JUST.DBとYoomの連携イメージ
【ノーコードで実現】様々なアプリのファイルをJUST.DBに自動でアップロードする方法
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アプリ同士の連携方法

2025-12-16

【ノーコードで実現】様々なアプリのファイルをJUST.DBに自動でアップロードする方法

Ayu Sugiyama
Ayu Sugiyama

「メールで受け取ったファイルを、毎回JUST.DBに手動でアップロードするのが面倒…」
「ファイルのダウンロード、リネーム、アップロードという一連の作業に時間がかかり、ミスも発生しがち…」

このように、JUST.DBへのファイル登録作業がルーティン化し、非効率だと感じていませんか?

もし、メールで受信した添付ファイルなどを、人の手を介さずに自動でJUST.DBの指定データベースへアップロードできる仕組みがあれば、こうした日々の煩わしい作業から解放され、ヒューマンエラーを防ぎながら、より重要な業務に集中するための時間を確保できます!

今回ご紹介する自動化の設定は、ノーコードで簡単に設定できて、手間や時間もかからないので、ぜひ自動化を導入して作業をもっと楽にしましょう!

とにかく早く試したい方へ

YoomにはJUST.DBへファイルを自動でアップロードする業務フロー自動化のテンプレートが用意されているので、「まずは試してみたい!」という方は、以下のバナーをクリックして、すぐに自動化を体験してみましょう!


Gmailの添付ファイルをJUST.DBに自動アップロードするフローを作ってみよう

それではここから代表的な例として、Gmailで特定の条件に合致するメールを受信した際に、添付ファイルをJUST.DBの指定したデータベースに自動でアップロードするフローを解説していきます!
ここではYoomを使用してノーコードで設定をしていくので、もしまだYoomのアカウントをお持ちでない場合は、こちらの登録フォームからアカウントを発行しておきましょう。

※今回連携するアプリの公式サイト:JUST.DBGmail

[Yoomとは]

フローの作成方法

今回は大きく分けて以下のプロセスで作成します。

  • GmailとJUST.DBのマイアプリ連携
  • テンプレートをコピー
  • Gmailのトリガー設定とJUST.DBのアクション設定
  • トリガーをONにし、フローが起動するかを確認


ステップ1:GmailとJUST.DBをマイアプリ連携

ここでは、Yoomとそれぞれのアプリを連携して、操作が行えるようにしていきます。

まずは基本的な設定方法を解説しているナビをご覧ください!

それでは、今回使用するアプリのマイアプリ連携を行っていきましょう!

【Gmailのマイアプリ連携】

【JUST.DBの事前準備とマイアプリ連携】

マイアプリ連携を行う前に、事前準備を行います。

JUST.DBにファイルをアップロードするため、JUST.DBの画面でフォルダーを作成しましょう。

今回は以下のフォルダーを作成しました。


※パネルは以下のように設定してみました。
Gmailで受信したメールの件名と添付されたファイルをアップロードする想定です。

フォルダを作成したら、API keyを紐付ける必要があります。
JUST.DBの画面で、右上のアカウント名から「運用管理画面」→「API連携設定」からAPI keyの追加を行ってください。
詳細は以下の画像の赤枠部分を参照してください。

アカウント名とアクセストークンを入力し、「追加」をクリックしたら完了です。
※JUST.DBと連携するとできることは以下のリンクをご覧ください。

ステップ2:テンプレートをコピーする

続いてYoomのテンプレートをコピーします。
以下バナーの「試してみる」をクリックしましょう。


以下の画像のような画面が表示されたらテンプレートのコピーは完了です。
※コピーしたテンプレートは、「マイプロジェクト」内の「フローボット」に格納されています。

ステップ3:Gmailのトリガー設定

最初の設定です!
ここから「Gmailで添付ファイルを受信したら、JUST.DBにファイルをアップロードする」フローを設定していきます。
以下の赤枠をクリックしてください。

アクションはそのままで、連携するアカウント情報を確認します。
「次へ」をクリックして進みましょう!

次に、アプリトリガーのAPI接続設定をしていきます!
ここでは、Gmailの画面に移り、トリガーとなるGmailの受信設定を行います。
特定のキーワードに一致するメールがトリガーになるため、キーワードを含めた文章を送信しましょう。
※以下のメールを受信した想定で進めます。

Yoom操作画面に戻って、各項目を入力しましょう。
まずは、「トリガーの起動時間」を設定します!
5分、10分、15分、30分、60分の間隔で起動間隔を選択できます。
基本的にはご契約プランの最短起動間隔にしてお使いいただくことをおすすめします。
プランによって選択可能な最短の起動間隔が異なるため、ご注意下さい。

続いて、「キーワード」を設定します。
先ほどテスト送信したメールの文章に含まれているキーワードを入力してください。

入力が完了したら、「テスト」をクリックしましょう!

