JotformとDropboxの連携イメージ

【ノーコードで実現】JotformのデータをDropboxに自動的に連携する方法

Yoomを詳しくみる
この記事のテンプレートを試す
JotformとDropboxの連携イメージ
アプリ同士の連携方法

2025-10-08

【ノーコードで実現】JotformのデータをDropboxに自動的に連携する方法

Kumiko Tsukamoto

「Jotformで集めた回答をDropboxで管理したい!」
「でも、回答者ごとに専用フォルダを作成するのは、命名ミスや保存漏れが起きないか心配…」
JotformとDropbox間での手作業によるデータ連携に、このような時間や手間といった課題を感じていませんか?
そんな時、<span class="mark-yellow">Jotformに送信された回答を基にして自動でDropboxにフォルダを作成する仕組み</span>があれば便利ですよね!入力ミスや保存漏れといったヒューマンエラーを防止でき、コア業務に集中できる時間も生み出せます。

今回ご紹介する自動化はプログラミングの知識がなくてもノーコードで簡単に実現できます。
ぜひこの記事を参考にして、面倒なファイル管理業務を楽にしていきましょう!

とにかく早く試したい方へ

Yoomには<span class="mark-yellow">JotformとDropboxを連携するためのテンプレート</span>が用意されています。以下のバナーをクリックすることで、今すぐスタートできますよ!

[[272970]]

JotformとDropboxを連携してできること

JotformとDropboxのAPIを連携すれば、Jotformのフォーム回答情報をトリガーにして、Dropbox上で様々な操作を自動化することが可能になります。

ここでは具体的な自動化のユースケースをご紹介しますので、気になる内容があれば、ぜひクリックして詳細をご確認ください!

Jotformの回答内容をもとにDropboxにフォルダを作成する

Jotformに新しい回答が送信されるたびに、その回答内容(氏名や会社名、問い合わせ内容など)をフォルダ名としたフォルダを自動で作成するシンプルなフローです。

<span class="mark-yellow">手作業によるファイル整理の手間やヒューマンエラーを削減し、管理の標準化を実現</span>します。

[[272970]]

Jotformで特定条件に合う回答があったら、Dropboxにフォルダを作成する

全ての回答に対してフォルダを作成するのではなく、「特定の選択肢を選んだ回答」や「種別が”重要”の回答」に対応したフォルダだけを作成したいケースもありますよね。

こちらのフローでは、<span class="mark-yellow">Jotformの回答内容に応じて処理を分岐させてフォルダを作成する</span>ため、不要なフォルダの乱立を防いで重要な情報だけを効率的に整理できます。

[[272976]]

JotformとDropboxの連携フローを作ってみよう

ここからは、JotformとDropboxを連携させたフローの作成方法を解説していきます!
Yoomを使用してノーコードで設定をしていくので、まだYoomのアカウントをお持ちでない場合は、こちらの登録フォームからアカウントを発行しておきましょう。

● 今回連携するアプリの公式サイト:JotformDropbox

[Yoomとは]

フローの作成方法

この記事では、先程ご紹介した「Jotformの回答内容をもとにDropboxにフォルダを作成する」フローを作成します。
作成の流れは大きく分けて以下の通りです。

  • JotformとDropboxのマイアプリ連携
  • テンプレートのコピー
  • Jotformのトリガー設定と各アクション(回答取得・フォルダ作成)の設定
  • フロー稼働の準備
[[272970]]

ステップ1:JotformとDropboxのマイアプリ連携

Yoomとそれぞれのアプリを連携して、アプリごとの操作を行えるようにしましょう。この設定は初回のみ必要です。
先ずは、基本的な設定方法を解説しているナビをご覧ください!

それでは、今回のフローで使用するJotformとDropboxのマイアプリ登録方法を解説していきます。

① Jotformのマイアプリ登録

  1. アプリ一覧画面でJotformを検索して選択。
  1. 「アカウント名」に任意の管理用名称を設定。
    連携先のアカウントを判別しやすい名称にするとよいでしょう。
  1. アクセストークンを取得するために、JotformのAPI設定画面にアクセスしましょう。
  2. 「Create New Key」をクリックすると、APIキーが生成されます。
    これをコピーして、Yoomのアプリ登録画面の「アクセストークン」に設定してください。
  1. 「追加」をクリック。
    連携が完了し、マイアプリ画面にJotformが追加されます。

② Dropboxのマイアプリ登録

登録方法は以下のナビをご参照ください。

Dropboxも連携できれば、このフローで使用するアプリのマイアプリ登録は完了です。

ステップ2:テンプレートのコピー

Yoomのフローボットテンプレートから使用するテンプレートを選び、「このテンプレートを試す」をクリックすると、マイプロジェクトにコピーされます。
ここでは、冒頭でご紹介したテンプレートを使用するため、以下のバナーの「試してみる」をクリックしてください。

