kintoneとMisocaの両方で取引先情報を管理している場合、それぞれのアプリに手動で取引先を登録するのは手間がかかりますよね。
バラバラに管理されていると、見積書を作りたいのにMisocaに取引先が登録されてない!なんてことが起こり、帳票の発行にタイムラグが生じる可能性があります。
このような悩みを解決するのが、Yoomを使用したkintoneとMisocaの連携です。
本記事では、kintoneのレコードを用いて自動でMisocaに取引先を作成する方法を紹介します。
とにかく早く試したい方へ
YoomにはkintoneとMisocaを連携するためのテンプレートが用意されているので、今すぐ試したい方は以下よりバナーをクリックしてスタートしましょう!
kintoneでレコードが登録されたら、Misocaに取引先を作成する
試してみる
kintoneでレコードが登録されたら、Misocaに取引先を作成するフローです。
kintoneとMisocaを連携してできること
kintoneとMisocaのAPIを連携させることで、これまで手動で行っていた二つのアプリケーション間でのデータ転記作業を自動化できます。
これからご紹介する具体的な自動化例は、アカウント登録後すぐに試すことができるので、気になる内容があれば、ぜひクリックしてみてください!
kintoneでレコードが登録されたら、Misocaに取引先を作成する
kintoneのレコード情報を用いてMisocaで取引先を自動作成するため、データの一貫性と正確性が保てるでしょう。
これにより、請求書発行や顧客管理において正確なデータが反映され、業務のスムーズな進行と信頼性の高い管理の実現が期待できます。
kintoneでレコードが登録されたら、Misocaに取引先を作成する
試してみる
kintoneでレコードが登録されたら、Misocaに取引先を作成するフローです。
kintoneのステータスが更新されたらMisocaで請求書を発行する
kintoneのステータスが更新されるとMisocaからの請求書の発行を自動化することができるため、業務の効率化を図ることができます。ステータスの更新をトリガーとして請求書の発行を行えるため、確認作業にかかる手間を削減し、シームレスに業務を進められるようになるでしょう。
kintoneのステータスが更新されたらMisocaで請求書を発行する
試してみる
kintoneのステータスが更新されたらMisocaで請求書を発行するフローです。
kintoneとMisocaの連携フローを作ってみよう
それでは、さっそく実際にkintoneとMisocaを連携したフローを作成してみましょう!今回はYoomを使用して、ノーコードで連携を進めていきますので、もしまだYoomのアカウントをお持ちでない場合は、こちらの登録フォームからアカウントを発行しておきましょう。
※今回連携するアプリの公式サイト:kintone/Misoca
[Yoomとは]
フローの作成方法
今回は「kintoneでレコードが登録されたら、Misocaに取引先を作成する」フローを作成していきます!
作成の流れは大きく分けて以下の通りです。
- kintoneとMisocaをマイアプリ連携
- 該当のテンプレートをコピー
- kintoneのトリガー設定およびMisocaのアクション設定
- トリガーをONにし、フローが起動するかを確認
kintoneでレコードが登録されたら、Misocaに取引先を作成する
試してみる
kintoneでレコードが登録されたら、Misocaに取引先を作成するフローです。
ステップ1:kintoneとMisocaをマイアプリ連携する
ここでは、Yoomとそれぞれのアプリを連携して、操作が行えるようにしていきます。
まずは基本的な設定方法を解説しているナビをご覧ください!
それではここから今回のフローで使用するアプリのマイアプリ登録方法を解説します。
kintoneの場合
以下のナビを参考に操作を進めてください。
「マイアプリ」にkintoneが表示されていれば連携完了です。マイアプリ登録がうまくいかない場合は下記ページを参照してください。
kintoneのマイアプリ登録ができない主な原因と対応方法について
Misocaの場合
以下の画面が表示されたら、該当するIDでログインしてください。
2つのアプリがマイアプリに連携されていればOKです。
ステップ2:テンプレートをコピー
テンプレートをコピーして、フローを作っていきましょう。
バナーの「試してみる」を選択してください。
kintoneでレコードが登録されたら、Misocaに取引先を作成する
試してみる
kintoneでレコードが登録されたら、Misocaに取引先を作成するフローです。
テンプレートがコピーされました。「OK」を選択します。
用意するもの
取引先情報が入力された、以下のようなkintoneアプリ(テスト用のデータで問題ありません)
ステップ3:kintoneのトリガー設定
では、アプリトリガーを設定していきましょう。
「レコードが登録されたら(Webhook起動)」を選択します。
タイトルはわかりやすいように変更できます。
連携するアカウント情報を確認します。
アクションはそのままで次に進みましょう。
以下の記事を参考に、アプリトリガーのWebhookイベント受信を設定してください。
kintoneでWebhook設定を行う
テストし、『取得した値』にkintoneのレコードが反映していたら保存します。
※取得した値とは?
