ShopifyとGoogle スプレッドシートの連携イメージ
アプリ同士の連携方法

2025/03/21

【簡単設定】ShopifyのデータをGoogle スプレッドシートに自動的に連携する方法

m.wadazumi

ShopifyとGoogleスプレッドシートを併用していると、両ツールに同じデータを入力することになりますよね。この場合、データの2重登録、2重管理の手間がかかると言えます。
また、忙しい場合は片方にのみにデータを入力し、もう片方のツールを後回しにした結果、データの整合性がとれず修正に余計な時間を割いてしまったという経験はありませんか?

<span class="mark-yellow">このような場合のおすすめしたいのがShopifyとGoogle スプレッドシートのデータ連携です!</span>連携をすることでデータ同期が自動化されるため、商品情報や顧客情報の管理の効率化が期待できます。

この記事では、ShopifyとGoogle スプレッドシートを連携してできることや、具体的な連携フローの作成方法をわかりやすく解説します。
ぜひ、この記事を参考にして、ShopifyとGoogle スプレッドシートの連携を試してみてください!

とにかく早く試したい方へ

Yoomを利用することで、ノーコードで簡単にShopifyとGoogle スプレッドシートの連携が可能です。

YoomにはあらかじめShopifyとGoogle スプレッドシートを連携するためのテンプレートが用意されているため、APIの知識が無くても、登録するだけで今すぐ連携が実現できます。

ShopifyとGoogle スプレッドシートを連携してできること

ShopifyとGoogle スプレッドシートのAPIを連携すれば、ShopifyのデータをGoogle スプレッドシートに自動的に連携することが可能です!
たとえば、下記のようなデータ連携を人の手を介さず、自動的に実施することができます。

気になる自動化例の「試してみる」をクリックしてアカウント登録するだけで、すぐにShopifyとGoogle スプレッドシートの連携を実際に体験できます。
登録はたったの30秒で完了するので、ぜひ気軽にお試しください!

Shopifyの注文ステータスがキャンセルになったらGoogle スプレッドシートも更新する

Shopifyの注文ステータスがキャンセルになったら、Google スプレッドシートを更新できるため、更新漏れを防止できます。
キャンセルデータをGoogle スプレッドシートに記録したい方におすすめのフローです。

Shopifyに注文があったら、Google スプレッドシートにレコードを追加する

Shopifyの注文情報をGoogle スプレッドシートに追加できるため、管理が容易になるでしょう。
注文情報を一元管理したい方におすすめのフローです。

ShopifyとGoogle スプレッドシートの連携フローを作ってみよう

それでは、さっそくShopifyとGoogle スプレッドシートを連携したフローを作成してみましょう!
今回はYoomを使用して、ノーコードでShopifyとGoogle スプレッドシートの連携を進めていきますので、まだYoomのアカウントをお持ちでない場合は、こちらの登録フォームからアカウントを発行しておきましょう。

[Yoomとは]

今回はShopifyの注文ステータスがキャンセルになったらGoogle スプレッドシートも更新するフローボットを作成していきます!
作成の流れは大きく分けて以下です。

  • ShopifyとGoogle スプレッドシートをマイアプリ登録
  • テンプレートをコピー
  • フローの起点となるShopifyのトリガー設定とその後に続くGoogle スプレッドシートのアクション設定
  • トリガーボタンをONにして、フローボットを起動

ステップ1:ShopifyとGoogle スプレッドシートをマイアプリ登録

ShopifyとGoogle スプレッドシートをYoomに接続するマイアプリ登録を最初に行います。
マイアプリ登録を事前に済ませておくと、自動化設定が進めやすくなります。

それでは設定を行いましょう!
Yoom画面左側にある「マイアプリ」→「新規接続」をクリックしてください。

Shopifyの連携方法

アプリ一覧が表示されるので、そこからShopifyを探すか、検索機能を活用しましょう。
以下の画面が表示されたら、赤枠内の設定を行ってください。
Shopifyのマイアプリ登録の方法は、こちらです。

