Slackとの連携イメージ
アプリ同士の連携方法

2025-08-13

【簡単設定】Slackのデータをboardに自動的に連携する方法

m.kinoshita

「Slackでやり取りした顧客情報を、毎回手作業でboardにコピー&ペーストしている…」
「急いでいる時に限って入力ミスをしてしまい、後から修正するのが大変…」
このように、Slackとboard間での情報連携に、手間やストレスを感じていませんか?
日々の業務で当たり前になっているその手作業は、実は大きな時間的コストやヒューマンエラーのリスクを抱えていますよね。

そんなリスクの低減には、<span class="mark-yellow">Slackの特定チャンネルへの投稿をきっかけに、自動でboardに顧客情報が登録される仕組み</span>が有効でしょう。

こうした日々の煩わしさから解放され、入力ミスを心配することなく、より創造的で重要な業務に集中できる貴重な時間を確保できるはずです。

今回ご紹介する自動化は、プログラミングの知識が一切不要なノーコードで簡単に設定できるため、専門的なスキルがなくても誰でもすぐに導入が可能です。
ぜひこの記事を参考に、面倒なデータ入力を自動化して、業務をもっとスマートに進めましょう!

とにかく早く試したい方へ

Yoomには<span class="mark-yellow">Slackとboardを連携し、日々の様々な業務フローを自動化する</span>テンプレートが豊富に用意されています。

今すぐ試したい方は以下よりバナーをクリックして、さっそくスタートしましょう!

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Slackとboardを連携してできること

SlackとboardのAPIを連携させることで、これまで手動で行っていた二つのツール間の情報入力を自動化できます。
例えば、Slackの特定の投稿内容をトリガーとして、boardに新しい顧客情報を自動で登録するといったことが可能になり、業務効率の向上に寄与できるでしょう。

ここでは、具体的な自動化の例をいくつかご紹介します。
Yoomのアカウント登録(わずか30秒で完了!)後、テンプレートをクリックするだけで、すぐに実際の連携を体験できるので、気になる内容があればぜひ気軽にクリックしてみてくださいね!

Slackの投稿内容をもとに、boardに顧客を登録する

Slackのチャンネルで発生した新規顧客に関する投稿を、手動でboardに転記する作業は、時間がかかるだけでなく入力ミスの原因にもなります。

この連携を使えば、Slackへの投稿をトリガーにboardへ自動で顧客情報が登録されるため、<span class="mark-yellow">顧客登録の速度と正確性が向上し、営業活動の初動をスムーズにする</span>のに役立つでしょう。

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Slackの特定条件の投稿内容をもとに、boardに顧客を登録する

全てのSlack投稿をboardに登録するのではなく、「#新規リード」チャンネルの投稿や、特定のキーワードが含まれる投稿のみを連携したいというケースもあるでしょう。

このテンプレートは<span class="mark-yellow">不要な情報登録を防ぎ、必要なデータだけをboardに集約するため、効率的な顧客管理の実現</span>が期待できます。

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Slackとboardの連携フローを作ってみよう

それでは、実際にSlackとboardを連携したフローを作成する手順を見ていきましょう。
今回は、ノーコードツールであるYoomを使用して、プログラミング不要で連携を進めていきます。
もしまだYoomのアカウントをお持ちでない場合は、こちらの登録フォームからアカウントを作成しておきましょう。

[Yoomとは]

フローの作成方法

今回は「Slackの投稿内容をもとに、boardに顧客を登録する」フローを作成していきます!
作成の流れは大きく分けて以下の通りです。

  • Slackとboardをマイアプリ登録
  • テンプレートをコピー
  • Slackのトリガー設定および各アクション設定
  • トリガーをONにしてフローの動作確認
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ステップ1:Slackとboardをマイアプリ登録

はじめに、フローで使用するアプリとYoomを連携するための「マイアプリ登録」を行います。
事前にマイアプリ登録を済ませておくと、後続のフローの設定がスムーズになりますよ!

マイアプリ登録は、Yoomの画面左側にある「マイアプリ」を選択し、右側に表示される「+新規接続」をクリックして進めていきます。

【Slackのマイアプリ登録】

検索窓にSlackと入力し、表示された候補からアプリを選択します。

YoomがSlackにアクセスする権限許可画面が表示されるので、Yoomと連携するチャンネルをプルダウンから選択しましょう。
最後に「許可する」をクリックして、Yoomとの連携は完了です!

※Slackのマイアプリ登録方法について、詳細はこちらをご覧ください。
Slackアプリ操作のエラー発生時の対応

【boardのマイアプリ登録】

先ほど同様に検索窓でboardと入力し、表示された候補から選択します。

下図のような「boardの新規登録」画面が表示されるので次のように入力し、「追加」を押せば連携完了です!

  • アカウント名:任意の値で入力できるので、「管理アカウント」など、自由に設定しましょう。
  • アクセストークン:boardの管理画面でAPIトークンを取得して入力します。APIトークンの取得方法について、詳しくはこちらをご覧ください。

ステップ2:テンプレートをコピー

ここから実際にフローを作成していきましょう!
簡単に設定できるよう、テンプレートを活用しています。
まずは以下のバナーをクリックし、テンプレートをコピーしてください。

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クリックすると自動的にテンプレートがお使いのYoom画面にコピーされ、下図のようなポップアップが表示されます。
「OK」を押して設定を進めましょう!