トリガーやオペレーション設定時に、「テスト」を実行して取得した値のことを指します。後続のオペレーション設定時の値として利用でき、フローボットを起動する度に変動した値となります。
続いて「レコードを取得する」を選択します。連携するアカウント情報が入力されているかを確認しましょう。
以下の項目を設定し、データベースを連携します。
-
アプリID →入力バーをクリックすると情報が展開されるので、該当する情報を選択してください。
設定後、次に進みます。
移行後の画面で、取得したいレコードの条件を入力します。
以下の画面のように、前ステップで取得した値を引用しましょう。このように取得値を引用することで、フローボット起動ごとに異なる値を参照できるようになります。
設定後、テストを行いましょう。『取得した値』にkintoneの新規レコード内容が表示されたのを確認したら保存します。
ステップ4:Misokaの設定
続いて「取引先を作成」を選択します。
連携するアカウント情報の入力を確認して、次へを押します。
移行後の画面で項目を設定していきます。
「取引先名」は、以下のように前ステップで取得した値を設定しましょう。
他の項目は任意で設定してください。
こちらもテストし、成功したら保存します。
Misoca側で確認してみましょう。
以下のように、kintoneのレコードの内容が反映されていますね。
ステップ5:トリガーをONにする
以下の画面がポップアップ表示されます。トリガーをONにすると、フローボットが起動します。
ここまでお疲れ様でした。
プログラミングに詳しくない私でも、簡単に設定を進めることができました。
今回使用したフローボットはこちら↓
kintoneでレコードが登録されたら、Misocaに取引先を作成する
試してみる
kintoneでレコードが登録されたら、Misocaに取引先を作成するフローです。
AirtableやMicrosoft SharePointを使ったその他の自動化例
今回ご紹介した連携以外でも、AirtableやMicrosoft SharePointのAPIを活用してさまざまな業務を自動化することが可能です。
もし気になるものがあればぜひこちらもお試しになってみてください!
kintoneを使った自動化例
情報の新規登録をトリガーにオンライン会議を自動作成したり、専用フォルダを自動作成することも可能です。
さらに、別ツールのステータス更新を検知して指定情報を自動登録するため、手動操作での更新漏れを抑制できます。
Google ビジネス プロフィールで口コミが投稿されたらkintoneにレコードを追加する
試してみる
Google ビジネス プロフィールで口コミが投稿されたらkintoneにレコードを追加するフローです。
Salesforceに新規リードが登録されたら、kintoneに登録する
試してみる
■概要
Salesforceに新しいリードが登録されるたびに、kintoneにも手作業で情報を転記するのは手間がかかりませんか?
二重入力の手間や、転記ミスなどのヒューマンエラーは、避けたい業務課題の一つです。
このワークフローを活用すれば、Salesforceに新規リードが登録されると、自動でkintoneにレコードが追加されるため、こうしたデータ連携の課題をスムーズに解消できます。
■このテンプレートをおすすめする方
・Salesforceとkintoneを併用し、リード情報の手入力に手間を感じている方
・データ入力のミスや漏れを防ぎ、リード管理の精度を高めたい営業担当者の方
・SaaS間のデータ連携を自動化し、営業プロセスの効率化を目指すマネージャーの方
■注意事項
・Salesforce、KintoneのそれぞれとYoomを連携してください。
・Salesforceはチームプラン・サクセスプランでのみご利用いただけるアプリとなっております。フリープラン・ミニプランの場合は設定しているフローボットのオペレーションやデータコネクトはエラーとなりますので、ご注意ください。
・チームプランやサクセスプランなどの有料プランは、2週間の無料トライアルを行うことが可能です。無料トライアル中には制限対象のアプリを使用することができます。
・トリガーは5分、10分、15分、30分、60分の間隔で起動間隔を選択できます。
・プランによって最短の起動間隔が異なりますので、ご注意ください。
Outlookのカレンダーに予定が登録されたらkintoneにレコードを追加する
試してみる
Outlookの指定のカレンダーに予定が登録されたら、kintoneに自動的にレコードを追加するフローボットです。
Squareで決済が完了したらkintoneに登録する
試してみる
Squareで決済が完了したらkintoneに登録するフローです。
kintoneでレコードが追加されたら、Zoomミーティングを作成する
試してみる
■概要
「kintoneでレコードが追加されたら、Zoomミーティングを作成する」ワークフローは、予定の作成作業が効率化します。
Zoomに直接アクセスすることなく、kintone上で会議の作成が完了するため、作業効率が向上するでしょう。
■このテンプレートをおすすめする方
