MisocaとYoomの連携イメージ

【Misoca API】各種アプリとの連携方法から活用事例まで徹底解説。

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アプリ同士の連携方法

2025-08-06

【Misoca API】各種アプリとの連携方法から活用事例まで徹底解説。

n.fukuoka

毎月の請求書発行や見積書作成など、Misocaを使った業務は正確性が求められる一方で、繰り返し発生する定型的な作業でもあります。
これらの業務をすべて手作業で行っていると、入力ミスや送付漏れといったヒューマンエラーのリスクがつきまとうだけでなく、多くの時間を費やしてしまうため、他の重要な業務に着手できないといった課題を感じている方も多いのではないでしょうか。
もしAPIを活用してこれらの作業を自動化できれば、業務は格段に効率化されますが、「API連携にはプログラミング知識が必要」というイメージから、導入をためらってしまうケースは少なくありません。

そこで本記事では、Misoca APIの基本的な知識から、<span class="mark-yellow">プログラミングを一切行うことなく、様々なアプリとMisocaを連携させる具体的な方法</span>までを分かりやすく解説します。
この記事を読めば、請求書や見積書に関連する一連の業務フローを自動化できます。
業務効率が向上すれば、慌ただしさに流されず、戦略的に動ける余裕が生まれます。ぜひ最後までご覧ください!

とにかく早くMisocaのAPIを利用したい方へ

Yoomには<span class="mark-yellow">Misoca APIを使った様々なアクションや、業務フローを自動化するためのテンプレート</span>が用意されています。

今すぐ試したい方はこちらから詳細をチェックしてみてください!

Misoca APIとは

Misoca APIはMisocaと外部アプリ(Google、Microsoft、Salesforce、Notionなど)を繋げてデータの受け渡しを行い、Misocaを使った業務フローを自動化できるインターフェースです。

APIはアプリケーション・プログラミング・インタフェース (Application Programming Interface)の略語です。
インターフェースとは簡単に言うと「何か」と「何か」を「繋ぐもの」で、Misoca APIの場合は「Misoca」と「外部のアプリ」を繋ぐインターフェースを指します。

また、APIでは大きく分けて以下のような指示を出すことができます。

  • 取得:APIを経由して、データを取得することができます。
  • 追加:APIを経由して、データを追加することができます。
  • 更新:APIを経由して、データを更新することができます。
  • 削除:APIを経由して、データを削除することができます。

Misoca APIでできること

Misoca APIでできることをいくつかピックアップしたので、ご覧ください!

気になる自動化例の「試してみる」をクリックしてアカウント登録するだけで、すぐにMisoca APIを使った自動化を体験できます。
登録はたったの30秒で完了するので、ぜひ気軽にお試しください!

1.請求書が作成されたら自動で通知する

Misocaで請求書が作成されたことを検知する機能を活用し、作成完了をトリガー(起点)として様々な業務フローを自動で開始させることができます。
例えば、請求書作成後に経理担当者へチャットで通知したり、管理用のスプレッドシートに情報を記録したりといった一連の流れを完全に自動化し、共有漏れや記録忘れを防ぎます。

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2.取引先を自動で作成する

Misocaの取引先を作成するアクションをフローの中に組み込むことで、顧客管理システム(CRM)などに新しい顧客情報が登録されたタイミングで、自動的にMisocaにも取引先情報を同期させることができます。
これにより、請求書発行の都度、手作業で取引先情報を入力する手間が省け、入力ミスも削減できます。

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3.見積書を自動で作成する

Misocaの見積書作成アクションも、フローの中で活用できる便利な機能です。
例えば、Webサイトに設置した問い合わせフォームから見積依頼が送信された際に、その内容を基にMisocaで見積書を自動で生成し、担当者へ通知するといった連携が可能になり、顧客への迅速なレスポンスを実現します。

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その他にも下記のようなアクションをAPI経由で実行が可能です。

  • 請求書を作成(請求内容をリストで指定)
  • 請求書の郵送指示を実行する
  • 請求書PDFを取得
  • 見積書PDFを取得
  • 見積書をメールで送信
  • 納品書PDFを取得
  • 取引先情報の取得
  • 送り先情報の取得

フローの起点となるアクション(トリガー)

  • 見積書が作成または更新されたら
  • 請求書が更新されたら(請求済みステータスの場合のみ起動)
  • 納品書が新たに作成されたら
  • 納品書が作成または更新されたら

