GitLabとGoogle Chatの連携イメージ
アプリ同士の連携方法

2025-08-06

【簡単設定】GitLabのデータをGoogle Chatに自動的に連携する方法

n.fukuoka

「GitLabで新しいイシューが作成されるたびに、内容をコピーしてGoogle Chatに貼り付けている…」
「開発の進捗状況をチームに共有するための手作業が多く、本来の開発業務に集中できない…」

このように、GitLabとGoogle Chatを使いながらも、両者間の情報連携が手作業のために非効率になっていると感じていませんか?

手動での通知は時間がかかるだけでなく、報告漏れや転記ミスといったヒューマンエラーの原因にもなりかねません。

もし、<span class="mark-yellow">GitLabでの特定のアクションをトリガーに、関連情報を自動でGoogle Chatに通知する仕組み</span>があれば、こうした日々の定型業務から解放され、チーム全体の情報共有を迅速かつ正確に行うことが可能になります。

これにより、コミュニケーションロスを防ぎ、開発サイクルを加速させ、より創造的な業務に時間を使うことができるようになります。

今回ご紹介する自動化の設定は、専門的な知識がなくてもノーコードで簡単に実現できるため、ぜひこの機会に導入して、日々の業務をさらに効率化させましょう!

とにかく早く試したい方へ

Yoomには<span class="mark-yellow">GitLabとGoogle Chatを連携するためのテンプレート</span>が用意されているので、今すぐ試したい方は以下よりバナーをクリックしてスタートしましょう!

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GitLabとGoogle Chatを連携してできること

GitLabとGoogle ChatのAPIを連携させることで、これまで手動で行っていた情報共有や通知業務を自動化できます。

例えば、GitLabでイシューが作成されたり、マージリクエストが更新されたりした際に、その内容をリアルタイムで指定のGoogle Chatスペースに通知することが可能になり、チーム内の情報格差をなくし、迅速な対応を促進します。

ここでは、具体的な自動化の例をいくつかご紹介しますので、気になる内容があれば、ぜひクリックしてみてください!

GitLabでイシューが作成されたら、Google Chatに通知する

GitLabのプロジェクトで新しいイシューが作成されたタイミングで、そのイシューのタイトルや担当者、URLといった情報を自動でGoogle Chatに通知します。

この連携により、<span class="mark-yellow">チームメンバーはイシューの発生を即座に把握でき、タスクの割り振りや初動対応を迅速に行える</span>ため、開発プロセスの停滞を防ぎます。

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GitLabで特定条件に合うイシューが作成されたら、Google Chatに通知する

GitLabでイシューが作成された際、「bug」や「緊急」といった特定のラベルが付いているなど、あらかじめ設定した条件に合致する場合にのみ、Google Chatへ通知する自動化です。

この連携は分岐処理を含むため、<span class="mark-yellow">全ての更新を通知するのではなく、重要度の高い情報だけをフィルタリングして共有できる</span>ので、通知疲れを防ぎつつ、緊急性の高いタスクの見逃しを効果的に防止します。

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GitLabとGoogle Chatの連携フローを作ってみよう

それでは、さっそく実際にGitLabとGoogle Chatを連携したフローを作成してみましょう!
ここではYoomを使用してノーコードで設定をしていくので、もしまだYoomのアカウントをお持ちでない場合は、こちらの登録フォームからアカウントを発行しておきましょう。

[Yoomとは]

フローの作成方法

今回は大きく分けて以下のプロセスで作成します。

  • GitLabとGoogle Chatをマイアプリ連携
  • テンプレートをコピー
  • GitLabのトリガーの設定およびGoogle Chatのアクション設定
  • トリガーをONにし、フローが起動するかを確認
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ステップ1:GitLabとGoogle Chatのマイアプリ連携

まず、Yoomのアカウントにログインします。
まだYoomを利用したことがない方は、初めてのYoomをぜひご覧ください。

1.マイアプリをクリックした後、新規接続をクリックします。

2.入力欄からアプリ名で検索できます。

GitLabのマイアプリ登録

では、さっそくGitLabからマイアプリ登録していきましょう!
入力欄にGitLabと入力するとGitLabのアイコンが表示されるので、クリックしましょう。

1.ログイン画面が表示されます。
連携したいアカウントでログインしましょう。
ログインしたら、GitLabのマイアプリ登録は完了です。
また、元からログインしておくとマイアプリ登録は一瞬で完了します。

Google Chatのマイアプリ登録

Google Chatも同じように検索して、Google Chat(OAuth)の方のアイコンをクリックします。

なお、Google Chatとの連携はGoogle Workspaceの場合のみ可能です。
詳細は
こちらの記事を参照してみてくださいね。

1.以下の画面が出てきます。
「Sign in with Google」をクリックしてください。

2.Client IDとClient Secretを入力してください。
Google Chatの詳しいマイアプリ登録方法は、こちらを参照してみてくださいね。
入力が終わったら「登録する」をクリックしましょう。

マイアプリ登録が成功すると、以下の画面が表示されます。
マイアプリの画面にGitLabとGoogle Chatのアイコンが表示されているか確認してください。

ステップ2:テンプレートをコピー

以下のリンクから「試してみる」をクリックしてください。

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以下の表示が出たら、テンプレートのコピーが成功です。
コピーしたテンプレートはマイプロジェクトに格納されます

ステップ3:GitLabでイシューが作成されたらトリガーの設定

まず、一番上の「イシューが作成されたら」のアイコンをクリックします。

タイトルは変更も可能です。
GitLabと連携するアカウント情報はプルダウンから選択します。基本的にマイアプリ登録で連携したアカウントが選択されています。
トリガーには「イシューが作成されたら」を選びましょう。
入力が終わったら、「次へ」を押して進めてください。

各項目を設定していきましょう!