・kintoneを利用して社内のデータ管理や業務プロセスを効率化している方
・迅速にZoomでのミーティングをセットアップし、対応力を高めたいと考えている方
・業務の効率化や時間短縮を目指している方
・スピーディな対応が求められる業務を担当している方
・手動でミーティングを設定する手間を省きたいと感じている方
・リモートワークを行っており、迅速な情報共有とコミュニケーションを重視している方
■注意事項
・kintoneとZoomのそれぞれとYoomを連携してください。
kintoneにレコード登録されたら、Microsoft SharePointにフォルダを作成する
試してみる
kintoneに新しく取引先のレコードが登録されたら、Microsoft SharePointに取引先名のフォルダを新たに作成するフローです。
kintoneに情報が登録されたら、Googleカレンダーに予定を作成する
試してみる
kintoneに登録された情報を基に自動でGoogleカレンダーに予定を作成するフローです。
kintoneのコメントで自分がメンションされたらSlackに通知
試してみる
kintoneのコメントで自身がメンションされたら、そのコメント内容をSlackのDMに送信するフローボットです。
kintoneの新規レコードをSansanに登録する
試してみる
■概要
「kintoneの新規レコードをSansanに登録する」ワークフローは、kintoneとSansan間の情報連携を自動化し、業務効率を向上させる業務ワークフローです。
kintoneで新しいレコードが作成された際に、その情報をSansanに自動で登録します。
これにより手動でのデータ入力を省略し二重管理や入力ミスを防ぎます。
■このテンプレートをおすすめする方
・kintoneとSansanを活用しているが、データ連携に手間を感じている担当者の方
・業務効率化を目指し、手動でのデータ入力を減らしたい企業のIT管理者の方
・kintoneで管理している情報をSansanに自動的に反映させたい営業チームの方
・データの一貫性を保ちつつ、業務フローを自動化したい経営者の方
■注意事項
・kintone、SansanのそれぞれとYoomを連携してください。
・Sansanはチームプラン・サクセスプランでのみご利用いただけるアプリとなっております。フリープラン・ミニプランの場合は設定しているフローボットのオペレーションやデータコネクトはエラーとなりますので、ご注意ください。
・チームプランやサクセスプランなどの有料プランは、2週間の無料トライアルを行うことが可能です。無料トライアル中には制限対象のアプリを使用することができます。
DocuSignで契約が完了したらkintoneにレコードを追加する
試してみる
■概要
「DocuSignで契約が完了したら、kintoneにレコードを追加する」ワークフローは、データ入力作業を効率化してくれます。
完了した契約情報が自動で追加されるため、作業効率化につながります。
■このテンプレートをおすすめする方
・DocuSignを利用して契約書の締結を行っている方
・契約が完了した際のデータ管理を簡素にしたい方
・kintoneを利用して契約データを管理しているが、手動での入力に負担を感じている方
・迅速に契約完了情報をkintoneに反映させたい方
・業務プロセスの効率化を図りたい方
・スムーズな情報共有とデータ管理を実現したい企業担当者・チームマネージャー
■注意事項
・DocuSignとkintoneのそれぞれとYoomを連携してください。
Misocaを使った自動化例
受け取った内容をもとに請求書を自動作成したり、書類の作成をチャットツールを用いて関係者に素早く通知することも可能です。
シームレスに各作業を行うため、作業の停滞や遅延の発生を抑えられるでしょう。
Google Driveにアップロードされたファイルを元に、Misocaで見積書を作成する
試してみる
Google Driveにアップロードされたファイルを元に、Misocaで見積書を作成するフローです。
Google スプレッドシートに行が追加されたら、Misocaに取引先を登録する
試してみる
Google スプレッドシートに行が追加されたら、Misocaに取引先を登録するフローです。
HubSpotからMisocaに取引先を追加するフローです。
Jotformの内容をもとに、Misocaで請求書を作成する
試してみる
■概要
「Jotformの内容をもとに、Misocaで請求書を作成する」ワークフローは、フォームの情報を使って請求書発行を自動化し、業務効率を向上させる業務ワークフローです。
Jotformで入力された内容を自動的にMisocaに転送し、迅速に請求書を作成できます。
これにより、ミスを減らし、時間を有効に活用できるようになります。
■このテンプレートをおすすめする方
・Jotformを利用して請求情報を収集しているが、手動での請求書作成に時間がかかっている方
・Misocaでの請求書作成業務を効率化し、ミスを減らしたい経理担当者の方
・請求業務を自動化し、業務のスピードアップを図りたい企業の方
■注意事項
・Jotform、MisocaのそれぞれとYoomを連携してください。
