2024/11/01
アプリ同士の連携方法

Stripeで支払いが行われたらTelegramに自動で通知する方法

n.fukuoka
StripeとTelegramの連携イメージ

目次

Stripeはオンライン決済を迅速かつ安全に実行できる、信頼性と利便性に優れた決済プラットフォームです。
しかし、Stripeでの支払い処理を都度手作業で行うと、業務のスピード感が損なわれる恐れがあります。
StripeとTelegramを連携させることで、どのような利点があるのか。本記事では、そのメリットと自動化設定の手順を説明します。

本記事はこんな方におすすめ

今回の紹介する内容は以下のような方々におすすめです!

・StripeとTelegramをそれぞれ活用している方
・Stripeを使って顧客からの支払いを管理しているが、確認作業に時間を取られている方
・StripeとTelegramを連携させて、業務全体の効率化を図りたい方

StripeとTelegramの連携のメリットと具体例

メリット1: 支払い完了の素早い確認が可能に

Stripeでの支払いが発生すると、Telegramに通知が送られるため、支払い状況を素早く確認できます。少人数で運営するビジネスや、短期間で売上確認が求められる場面において、支払い確認の遅延が原因となる対応ミスを減らす助けとなるかもしれません。
例えば、地方のイベント企画会社が週末に開催するワークショップでは、参加者の支払いが完了した時点で経理担当者や現場担当者に通知が届くことで、参加者リストの更新を素早く行えます。
これにより、イベント運営チームが参加者へフォローアップメールを速やかに送信できるようになり、案内や質問対応がスムーズになる可能性があります。
結果として、イベント参加者の体験向上や、運営のスムーズな進行に一役買うでしょう。

メリット2: 顧客対応の迅速化が図れる

Stripeでの支払い完了後、Telegramへ通知が送信される仕組みを取り入れることで、より素早い顧客対応が可能になる可能性があります。
支払いが確認されたタイミングで、担当者に通知が届くため、商品発送やサービス提供に必要な手続きがスムーズに進むことが期待できます。
例えば、オンラインショップを運営している企業では、顧客が商品を購入した際に、カスタマーサポートチームや倉庫担当者へ迅速に支払い通知が届きます。この通知により、倉庫担当者は商品のピッキングや梱包に早く取りかかりやすくなり、カスタマーサポートチームも発送予定日やトラッキング番号を案内しやすくなります。
プロセス全体の効率化を図ることで、顧客にスムーズな取引体験を提供し、顧客満足度の向上にもつながる可能性があります。

メリット3: オペレーションコストの削減に寄与

StripeとTelegramの連携により、支払い確認のプロセスが自動化され、オペレーションコストの削減が期待できます。
従来は入金確認ごとに経理チームが手動で対応していましたが、自動化により確認作業の負担が軽減される可能性があります。
例えば、サブスクリプションサービスを提供するIT企業では、顧客の定期支払いが毎月発生するたびに経理チームが確認を行っていましたが、StripeとTelegramが連携することで、支払い完了時に通知が送られるようになり、確認作業が効率化されると見込まれます。
さらに、この自動通知により、経理担当者は他の会計業務に集中しやすくなり、業務全体の効率が高まる可能性があります。

本記事ではYoomを使って連携を進めていきます。
まだ利用したことがない方は、初めてのYoomをぜひご覧ください。

[Yoomとは]

StripeとTelegramの連携フローの作り方

今回は、【Stripeで支払いが行われたらTelegramに通知する】というフローを作成します。
このテンプレートを活用すれば、Stripeの支払いが完了すると自動でTelegramに通知され、情報共有がよりスムーズに行えます。

連携フローは大きく分けて以下のプロセスで作成していきます。

・StripeとTelegramをマイアプリ登録
・Stripeで支払いが正常に完了したら起動するトリガーの設定
・Telegramでメッセージを送信する設定
・テストと確認