ステップ3:Slackのトリガー設定

最初の設定です!
まずは、特定のSlackチャンネルにメッセージが投稿された際に、フローボットが起動するように設定を行います。
コピーしたテンプレートの「メッセージがチャンネルに投稿されたら」をクリックしてください。

タイトルは自由に編集できるので、必要に応じて変更しましょう。
連携するアカウント情報は、フローで使用するものであるかを確認します。基本的にはステップ1で連携した情報が反映されていますよ!
トリガーアクションは変更せず、「次へ」を押してください。

次に、トリガーの起動間隔をプルダウンメニューから選択しましょう。
5分、10分、15分、30分、60分の間隔から選択できますが、タイムリーなデータ連携のためにも、基本的には最短の起動間隔でご使用いただくのがおすすめです!
プランによって最短の起動間隔が異なりますので、ご注意ください。

「チャンネルID」には、boardに登録する顧客情報を投稿するチャンネルを設定します。
ここで設定したチャンネルにメッセージが投稿されると、フローボットが起動するようになりますよ!

設定が完了したら動作チェックのためにテストを行うので、先ほど「チャンネルID」に設定したチャンネルに、テスト用のメッセージを投稿してください。

投稿後はYoomの画面に戻って「テスト」をクリックします。
テストが成功すると、先ほど投稿したメッセージ情報が「取得した値」にアウトプットとして抽出されるので、内容を確認しましょう。

※テストが成功にならずエラーになってしまう場合、指定したSlackのチャンネルにYoomアプリがインストールされていない可能性があります。
こちらのヘルプページを参考に、該当のSlackチャンネルにYoomアプリをインストールして、再度テストしてみてくださいね!

アウトプットとは?
アウトプットとは、トリガーやオペレーション設定時に、「テスト」を実行して取得した値のことを指します。
取得したアウトプットは後続のオペレーション設定時の値として利用でき、フローボットを起動する度に、変動した値となります。

確認後、「保存する」を押して次の設定に進みます。

ステップ4:Slackの投稿文からテキストデータを抽出する設定

続いて、Slackに投稿されたメッセージから、AI機能を使ってテキストデータを抽出する設定を行います。
「テキストからデータを抽出する」をクリックしてください。

タイトルは必要に応じて変更し、「変換タイプ」をフローを活用する業務内容に合わせて選択します。
デフォルトでは「GPT-4o mini|3,500文字以内のデータからテキストを抽出(2タスク)」が設定されています。
下図の中から自由に選択できるので、活用シーンに合わせて選択してみてくださいね!
※()内のタスク数を消費します。

次に、詳細設定をします。

  • 対象のテキスト:テキストデータを抽出する対象となる文章を、アウトプットを使って設定します。
    今回はSlackに投稿されたメッセージが対象となるので、下図のように設定してください。
  • 抽出したい項目:「対象のテキスト」に設定した文章から、抽出したいテキストデータの項目を設定します。
    ここで抽出するデータを使ってboardに顧客情報を登録するので、登録の際に必要な情報を全て設定するようにしましょう。
    「顧客名」や「顧客略称名」など、項目ごとにカンマ(,)区切りで入力してくださいね!

設定が完了したら「テスト」をクリックし、「抽出したい項目」に設定した項目のテキストデータが、正しく抽出されることを確認しましょう。

確認後、「保存する」を押して次の設定に進みます。

ステップ5:boardの顧客登録設定

続いて、Slackに投稿されたメッセージ情報を使って、boardに顧客を自動登録する設定を行います。
「顧客の登録」をクリックしてください。

タイトルは必要であれば変更し、連携するアカウント情報はフローで使用するものであることを確認しましょう。
アクションは変更せず「顧客の登録」のままにして、「次へ」を押してください。

最後に、API接続設定を下記のようにしていきます。

  • APIキー:入力欄下に記載されている注釈に従い、こちらのページで取得できるAPIキーを設定してください。

▼参考:boardのAPIキー確認画面▼

  • 顧客名・顧客略称名:下図のようにステップ4で抽出したテキストデータを使って、boardに自動登録する顧客名を設定します。
    アウトプットを使って設定することで、Slackに投稿されたメッセージ情報を引用してboardに顧客を登録できるようになりますよ!
  • デフォルト支払条件IDこちらのページから該当の支払条件を選択し、URLからIDを確認して入力してください。

必須の設定項目は以上ですが、他にも「住所」や「電話番号」なども設定できるので、適宜アウトプットを用いて設定してみてくださいね!
設定が完了したら「テスト」をクリックし、実際にboardに顧客情報が登録されることを確認してみましょう。

確認後はYoomの画面に戻り、「保存する」を押せば設定完了です!

ステップ6:トリガーをONにしてフローの動作確認

これで全ての設定が完了しました。
「トリガーをON」にし、設定したフローの動作確認をしましょう!