  • トリガーの起動間隔:5分、10分、15分、30分、60分の間隔で起動間隔を選択できます。
    プランによって設定できる最短の間隔が異なるので、
    こちらで事前に確認してくださいね!
    迷ったら、選べる中で一番短い時間にしておくのがおすすめです。
  • プロジェクトID:入力欄をクリックすると候補が表示されるので、その中から選択しましょう。もし候補がうまく表示されない場合は、マイアプリ連携の設定をもう一回チェックしてみてください。また、こちらの記事も参考にしてみてくださいね。

設定が終わったら、テストのためGitLabの画面でイシューを作成します。
今回は以下のように作成しました。


終わったら、Yoomに戻ってテストをクリックしましょう。
今回は値が入っていませんが、実際はテストが成功すると、「テスト成功」という画面が表示され、GitLabから取得した情報を引用できるようになります。
詳しくはこちらを参照してみてくださいね。
テストを終えたら、「保存する」をクリックするのを忘れないようにしましょう。

ステップ4:Google Chatに通知する設定

最後に、「メッセージを送信」のアイコンをクリックします。

先ほどと同じように内容を確認し、設定していきましょう。アクションに「メッセージを送信」を選んだら、「次へ」をクリックします。

メール内容を設定していきます。

  • スペースのリソース名:入力欄をクリックすると、候補が一覧で表示されます。その中から目的に合うものを見つけて、選択してください。
  • メッセージ内容:編集欄をクリックすると、以下のようにGitLabで取得した情報を引用できます。メッセージ作成の際には活用してくださいね。
    取得した値を活用することで、値が固定化されず、毎回変わる情報に合わせた自動化が可能になります。
    全て手入力してしまうと、同じメッセージが何度もGoogle Chatに通知されてしまうので、気をつけましょう。
    設定が終わったら「テスト」をクリックします。

画面に「テスト成功」と表示されたら、最後に「保存する」をクリックして完了です!
メンション付きのメッセージを送りたい場合は、以下のリンク先も参考にしてみてくださいね。
Google Chatでメンション付きのメッセージを送る方法
テスト後はGoogle Chatの画面できちんとメッセージが送信されているか確認しておくと安心です。

ステップ5:テストと確認

おつかれさまでした!以上で設定はすべて完了です。
設定が終わると、以下のような画面が表示されます。
「トリガーをON」をクリックすると、フローボットが起動します。

以上が、GitLabでイシューが作成されたら、Google Chatに通知する方法でした!

Google ChatのデータをGitLabに連携したい場合

今回はGitLabからGoogle Chatへデータを連携する方法をご紹介しましたが、逆にGoogle Chatでのやり取りをGitLabに連携したい場合は、下記のテンプレートも併せてご利用ください。

チャットでの議論をそのままタスク化できるため、情報が埋もれてしまうのを防ぎ、効率的な開発管理を実現します。

Google Chatの投稿内容をもとにGitLabにイシューが作成する

Google Chatの特定のスペースでメッセージが投稿されたら、その内容をもとにGitLabに新しいイシューを自動で作成します。

正規表現などの抽出処理を組み合わせることで、<span class="mark-yellow">メッセージ本文からイシューのタイトルや説明文を自動で切り出して設定できる</span>ため、チャットでのバグ報告や機能要望をシームレスにタスク化し、対応漏れを防ぎます。

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Google Chatで特定条件に合う投稿があったら、GitLabにイシューが作成する

Google Chatで「#issue」や「#bug」といった特定のキーワードを含むメッセージが投稿された場合にのみ、GitLabにイシューを作成する自動化フローです。

条件分岐によって、<span class="mark-yellow">タスク化すべき投稿だけを的確に抽出し、不要なイシューが乱立するのを防ぐ</span>ことができるため、開発バックログを常に整理された状態に保つことが可能になります。

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GitLabやGoogle Chatを活用したその他の自動化テンプレート

Yoomでは、GitLabとGoogle Chatに関しての様々な業務効率化テンプレートを提供しています。GitLabとGoogle Chatでの操作をトリガーに、様々な業務工程を自動化することで業務の効率化と人的ミスの削減が可能です。ご自身の業務に合わせて、これらのテンプレートもぜひ活用してみてくださいね!

GitLabを使った便利な自動化例

GitLabでIssueが作成されたらSlackに通知したり、Googleスプレッドシートの行追加をトリガーにGitLabに課題を作成したりと、開発ワークフローを自動化できます。

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GitLabを使った便利な自動化例

GitLabでIssueが作成されたらSlackに通知したり、Googleスプレッドシートの行追加をトリガーにGitLabに課題を作成したりと、開発ワークフローを自動化できます。

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まとめ

GitLabとGoogle Chatの連携を自動化することで、<span class="mark-yellow">これまで手作業で行っていたイシュー作成や進捗の報告業務から解放され、ヒューマンエラーのない迅速な情報共有を実現できます。</span>これにより、開発チームは常に最新の状況を把握しながら業務を進められ、コミュニケーションコストを削減し、本来注力すべきコーディングや設計といったコア業務に集中できる環境が整います。

今回ご紹介したような業務自動化は、ノーコードツールの「Yoom」を活用することで、プログラミングの知識がない方でも直感的な操作で簡単に構築できます。
もし日々の情報連携業務の自動化に少しでも興味を持っていただけたなら、ぜひこちらから無料登録して、Yoomによる業務効率化を体験してみてください!

この記事を書いた人
n.fukuoka
ツールがどんどん増えていく今の時代、何を使えばいいのか迷ってしまうことも多いですよね。 そんな皆様の仕事が少しでも楽になるよう、わかりやすく役立つ情報をお届けしていきたいと思っています!
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