「Google スプレッドシートのデータを毎週CSVでダウンロードして、基幹システムにアップロードするのが地味に面倒…」
「手作業でのデータ移行は、コピー＆ペーストのミスやファイルの取り違えが起こりそうで不安…」
このように、Google スプレッドシートのデータをCSVファイルとして定期的にエクスポートし、他のシステムへアップロードする作業に手間やストレスを感じていませんか？
もし、Google スプレッドシートに記録されたデータを指定のタイミングで自動的にCSVファイルとして出力し、任意のストレージサービスや分析ツールにアップロードできる仕組み があればいいなと思いますよね。そうすればこうした日々の繰り返し作業から解放され、データの分析や活用といった、より創造的な業務に集中できる時間を確保できます！
今回ご紹介する自動化の設定は、ノーコードで簡単に設定できて、手間や時間もかからないので、ぜひ自動化を導入して作業をもっと楽にしましょう！
とにかく早く試したい方へ YoomにはGoogle スプレッドシートのデータをCSVファイルとして出力する業務フロー自動化のテンプレート が用意されています。「まずは試してみたい！」という方は、以下のバナーをクリックして、すぐに自動化を体験してみましょう！
Google スプレッドシートをCSVでダウンロードし、Amazon S3にアップロードする
試してみる
Google スプレッドシートのデータをCSVでAmazon S3にアップロードするフローを作ってみよう それではここから代表的な例として、Google スプレッドシートのデータをCSVでダウンロードし、Amazon S3にアップロードするフローを解説していきます！
ここではYoomを使用してノーコードで設定をしていくので、もしまだYoomのアカウントをお持ちでない場合は、登録フォーム
※今回連携するアプリの公式サイト：Google スプレッドシート Amazon S3 GoogleDrive
[Yoomとは]
フローの作成方法 今回は大きく分けて以下のプロセスで作成します。
Google スプレッドシートとGoogleDrive、Amazon S3のマイアプリ連携 テンプレートをコピー Google スプレッドシートのトリガー設定とGoogleDrive、Amazon S3のアクション設定 フローをONにし、動作を確認
Google スプレッドシートをCSVでダウンロードし、Amazon S3にアップロードする
試してみる
ステップ1：Google スプレッドシート、Amazon S3、GoogleDriveをマイアプリ連携 ここでは、Yoomとそれぞれのアプリを連携して、操作が行えるようにしていきます。
まずは基本的な設定方法を解説しているナビをご覧ください！
Google スプレッドシートのマイアプリ連携 以下をご確認ください。
Amazon S3のマイアプリ連携 マイアプリ＞新規接続からAmazon S3を探してクリックします。
Amazon S3への連携画面が出てきますので、画面に記載の注釈に沿って情報を入力してください。
入力し終わったら「追加」をクリックするとAmazon S3がマイアプリ連携されます。
Google Driveのマイアプリ連携 「新規接続」の検索窓に、Google Drive と入力し検索しましょう。
使用するGoogleアカウントを選択し、ログインしましょう。
ステップ2：テンプレートをコピーする 続いてYoomのテンプレートをコピーします。以下バナーの「試してみる」をクリックしましょう。
Google スプレッドシートをCSVでダウンロードし、Amazon S3にアップロードする
試してみる
以下のような画面が表示されたらテンプレートのコピーは完了です。OKをクリックして設定を進めましょう。
ステップ3：Google スプレッドシートのトリガーの設定を行う まず、フローの第一段階であるアプリトリガーの設定を行います。
今回はファイルアップロードを行うために、以下のような値が入ったGoogle スプレッドシートを作成しました。
フローボットの「行が追加されたら」をクリックしてください
アクションと連携アカウントを確認していきます。
アクションはデフォルト設定のまま、アカウント情報は、連携したいアカウントが選択されているか確認してください。確認出来たら「次へ」をクリックしましょう。
トリガーの起動間隔を設定していきましょう。プルダウンをクリックして、任意のタイミングを選んでください。
トリガーの起動タイミングは、5分、10分、15分、30分、60分のいずれかで設定できます。
ご利用プラン
なお、基本的にはそのプランの最短の起動間隔にしてお使いいただくことをおすすめします。
詳しくは以下もご確認ください。
ファイルアップロードしたいGoogle スプレッドシートIDを、候補より選択していきます。一つ下にあるシートIDも同様に候補から選択してください。
テーブルの範囲は、シートの値が入っている範囲を指定していきます。今回はテーブル範囲の始まりが「A」、終わりが「Ｆ」です。
一意の値が入った列はユニークな値を選択したいので、メールアドレスの入っている「Ｆ」としています。
ここまで入力したら「テスト」をクリックしてください。
※取得した値とは？ 取得した値とは、トリガーやオペレーション設定時に、「テスト」を実行して取得した値のことを指します。
「完了」ボタンをクリックして次に進みます。
ステップ4：GoogleDriveからシートをダウンロードする 次に「Google スプレッドシートをダウンロード」をクリックしてください。
アクションと連携アカウントを確認していきます。
アクションはデフォルト設定のまま、アカウント情報は、連携したいアカウントが選択されているか確認してください。確認出来たら「次へ」をクリックしましょう。
ダウンロードしたいシートが候補に表示されますので、そちらより指定します。
保存する際のファイルタイプも指定できますので、今回は「CSV」を指定しました。アップロードしたいファイル形式に合わせてお選びください。
テストボタンをクリックしてください。テストが成功し、ファイルが取得できればOKです。
