SansanとSalesforceを連携して、Sansanに名刺情報が登録されたらSalesforceにリード情報として登録する方法

ステップ1：SansanとSalesforceをマイアプリ連携

SansanとSalesforceをYoomに接続するためのマイアプリ登録を行いましょう。
最初にマイアプリ登録を済ませておくと、自動化設定がスムーズに進められます。

1.Yoomページ画面左側のマイアプリをクリックし、「新規接続」を選択します。
右上の検索窓に「Sansan」と入力し、検索結果からSansanを選択します。

2.表示された画面で、アカウント名とアクセストークンを入力し、「追加」をクリックしてください。

3.続いてSalesforceをマイアプリ登録します。
Sansanの登録と同様、Yoomページ画面左側のマイアプリをクリックし、「新規接続」を選択します。
検索窓に「Salesforce」と入力し、検索結果からSalesforceを選択します。
ログイン画面で、ユーザー名とパスワードを入力し、「ログイン」をクリックします。

マイアプリにSansanとSalesforceが表示されていれば、登録完了です。

ステップ2：テンプレートをコピーする

以下のテンプレートページを開き、『このテンプレートを試してみる』をクリックします。

ワークスペースに自動的にテンプレートがコピーされます。次に表示された画面で「OK」をクリックしてください。

ステップ3：フローの起点となるSansanのトリガー設定と、その後のSalesforceのオペレーション設定を行う

1.先ほどの画面で「OK」をクリックして、表示された画面のアプリトリガー「名刺情報が登録されたら」をクリックしてください。
※こちらの画面は、Yoomページ画面左側「マイプロジェクト」のフローボットで表示される、「【コピー】Sansanに名刺情報が登録されたらSalesforceにリード情報として登録する」をクリックすると表示されます。

2.表示された画面で必須項目を入力し、「次へ」をクリックします。

3.表示された画面で、詳細を設定します。「トリガーの起動間隔」を選択してください。
※トリガーは5分、10分、15分、30分、60分の間隔で起動間隔を選択できます。プランによって最短の起動間隔が異なりますので、ご注意ください。

4.選択を終えたら「テスト」を実行し、成功したら「保存する」をクリックします。
※表示されているアウトプットは「この値を他のオペレーションで利用することができます。」と表記があるように、次の設定でも活用できます。

5.次に、データベースを操作する「レコードを追加する」をクリックしてください。
表示された画面で必須項目を入力し、「次へ」をクリックします。

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データベースの連携は、入力欄下の説明に従って、入力してください。

6.詳細設定を行います。
先ほど設定した項目ごとのアウトプットが取得されます。
「追加するレコードの値」の各項目は、入力欄をクリックして表示されるアウトプットから選択し、入力しましょう。

入力を終えたら「テスト」を実行し、成功したら「保存する」をクリックします。

ステップ4：トリガーボタンをONにして、SansanとSalesforceの連携フローの動作確認をする

以下の画面の赤枠部分「トリガーをON」ボタンをクリックすると、フローボットが自動的に起動します。

今回使用したテンプレートは以下の通りです。

その他のSansanとSalesforceを使った自動化例

その他にも、YoomにはSansanとSalesforceを使ったテンプレートがあるため、いくつかご紹介します。

1.Googleフォームに登録された情報をSansanに登録する
Googleフォームに登録された情報をSansanに登録するフローです。このフローを導入すれば、名刺データが多い場合でも、Sansanへのデータ登録がスムーズに行えるため、管理業務の負担を軽減できるでしょう。

2.Sansanで名刺画像が登録されたらGoogle Driveにアップする
Sansanで名刺画像が登録されたらGoogle Driveにアップするフローです。このフローを導入すれば、Sansanで名刺画像が登録されると自動でGoogle Driveにアップロードすることができます。手動によるアップロード作業を効率化できるため、Google Drive上から常に最新の情報を確認することが可能になるでしょう。このフローの後にチャットツールと連携することで、名刺画像のアップロードを任意のメンバーに通知することもできます。

‍3.Google Chatでメッセージが投稿されたらSalesforceに活動履歴を登録する
Google Chatでメッセージが投稿されたらSalesforceに活動履歴を登録するフローです。このフローを導入すれば、メッセージの投稿内容を一元管理することができます。これにより、営業活動の進捗をスピーディーかつ正確に記録することが容易になるでしょう。重要なメッセージがSalesforceに自動的に記録されるため、情報の抜け漏れが防止され、業務効率の向上が期待できます。

SansanとSalesforceの連携メリットと具体例

メリット1：データ入力の時間削減と業務効率向上

Sansanで登録された名刺情報をSalesforceに自動連携することで、営業担当者が手動でデータを入力する手間削減が期待できます。これにより、作業時間が大幅に削減され、営業活動に集中できるでしょう。例えば、展示会で得た大量の名刺情報を即座にSalesforceに取り込むことで、スピーディーなフォローアップが可能となり、ビジネスチャンスを逃さないでしょう。

メリット2：部門間での情報共有強化

名刺情報をSalesforceに集約することで、営業だけでなくマーケティングやカスタマーサポートなどの他部門へのタイムリーな顧客情報の共有に繋がります。例えば、新規リード情報がすぐにマーケティング部門に共有されれば、ターゲットを絞ったスピーディーなキャンペーン展開が期待できます。これにより、組織全体で一貫した顧客対応が可能になるでしょう。

メリット3：ヒューマンエラーの軽減

手動でのデータ入力はミスの原因となりますが、自動連携により正確なデータ管理が実現するでしょう。例えば、名前の入力ミスや連絡先の誤入力を防ぐことで、信頼性の高いデータベースの構築が期待できます。これにより、正確な情報に基づいた意思決定が可能となり、ビジネスの信頼性向上に繋がります。

まとめ

今回は、SansanとSalesforceを連携させ、Sansanに名刺情報が登録されたらSalesforceにリード情報として登録する方法をご紹介しました。SansanとSalesforceの連携により、名刺情報の管理と活用が飛躍的に向上するでしょう。自動化されたデータ連携で業務効率を高め、手作業によるミスを減らし、部門間のスムーズな情報共有にも繋がります。Yoomで自動化を導入するには、特別なスキルや知識は必要ありません。説明に沿って入力をするだけなので、操作も簡単です。
ぜひ本記事を参考に、SansanとSalesforceの連携を試してみてください。
連携によるメリットを活かして、営業プロセスを最適化し、さらなるビジネス成長を目指しましょう！