[[272970]]

そうすると、Yoomのワークスペースにテンプレートがコピーされ、自動化フローの設定画面(フローボット)が開きます。
「OK」をクリックして、フローの設定に進みましょう。

以降、コピーしたフローボットには、プロジェクト一覧の「マイプロジェクト」からアクセスできます。

ステップ3:Jotformのトリガー設定

まずは、起点となるフォームを設定していきましょう。
ここで指定したフォームが送信された際にフローが起動します。

  1. Jotformの「フォームが送信されたら」をクリック。
  1. 「タイトル」は任意の名称に変更できます。
    アクションの内容が分かりやすいタイトルにするとよいでしょう。
  2. 連携アカウントにはマイアプリ登録で連携したアカウントが設定されています。
    複数のアカウントと連携している場合には、このフローで用いるアカウントをプルダウンから選択してください。
  3. アクションを確認して、「次へ」をクリック。
  1. Jotformのフォーム送信を検知するためのWebhookを設定していきましょう。
    表示されるWebhookURLをコピーしてください。
  1. Jotformのワークスペースで、フォーム送信を検知したいフォームの編集画面にアクセス。
  1. 「設定」から「統合(インテグレーション)」に進み、「Webhook」を検索してクリック。
  1. コピーしたWebhookURLを設定し、「統合する」をクリック。
  1. 「FINISH」をクリック。Webhookの設定はこれで完了です。
  1. トリガーが正常に動作するか確かめるため、対象フォームでテスト用の回答を送信してください。
    ※ テスト用回答の例
  1. フローボットの「テスト」をクリック。
  1. JotformからのWebhookイベントを受信できていれば、「テスト成功」が表示されます。
  1. 「保存する」をクリックして、アクションの選択画面に戻りましょう。

ステップ4:最新の回答の取得

次に、検知した回答の内容を取得していきます。

  1. Jotformの「最新の回答を取得する」をクリック。
  1. 「タイトル」を任意で変更。
  2. 連携アカウントとアクションを確認し、「次へ」をクリック。
  1. 「フォームID」の入力欄をクリックすると、連携しているアカウントから候補が表示されるため、対象となるフォームを選択してください。
    ※ 検索欄にフォーム名を入れることで候補が絞られます。
  1. 「テスト」をクリック。
  1. テストに成功すると、「取得した値」に回答IDや回答日時などが追加されます。
  2. フォームの回答を取得するにあたっては、「取得する値を追加」をクリックして、フォームの各項目(フォルダ名に使用したい項目)を追加してください。
    参考:「取得する値」を追加する方法
  1. 項目を追加できたら、「保存する」をクリック。
    これらの値は、以降のアクションで動的な値(フローが稼働する度に更新される値)として使用可能です。

取得した値とは?
トリガーやオペレーション設定時に、「テスト」を実行して取得した値のことを指します。後続のオペレーション設定時の値として利用でき、フローボットを起動する度に変動した値となります。

ステップ5:作成するフォルダの設定

それでは、取得したファイルIDを用いてDropboxにフォルダを作成しましょう。

  1. Dropboxの「フォルダを作成」をクリック。
  1. 「タイトル」を任意で変更。
  2. 連携アカウントとアクションを確認し、「次へ」をクリック。
  1. 「フォルダのパス」にフォルダの作成先となるパスとフォルダ名を設定。
    入力欄クリック時に表示される回答取得アクションのメニューから、取得した各項目を選択できます。
    項目をクリックすると、入力欄に{{項目名 取得した値}}という形で追加されます。

※ この動的な値を使用せずに固定テキストで設定してしまうと、フローが稼働する度に同じフォルダが作成されてしまうためご注意ください。

  1. 「テスト」をクリック。
    Dropboxの指定したパスに新しいフォルダが作成されます。
  2. テストに成功すると、作成されたフォルダの情報が取得した値に追加されます。
  1. Dropboxの指定したフォルダを確認しましょう。
  1. 期待通りにフォルダが作成されていれば、フローボットの「保存する」をクリックしてください。

ステップ6:フロー稼働の準備

アクション選択画面に戻り、「全ての設定が完了しました!」と表示されていればフローの設定は完了です。早速フローを稼働させるのであれば、「トリガーをON」をクリックします。

あとで稼働させる場合は、アクション選択画面のトリガースイッチをクリックしてください。

トリガーをONにしたら、実際に動作することを確認しましょう。
指定したフォームで回答を送信し、その回答を基にしたフォルダが自動でDropboxに作成されていれば成功です。

今回のフローボットをベースに、他にも様々な作業の自動化が実現できます!是非、Yoomの便利な機能をお試しください。

JotformやDropboxを使ったその他の自動化例

今回ご紹介した連携以外でも、JotformやDropboxのAPIを活用してさまざまな業務を自動化することが可能です。

もし気になるものがあれば、こちらも試してみてください!