テストが成功すると、取得した値が表示されます。
先ほどテスト送信したメール内容が反映されていれば、OKです!
取得した値とは?
トリガーやオペレーション設定時に、「テスト」を実行して取得した値のことを指します。
後続のオペレーション設定時の値として利用でき、フローボットを起動する度に変動した値となります。

ここまで設定できたら「完了」をクリックしましょう。

ステップ4:JUST.DBでレコードを追加する設定

ここでは、先ほど取得したファイルをJUST.DBでレコードを追加する設定をします。
以下の赤枠をクリックしてください。


アクションはそのままで、連携するアカウント情報を確認します。
確認後、画面を下にスクロールしましょう!

続いて、データベースの連携を行います。必須項目を設定しましょう。
※詳細は以下のリンクをご確認ください。

まずは、「ドメイン」を設定します。
JUST.DBのURLから対象箇所をコピーし、ペーストします。
※http://⚫︎⚫︎⚫︎/sites/homeの「⚫︎⚫︎⚫︎」の部分です。

次に、「テーブル識別名」を設定します。
右上のアカウント名→データ管理画面→オブジェクト管理→データテーブルより該当のテーブルの「識別名」を入力してください。

「テーブル定義ファイル」は、入力欄下の注釈を参照してダウンロードしたファイルを選択します。
ファイルはxlsx形式でアップロードしてください。
入力が完了したら「次へ」をクリックします。

※ここでアップロードするファイルは、先ほど指定した「テーブル識別名」と一致している必要があります。今回は赤枠のフォルダーを使用するため、赤枠のフォルダーを選択しました。

次の画面で、「追加するレコードの値」を設定します。

ここでは、新たに作成するレコードの値を入力します。

入力を終えたら、「テスト」をクリックしましょう!

※以下のパネルを使用するため、「件名」に取得した値を挿入し、新しくレコードを作成します。

テストに成功すると、以下のような画面が表示されます。
問題なければ「完了」をクリックします。

ここで、JUST.DBの画面に移り、レコードが追加されたか確認してみましょう。
追加されましたね!

ステップ5:ファイルをアップロードする設定

次に、JUST.DBにファイルをアップロードする設定を行います。
赤枠部分をクリックしましょう。

アクションはそのままで、連携するアカウント情報を確認します。
「次へ」をクリックして進みましょう!

以下の画面が表示されたら、「ドメイン」を入力します。
入力欄下の注釈を参照して入力してくださいね。

次に、「ファイルの添付方法」「ファイル」を設定します。
Gmailのトリガー設定で取得したファイルを使用するため、以下のように設定しましょう。


入力が完了したら「テスト」をクリックします。
テストが成功したら、画面下に取得した値が表示されます。
最後に「完了」をクリックしましょう。

ステップ6:ファイルのフィールドを更新する設定

最後の設定です!
画像もしくはファイルのフィールドを更新する設定を行います。
それでは、以下の赤枠をクリックしましょう!

アクションはそのままで、連携するアカウント情報を確認します。
確認後、画面を下にスクロールしましょう!

まずは「ドメイン」「テーブル識別名」を入力します。
入力欄下の注釈を参照して入力してください。

「レコードID」は、「レコードを追加する」設定で取得した値を引用して設定しましょう。

「フィールド識別名」を設定します。
入力欄下の注釈を参照して入力してください。

「ファイルID」は「ファイルのアップロード」で取得した値を引用してください。

「ファイル名」はトリガーで取得した値を引用してください。

入力が完了したら「テスト」をクリックしましょう!
テスト成功と表示されたら「完了」をクリックします。

最後にJUST.DBにファイルがアップロードされたか確認してみましょう。
無事にアップロードされましたね!
以上で、「Gmailで添付ファイルを受信したら、JUST.DBにファイルをアップロードする」フローボットの設定が完了です!お疲れ様でした。

ステップ7:トリガーをONに設定しフロー稼働の準備完了

フロー画面に戻り、以下のようなメニューが表示されていれば、OKです!
早速フローを起動させる場合は、「トリガーをON」をクリックしましょう。

手動で起動させる場合は、フロー画面右上の「起動する」をクリックすることで、お好きなタイミングでフローを起動できます。

JUST.DBのAPIを使ったその他の自動化例

JUST.DBのAPIを活用することで、様々な自動化の実現が可能になります。

JUST.DBを使った自動化例

JUST.DBにレコードが登録されたことをトリガーに、Google Driveへフォルダを自動作成したり、Slackなどのチャットツールへ即座に通知を飛ばしたりできます。また、HubSpotやBASEなどの外部サービスから届く注文・回答情報をJUST.DBに自動集約するだけでなく、OCRで読み取った名刺情報をそのままレコード登録することも可能です。さらに、定期的にJUST.DBのレコードからフィードバック情報を取得し、AIで要約した結果を報告するなど、データの蓄積から利活用までを一貫して自動化し、業務の質を向上させることができます。


