「Zoomミーティングが急にキャンセルになったけど、関係者への連絡を忘れてしまった…」
「毎回手動でキャンセル通知を送るのは、地味に手間がかかって面倒…」
このように、Zoomミーティングのキャンセルに関する連絡業務で手間やミスに悩んでいませんか?
もしZoomでミーティングがキャンセルされた際に関係者へ自動で通知が飛ぶ仕組みがあれば、こうした連絡業務の負担から解放されますね。
その結果、スケジュールの再調整といったより優先度の高い業務に集中する時間を確保できます!
今回ご紹介する自動化フローは、ノーコードで簡単に設定できる方法を使います。手間や時間もかからないので、ぜひ導入して作業をもっと楽にしましょう!
とにかく早く試したい方へ
YoomにはZoomミーティングのキャンセルを検知する業務フロー自動化のテンプレートが用意されています。
「まずは試してみたい!」という方は、以下のバナーをクリックしてすぐに自動化を体験してみましょう!
Zoomのミーティングが削除されたら、Slackにキャンセル通知を送信する
試してみる
ZoomミーティングのキャンセルをSlackに自動通知するフローを作ってみよう
それではここから代表的な例として、Zoomのミーティングが削除されたら、Slackにキャンセル通知を送信するフローを解説していきます!
ここではYoomを使用してノーコードで設定していくので、もしまだYoomのアカウントをお持ちでない場合は、こちらの登録フォームからアカウントを発行しておきましょう。
※今回連携するアプリの公式サイト:Zoom/Slack
[Yoomとは]
フローの作成方法
今回は大きく分けて以下のプロセスで作成します。
- ZoomとSlackのマイアプリ連携
- テンプレートをコピー
- Zoomのトリガー設定とSlackのアクション設定
- フローをONにし、動作を確認
Zoomのミーティングが削除されたら、Slackにキャンセル通知を送信する
試してみる
ステップ1:ZoomとSlackのマイアプリ連携
ここではYoomとそれぞれのアプリを連携して、操作を行えるようにしていきます。
ZoomとYoomのマイアプリ登録
以下の手順をご参照ください。
※Authentication(権限系)のエラーが起こった場合は、マイアプリ連携の動作に不備があることが多いです。特にScopeの選択ミスが多く見られるため注意しましょう。
Zoom(OAuth)のマイアプリ登録方法も併せてご確認ください。
SlackとYoomのマイアプリ登録
以下の手順をご参照ください。Slackのマイアプリ登録方法も併せて確認しておきましょう。
ステップ2:テンプレートをコピー
Yoomにログインし、以下バナーの「試してみる」をクリックしましょう。
Zoomのミーティングが削除されたら、Slackにキャンセル通知を送信する
試してみる
「テンプレートがコピーされました」と表示されるので「OK」をクリックします。
ステップ3:Zoomのトリガー設定
「ミーティングが削除されたら(Webhook)」をクリック。
タイトルと連携するアカウント情報を任意で設定し、アクションはテンプレート通りに「ミーティングが削除されたら(Webhook)」のまま「次へ」をクリックします。
まずZoomのWebhook登録方法を参考に、Zoomの設定画面でWebhookイベント受信設定をしてください。
※Webhookはアプリ内で作成する必要がありますので注意しましょう。
次にテスト用のミーティングを作成し、削除してください。
ここまで完了したらYoomの設定画面に戻り、ホストIDを入力してテストしましょう。
成功したら保存してください。ここで取得した値を次以降のステップで活用します。
※取得した値とは?
トリガーやオペレーション設定時に「テスト」を実行して取得した値のことです。
後続のオペレーション設定時の値として利用でき、フローボットを起動する度に変動した値となります。
ステップ4:Slackのアクション設定
先ほど取得した、削除済みミーティング情報をSlackで通知します。
「チャンネルにメッセージを送る」をクリックしましょう。
ステップ3と同様、アクションは「チャンネルにメッセージを送る」のまま「次へ」をクリック。
まずSlackチャンネルにYoomアプリをインストールする方法を参考に該当チャンネルの「インテグレーション」からYoomを追加してください。
次に投稿先のチャンネルIDを候補から選択しましょう。
メッセージは予め設定されていますが、Zoomから取得した値などの変数や固定のテキストを組み合わせて自由にカスタマイズできます。
※メンションも可能です。Slackでメンション付きのメッセージを送る
設定が完了したらテストしましょう。
※「テスト」をクリックすると、設定したチャンネルにメッセージが投稿されます。テストの際はテスト用のチャンネルに投稿したり、事前にメンバーに通知しておくなどがおすすめです。
テストが成功したら保存してください。
Zoomの削除済みミーティング情報がSlackに届きました!
ステップ5:トリガーをONにして起動準備完了
最後に「トリガーをON」をクリックしたら、自動化の設定は完了です。
正しくフローボットが起動するか確認しましょう。
以上が、Zoomのミーティングが削除されたら、Slackにキャンセル通知を送信する方法でした!
Zoomを使った自動化例
Yoomでは、Zoomに関しての様々な業務効率化テンプレートを提供しています。
業務工程を自動化することで業務の効率化と人的ミスの削減が可能です。ご自身の業務に合わせて、これらのテンプレートもぜひ活用してみてくださいね!
