KlaviyoとYoomの連携イメージ
自動化のアイデア

2025-07-22

【Klaviyo API】各種アプリとの連携方法から活用事例まで徹底解説。

s.kinjo

Klaviyoを使ったマーケティング施策において、顧客リストや配信状況などの管理を手作業で行っていませんか?

APIを活用すればこれらの業務を自動化できますが、「プログラミングの知識が必要なのでは…」と、ハードルが高く感じてしまいますよね。
特に、社内にエンジニアがいない場合や、エンジニアのリソースが他の開発で切迫している場合、どのように自動化を進めれば良いか悩むこともあるでしょう。

そこで本記事では、Klaviyo APIの基礎知識から、<span class="mark-yellow">エンジニアでなくてもKlaviyoと様々なアプリを簡単に連携させる方法</span>までを具体的にご紹介します。

マーケティング、セールス、カスタマーサポートなど、様々な部門で活用できる連携フローをステップごとにわかりやすく解説するので、「専門知識がなくても、自分たちでKlaviyoの業務を自動化したい!」と考えている方は、ぜひ参考にしてみてください!

とにかく早くKlaviyoのAPIを利用したい方へ

Yoomには<span class="mark-yellow">Klaviyo APIを使った様々なアクションや、業務フローを自動化するためのテンプレート</span>が用意されています。今すぐ試したい方はこちらから詳細をチェックしてみてください!

Klaviyo APIとは

Klaviyo APIはKlaviyoと外部アプリ(Google、Microsoft、Salesforce、Notionなど)を繋げてデータの受け渡しを行い、Klaviyoを使った業務フローを自動化できるインターフェースです。

APIはアプリケーション・プログラミング・インターフェース (Application Programming Interface)の略語です。
インターフェースとは簡単に言うと「何か」と「何か」を「繋ぐもの」で、Klaviyo APIの場合は「Klaviyo」と「外部のアプリ」を繋ぎます。

また、APIでは大きく分けて以下のような指示を出すことができます。

  • 取得:APIを経由して、データを取得することができます。
  • 追加:APIを経由して、データを追加することができます。
  • 更新:APIを経由して、データを更新することができます。
  • 削除:APIを経由して、データを削除することができます。

Klaviyo APIでできること

Klaviyo APIでできることをいくつかピックアップしたので、ご覧ください!
気になる自動化例の「試してみる」をクリックしてアカウント登録するだけで、すぐにKlaviyo APIを使った自動化を体験できます。
登録はたったの30秒で完了するので、ぜひ気軽にお試しください!

1. プロフィールが作成されたらフローを起動する

Klaviyo APIを活用することで、Klaviyoに新しいプロフィールが作成されたことを起点に、指定したツールへ自動で通知できます。
例えば、チームで利用しているビジネスチャットに通知を送ることで、新規顧客の情報をスムーズに共有し、素早いアプローチやフォローアップが実現するはずです。

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2.メールが開封されたらフローを起動する

Klaviyoから送信したメールが開封されたタイミングを起点として、次のアクションを自動で実行することも可能です。
メール開封という顧客のエンゲージメントをトリガーに、担当者へ通知したり、CRM上の顧客ステータスを更新したりすることで、より効果的なマーケティング活動に繋がります。

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3. プロフィールを自動で作成する

他のツールで発生したイベントに応じて、Klaviyoにプロフィールを自動で作成するアクションをフローの中に組み込めます。
例えば、HubSpotなどのCRMツールに新しいコンタクトが登録された際に、その情報をKlaviyoにも自動で同期させることで、手作業によるデータ入力の手間や入力ミスをなくし、常に最新の顧客リストを維持できます。

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その他にも下記のようなアクションをAPI経由で実行が可能です。 

■フローの中で設定できるアクション(フローボットオペレーション)

  • リストにプロフィールを追加
  • プロフィールを取得
  • プロフィールを更新
  • プロフィールを購読登録
  • プロフィールの購読解除
  • リストからプロフィールを削除
  • リストを作成
  • キャンペーン分析データを取得
  • キャンペーン送信ジョブを作成
  • プロフィールを検索
  • リストを検索
  • Webhookの削除
  • イベントの作成

