Google DriveとYoomの連携イメージ
アプリ同士の連携方法

2025-07-31

【プログラミング不要】PDFをベクター形式に自動で変換する方法

a.sugiyama

「デザインデータとしてPDFファイルを受け取ったけど、ベクター形式に変換するのが地味に面倒…」
「複数のPDFファイルを一つずつ手作業で変換していると、時間がかかる上に、うっかりミスも発生しやすい…」

このように、PDFファイルの形式変換に手間や煩わしさを感じていませんか?

もし、<span class="mark-yellow">メールやチャットで受信したPDFファイルを自動で検知し、瞬時にベクター形式(SVGなど)へ変換して、指定のクラウドストレージに保存してくれる仕組み</span>があれば、こうした定型作業から解放され、より創造的なデザイン業務や本来集中すべきコア業務に時間を使えるようになります!

今回ご紹介する自動化の設定は、プログラミングの知識がなくても簡単に設定できます。
日々の業務を大きく効率化できるので、ぜひこの機会に導入して作業をもっと楽にしましょう!

とにかく早く試したい方へ

Yoomには<span class="mark-yellow">PDFファイルをベクター形式に変換する業務フロー自動化のテンプレート</span>が用意されているので、「まずは試してみたい!」という方は、以下のバナーをクリックして、すぐに自動化を体験してみましょう!

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PDFをベクター形式に変換する自動化の方法

普段お使いの様々なツールをきっかけに、PDFからベクター形式への変換を自動化する方法を、具体的なテンプレートを使って紹介します!
気になる内容があれば、ぜひクリックしてみてください!

メールツールで受信したPDFをベクター形式に変換する

<span class="mark-yellow">Gmailなどのメールツールで特定の条件に一致するPDFファイル付きのメールを受信したことをトリガーに、自動でベクター形式へ変換する</span>ことができます。

受信トレイを確認して手動でファイルをダウンロードし、変換ソフトを立ち上げるという一連の作業を減らし、作業を簡略化可能です!

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チャットツールに投稿されたPDFをベクター形式に変換する

<span class="mark-yellow">SlackなどのチャットツールにPDFファイルが投稿された際に、自動でベクター形式への変換を実行する</span>こともできます。

チーム内でのデザインデータ共有や共同作業がよりスムーズになり、コミュニケーションコストの削減にも繋がりますね!

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フォームで送信されたPDFをベクター形式に変換する

<span class="mark-yellow">Googleフォームなどを通じてPDFファイルが送信されたタイミングで、自動的にベクター形式への変換と保存を行う</span>設定も可能です。

外部からのファイル提出やデータ収集のプロセスを効率化し、その後の管理も楽になります!

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Gmailで受信したPDFをベクター変換するフローを作ってみよう

それではここから代表的な例として、GmailでPDFファイルを受信したら、RPAでベクター形式に変換し、Google Driveに自動で格納するフローを解説していきます!

ここではYoomを使用してノーコードで設定をしていくので、もしまだYoomのアカウントをお持ちでない場合は、こちらの登録フォームからアカウントを発行しておきましょう。

[Yoomとは]

フローの作成方法

今回は大きく分けて以下のプロセスで作成します。

  • GmailとGoogle Driveのマイアプリ連携
  • テンプレートをコピー
  • Gmailのトリガー設定とRPA、Google Driveのアクション設定
  • トリガーをONにし、フローが起動するかを確認
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ステップ1:GmailとGoogle Driveをマイアプリ連携

GmailとGoogle DriveをYoomに接続するためのマイアプリ登録を行いましょう。
最初にマイアプリ登録を済ませておくと、自動化設定がスムーズに進められます!

【Gmailのマイアプリ連携】

Yoomにログインしたあと「マイアプリ」をクリックし、画面右の「新規接続」を選択しましょう。

検索窓にGmailと入力し、Gmailを選択。

以下の画面が表示されたら、「Sign in with Google」を押します。

アカウント選択画面になるので、今回連携したいアカウントをクリックします。

画面が遷移したら、「次へ」をクリックし、以下の画面でYoomがアクセスできる情報の選択を求められるので「すべて選択」をクリックします。

チェックボックスに青いチェックが入ったら、ページ下部の「続行」を選択します。

以上で、Gmailのマイアプリ連携は完了です!

【Google Driveのマイアプリ連携】

先ほどと同様に「マイアプリ」をクリックし、画面右の「新規接続」を選択しましょう。
検索窓にGoogle Driveと入力し、Google Driveを選択。

次の画面で、赤枠部分の「Sign in with Google」を押下してください。

以下の画面が表示されたら、ログインするアカウントを選択します。

こちらの画面が表示されたら、「次へ」をクリックしましょう。

「続行」をクリックしたら、Google Driveのマイアプリ連携が完了です!

マイアプリ一覧に各アプリのアイコンが表示されていることを確認後、次のステップに進みましょう!

ステップ2:テンプレートをコピーする

ここから、フローを作っていきましょう!
テンプレートを利用しているので、以下のテンプレートページを開き、『このテンプレートを試してみる』をクリックしてください。

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以下の表示が出たら、テンプレートのコピー成功です。次に表示された画面で「OK」をクリックしてください。

ステップ3:Gmailのトリガー設定

最初の設定です!ここからは、「GmailでPDFを受信したら、RPAでベクター形式に変換してGoogle Driveに格納する」フローを設定していきます。
「特定のラベルのメールを受信したら」をクリックしましょう!

以下の内容を確認後、「次へ」をクリックしましょう!