Misoca APIの利用料金と注意点

MisocaのAPIは、フリープランを含むすべての料金プランで無料で利用することが可能です。そのため、まずはフリープランでAPI連携を試してみる、といった使い方もできます。

ただし、APIを実際に利用する際には、いくつか注意すべき点があります。
特に専門知識がないままAPI連携を進めると、予期せぬトラブルにつながる可能性もあるため、以下のポイントを押さえておきましょう。

  • 作成できる書類数の上限: APIの利用自体は無料ですが、Misocaの各プランで定められている月間の請求書作成枚数などの上限は、API経由で作成した場合も同様に適用されます。自動化によって上限を超えてしまわないよう注意が必要です。
  • リクエスト制限:短時間に大量の指示(リクエスト)をAPIに送ると、サーバーへの負荷を避けるために一時的に処理が停止される「レート制限」が発生する場合があります。
  • アクセストークンの有効期限:API連携に必要な「アクセストークン」には24時間の有効期限があります。そのため、連携が途切れないようにトークンを定期的に更新する仕組みを別途構築する必要があります。

※詳細はMisocaのサービスサイトをご確認ください。
※2025年08月5日時点の情報です。

実際に連携してみた!

ここではノーコードツールYoomが用意するテンプレートで、実際の設定方法を通してMisoca APIを使った具体的な連携方法を紹介していきます!
もしまだYoomのアカウントをお持ちでない場合は、こちらの登録フォームからアカウントを発行しておきましょう。

[Yoomとは]

Misoca APIとの連携方法

はじめにMisoca APIとYoomを連携する方法を紹介します。
まだYoomを利用したことがない方は、初めてのYoomをぜひご覧ください。

1.マイアプリをクリックした後、新規接続をクリックします。

2.入力欄からアプリ名で検索できます。入力欄にMisocaと入力するとMisocaのアイコンが表示されます。
今回はMisocaのアイコンをクリックしましょう。

3.ログイン画面が表示されます。
連携したいIDでログインしてください。
ログインが完了すれば、マイアプリ登録は完了です。

マイアプリ登録が成功すると、以下の画面が表示されます。
マイアプリの画面にMisocaのアイコンが表示されているか確認してください。
これで、Misoca APIとの連携は完了です。

今回は「Misocaで請求書が作成されたら、Microsoft Teamsに通知する」という実際のフローボットも作成していきます!

作成の流れは大きく分けて以下です。

  • Microsoft TeamsとYoomの連携
  • テンプレートをコピー
  • Misocaのトリガー設定およびMicrosoft Teamsのアクション設定
  • トリガーをONにし、フローが起動するかを確認

ステップ1:Microsoft TeamsとYoomの連携

Microsoft Teamsも先程のMisocaと同様、マイアプリメニューからアプリを検索しクリックしてください。

「Microsoft 365(旧Office 365)」には、個人向けと法人向け(Microsoft 365 Business)のプランがあります。
法人向けプランを契約していない場合、Yoomとの連携時に認証エラーが発生することがあるので、事前にプラン内容を確認しておいてくださいね。

1.Microsoft 365にログインしたままであれば、素早くマイアプリ登録が完了します。
ログインしていない場合は、以下の画面が出てきます。
連携するアカウントでログインしてください。
詳しいマイアプリ登録の方法については、以下のリンク先を参照してください。
Microsoft365サービス群におけるマイアプリ登録手順と注意事項

ログインできれば、Microsoft Teamsのマイアプリ登録は完了です。

ステップ2:テンプレートをコピー

以下のリンクから「試してみる」をクリックしてください。

[[220498]]

以下の表示が出たら、テンプレートのコピーが成功です。
コピーしたテンプレートはマイプロジェクトに格納されます

ステップ3:Misocaで請求書が新たに作成されたら起動するトリガーの設定

まず、一番上の「請求書が新たに作成されたら」のアイコンをクリックします。

Misocaと連携するアカウント情報はプルダウンから選択します。
トリガーには「請求書が新たに作成されたら」を選びましょう。
入力が終わったら、「次へ」を押して進めてください。

トリガーの起動間隔を設定しましょう。
5分、10分、15分、30分、60分の間隔で起動間隔を選択できます。
プランによって設定できる最短の間隔が異なるので、こちらで事前に確認してくださいね!
迷ったら、選べる中で一番短い時間にしておくのがおすすめです。

次の画面に進んだら、Misocaの画面で請求書を作成してみましょう。
終わったらYoomに戻り、「テスト」をクリックしましょう。

テストが成功すると「テスト成功」の画像が表示され、Misocaから取得した情報を引用できるようになります。
詳しくは以下のリンク先を参照してください。
アウトプットについて
テストが成功したら、「保存する」をクリックするのを忘れないようにしましょう!