以上が、「Slackの投稿内容をもとに、boardに顧客を登録する」フローの作成手順でした!

boardのデータをSlackに連携したい場合

今回はSlackからboardへデータを連携する方法をご紹介しましたが、逆にboardでのアクションをきっかけにSlackへ通知するといった、逆方向のデータ連携も可能です。
チーム内の情報共有をさらに加速させたい場合は、下記のテンプレートも併せてご活用ください。

boardで新しい顧客が作成されたら、Slackに通知する

boardに新しい顧客が登録されても、担当者が気づくのが遅れてしまい、迅速な対応ができないという課題はありませんか?

この連携により、boardで顧客が新規作成されると、その情報がSlackの指定チャンネルに自動で通知されるため、<span class="mark-yellow">チーム全体で顧客情報をタイムリーに共有し、スピーディなフォローアップ体制の構築</span>をサポートします。

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定期的にboardで案件リストを取得して、Slackに通知する

毎日や毎週の決まったタイミングでboardの案件リストを確認し、チームに進捗を共有する作業は、定型業務でありながら意外と手間がかかるものですよね。

このテンプレートを活用すれば、設定したスケジュール(例:毎朝9時)にboardから最新の案件リストを自動で取得し、Slackに通知することが可能になり、<span class="mark-yellow">手動での報告作業を省いて、チーム全体の進捗意識を自然に高める</span>ことが期待できます。

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Slackやboardを使ったその他の自動化例

今回ご紹介した連携以外でも、SlackやboardのAPIを活用してさまざまな業務を自動化することが可能です。

もし気になるものがあればぜひこちらもお試しになってみてください!

Slackを使った自動化例

メッセージやファイルの送信をトリガーにタスクを追加したり、ストレージにファイルを転送したりします。
また、顧客管理ツールやデータベースからの情報をSlackに通知したり、フォームで送信された内容からAIがブログ記事を作成して通知したりすることで、チーム内の情報共有を効率化し、手作業による転記の手間をなくします。

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boardを使った自動化例

新しい案件が登録されたらデータベースにレコードを追加したり、新しい顧客が作成されたらチャットツールに通知したりします。

また、案件の登録や更新があった際に、チャットツールに通知することも可能です。

これにより、手動でのデータ入力や情報共有の手間をなくし、営業活動を効率化します。

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まとめ

いかがでしたか?

Slackとboardの連携を自動化することで、<span class="mark-yellow">これまで手作業で行っていたSlackからboardへのデータ転記作業の手間を削減し、入力ミスといったヒューマンエラーの防止</span>に期待できます。

これにより、担当者は常に正確な情報に基づいて迅速に業務を進めることが可能になり、単純作業から解放されることで、顧客への提案準備や戦略立案といった、本来注力すべきコア業務に集中できる環境が整うはず!

Yoomを使えば、一見複雑そうな自動化設定がノーコードで実現できるのもポイント!
「本当に簡単に設定できる?」「ちょっと気になるかも...」と思った方は、ぜひまずは無料アカウントを作成してみてください。
登録は30秒ほどで完了!その後すぐに様々な業務プロセスの自動化設定を体験できます。

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フローは自由にカスタマイズできるので、アイデア次第で活用方法は無限に広がります。
ぜひこの機会に、本記事を参考にして自社の業務に合った最適なフローを構築し、日々の業務効率がどれだけ改善されるのかを体験してみてくださいね!

よくあるご質問

Q:AIがうまくテキストを抽出できない場合はどうすればいいですか?

A:使用するAIモデルを変更したり、データ抽出の詳細設定時に「指示内容」を設定することもできます。
ここでAIへの指示をより詳細にして再度お試しください。

Q:board側で特定の条件(例:案件のステータス変更)を満たした場合にSlackへ通知できますか?

A:はい、可能です。
board側では主に以下のアクションをきっかけにフローを起動することができます。

  • 新しい顧客が作成または更新されたら
  • 新しい案件が登録されたら
  • 新しい案件が登録または更新されたら
  • 新しい案件が登録または更新されたら(失注含む)

登録・更新の両方を検知する場合、分岐フローを追加することで「登録のみ」「更新のみ」フローを先に進めるようにすることもできます。
「分岐」の設定方法

Q:フローがエラーで止まった場合、どうなりますか?

A:Yoomのアカウント作成時に登録したメールアドレス宛に、フローがエラーとなっている旨の通知が届きます。
エラーとなる内容は様々なため、こちらのヘルプページを参考に対応してください。
ヘルプページで解決しない場合は、サポート窓口を利用することもできます。

この記事を書いた人
m.kinoshita
医療事務からweb制作ディレクターへ転身し、web制作に携わる中でwebコラムなどの記事制作に興味を持ち、Yoomに出会いました。 Yoomを活用することで自動化できる業務の多さにはとても驚いたとともに、最先端の技術に触れることができるワクワク感を感じました。 Yoomを活用して業務効率化を図るにあたり、「あると便利」なお役立ちコンテンツを、わかりやすくお届けしていきます!
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