  • タイトル:任意で修正
  • 連携するアカウント:合っているかを確認
  • アクション:「特定のラベルのメールを受信したら」を選択

次に、API接続設定をします。
ここで、Gmailの画面に移り、ラベルを作成しましょう!
今回は、特定のラベルがついたメールがトリガーになります。

作成方法は、公式HPを参考にしてください。
今回はテスト操作のため、赤枠のラベルを作成しました。

Yoomの画面に戻り、必須項目を設定しましょう!

  • トリガーの起動時間:5分・10分・15分・30分・60分から選択します。基本的には最短の時間を設定しておくのがおすすめです。
    プランによって起動間隔の選択内容が異なるため、ご注意下さい。
  • ラベル:入力欄をクリックして表示される「候補」から先ほど作成したラベルを選択。

PDFファイルを添付したメールを送信後、「テスト」をクリックしましょう!
テストが成功すると、以下の画像のようなアウトプットが表示されます。ここで取得したアウトプットを、後のアクションで利用します。
アウトプットについて | Yoomヘルプセンター

最後に「保存する」をクリックします。以上で、トリガー設定は完了です!

ステップ4:ブラウザを操作する設定

以下の赤枠をクリックしましょう!

[注意事項]

  • ブラウザを操作するオペレーションは、サクセスプランだけで使える機能です。フリープラン・ミニプラン・チームプランで設定しているフローボットでブラウザ操作を行おうとするとエラーになるのでご注意ください。 
  • サクセスプランなどの有料プランには、2週間の無料トライアルがあり、期間中は有料プランで使えるアプリやブラウザ操作のオペレーションも試せますので、ぜひ活用してみてください。 
  • ブラウザを操作するオペレーションの設定手順に困ったときは、こちらもチェックしてください。

まずは、こちらから「Yoom ブラウザ操作オペレーション 設定ツール」というChrome拡張機能を追加してください。
その後、右上の設定から「拡張機能を管理」をクリックし、シークレットモードの設定を行います。

表示された画面で「Yoom ブラウザ操作オペレーション 設定ツール」の詳細をクリックしてください。
「シークレットモードでの実行を許可する」をオンにしましょう。

続いて、Yoomの画面に戻り、ブラウザ操作の詳細を設定します。
こちらのヘルプページを確認し、設定を行ってください。なお、「タイトル」は必要に応じて変更してくださいね。

「1.URLにアクセス」では対象のURLを入力して「保存する」をクリックします。
※アクション名は任意の名称を設定してください。

他の工程もクリックして「保存」をしましょう!すべての設定が終わったら「テスト」をクリックします。

テストに成功すると、「アウトプット」が表示されます。
アウトプットはこの後の設定で活用するので、間違いがないか確認してください。
※アウトプットに表示された「ファイル」にカーソルを合わせると、SVGファイルのダウンロードが可能です。

最後に、「保存する」をクリックしましょう。以上で、ブラウザを操作する設定が完了です!

ステップ5:ファイルをアップロードする設定

いよいよ最後の設定です。赤枠部分をクリックしましょう!

タイトルと連携するアカウント情報を設定し、アクションはテンプレート通りのまま「次へ」をクリックして進んでください。

次の画面で、API接続設定を行います。必須項目を設定しましょう!

  • 格納先のファイルID:入力欄をクリックして表示される「候補」から引用して設定します。
  • ファイル名:アウトプットを引用して設定。
  • ファイルの添付方法:プルダウンから「取得した値を使用する」を選択
  • ファイル:「ファイル」を選択

設定が完了したら、「テスト」をクリックしましょう!テストが成功すると、アウトプットが表示されます。

Google Driveの画面に移り、確認しましょう!
無事に、SVGに変換されたファイルがアップロードされました。


確認後、Yoomの画面に戻り、「保存する」を押してください。
以上で、「GmailでPDFを受信したら、RPAでベクター形式に変換してGoogle Driveに格納する」フローボットの設定が完了です!お疲れ様でした。

ステップ6:トリガーをONに設定しフロー稼働の準備完了

フロー画面に戻り、以下のようなメニューが表示されていれば、フローの設定は完了です!
早速フローを起動させる場合は、「トリガーをON」をクリックしましょう。

あとで起動させる場合は、フロー画面のトリガースイッチをクリックすることで、トリガーをONにできます。

Google Driveを使った便利な自動化例

Google Driveは、ファイルのアップロードを起点にさまざまな自動処理を実現できる非常に柔軟なストレージサービスです。
他ツールと連携することで、ファイル整理、データ抽出、通知業務を効率化できます。以下のテンプレートを活用して、日々の業務自動化を始めてみませんか?

[[210198,226190,219734,78766,65779]]

まとめ

PDFファイルのベクター形式への変換を自動化することで、<span class="mark-yellow">これまで手作業で行っていたファイルのダウンロード、変換ソフトでの操作、保存といった一連のプロセスを完全に省略し、ヒューマンエラーのリスクも減らせるはずです。</span>

これにより、ファイル変換という単純作業に費やしていた時間を削減し、デザインの検討やクライアントとのコミュニケーションといった、より付加価値の高い業務に集中できる環境が整います!

今回ご紹介したような業務自動化を実現できるノーコードツール「Yoom」を使えば、プログラミングの知識がない方でも、画面の指示に従って操作するだけで直感的に業務フローを構築できます。
もしファイル管理や形式変換の自動化に少しでも興味を持っていただけたなら、ぜひこちらから無料登録して、Yoomによる業務効率化を体験してみてください!

この記事を書いた人
a.sugiyama
これまでの業務経験を通じて「もっと効率的に進められたら…」と感じたことを活かし、役立つコンテンツをお届けします。 Yoomの魅力をたくさんの人に届けられるよう、わかりやすく発信していきます!
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