Shopifyの画面から、「クライアントID」と「クライアントシークレット」を確認しましょう。

Google スプレッドシートの連携方法

Google スプレッドシートのマイアプリ登録を行う前に、事前に更新したい項目の項目名を設定しましょう。
今回は、「商談ID」でShopifyとGoogle スプレッドシートの照合を行うため、あらかじめ「商談ID」のみ設定しておきます。

先ほどと同様に、一覧からGoogle スプレッドシートを探すか、検索機能を活用してください。
以下の画面が表示されるので、Google スプレッドシートにログインしましょう。

以下の画面が表示されるので、アカウントに間違いがないか確認し、「続行」をクリックします。

自身のマイアプリ欄に、ShopifyとGoogle スプレッドシートが表示されていれば登録は完了しています。

ステップ2:テンプレートをコピー

それでは自動化の設定を行っていきましょう!
Yoomにログインして、以下のバナーにある「試してみる」をクリックしてください。

自動的にテンプレートがコピーされ、以下の画面が表示されます。
テンプレートはマイプロジェクトというプロジェクトに自動的に格納されるので、確認したい場合はそこから確認してください。
以下の画面表示を読んで、「OK」をクリックしましょう。

以下の画面が表示されたら、「タイトル」を確認してください。
使いやすいようにタイトルを変更することも可能です。
最初に、Shopifyの注文ステータスがキャンセルになったらフローボットを起動する設定を行うため、「注文情報が更新されたら(Webhook)」をクリックします。

ステップ3:フローの起点となるShopifyのトリガーを設定

以下の画面が表示されるので、設定を確認します。
問題なければ、「次へ」をクリックしましょう。

※Shopifyは、チームプラン・サクセスプランをご利用の方向けのアプリです。
フリープランやミニプランで使うと、フローボットのオペレーションやデータコネクトがエラーになってしまうのでご注意ください。
有料プラン(チームプラン・サクセスプラン)には2週間の無料トライアルがあります。
トライアル期間中なら、普段は制限されているShopifyも問題なくお試しいただけます
ぜひこの機会にいろいろと体験してみてくださいね。

以下の画面が表示されたら、赤枠内をクリックしてWebhook URLをコピーします。

Shopifyの画面に移動し、上記の注意事項に従って設定を行いましょう。

そのままテスト用に注文情報を作成し、注文をキャンセルしておきましょう。
あらかじめGoogle スプレッドシートに入力していた商品IDをメモ欄に記載してください。
今回は以下のように設定しましたが、設定内容は任意です。
設定が完了したらYoom画面に戻り、「テスト」をクリックします。

テストが成功すると、以下のように「テスト成功」と表示されます。

その下に「アウトプット」が表示されます。
アウトプットはこの後の設定で活用するので、間違いがないか確認してください。
確認できたら、「保存する」をクリックしましょう。

ステップ4:テキストからデータを抽出する設定

続いて、Shopifyからデータを抽出する設定を行うため、「テキストからデータを抽出する」をクリックします。

以下の画面が表示されるので、設定を確認してください。
問題なければ、「次へ」をクリックしましょう。

以下の注意事項を確認してください。

今回はこのようにメモを設定し、あらかじめ入力していたGoogle スプレッドシートと照合を行うためのID等を抽出しています。
Shopifyのアウトプットから「メモ」を選択しましょう。
アウトプットは赤枠内の矢印をクリックすると表示されます。

スクロールし、「抽出したい項目」を設定してください。
今回は商談IDを抽出するので、以下のように設定しました。
設定が完了したら、「テスト」をクリックします。

テストが成功すると「テスト成功」と表示されるので、「保存する」をクリックしましょう。

ステップ5:Google スプレッドシートにレコードを更新する設定

続いて、レコードを更新する設定を行うため、「レコードを更新する」をクリックしてください。

以下の画面が表示されるので、設定を確認します。

スクロールし、「スプレッドシートID」を候補から選択しましょう。
候補は枠内をクリックすると表示されます。

次に、「スプレッドシートのタブ名」を候補から選択してください。
設定できたら、「次へ」をクリックしましょう。

以下の画面が表示されたら、「更新したいレコードの条件」を設定してください。
今回は、あらかじめ入力していた「商談ID」でShopifyとGoogle スプレッドシートの照合を行うため、以下のように設定しました。