ステップ4:Microsoft Teamsに通知する設定

最後に、「チャネルにメッセージを送る」のアイコンをクリックします。

Microsoft Teamsと連携するアカウント情報はプルダウンから選択します。
アクションには「チャネルにメッセージを送る」を選びましょう。
入力が終わったら、「次へ」を押して進めてください。

各項目を設定していきましょう!
※「必須」と書かれた項目は、漏れのないように入力してくださいね。

  • チームID、チャネルID:入力欄をクリックすると以下のように候補が表示されるので、その中から選択しましょう。
    先にチームIDを選ばないと、スペースIDが出てこないので気をつけてくださいね!

  • メッセージ:編集欄をクリックすると、Misocaで取得した情報を引用できます。メッセージ作成の際には活用してくださいね!
    改行したい場合、「<br>」を入力する必要があります。
    請求書IDなど、Misocaから取得した項目を手入力をしてしまうと、同じメッセージが重複してMicrosoft Teamsに通知されてしまうため、取得した値を引用するようにしましょう。

その他の項目は任意ですが、必要なら注釈を見ながら入力してみてくださいね。
設定が終わったらテストをクリックし、成功したら保存しましょう。
テスト後は、Microsoft Teamsの画面でメッセージが投稿されているか確認しておくと、より安心です!

ステップ5:テストと確認

おつかれさまでした!以上で設定はすべて完了です。
設定が終わると、以下のような画面が表示されます。
「トリガーをON」をクリックすると、フローボットが起動します。

以上が、Misocaで請求書が作成されたら、Microsoft Teamsに通知する方法でした!

Misoca APIを活用した自動化の例

今回紹介した事例以外でも、Yoomではさまざまなサービスとの連携が可能で、それぞれに対応したテンプレートが用意されています。
普段使用しているサービスと連携できるテンプレートを活用して、Misocaを使った業務フローを自動化しましょう!

Misocaをトリガーに、通知を自動化する

見積書や請求書が新たに作成されたことをトリガーに、ビジネスチャットツールのチャネルに自動で通知を送信します。
これにより、担当者や関係者への情報共有をタイムリーに行い、確認漏れや対応の遅れを防ぎます。
手動での通知作業をなくし、業務を効率化させましょう。

[[89161,88932]]

Misocaで作成する

特定の入力フォームや、顧客管理ツールに登録された新規情報をトリガーに、Misocaに取引先を自動で作成します。
これにより、手作業による二重入力の手間をなくし、情報の正確性を保ちながら、業務効率を向上させます。
手作業で時間をかけていた作業が自動化されることで、担当者はより重要な業務に集中できる時間を確保できるようになります。

[[1293,217804]]

また、請求書作成のプロセスを自動化し、業務の効率化を実現します。
これにより、手動作業を削減し、エラーのリスクを最小限に抑えます。
複数のアプリケーション間でデータがシームレスに連携することで、業務のスピードと正確性が向上し、時間とコストの削減が可能になるでしょう。

[[126650,175761,175823]]

まとめ

Misoca APIを活用することで、<span class="mark-yellow">これまで手作業で行っていた請求書や見積書の作成、送付、情報共有といった一連の業務を自動化し、大幅な時間削減とヒューマンエラーの防止に繋がります。</span>

これにより担当者は面倒な繰り返し作業から解放され、空いた時間を使って顧客フォローや新しい企画の立案など、本来注力すべきコア業務に集中できる理想的な環境を整えることが可能です。

今回ご紹介したような業務自動化は、ノーコードツール「Yoom」を活用すれば、プログラミングの知識が一切ない方でも、画面をクリックしていく直感的な操作だけで簡単に実現できます。
もしMisocaを使った業務の自動化に少しでも興味を持っていただけたなら、ぜひこちらから無料登録して、Yoomによる業務効率化を体験してみてください!

Yoomを使えば、今回ご紹介したような連携を
プログラミング知識なしで手軽に構築できます。
無料でYoomを試す
この記事を書いた人
n.fukuoka
ツールがどんどん増えていく今の時代、何を使えばいいのか迷ってしまうことも多いですよね。 そんな皆様の仕事が少しでも楽になるよう、わかりやすく役立つ情報をお届けしていきたいと思っています!
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