完了したら「テスト」をクリックし、テストが成功したら「保存」します。
ステップ4:kintoneでレコードを取得するアクションを設定
1) フローに戻り、「データベースを操作する レコードを取得する」のアイコンをクリックします。
2) アクションは「レコードを取得する」が選択されていることを確認し、「次へ」をクリックします。
アプリIDはボックスをクリックすると連携済みのIDが表示されるので、使用したいIDを選択してください。
3) 取得したいレコードの条件を入力します。
ここでは、データベースから該当するレコードを絞り込みたいので、アイテムIDとレコードIDが同様ということが前提で、「アイテムID=レコードID」とします。
レコードIDは取得した値から選択できます。
選択できたら、テストをクリックし、成功したら「保存」します。
ステップ5:Backlogに課題を追加するアクションを設定
1) フローに戻り、「アプリと連携する 課題の追加」のアイコンをクリックします。
2) アクションは「課題の追加」が選択されていることを確認し、「次へ」をクリックします。
3)必須項目を入力します。
課題の件名の入力には先ほど取得したkintoneの値を選択できます。
該当する項目を取得した値から選択してください。
選択できたら、テストをクリックし、成功したら「保存」します。
これで【
kintoneにレコードが登録されたら、Backlogに課題を作成する】というフローが完成です。
ステップ6:テストと確認
設定が完了すると、以下のような表示が出てくるので、「トリガーをON」をクリックします。
フローボットを起動し、正しく動作するか確認してください。
Backlogの情報をkintoneに連携したい場合
今回はkintoneからの問い合わせをBacklogに登録する方法をご紹介しましたが、逆にBacklogの情報をkintoneに連携したい場合は、下記のテンプレートも併せてご利用ください。
ステップ1:Backlogで新しい課題が追加されたら起動するトリガーの設定
1.まず、一番上の「新しい課題が追加されたら」をクリックします。
2.タイトルは自由に設定してください。
Backlogと連携するアカウント情報を入力します。
トリガーは「新しい課題が追加されたら」を選択します。
入力が終わったら、「次へ」をクリックします。
3.トリガーの起動間隔、ドメイン、プロジェクトIDを設定してください。
トリガーの起動時間は5分、10分、15分、30分、60分の間隔で間隔を選択できます。
ご利用プランによって最短の起動間隔が異なりますので、ご注意ください。
プロジェクトIDは入力欄をクリックすると表示される候補から選択してください。
設定が終わったら「テスト」をクリックし、問題がなければ「保存する」をクリックしてください。
ステップ2:kintoneにレコードを追加する設定
1.最後に、「レコードを追加する」のアイコンをクリックしてください。
2.kintoneと連携するアカウント情報を入力します。
アクションは、「レコードを追加する」を選択します。
3.データベースの連携を入力してください。
アプリIDの入力欄をクリックすると候補が表示されるので、その中から該当するものを選択してください。
設定が終わったら「次へ」をクリックします。
4.追加するレコードの値を設定してください。
各項目の入力欄をクリックすると、先ほどBacklogから取得した情報が表示されます。
例えば、以下の画面だとBacklogの情報を引用して課題キーを挿入しています。
設定が終わったら「テスト」をクリックし、問題がなければ「保存する」をクリックしてください。
5.これで、
【Backlogで課題が追加されたらkintoneにレコードを追加する】というフローが完成しました。
ステップ3:テストと確認
設定が完了すると、以下のような画面が表示されます。
「トリガーをON」ボタンをクリックすると、フローボットが起動します。
kintoneやBacklogのAPIを使ったその他の自動化例
kintoneやBacklogのAPIを活用することで、様々な自動化の実現が可能になります。
kintoneを使った自動化例
kintoneのレコード登録にあわせてフォルダを自動作成することや、Salesforceの新規リード情報をkintoneに自動反映することが可能です。
Googleフォームに回答が送信されたら、kintoneにレコードを追加する
試してみる
Googleフォームに新しく回答が送信されたら、kintoneに回答内容をレコードに追加するフローです。
Salesforceに新規リードが登録されたら、kintoneに登録する
試してみる
■概要
Salesforceに新しいリードが登録されるたびに、kintoneにも手作業で情報を転記するのは手間がかかりませんか?