スクロールし、「更新後のレコードの値」を設定してください。
こちらにはGoogle スプレッドシートに入力した項目名が表示されます。
商談IDはすでに入力されているので、それ以外の項目をShopifyのアウトプットを活用して設定を行いましょう。

全ての項目の設定が完了したら、以下のように表示されます。
設定が完了したら、「テスト」をクリックしてください。

「テスト成功」と表示されたら、「保存する」をクリックしましょう。

Google スプレッドシートの画面に移動すると、値が更新されているはずです!

ステップ6:トリガーボタンをONにして、フローボットを起動

こちらで全ての項目の設定が完了しました!
以下の画面が表示されるので、「トリガーをON」をクリックしたら、自動化の設定は完了します。
設定したフローボットが正常に起動するかチェックしてみましょう!

こちらがShopifyの注文ステータスがキャンセルになったらGoogle スプレッドシートも更新するフローでした。

Google スプレッドシートのデータをShopifyに連携したい場合

先ほどはShopifyからGoogle スプレッドシートへデータを連携する方法をご紹介しましたが、反対にGoogle スプレッドシートからShopifyへのデータ連携を実施したい場合は、下記のテンプレートをご利用ください。

Google スプレッドシートで行が更新されたらShopifyの商品情報も更新する

今回ご紹介したテンプレートとは反対に、Google スプレッドシートの更新情報を基にShopifyの商品情報を自動更新できます。
更新の手間を省きたい方におすすめのフローです。

Googleスプレッドシートで行が更新されたらShopifyの顧客情報も更新する

Google スプレッドシートで更新した顧客情報をShopifyに更新することも可能です。
正確に顧客情報を更新したい方におすすめのフローです。

‍ShopifyやGoogle スプレッドシートのAPIを使ったその他の自動化例

ShopifyやGoogle スプレッドシートのAPIを使用してさまざまな業務を自動化することが可能です。​
もし気になるものがあればぜひこちらも試してみてください!

Shopifyを使った自動化例

Shopifyの顧客情報や商品情報が作成・更新された際に、通知やデータベースへの追加が可能です。
データベースに追加した商品情報をShopifyに自動追加することもできます。

Google スプレッドシートを使った自動化例

Google スプレッドシートのデータが追加された際に、通知したり、予定を追加したりできます。
オンライン会議が終了したら、自動的に要約し、Google スプレッドシートに追加可能です。

終わりに

ShopifyとGoogle スプレッドシートのデータ連携方法をご紹介しました!手作業での転記作業が不要になることで作業負担が軽減されることがお分かりいただけたかと思います。
これにより、商品登録や顧客登録などの登録が素早く完結するため、今まで以上に作業がしやすくなる可能性が高まるでしょう。他の業務に集中できる時間も確保できそうですね!

なお、Yoomを活用した自動化は、今回紹介したように<span class="mark-yellow">プログラミング不要で誰でも簡単に設定できるというメリットがあります。</span>
「導入を検討したい!」「実際に操作してみたい!」という方は、こちらから無料アカウントを作成してみてください。

登録はたったの30秒で完了するので、業務の間にササッと登録できちゃいます!
日々の業務効率化のために、自社に合った業務フローを実現しましょう!

この記事を書いた人
m.wadazumi
児童福祉の仕事からライターとして活動し、現在はYoomでブログを執筆中です。 Yoomでできる業務効率化に驚きつつ、みなさんにもその感動を共有して社会貢献したいと考えています。 プログラミング知識ゼロの私でもできるアプリ連携や自動化をお伝えしていきます。
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