■フローの起点となるアクション(トリガーアクション)

  • プロフィールが更新されたら
  • メールがクリックされたら(Webhook)
  • メールがバウンスとなったら(Webhook)
  • サイト上でアクティブとなったら(Webhook)
  • SMSがクリックされたら(Webhook)
  • SMSが送信されたら(Webhook)
  • SMSを受信したら(Webhook)

Klaviyo APIの利用料金と注意点

KlaviyoのAPIは、無料プランでも有料プランでも利用できます。そのため、フリープランでもAPIを活用して基本的な機能の自動化が可能です。
ただし、利用にあたっては注意点があります。

  • プランごとの利用制限:無料プランでは、管理できるプロファイル数や月間のメール送信数に上限が設けられています。有料プランはプロファイル数に応じて料金が変動し、より多くのメール送信や高度な機能が利用できます。
  • APIのレート制限:KlaviyoのAPIには、アカウントのプランごとに1秒・1分あたりにリクエストできる回数に上限(レート制限)が設定されています。短時間に大量のリクエストを行う自動化を検討している場合は、プランの確認が必要です。
  • 機能制限:一部の高度なAPI機能は、特定の有料プランでのみ利用可能となっています。利用したい機能がご自身のプランに対応しているか、事前に確認することをおすすめします。

※詳細はKlaviyoのサービスサイトをご確認ください。
※2025年07月22日時点の情報です。

実際に連携してみた!

ここではノーコードツールYoomが用意するテンプレートを利用し、Klaviyo APIを使った具体的な連携方法を紹介していきます!
もしまだYoomのアカウントをお持ちでない場合は、こちらの登録フォームからアカウントを発行しておきましょう。

[Yoomとは]

Klaviyo APIとの連携方法

はじめにKlaviyo APIとYoomを連携する方法を紹介します。
まずKlaviyoのマイアプリ登録を行いましょう。

1.Yoom画面左側にある「マイアプリ」→「新規接続」をクリックしてください。

2.アプリ一覧で検索窓にKlaviyoと入力するとアイコンが表示されるので、アイコンをクリックします。

3.以下の画面が表示されたら、ログインしましょう。

4.画面が切り替わったら、内容を確認し「Allow」をクリックします。

これでKlaviyo APIとの連携は完了です。

今回は「Klaviyoでプロフィールが作成されたら、Discordに通知する」という実際のフローボットも作成していきます!
作成の流れは大きく分けて以下です。

  • Discordをマイアプリ連携
  • 該当のテンプレートをコピー
  • Klaviyoのトリガー設定およびDiscordのアクション設定
  • トリガーをONにし、フローが起動するかを確認
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ステップ1:DiscordとYoomの連携

Discordも先程のKlaviyoと同様、マイアプリメニューからアプリを検索しクリックしてください。
アカウント名とアクセストークンを入力し、「追加」をクリックします。

※アクセストークン欄には、こちらの記事を参考にして、Discord Developer Portalから取得したBotトークンを入力してください。

ステップ2:テンプレートをコピーする

ここからいよいよフローを作っていきます!
簡単に設定できるようテンプレートを利用しているので、まずはコピーしましょう。

Yoomにログインし、以下バナーの「試してみる」をクリックしてください。

[[221809]]

以下の画面表示を読んで、「OK」をクリックしましょう。

ステップ3:Klaviyoのトリガーアクション設定

1.いよいよフローの設定に入ります!
まずは、Klaviyoでプロフィールが作成された際に、フローが起動するように設定を行います。
以下の赤枠をクリックしましょう。

2.以下の画面でYoomと連携するアカウントを選択します。
任意のタイトルを入力し、連携するアカウント情報にはマイアプリ登録したアカウントを設定します。
トリガーアクションはテンプレート通りに「プロフィールが作成されたら」のまま「次へ」をクリックして進んでください。

3.トリガーの起動間隔は、用途に合わせてプルダウンより設定してください。
なお、基本的にはそのプランの最短の起動間隔にしてお使いいただくことをおすすめします。

ご契約のプラによって最短の起動間隔が異なります。
※ここで設定した間隔ごとに、Klaviyoでプロフィールが作成されたかを確認し、作成された場合にフローが起動します。