二重入力の手間や、転記ミスなどのヒューマンエラーは、避けたい業務課題の一つです。
このワークフローを活用すれば、Salesforceに新規リードが登録されると、自動でkintoneにレコードが追加されるため、こうしたデータ連携の課題をスムーズに解消できます。
■このテンプレートをおすすめする方
・Salesforceとkintoneを併用し、リード情報の手入力に手間を感じている方
・データ入力のミスや漏れを防ぎ、リード管理の精度を高めたい営業担当者の方
・SaaS間のデータ連携を自動化し、営業プロセスの効率化を目指すマネージャーの方
■注意事項
・Salesforce、KintoneのそれぞれとYoomを連携してください。
・Salesforceはチームプラン・サクセスプランでのみご利用いただけるアプリとなっております。フリープラン・ミニプランの場合は設定しているフローボットのオペレーションやデータコネクトはエラーとなりますので、ご注意ください。
・チームプランやサクセスプランなどの有料プランは、2週間の無料トライアルを行うことが可能です。無料トライアル中には制限対象のアプリを使用することができます。
・トリガーは5分、10分、15分、30分、60分の間隔で起動間隔を選択できます。
・プランによって最短の起動間隔が異なりますので、ご注意ください。
Outlookのカレンダーに予定が登録されたらkintoneにレコードを追加する
試してみる
Outlookの指定のカレンダーに予定が登録されたら、kintoneに自動的にレコードを追加するフローボットです。
kintoneにレコードが登録されたらboxにフォルダを作成
試してみる
kintoneにレコードが登録されたら、そのレコード情報でboxにフォルダを自動的に作成します。
kintoneにレコードが登録されたらChatworkに通知
試してみる
kintoneにレコードが登録されたらChatGPTでテキストを生成する
試してみる
kintoneに新規レコードが登録されたら、ChatGPTでテキストを生成して、作成されたテキストをkintoneのデータベースに格納するフローです。
kintoneにレコード登録されたら、Microsoft SharePointにフォルダを作成する
試してみる
kintoneに新しく取引先のレコードが登録されたら、Microsoft SharePointに取引先名のフォルダを新たに作成するフローです。
kintoneのステータスが更新されたらZoomの会議URLを発行し、メールで送付
試してみる
kintoneのステータスが指定のものに更新されたら、更新されたレコードの情報を元にZoomの会議URLを発行し、メールで送付します。
kintoneのコメントで自分がメンションされたらSlackに通知
試してみる
kintoneのコメントで自身がメンションされたら、そのコメント内容をSlackのDMに送信するフローボットです。
クラウドサインで書類の締結が完了したら、kintoneのステータスを更新
試してみる
クラウドサインで書類の締結が完了したら、kintoneのステータスを更新します。
Backlogを使った自動化例
課題の追加・更新にあわせてコミュニケーションツールへ自動通知を送ったり、ステータスの変更に応じて自動で課題追加をすることが可能です。
Backlogで課題が登録されたらDiscordに通知する
試してみる
Backlogで課題が登録されたらDiscordに通知するフローです。
Backlogで課題が登録されたらGoogle スプレッドシートにも追加する
試してみる
Backlogで課題が登録されたらGoogle スプレッドシートにも追加するフローです。
Backlogで課題が追加されたらTrelloに連携する
試してみる
BacklogとTrelloを連携し、Backlogで課題が追加されたらTrelloに連携するフローボットです。
Backlogに課題が登録されたら、課題の期限をGoogleカレンダーに登録する
試してみる
Backlogに課題が登録されたら、自動的にGoogleカレンダーに予定を登録するフローボットです。GoogleカレンダーでBacklogの課題のスケジュールを管理したい場合にご利用ください。
Backlogで課題が追加されたらMicrosoft Excelに連携する
試してみる
Backlogで課題が追加されたら、自動的にMicrosoft Excelのシートにも課題の内容を記載するフローボットです。Backlogの課題をMicrosoft Excelでも管理する際などにご利用ください。
Backlogに課題が追加されたらMicrosoft Teamsに通知
試してみる
Backlogに課題が追加されたら、Microsoft Teamsに自動で通知するフローです。
コラボフローで申請が行われたらBacklogにタスクを追加する
試してみる
コラボフローで申請が行われたらBacklogにタスクを追加するフローです。
GmailやOutlookに届いたメールの内容でBacklogに課題を追加する
試してみる
GmailやOutlookに届いたメールの内容でBacklogに課題を追加するフローボットです。GmailやOutlookからYoomで作成したメールアドレス宛にメールを転送してご利用ください。
Jira Softwareで課題が作成されたらBacklogに課題を追加する
試してみる
Jiraで課題が作成されたら自動的にBacklogに課題を追加するフローボットです。
Notionでステータスが更新されたら、Backlogに課題を追加する
試してみる
