップ3: LINE公式アカウントのトリガー設定

「ユーザーからメッセージを受け取ったら」をクリックします。

タイトルは任意で変更できます。
アプリとトリガーアクションはあらかじめ設定されているため、そのまま内容を確認してください。

LINE公式アカウントと連携するアカウント情報に問題がなければ、「次へ」をクリックします。

まずは、LINE公式アカウントにWebhook URLを設定しておきましょう。
この設定により、メッセージの受信などのイベントが発生した際に、その内容がWebhook経由で自動的に通知され、Yoom側で処理を開始できるようになります。

詳しい設定方法については、以下のヘルプページをご参照ください。

Webhook URLの設定が完了したら、連携したLINE公式アカウントでメッセージを受信しておきましょう。
ここで受信したメッセージがトリガーイベントとなり、自動化の起点となります。
今回はテスト用に、顧客からの問い合わせを想定して以下のメッセージを受信しました。

メッセージの受信が完了したら、設定内容とトリガーの動作を確認するため「テスト」をクリックしましょう。

テストに成功すると、LINE公式アカウントで受信したメッセージに関する情報が一覧で表示されます。
以下の画像の取得した値からメッセージテキストなどを利用して、この後のAnthropic(Claude)の設定で内容を解析し返信用のテキストを生成することができます。

取得した値とは?
トリガーやオペレーション設定時に、「テスト」を実行して取得した値のことを指します。
後続のオペレーション設定時の値として利用でき、フローボットを起動するたびに変動した値となります。

内容を確認し、「保存する」をクリックしてください。

ステップ4: Anthropic(Claude)のアクション設定

続いて、トリガーのステップでLINE公式アカウントから取得した値を利用して、Anthropic(Claude)でテキスト生成を行いましょう。
「テキストを生成」をクリックします。

タイトルは任意で変更できます。
アプリとアクションはあらかじめ設定されているため、そのまま内容を確認してください。

Anthropic(Claude)と連携するアカウント情報に問題がなければ、「次へ」をクリックします。

model
入力欄をクリックすると連携が有効になっているアカウントから候補が表示されるので、任意のモデルを選択しましょう。

role
通常は「ユーザー」のままで問題ありませんが、システム的な指示やAIの応答を定義したい場合はプルダウンから「アシスタント」を設定することも可能です。

content
生成するテキストの内容を設定します。
入力欄をクリックすると、前のステップでLINE公式アカウントから取得した値が表示されるので、選択して入力しましょう。

※取得した値を活用することで値が固定化されず、フローボットを起動するたびに最新の情報を自動で反映できます。
画像のようにテキスト(固定値)と取得した値(変数)を組み合わせて作成することで、ユーザーごとの問い合わせ内容に応じた回答文を自動生成できます。
また、今回は生成結果に「解析結果」という項目や見出しなどは含めず、問い合わせに対する回答のみを返信として生成したいため、以下のプロンプトを設定しました。

その他の項目もお好みで設定可能です。
注釈を参考に、必要に応じて設定してみてくださいね。

入力が完了したら「テスト」をクリックして、設定した内容でテキストが正しく生成されるか確認しましょう。

テストに成功すると、生成されたテキストに関する情報が一覧で表示されます。
以下の画像の取得した値(返信内容)を利用して、LINE公式アカウントからメッセージの送信が可能です。

内容を確認し、「保存する」をクリックします。

ステップ5: LINE公式アカウントでメッセージを送信

「テキストメッセージを送信」をクリックします。

タイトルは任意で変更できます。
アプリとアクションはあらかじめ設定されているため、そのまま内容を確認してください。

LINE公式アカウントと連携するアカウント情報に問題がなければ、「次へ」をクリックします。

送信先のユーザーID
入力欄をクリックすると、トリガーのステップでLINE公式アカウントから取得した値が表示されるので選択して入力しましょう。

なお、この後テストを実施すると、ここで設定したユーザーに実際にメッセージが送信されます。
そのため、事前に周知しておくか、テスト用のユーザーを用意しておくことをおすすめします。

送信するメッセージの内容を設定しましょう。

メッセージ
入力欄をクリックすると、前のステップにてAnthropic(Claude)で生成された返信内容が表示されるので、選択して入力しましょう。
取得した値を活用することで、値が固定化されずに毎回最新の情報をメッセージに反映可能です。
また、任意のテキスト(固定値)と組み合わせて自由に内容をカスタマイズすることもできます。

入力が完了したら「テスト」をクリックし、設定した内容でメッセージが正しく送信されるか確認してみましょう。

※LINE公式アカウントには、Messaging APIで送信できるメッセージ数に月間上限があります。
この上限を超えると、それ以上メッセージを送信できなくなり、エラーが表示されます。
詳しくはこちらのヘルプページをご参照ください。

テストに成功すると、送信されたメッセージの情報が表示されます。
あわせてLINE公式アカウントを開き、実際に指定した内容でメッセージが送信されているか確認してください。
今回は以下のとおり送信されていました!

問題がなければYoomの操作画面に戻り、「保存する」をクリックします。
以上ですべての設定が完了しました!

