Outlookで採用候補者の情報を受信したら、AIで面接の質問案を生成してDiscordに通知する

■概要

採用活動において、Outlookで候補者からの応募メールを受け取るたびに、面接の質問を考え、関係者にDiscordで共有する作業は、時間と手間がかかるのではないでしょうか？
特に応募者が多い場合、この繰り返し作業は大きな負担となりがちです。
このワークフローを活用すれば、Outlookでのメール受信をトリガーに、AIが自動で面接の質問案を生成し、指定したDiscordチャンネルへ通知するため、採用プロセスの効率化を実現できます。

■このテンプレートをおすすめする方

• Outlookで受信する採用候補者の情報をもとに、Discordで連携している採用担当者の方
• AIを活用して面接の質問作成を効率化し、より戦略的な業務に集中したい人事担当者の方
• 採用候補者への対応速度を上げ、選考プロセスをスムーズに進めたいと考えている方

■このテンプレートを使うメリット

• Outlookでのメール受信からDiscordへの通知までの一連の作業が自動化されるため、手作業による情報共有や質問作成の時間を削減できます。
• AIが面接の質問案を生成するため、質問の質のばらつきを防ぎ、手作業による通知漏れや誤送信といったヒューマンエラーのリスクを軽減します。

■フローボットの流れ

1. はじめに、OutlookとDiscordをYoomと連携します。
2. 次に、トリガーでOutlookを選択し、「メールを受信したら」というアクションを設定します。これにより、特定の条件に合致するメールを受信した際にフローが起動します。
3. 次に、オペレーションでYoomの「テキスト生成機能」を選択し、「テキストを生成する」アクションを設定します。ここで、受信したメール内容などをもとにAIが面接の質問案を生成するように設定します。
4. 最後に、オペレーションでDiscordを選択し、「メッセージを送信」アクションを設定します。ここで、生成された面接の質問案を指定したチャンネルに通知するように設定します。

※「トリガー」：フロー起動のきっかけとなるアクション、「オペレーション」：トリガー起動後、フロー内で処理を行うアクション

■このワークフローのカスタムポイント

• Outlookの「メールを受信したら」トリガーでは、特定の採用関連メールのみを対象とするために、受信するメールフォルダIDを任意で設定してください。
• 「テキスト生成機能」では、生成する質問案の文字数制限、AIへの指示（プロンプト）内容、出力したい言語（日本語、英語など）を任意で設定できます。候補者の職種や経験に合わせたプロンプト調整が可能です。
• Discordの「メッセージを送信」アクションでは、通知先のチャンネルIDや、送信するメッセージの具体的な内容（質問案の前に固定文言を追加するなど）を任意で設定してください。

■注意事項

• Outlook、DiscordのそれぞれとYoomを連携してください。
• トリガーは5分、10分、15分、30分、60分の間隔で起動間隔を選択できます。
• プランによって最短の起動間隔が異なりますので、ご注意ください。
• Microsoft365（旧Office365）には、家庭向けプランと一般法人向けプラン（Microsoft365 Business）があり、一般法人向けプランに加入していない場合には認証に失敗する可能性があります。