■概要
「Notionでステータスが更新されたら、Backlogに課題を追加する」ワークフローは、タスクの対応漏れ防止に役立ちます。
自動でタスクが追加されるため、対応する必要のある作業を忘れるリスクが軽減します。
■このテンプレートをおすすめする方
・Notionを利用してプロジェクト管理やタスク管理を行っている方
・チームでNotionを使ってタスク管理をしているが、進捗確認に時間を取られてしまうことが多い方
・タスクの進捗を逃さず、効率的にプロジェクトを進めたいと考える方
・Backlogを日常的に使っていて、タスクの進捗やステータスを毎日把握したい方
・プロジェクトマネージャーとしてチームメンバーのタスクの状況を一目で把握したい方
■注意事項
・NotionとBacklogのそれぞれとYoomを連携してください。
・トリガーは5分、10分、15分、30分、60分の間隔で起動間隔を選択できます。
・プランによって最短の起動間隔が異なりますので、ご注意ください。
・分岐はミニプラン以上のプランでご利用いただける機能(オペレーション)となっております。フリープランの場合は設定しているフローボットのオペレーションはエラーとなりますので、ご注意ください。 ・ミニプランなどの有料プランは、2週間の無料トライアルを行うことが可能です。無料トライアル中には制限対象のアプリや機能(オペレーション)を使用することができます。
Backlogとkintoneの連携のメリットと具体例
メリット1:ヒューマンエラーの削減
手作業でのデータ転記は、どうしても入力ミスが発生するリスクを伴います。
特に、同じデータを複数のシステム間で何度も入力する場合、タイピングミスや入力漏れが発生する可能性が高まります。
このようなミスは、後々大きな問題につながってしまう恐れがあります。
例えば、品質管理部門がBacklogに記録した不具合情報を、開発部門が使うkintoneに転記する際、課題IDや課題名、不具合の深刻度、報告者を手作業で入力する必要がある場合があります。
しかし、手動入力ではタイプミスや情報の入力漏れが発生する可能性が避けられません。
特に、不具合の件数が多く詳細な情報を入力する場合、入力ミスが起こりやすくなります。
自動化により、Backlogで課題が追加されるとでkintoneに自動でレコードが追加されるため、人為的なミスを削減できます。
これにより、ヒューマンエラーによる情報の不一致が減り、正確な情報に基づいた迅速な対応が可能になるでしょう。
メリット2:担当者の負担軽減
手作業によるデータ転記は、担当者にとって大きな負担となり、本来注力すべき業務時間を圧迫する要因となり得ます。
特に、複数のシステムに同じデータを入力する必要がある場合、その負担は増大します。
例えば、広報チームがBacklogでプレスリリース作成の進捗を記録し、kintoneを使って他の部署と共有する場合、データを一つ一つ手動で入力する必要が出てくることがあります。このような作業は、時間や手間がかかり、他の重要な業務への影響を及ぼす可能性があります。
特に、複数のリリースを同時進行している場合、担当者はデータ入力に追われ、本来の業務である情報発信やメディア対応に十分な時間を割くことが難しくなるかもしれません。
Backlogで課題が更新されると、必要な情報がkintoneに自動的に反映されるようになることで、担当者はデータ入力作業から解放されます。
これにより、例えば広報担当者は、情報共有のために費やしていた時間をメディア戦略の立案や、リリース後の効果測定といった付加価値の高い業務に充てることが可能になります。
結果として、担当者が本来の業務に集中できる環境を整える助けとなり、組織全体の業務効率向上が期待できます。
メリット3:情報共有のタイムラグを軽減
手作業によるデータ転記では、情報共有にタイムラグが発生する可能性があります。
例えば、人事部門がBacklogで管理している採用候補者の進捗状況を、選考担当者が利用するkintoneの採用管理台帳へ反映する際、時間がかかってしまうことがあります。
書類選考を通過した応募者の情報がkintoneに反映されるのが遅れた場合、面接日程の調整が滞ることがあります。
Backlogとkintoneを連携することで、情報共有のタイムラグを解消し、業務効率を向上させることが期待できます。
自動化により、情報共有のスピードが向上し、関係者間の認識のズレを防ぐことができます。
課題がkintoneにすぐに反映されるため、対応すべきタスクがすぐに可視化されるようになります。
さらに、最新の情報を迅速に把握できるようになることで、他の関係者にも適切に対応できる環境が整うでしょう。
結果として、担当者は常に最新の情報を確認でき、迅速な対応が可能となるでしょう。
終わりに
いかがでしたか?
kintoneとBacklogを連携すれば、
「タスク登録の手間を省きたい」「進捗管理の抜け漏れを防ぎたい」「チームの情報共有をもっとスムーズにしたい」といった課題を解決できるのではないでしょうか。
今回のフローは、レコードの登録・更新・削除に応じて課題が自動で反映されるため、業務の効率化と精度アップに期待できます。
ノーコードツールYoomを活用すれば、プログラミングの知識がなくても、簡単にkintoneとBacklogの連携を実現できます!気になった方はまずは無料アカウントを作成して、実際に使い勝手を確かめてみてください。登録はたったの30秒で完了!すぐに自動連携を体験できます。
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