ステップ1:StripeとTelegramとのマイアプリ連携

まず、Yoomのアカウントにログインします。
アカウントをお持ちでない場合は、まずYoomのアカウント発行ページにてアカウントを作成してください。

1.ログインしたら、マイアプリをクリックした後、新規接続をクリックします。

2.入力欄からアプリ名で検索できます。
今回はStripeとTelegramをそれぞれ検索して、登録してください。

3.登録が完了すると、「マイアプリを登録しました」という表示がでます。
StripeとTelegramのアイコンが表示されますので、確認してください。

また、StripeとTelegramのマイアプリ登録につきましては、以下のリンク先を参照してください。
Stripeのマイアプリ登録方法

なお、Stripeはチームプラン・サクセスプランでのみご利用いただけるアプリとなっております。フリープラン・ミニプランの場合は設定しているフローボットのオペレーションやデータコネクトはエラーとなりますので、ご注意ください。
チームプランやサクセスプランなどの一部有料プランは、2週間の無料トライアルを行うことが可能です。無料トライアル中には制限対象のアプリを使用することができます。

その他、Yoomについての詳しい情報は、Yoomヘルプセンターをご確認ください。

テンプレートの選択と格納場所の準備

以下のリンクから「試してみる」をクリックしてください。

以下の表示が出たら、テンプレートのコピーが成功です。

ステップ2:Stripeで支払いが正常に完了したら起動するトリガー設定

1.まず、一番上の「支払いが正常に完了したら」をクリックします。

2.タイトルは自由に設定してください。
Stripeと連携するアカウント情報を入力します。
トリガーは、「支払いが正常に完了したら」を選択します。
入力が終わったら、「次へ」をクリックします。

3.「テスト」→「次へ」の順番でクリックしていきます。
テストの際にエラーが出なければ、保存してください。

4.テストをクリックした後、問題がなければ保存してください。

ステップ3:Telegramでメッセージを送信する設定

1.フローに戻ります。次は、「メッセージを送信」のアイコンをクリックします。

2.Telegramと連携するアカウント情報を入力します。
アクションは、「メッセージを送信」を選択します。
入力が終わったら、「次へ」をクリックします。

3.チャットIDとメッセージ内容を設定してください。
メッセージ内容の入力欄をクリックすると、先ほど取得したアウトプットが表示されるので、適宜活用してください。
入力したらテストをクリックし、問題がなければ保存してください。

4.これで、【Stripeで支払いが行われたらTelegramに通知する】というフローが完成しました。

ステップ4:テストと確認

設定が完了すると、以下のような画面が表示されます。
「トリガーをON」ボタンをクリックすると、フローボットが起動します。

Yoomのテンプレートを使えば、ノーコードでスムーズに設定を進められます。
以下のリンクから、この便利なフローをお試しください。

Stripeを使ったその他の自動化例

他にもStripeを使った自動化の例がYoomにはたくさんあるので、いくつか紹介します。

1.Stripeで支払いが行われたらOutlookでサンクスメールを送信するフローです。
このフローを活用すれば、Stripeで支払いが発生すると、Outlookから自動的にサンクスメールが送信されます。
これにより、手動でのメール作業が不要になり、業務効率化と顧客対応のスピードアップが期待できます。

2.Google スプレッドシートで行が追加されたらStripeに顧客情報を登録するフローです。
このフローを活用すれば、Google スプレッドシートで行が追加された際に、Stripeにも自動で登録されます。
手作業での転記が不要になるため、他の重要なタスクに時間を使えるようになります。

3.Stripeでサブスクリプション情報が変更されたらスプレッドシートに情報を格納するフローです
このテンプレートを活用すれば、Stripeでサブスクリプション情報が変更された際にその更新内容が自動で取得され、Google スプレッドシートへ格納されます。

まとめ

StripeとTelegramを連携することで、TelegramにStripeでの支払完了を自動で通知することができるようになりました。
これにより、手作業による確認を待たずに支払い情報が共有でき、支払い完了後の業務にもスムーズに移行できるようになります。
Yoomを使えば、自動化の導入が手軽に行えます。専門的なスキルや知識がなくても、ガイドに沿った入力作業だけで簡単に利用できます。
日常的に利用しているアプリを連携させると、業務の効率化が目指せます。
Yoomのテンプレートを使用して、より良い業務環境を目指してみましょう。

この記事を書いた人
n.fukuoka
ツールがどんどん増えていく今の時代、何を使えばいいのか迷ってしまうことも多いですよね。 そんな皆様の仕事が少しでも楽になるよう、わかりやすく役立つ情報をお届けしていきたいと思っています!
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