ステップ6: トリガーをONにし、フローが起動するかを確認

設定が完了すると、画面上に以下のようなメニューが表示されます。
トリガーをONにすることで、LINE公式アカウントにユーザーからメッセージが届いたタイミングで、その内容を自動的にAnthropic(Claude)で解析し、生成された回答をユーザーへ自動で返信できるようになります。
実際にLINE公式アカウントでメッセージを送信し、Anthropic(Claude)が解析結果をもとに返信を生成してLINE公式アカウントでメッセージが送信されるか確認してみましょう。

LINE公式アカウントやAnthropic(Claude)を使った便利な自動化例

LINE公式アカウントやAnthropic(Claude)のAPIを使用することで、さまざまな業務を自動化することができます。
ここでは、複数のテンプレートをご紹介するので、気になるものがあればぜひ試してみてくださいね!

LINE公式アカウントを使った便利な自動化例

カレンダーツールと連携することで、予定が追加されたらLINE公式アカウントへ通知を自動で送信できます。
テンプレートを設定するだけで通知漏れを防げるため、人為的ミスを削減したいときに利用してみてください。

[[161757,162677,221673,117809,281022,173563,174816,281895,273471,210624]]

Anthropic(Claude)を使った便利な自動化例

データベースと連携することで、追加した情報の要約をAnthropic(Claude)で自動作成できます。
これにより、議事録などの要約作業を削減できるため、業務を効率化したいときは、以下のテンプレートがおすすめです!

[[96565,207375,184463,293654,293839,207377,156989,293794,176422,293934]]

まとめ

LINE公式アカウントとAnthropic(Claude)の連携を自動化することで、<span class="mark-yellow">これまで手作業で行っていたメッセージのコピー&ペーストや返信作業といった一連の業務をなくし、ヒューマンエラーの発生を防ぐことができます。</span>

これにより、担当者は単純な問い合わせ対応から解放され、迅速で正確な情報提供を24時間体制で実現しながら、本来注力すべき企画業務や複雑な問い合わせへの丁寧な対応に集中できるはずです。

今回ご紹介したノーコードツール「Yoom」を活用すれば、プログラミングの知識がない方でも、画面の指示に従って操作するだけで、直感的に業務フローを構築できます。
もし、日々の繰り返し作業の自動化に少しでも興味を持っていただけたなら、ぜひこちらから無料登録して、Yoomがもたらす業務効率化を体験してみてください!

よくあるご質問

Q:ChatGPTなど他の生成AIでも同じ連携は可能ですか?

A:はい、可能です。
設定手順は以下のとおりです。

フローボットの「ユーザーからメッセージを受けとったら」以下の+をクリックしてください。

連携アプリからChatGPTなど使用したいAIアプリ等を検索・選択し、その後の設定を進めてください。

以下のようなフローボットを作成することで、Anthropic(Claude)以外のAIを使用したフローボットも構築できます。
(Anthropic(Claude)のアクションはフローボットから削除してください)

基本的なフローボットの作成方法についてはこちらもご確認ください。

Q:AIの回答内容を後から確認・チェックする方法はありますか?
(例:すべてのやり取りをGoogle スプレッドシートに記録するなど)

A:はい、可能です。
設定手順は以下のとおりです。

フローボットで「テキストメッセージを送信」以下の+をクリックします。

連携アプリからGoogle スプレッドシートを検索・選択します。

Google スプレッドシートのアクション項目から、「レコードを追加する」をクリックし、その後の設定を進めてください。

レコードの追加先として、Anthropic(Claude)の返信内容をチェックするため、以下のようなGoogle スプレッドシートを用意しておきます。

Google スプレッドシートのアクション設定画面から、用意しておいたGoogle スプレッドシートのレコードに対応する項目を設定してください。
各項目にはLINE公式アカウントおよびAnthropic(Claude)で取得した値を割り当てましょう。

設定が完了したらテストをクリックします。

テストが成功すると、以下のとおりGoogle スプレッドシートにレコードが追加されました。
これにより、ユーザーからのメッセージ内容やAnthropic(Claude)が生成した返信結果を、Google スプレッドシート上に自動で記録できるようになります。

このフローボットを活用することで、Anthropic(Claude)がどのような回答を生成したかを後から確認・分析でき、不適切な応答のチェックや対応品質の改善にも役立ちます。

Q:Anthropic(Claude)の回答精度を上げるプロンプトのコツはありますか?
(例:自社のキャラクターを反映させる、特定の話題を避けるなど)

A:Anthropic(Claude)の回答精度を高めるには、プロンプトで「誰として」「どんな目的で」「どんな文体で」回答するかを明確に伝えることが重要です。
たとえば「あなたはカスタマーサポート担当者です。解析結果は不要で、返信文のみを丁寧な敬語で出力してください。」のように、役割・出力範囲・トーンを指定します。
また、自社キャラクターの話し方を反映させたり、避けたい話題を明示したりすることで、ブランドに沿った自然な応答を生成しやすくなることがあります。

Yoomを使えば、今回ご紹介したような連携を
プログラミング知識なしで手軽に構築できます。
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この記事を書いた人
s.h
営業事務や工事事務など、さまざまな現場で事務職を経験してきました。 ルーチン業務や現場とのやり取りを通じて、“実務をまわす”ことのやりがいを感じています。また、デザイン業務にも携わり、「わかりやすく伝える工夫」が好きです。 このブログでは、Yoomを使った業務改善のヒントを、実務目線でお届けしていきます。
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