・Yoomのデータベースに、データコネクト機能を利用してMisocaの情報を同期しておいてください。データコネクト機能については、下記をご参照ください。
https://intercom.help/yoom/ja/articles/8309502
・JotformのWebhook設定方法は下記をご参照ください。
https://intercom.help/yoom/ja/articles/8105581
SalesforceからMisocaで請求書を作成する
試してみる
SalesforceからMisocaで請求書を作成するフローです。
Microsoft Teamsの特定投稿をもとに、Misocaで請求書を作成する
試してみる
■概要
Microsoft Teamsの特定の投稿をトリガーに、Misocaで自動的に請求書を作成するワークフローです。
これにより、手動での請求書作成作業を削減し、業務効率を向上させることができます。
チーム内でのコミュニケーションを活用しながら、スムーズに請求業務を進めたい場合に役立ちます。
■このテンプレートをおすすめする方
・Microsoft TeamsとMisocaを日常的に使用している経理担当者の方
・請求書作成のプロセスを自動化し、手作業を減らしたい企業の方
・チーム内のコミュニケーションを活用しつつ、業務効率化を図りたいビジネスパーソンの方
・API連携を活用して、業務フローを最適化したいIT担当者の方
■注意事項
・Microsoft Teams、MisocaのそれぞれとYoomを連携してください。
・Microsoft365(旧Office365)には、家庭向けプランと一般法人向けプラン(Microsoft365 Business)があり、一般法人向けプランに加入していない場合には認証に失敗する可能性があります。
・分岐はミニプラン以上のプランでご利用いただける機能(オペレーション)となっております。フリープランの場合は設定しているフローボットのオペレーションはエラーとなりますので、ご注意ください。
・ミニプランなどの有料プランは、2週間の無料トライアルを行うことが可能です。無料トライアル中には制限対象のアプリや機能(オペレーション)を使用することができます。
・トリガーは5分、10分、15分、30分、60分の間隔で起動間隔を選択できます。
・プランによって最短の起動間隔が異なりますので、ご注意ください。
・Yoomのデータベースに、データコネクト機能を利用してMisocaの情報を同期しておいてください。データコネクト機能については、下記をご参照ください。
https://intercom.help/yoom/ja/articles/8309502
NotionからMisocaで請求書を作成するフローです。
Misocaで請求書が新たに作成されたら、Slackのチャンネルにメッセージを送る
試してみる
Misocaで請求書が新たに作成されたら、Slackのチャンネルにメッセージを送るフローです。
Misocaで請求書ステータスが請求済みになったらMicrosoft Excelに追加する
試してみる
Misocaで請求書ステータスが請求済みになったらMicrosoft Excelに追加するフローです。
SPIRALでステータスが更新されたらMisocaで請求書を作成しOutlookで送信する
試してみる
SPIRALでステータスが更新されたらMisocaで請求書を作成しOutlookで送信するフローです。
まとめ
今回は「kintoneでレコードが登録されたら、Misocaに取引先を作成する」フローボットを紹介しました。
複数のアプリを業務に使用していると、それぞれのアプリで取引先を作成するのは手間ですよね。
同じ情報を何度も入力する必要がある場合は、こういったフローボットを利用して、業務を自動化してみましょう。
本記事で紹介した手順を参考に、ぜひkintoneとMisocaの連携を試してみてくださいね。
よくあるご質問
Q:kintoneで取引先情報を更新・削除した場合、Misoca側も自動で更新されますか?
A:
現時点ではMisocaのオペレーションで登録情報を更新・および削除するものはありません。
Misoca側の登録情報の更新が必要な場合は、別途手動にて操作を行ってください。
なお、kintoneのオペレーション内には、別途「レコードが編集されたら(Webhook起動)」や「レコードが登録または編集されたら」のアプリトリガーがあります。
詳しくは下記ページをご参照ください。
Q:特定の条件を満たすレコードだけを連携できますか?
A:
はい、できます。
ミニプラン以上で利用可能な分岐オペレーションを活用することで、条件分岐が可能です。
Q:連携エラーが発生した場合の通知や対処法は?
A:
進行中のフローボットがエラーで停止された場合、Yoomに登録したメールアドレス宛てに通知が届きます。
エラーの原因として、設定内容・フローボット起動時の取得した値の誤りやアプリの接続切れなどが挙げられます。
認証切れなどが原因の場合は、マイアプリから「削除→再接続」で復旧可能です。
ヘルプページで解決しない場合は、サポート窓口を利用することもできます。