

・

「Discordで特定の条件を満たしたユーザーごとに、手作業で個別のチャンネルを作成するのが手間…」
「ユーザーが増えるたびにDiscordのチャンネル作成と権限設定に追われて、他の業務に集中できない…」
このように、Discordのチャンネル管理、特に個別チャンネルの作成作業に負担を感じていませんか?
もし、<span class="mark-yellow">特定のメッセージをきっかけに、対象ユーザーとの限定チャンネルを自動で作成できる仕組み</span>があれば、これまでチャンネル作成にかけていた時間や手間を減らすことが可能です。
その結果、コミュニティ運営やコンテンツ企画といった、より創造的な業務に集中しやすくなります!
今回ご紹介する方法は、専門的な知識がなくてもノーコードで手軽に設定できます。
ぜひこの機会に業務の自動化を進め、作業をもっと楽にしていきましょう!
Yoomでは、<span class="mark-yellow">Discordで限定チャンネルを自動作成する業務フローのテンプレート</span>を用意しています。
「まずは試してみたい!」という方は、以下のバナーをクリックして自動化を体験してみましょう!
ここから代表的な例として、Discordで特定のメッセージが送信された際に、対象ユーザーとの限定チャンネルを自動で作成するフローの作り方を解説します!
ここではYoomを使用してノーコードで設定するため、まだYoomのアカウントをお持ちでない場合は、こちらの登録フォームからアカウントを発行しておきましょう。
※今回連携するアプリの公式サイト:Discord
[Yoomとは]
※これから作成するフローボットは、オペレーション数が5つを超えています。
オペレーション数が5つを超えるフローボットをご利用いただくには、ミニプラン以上の有料プランへのご加入が必要です。
フリープランでは起動できませんので、ご注意ください。
※ミニプランなどの有料プランは、2週間の無料トライアルが可能です。
無料トライアル中なら、普段制限されているアプリや機能も自由にお試しいただけますので、ぜひ活用してみてください。
今回は大きく分けて、以下のプロセスで作成します。
Discordのマイアプリ連携は、以下の手順をご参照ください。
なお、「CREATE AN APPLICATION」画面で設定したアプリ名は、後にDiscordでDMを送信する際のアカウント名として表示されます。
わかりやすい名前を設定しておきましょう。
ここからは、Discordで特定のメッセージが送信された際に、対象ユーザーとの限定チャンネルを自動で作成し、メッセージを送信するフローボットを構築します。
下記のバナーから、「試してみる」をクリックしてテンプレートをコピーしてください。
テンプレートがコピーできたら、「OK」をクリックします。

ここでは、フロー起動のきっかけとなるトリガーを設定します。
今回は、Discordの指定チャンネルに「サポートお願いします。ユーザー名:〇〇」というメッセージが投稿されると、自動でそのユーザーとの限定チャンネルを作成し、人事部から連絡が届くという流れの想定でフローボットの構築を進めます!
はじめにマイプロジェクトから、「【コピー】Discordで特定のメッセージが送信されたら、ユーザーを検索しダイレクトメッセージチャンネルを作成する」を選んでください。

テンプレートを開いたら、最初に表示される「チャンネルでメッセージが送信されたら」をクリックします。

まずは、連携するアカウントとアクションを設定します。
設定が確認できたら、次のステップへ進みます!

次は、アプリトリガーのAPI接続設定です。
まず、トリガーアクションの起動間隔を設定します。
トリガーの起動間隔は、5分、10分、15分、30分、60分のいずれかから選べます。
ただし、料金プランによって設定できるトリガーの最短間隔が異なるので、注意してください。
基本的には、そのプランの最短の起動間隔にしてお使いいただくことをおすすめします。

続いて、サーバーIDとチャンネルIDを入力します。
これらのIDは、Discordで対象のチャンネルを開いたときのURLから確認できます。
各入力欄の下に補足説明があるので、それを参考にしながら設定を進めてください。

ここで一度Discordを開き、指定したチャンネルにメッセージを送信しておきましょう。
今回は例として、以下のようなメッセージを送信しました。

すべての設定が完了したら、テストを実行します。

テストに成功すると、以下のように「取得した値」が表示されます。
※取得した値とは?
トリガーやオペレーション設定時に、テストを実行して取得した値のことを指します。
後続のオペレーション設定時の値として利用でき、フローボットを起動するたびに変動した値となります。
必要に応じて、「+取得する値を追加」ボタンから他のデータを取得することも可能です。
ここで取得した値は、後続のステップで使用します。

必要に応じて詳細設定を行い、保存しましょう。

※「分岐する」オペレーションは、ミニプラン以上でご利用いただけます。フリープランで利用するとエラーになってしまうのでご注意ください。
このステップでは、ステップ3で取得したメッセージに特定の記載(例:サポートお願いします。)が含まれているかどうかを判定する条件を設定します。
設定した分岐条件に一致した場合のみ、次のステップへ進みます。
それでは、フロー内の「分岐する」をクリックし、分岐条件の設定を始めましょう。

タイトルはあらかじめ入力されていますが、必要に応じて変更可能です。
次に、分岐対象の取得した値を設定します。
今回のフローは、限定チャンネル作成の対象となるメッセージが送信されたときのみ処理を進める必要があります。
そのため、分岐対象は以下の通りです。

続いて、メッセージ内容が限定チャンネル作成の対象かどうかを判断する条件を設定します。
今回の例では、以下のように設定しました。
この設定により、Discordで「サポートお願いします。」という文言を含むメッセージが送信された場合のみ、後続の処理が実行されます。
条件は、自社の運用ルールに合わせて調整してください。
分岐条件の設定が完了したら、保存して次に進みます!