Googleスプレッドシートで行が追加されたらZoomでミーティングを作成する
試してみる
Googleスプレッドシートで行が追加されたらZoomでミーティングを作成するフローです。
Web会議を開始すると自動で文字起こしし、Zoomの会議内容を要約してGmailで送信する
試してみる
Salesforceから会議相手を選択してZoomの会議URLを作成する
試してみる
Salesforceから会議相手を選択してZoomの会議URLを作成するフローです。
Zoomでミーティングが終了したら、ChatworkにレコーディングURLを通知
試してみる
Zoomでミーティングが終了したら、Chatworkの任意の送付先にミーティングのレコーディングURLを通知するフローです。
Zoomでミーティングが終了したら会議の文字起こしデータをNotionに保存する
試してみる
Zoomでミーティングが終了したら、自動的に会議内容を自動で文字起こしし、文字起こしの結果をNotionに保存します。
Zoomでミーティングが終了したら会議の文字起こし・要約をしてBacklogに追加する
試してみる
Zoomでミーティングが終了したら、自動的に会議内容を自動で文字起こしと要約を行い、文字起こしの結果をBacklogに追加するフローです。
YoomデータベースからZoomの会議URLを発行しGoogleカレンダーに追加
試してみる
Yoomデータベースで指定したレコード情報でZoomの会議URLを発行しGoogleカレンダーに追加します
Zoomでミーティングが作成されたら、Outlookで自分のカレンダーにイベントを登録する
試してみる
Zoho Mailで申込メールを受信したら、Zoomでウェビナーに登録者を追加する
試してみる
■概要
ウェビナーの開催は効果的なマーケティング手法ですが、申し込みがあるたびに手動でZoomに登録者を追加する作業は手間がかかるのではないでしょうか。特に件数が増えると、入力ミスや登録漏れのリスクも高まります。このワークフローを活用すれば、Zoho Mailで申込メールを受信した際に、自動でZoomウェビナーへ登録者を追加する業務の自動化を実現し、こうした課題をスムーズに解消できます。
■このテンプレートをおすすめする方
・Zoho MailとZoomを活用し、手作業でウェビナーの申込管理を行っている方
・ウェビナー申込時の登録作業を自動化し、ヒューマンエラーをなくしたいと考えている方
・ウェビナーの自動化を推進し、より効率的なウェビナー運営を実現したい方
■注意事項
・Zoom、Zoho MailのそれぞれとYoomを連携してください。
・トリガーは5分、10分、15分、30分、60分の間隔で起動間隔を選択できます。
・プランによって最短の起動間隔が異なりますので、ご注意ください。
Zoomで特定条件のミーティングが作成されたら、GitLabにイシューを作成する
試してみる
■概要
Zoomでのミーティング設定後、その内容をGitLabのイシューとして手動で作成する作業に手間を感じていませんか。特に開発関連の打ち合わせなど、特定のミーティング情報だけをGitLabに転記する作業は、時間がかかるだけでなく抜け漏れの原因にもなり得ます。このワークフローを活用すれば、ZoomとGitLabの連携がスムーズになり、特定条件のミーティングが作成された際に、自動でイシューを作成することが可能です。
■このテンプレートをおすすめする方
・Zoomでの会議設定後、手作業でGitLabにイシューを起票している開発担当者の方
・GitLabとZoomを連携させ、プロジェクトのタスク管理を効率化したいマネージャーの方
・定型的なタスク作成業務を自動化し、本来のコア業務に集中したいと考えている方
■注意事項
・Zoom、GitLabのそれぞれとYoomを連携してください。
・分岐はミニプラン以上のプランでご利用いただける機能(オペレーション)となっております。フリープランの場合は設定しているフローボットのオペレーションはエラーとなりますので、ご注意ください。
・ミニプランなどの有料プランは、2週間の無料トライアルを行うことが可能です。無料トライアル中には制限対象のアプリや機能(オペレーション)を使用することができます。
まとめ
Zoomミーティングのキャンセル通知を自動化することで、これまで手作業で行っていた関係者への連絡業務の手間を削減し、ヒューマンエラーによる情報伝達の漏れを防ぐことができます。これにより急なスケジュール変更にも素早く対応でき、空いた時間でリスケジュール調整などのコア業務に集中できる環境が整います!
今回ご紹介したような業務自動化を実現できるノーコードツールYoomを使えば、プログラミングの知識がない方でも直感的な操作で簡単に業務フローを構築できます。もし自動化に少しでも興味を持っていただけたなら、ぜひYoom会員登録フォームから無料登録してYoomによる業務効率化を体験してみてください!
よくあるご質問
Q:ミーティングが作成された際も通知できますか?
A:
可能です。連携アカウントとアクションを選択する画面で「ミーティングが作成されたら(Webhook)」に変更してください。
Q:特定のミーティングのキャンセルだけ通知できますか?
A:
分岐設定を追加することで可能です。例えば「ミーティングトピックが緊急(特定の文字列)という値を含む場合」などと設定することで、特定のキーワードが含まれたミーティングのみを通知対象とすることができます。
※「分岐する」オペレーションは、ミニプラン以上でご利用いただけます。フリープランで利用するとエラーになってしまうのでご注意ください。
※ミニプランなどの有料プランは2週間の無料トライアルが可能です。無料トライアル中なら、普段制限されているアプリや機能も自由にお試しいただけますので、ぜひ活用してみましょう!
Q:Slack以外のツールにも通知できますか?
A:
可能です。Slackのアクションを削除し、代わりにDiscordやMicrosoft Teamsなど普段お使いのツールを追加して設定してください。