Jotformを使った便利な自動化例

フォームに回答が送信されると、その内容をデータベースやCRMツールなどに自動で連携できます。
また、問い合わせ内容を基にチケットを作成したり、フォーム内容から広告のコンバージョンAPIでコンバージョンイベントを送信することも可能です。
これにより、手作業でのデータ入力や情報共有の手間を削減し、フォーム回答後の業務プロセスを効率化します。

[[74132,84393,96589,71260,142964]]

Dropboxを使った便利な自動化例

ファイルが作成されたら通知したり、特定のツールに自動送信してチームに共有したりすることが可能です。
また、メールやフォームで受信した画像をアップロードすることもできます。
これにより、手作業によるファイル操作やデータ入力の手間を削減し、業務効率を向上させます。

[[81814,273816,134416,134440,145814]]

まとめ

本記事ではJotformとDropboxを連携して、フォーム回答に基づくファイル管理を自動化する方法をご紹介しました。

これにより、<span class="mark-yellow">Jotformに回答があるたびに発生するフォルダ作成やファイル整理といった業務をなくして、入力ミスや保存漏れなどのヒューマンエラーを防ぐことができます。</span>

これにより、担当者は煩雑なファイル管理業務から解放され、より付加価値の高いコア業務に集中できる環境を整えられるでしょう!

今回ご紹介したような自動化は、ノーコードツール「Yoom」を活用することで、プログラミングの知識がない方でも直感的な操作で簡単に構築できます。
もし自動化に少しでも興味を持っていただけたなら、こちらから無料登録してYoomによる業務効率化を体験してみてください!

よくあるご質問

Q:フォルダを複数階層で自動作成できますか?

A:はい、できます。
例えば「/親フォルダ/新規フォルダ1/新規フォルダ2」のように、複数階層でフォルダを作成可能です。

Q:フォルダ名を自由にカスタマイズできますか?

A:はい、できます。
フォルダ名には、フォームの回答から取得した値が利用できるだけでなく、固定テキストや動的な日付を組み合わせることが可能です。
動的な日付は、入力欄クリック時に表示されるメニューの「日付」タブから選択してください。

Q:既に同じ名前のフォルダがある場合の動作は?

A:「テストA」というフォルダが既にある状態で同名のフォルダを作成した場合、自動的に連番されたフォルダ「テストA(1)」が作成されます。

Yoomを使えば、今回ご紹介したような連携を
プログラミング知識なしで手軽に構築できます。
無料でYoomを試す
この記事を書いた人
Kumiko Tsukamoto
SaaS連携ツール「Yoom」を活用した業務自動化に関する記事を執筆するWebライター。ITパスポート資格保有者で、元システムエンジニア。Excelへの手入力による勤怠管理や領収書のデータ化といった反復作業に日々直面した経験から、SaaSツールを活用した業務効率化に興味を抱く。現在は、手作業に悩む担当者に向けて、Yoomの自動化機能を用いた業務フロー改善のTipsを発信している。
タグ
Jotform
Dropbox
自動化
自動
連携
関連アプリ
アプリ連携
No items found.
Yoomのハイパーオートメーションとは?
従来のRPAでは単純な繰り返し作業しか自動化できず、その設定作業はとても複雑なものでした。
AI・API・RPA・OCRなど様々な技術を組み合わせた「ハイパーオートメーション」なら、これまでは実現できなかった多くの作業を、これまでよりも簡単に自動化することが可能です。
Yoomのハイパーオートメーションとは?
従来のRPAでは単純な繰り返し作業しか自動化できず、その設定作業はとても複雑なものでした。
AI・API・RPA・OCRなど様々な技術を組み合わせた「ハイパーオートメーション」なら、これまでは実現できなかった多くの作業を、これまでよりも簡単に自動化することが可能です。
Yoomについて詳しく見る
お役立ち資料
Yoomがわかる!資料3点セット
資料ダウンロード
3分でわかる!Yoomサービス紹介資料
資料ダウンロード
Before Afterでわかる!Yoom導入事例集
資料ダウンロード
お役立ち資料一覧を見る
Yoomとは?
これまでは実現できなかった多くの作業を、これまでよりも簡単に自動化することが可能です。
詳しくみる
詳しくみる