このステップでは、取得したメッセージからユーザー情報を抽出する設定を行います。
まず、フロー内の「テキスト抽出」をクリックしてください。

タイトルは自由に変更可能です。
変換タイプには以下の選択肢があります。

今回はメッセージ内容が短文である想定で、「GPT-4o mini|3,500文字以内のデータからテキストを抽出(2タスク)」を選択しました。
設定が完了したら、次へ進みましょう。

続いて、メッセージから抽出する情報を設定します。
より詳しい設定方法は、AIを使用した「データの抽出」アクションの設定方法をご参照ください。
設定が完了したら、テストを実行してください。

テストに成功すると、抽出結果が画面に表示されます。

想定どおりにテキストが抽出できない場合は、以下を試すことで改善されることがあります。
ユーザー名が抽出できたら、必要に応じて詳細設定を行い、保存しましょう。

このステップでは、ステップ5で抽出した情報をもとに、Discordでユーザーを検索する設定を行います。
フロー内の「サーバー内のユーザーを検索」をクリックしてください。

まず、連携アカウントとアクションを設定します。
入力内容を確認したら、次へ進みましょう。

API接続設定画面が開いたら、はじめにサーバーIDを設定します。
入力欄をクリックすると候補一覧が表示されるので、該当のサーバーを選びましょう。

次に検索対象のユーザーを設定します。
ユーザー名には、ステップ5で抽出したユーザー名があらかじめ入力されています。
もし空欄の場合は、入力欄をクリックして「取得した値」タブを開き、「テキスト抽出」の中から該当データを選択してください。

サーバーIDとユーザー名の設定が完了したら、テストを実行しましょう。

テストに成功すると、以下のようにユーザー情報が表示されます。

問題なければ任意で詳細設定を行い、保存して次のステップへ進みます!

このステップでは、ステップ6で取得したユーザー情報をもとに、Discordで限定チャンネルを作成する設定を行います。
フロー内の「ダイレクトメッセージチャンネルを作成」をクリックしてください。

連携アカウントとアクションを設定します。
入力内容を確認したら、次へ進みましょう。

ユーザーIDには、ステップ6で取得した値があらかじめ入力されています。
正しく入力されていることを確認したら、テストを実行しましょう。

テストに成功すると、以下のように限定チャンネルのIDが取得できます。

必要に応じて詳細設定を行い、保存しましょう。

このステップでは、ステップ7で作成した限定チャンネルに自動でメッセージを送信する設定を行います。
フロー内の「メッセージを送信」をクリックしてください。

連携アカウントとアクションを設定します。
入力内容を確認したら、次へ進みましょう。

API接続設定画面が開いたら、チャンネルIDとメッセージ内容を設定します。
チャンネルIDには、ステップ7で作成した限定チャンネルのIDが自動で入力されています。
空欄の場合は、入力欄をクリックして「取得した値」タブから限定チャンネルのIDを選びましょう。

メッセージ内容も初期設定されていますが、活用シーンに合わせて自由に編集しましょう。
設定が完了したら、テストを実行します!

テストが成功すると、以下のような画面が表示されます。

実際にDiscordを開き、限定チャンネルにメッセージが送信されているか確認してみましょう!

無事に、メッセージが送信されていれば成功です。
最後に、必要に応じて詳細設定を行い、保存しましょう。

お疲れさまでした。
以上で、フローの設定は完了です!
設定完了の画面が表示されたら、トリガーをONにします。

これでフローの作成は完了です。
あとは、実際にDiscordで特定のメッセージを送信したら、限定チャンネルが作成され、メッセージが送信されるかを確認してみましょう!
Yoomでは、Discordを使ったさまざまな業務を自動化することができます。
生成AIと連携することで、Discordに送信されたメッセージの回答を自動で作成して返信できます。
テンプレートを設定するだけでお問い合わせへの対応が自動化されるため、業務を効率化したいときにおすすめです!
Discordの限定チャンネル作成を自動化することで、<span class="mark-yellow">チャンネル作成や管理といった定型的な作業の負担を軽減し、手作業によるヒューマンエラーの防止にもつながります。</span>
これにより、運営者はコミュニティの活性化につながる企画やコンテンツ制作など、より重要な業務に集中しやすくなります。
今回ご紹介したノーコードツール「Yoom」を使えば、プログラミングの知識がなくても、直感的な操作で業務フローを構築することが可能です。
自動化に少しでも興味を持っていただけたなら、ぜひこちらから無料登録して、Yoomによる業務効率化を体験してみてください!
Q:作成後のチャンネルを自動で管理できますか?
A:はい、可能です。
Discordの「チャンネルでメッセージが送信されたら」と「チャンネルを閉じる」アクション、分岐するオペレーションを組み合わせることで、特定のメッセージが送信されたタイミングでチャンネルを自動でクローズするといった設定が可能です。
フローボットの基本的な作成方法は、以下をご確認ください。
Q:この自動化にかかる料金の目安を教えてください。
A:今回ご紹介したテンプレートをご利用いただくには、Yoomのミニプラン以上へのご加入が必要です。
ミニプランの場合は、月3,000回までタスクを無料で実行できます。
今回のテンプレートでは1回の起動につき6タスクを消費するため、月に最大500回まで限定チャンネルを作成できます。
詳しくは、以下をご覧ください。
Q:短時間にリクエストが集中した場合の制限はありますか?
A:はい、あります。
Yoomのポーリングトリガー(指定した間隔で起動するタイプのトリガー)は、その間隔内に送信されたメッセージの数だけフローを起動します。
例えば、5分間隔に設定した場合、5分間に送られたメッセージ分の処理が行われます。
ただし、Discord APIには「レート制限」があり、1秒間に50リクエストを超えると429エラーが発生します。
詳しくは、Discordの公式サイトをご確認ください。