4.Klaviyoでテスト用のプロフィールを作成し、Yoomで「テスト」をクリックしてください。
テストが成功した場合は、アウトプット(取得した値)を取得できます。

実際の設定では、各項目に具体的な値が表示されます。

こちらの値は次の設定に活用するので、取得した内容を確認して保存しましょう。

ステップ4:Discordに通知する設定

1.あっという間に最後の設定項目です!
これまでと同様に以下の赤枠をクリックします。

2.以下の画面でYoomと連携するアカウントを選択します。
先ほどと同様にタイトルと連携するアカウント情報を設定し、アクションは「メッセージを送信」のまま「次へ」をクリックして進んでください。

3.投稿先の「チャンネルID」を入力します。
赤枠の注釈を参考にして、通知したいDiscordのチャンネルを入力しましょう。

4.「メッセージ内容」を枠下の注釈を参考に入力してください。

アウトプット(取得した値)を活用することで、フロー起動ごとに変動するKlaviyoのプロフィール情報をメッセージに反映することができます。
定型的な文章は直接入力することで設定可能です。
今回は以下のように作成しましたが、業務に合わせて内容の設定を行ってみましょう!

5.設定完了後に、「テスト」をクリックします。
テストが成功したら、Discordにメッセージが通知されたことを確認しましょう!

6.確認後、「保存する」をクリックしてください。

ステップ5:トリガーをONに設定して動作確認

最後に「トリガーをON」をクリックしたら、自動化の設定は完了です!
フローボットが正しく起動することを確認しましょう。

以上が、Klaviyo APIの連携方法とそれを活用した実際のフローボット作成方法でした!

Klaviyo APIを活用した自動化の例

今回紹介した事例以外でも、Yoomではさまざまなサービスとの連携が可能で、それぞれに対応したテンプレートが用意されています。
普段お使いのサービスと連携できるテンプレートを活用して、Klaviyoを使った業務フローを自動化しましょう!

Klaviyoをトリガーとして活用するテンプレート

Klaviyoでプロフィールが作成された際に、Microsoft TeamsやGmailに通知することができます。
これにより、顧客の行動をスムーズで把握できるため、素早い顧客対応や顧客エンゲージメントの向上に繋がります。

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さらに、Klaviyoでメールが開封されたら、Google スプレッドシートにレコードを追加することもできます。
手動での転記作業がなくなるため、顧客のアクションの管理を効率化したいときに便利な自動化です。

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Klaviyoをフロー内のアクションとして使うテンプレート

Googleフォームの回答などをもとに、Klaviyoに自動でプロフィールを作成したり、作成したプロフィールをリストに登録したりできます。
これにより、様々な経路から得られる顧客データがKlaviyoに自動で登録されるため、顧客リストを作成する手間を大幅に削減できるはずです。

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また、Stripeと連携して、サブスクリプションを購入した顧客をリストに自動で追加することもできます。
リスト管理の手間が削減することで、効率的なマーケティング活動に繋がります。

[[188187,188199]]

まとめ

KlaviyoのAPI連携を行うことで、<span class="mark-yellow">これまで手作業で行っていた顧客情報の登録や、関連部署への通知・共有といった業務が自動化され、手間の削減やヒューマンエラーの防止に繋がります!</span>また、日々の定型業務から担当者が解放されることで、キャンペーンの企画や分析といった、本来注力すべきコア業務に集中できる環境も整うはずです。

今回ご紹介したような業務自動化は、ノーコード連携ツール「Yoom」を使うことで、プログラミングの知識がない方でも直感的な操作で簡単に実現しやすいです。もしご紹介したKlaviyoの自動化例に少しでも興味を持っていただけたなら、ぜひこちらから無料登録して、Yoomによる業務効率化を体験してみてください!

この記事を書いた人
s.kinjo
インターネットメディアやカスタマーサポート業界で働いてきました。 日ごろから効率化などの合理的な考えを軸に仕事に取り組んでいます。 Yoomを使用して、幅広い業務をスムーズに進めるための記事をお届けします。
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