「完了」ボタンをクリックして次に進みます。
ステップ5：Amazon S3にファイルをアップロードする 最後にダウンロードしたファイルをAmazon S3にアップしていきます。「オブジェクトをアップロード」をクリックしてください。
アクションと連携アカウントを確認していきます。
アクションはデフォルト設定のまま、アカウント情報は、連携したいアカウントが選択されているか確認してください。確認出来たら「次へ」をクリックしましょう。
必要に応じてファイルのアップ用に、Amazon S3のバケットを作成しておきましょう。
Yoomの設定画面から、ファイルをアップしたいバケットを候補より選択します。
オブジェクトキーを設定します。今回は以下のように設定しました。
salesdata/（日付よりToday）2025-12-22.csv
ファイルの添付方法は「GoogleDriveからの取得ファイル」を選択してください。
ここまで入力ができたらテストボタンをクリックしてください。テストが成功すればOKです。
Amazon S3側も見に行ってみましょう。作成しておいたバケットに、オブジェクトID設定時の「/」より前の文字列でフォルダが作成されます。
フォルダを開くと指定した名称でファイルがアップされています。
ステップ6：トリガーをONにして動作確認 お疲れ様でした！これですべての設定が完了です。
Google スプレッドシートのAPIを使ったその他の自動化例 Google スプレッドシートのAPIを活用することで、様々な自動化の実現が可能になります。
Google スプレッドシートを使った自動化例 Google スプレッドシートを様々なツールと連携させることで、データの集約と活用を劇的に効率化できます。例えば、行の追加や更新をトリガーにAirtableのレコードを作成したり、Notionでテンプレートページを自動生成することが可能です。また、定期的にMeta広告（Facebook）からレポートを取得してGoogle スプレッドシートへ自動反映したり、SmartHRの従業員情報を同期させるといった定期的なデータメンテナンスも行えます。さらに、BoxやGoogle フォーム、Dropboxにアップロードされた画像や帳票をOCRで読み取り、AIによる分析結果と共にGoogle スプレッドシートへ自動記録するなど、手入力ゼロのデータ管理体制をノーコードで構築できます。
Google スプレッドシートで行が追加されたらAirtableのレコードを作成する
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Acuity Schedulingで予定が登録されたらGoogle スプレッドシートにレコードを追加する
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定期的にMeta広告（Facebook）からキャンペーンレポートを取得してGoogle スプレッドシートに追加する
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1ヶ月に1回更新があったSmartHRの従業員情報を取得して、Google スプレッドシートを更新する
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Boxに帳票がアップロードされたら、OCRで読み取りGoogle スプレッドシートに追加する
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Google スプレッドシートの行が更新されたら、請求書を発行してSlackに通知する
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Googleフォームで写真が送信されたら、OCRでテキストに変換しGoogle スプレッドシートに追加する
試してみる
DropboxにCMP顧客データがアップロードされたら、OCR後にAIで顧客インサイトをGoogle スプレッドシートに追加する
試してみる
Gmailで採用候補者のデータを受信したら、Google スプレッドシートに自動追加する
試してみる
Google スプレッドシートで行が追加されたら、Notionでテンプレートページを作成する
試してみる
まとめ Google スプレッドシートからのCSVファイルアップロードを自動化することで、これまで手作業で行っていた定期的なデータのエクスポートやバックアップ作業の手間を削減し、ヒューマンエラーを防ぐことができます。 これにより、担当者は単純な繰り返し作業から解放され、データの分析や活用といったより付加価値の高い業務に集中が可能です！
今回ご紹介したような業務自動化を実現できるノーコードツール「Yoom」を使えば、プログラミングの知識がない方でも、直感的な操作で簡単に業務フローを構築できます。もし自動化に少しでも興味を持っていただけたなら、ぜひ会員登録フォーム
よくあるご質問
Q：毎週月曜など、定期実行もできますか？
A：
はい、スケジュールトリガーを使えば可能です。
スケジュールトリガーは、スケジューリングした日時にフローを動かしてくれるトリガーですので、今回のトリガーと入れ替える形で設定してみてください。
スケジュールトリガーについて詳しく見たい方は以下をご確認ください。
Q：Amazon S3以外の場所にもアップロードできますか？
A：
もちろん可能です。ほかにも様々なアプリにアップロードできますので、Yoom連携アプリを確認してお試しください。
Q：アップロード失敗時に通知を受け取ることは可能ですか？
A：
フロー上でエラーが起きている場合、メールでその旨の通知が行われます。
また、自動での再実行（リトライ）は行われないため、エラー発生時は手動で再実行が必要です。詳しくは、以下のヘルプページをご参照ください。
エラー時の対応方法について
もし、それでも解決しない場合は以下お問い合わせ窓口よりご連絡ください。
Yoomお問い合わせ窓口