BASEで注文が発生したらJUST.DBに追加するフローです。

DocuSignで契約が完了したらJUST.DBの情報を更新するフローです。

JUST.DBでレコードが更新されたらkintoneのレコードも更新するフローです。

JUST.DBで従業員情報が登録されたらオフィスステーションに追加するフローです。

JUST.DBで新しいレコードが作成される度に、Slackに通知するフローです。

JUST.DBで登録された情報をBubbleに追加するフローです。

JUST.DBにレコードが登録されたら、Google Driveにフォルダを作成するフローです。

HubSpotのフォームの回答内容をJUST.DBに登録するフローです。

名刺情報をOCRで読み取り、JUST.DBに登録するフローです。

■概要
JUST.DBに蓄積された顧客からのフィードバックや日報など、複数のレコードを定期的に確認し、内容を把握するのは手間がかかる作業ではないでしょうか。
このワークフローを活用すれば、指定したスケジュールでJUST.DBから複数のレコードを自動で取得し、その内容をAIが要約した上でSlackへ通知することが可能になり、日々の情報収集や分析業務を効率化できます。

■このテンプレートをおすすめする方
・JUST.DBに蓄積した複数のレコードの確認や分析に時間を要している方
・JUST.DBのレコード情報をチームで効率的に共有し、迅速な対応に繋げたいマネージャーの方
・AIを活用して定型的な情報収集や要約業務を自動化し、コア業務に集中したい方

■注意事項
・JUST.DBとSlackのそれぞれとYoomを連携してください。
・Slackにメッセージを送るには、チャンネルにYoomアプリを追加する必要があります。SlackチャンネルにYoomアプリを追加する手順については「SlackチャンネルにYoomアプリをインストールする方法」をご参照ください。
 https://intercom.help/yoom/ja/articles/6201904

まとめ

JUST.DBへのファイルアップロードを自動化することで、メールで受信した添付ファイルを手動で保存・アップロードする手間を削減し、ヒューマンエラーのない迅速な情報共有を実現できます。

これにより、担当者は単純なファイル管理業務から解放され、データベースに蓄積された情報を活用するといった、より付加価値の高い業務に集中できる環境が整います!

今回ご紹介したような業務自動化を実現できるノーコードツール「Yoom」を使えば、プログラミングの知識がない方でも、直感的な操作で簡単に業務フローを構築できます。
もし自動化に少しでも興味を持っていただけたなら、ぜひ登録フォームから無料登録して、Yoomによる業務効率化を体験してみてください!

よくあるご質問

Q:ファイルのアップロードに失敗したらどうなりますか?

A:

アップロードに失敗した場合は、フローボットはエラーになり停止します。
エラーになった場合は、Yoomのアカウント作成時に登録したメールアドレスに通知が届きます。
通知内容に掲載されているリンクからエラーの原因を確認することが可能です。
また、通知設定をしておけばSlackやChatworkへ自動通知が可能です。

エラー時の対応方法については以下をご確認ください。

Q:Gmail以外のアプリからも自動化できますか?

A:

はい、可能です。OutlookやSlackなど社内でお使いのツールと連携することが可能です。
Yoomと連携できるアプリは以下をご確認ください。

Q:アップロードできるファイルに制限はありますか?

A:

JUST.DBでは、アップロードできるファイルにはサイズと形式に制限があります。
ファイルサイズには上限があり、通常は数MBから数GB程度です。
また、サポートされているファイル形式(例:CSV、JSON、SQLファイル)以外のファイルはアップロードできません。
さらに、セキュリティ上の理由から、実行可能なスクリプトファイルや危険なコンテンツを含むファイルはアップロードが禁止されています。

Yoomを使えば、今回ご紹介したような連携を
プログラミング知識なしで手軽に構築できます。
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この記事を書いた人
Ayu Sugiyama
Ayu Sugiyama
ITパスポート資格保有者。SaaS自動化ツール『Yoom』のオウンドメディアで、業務効率化をテーマに記事執筆を担う。これまでの業務経験を通じて、多くの定型業務に「もっと効率的に進められないか」という課題意識を抱き、業務フロー改善に関心を持つ。自身もSaaS連携ツールYoomを実際に利用し、RPAなどを活用した業務自動化を試みる中で、その手軽さとインパクトに感銘を受けた。過去の自分と同じように、日々の業務に課題を感じる非エンジニアの方にも伝わるよう、実体験を基にしたSaaS活用のヒントを発信している。
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