■概要
日々の業務でGmailに届く大量のメールの中から、サイバー攻撃に関する情報を見つけ出して関係者に周知するのは手間のかかる作業ではないでしょうか。
特にセキュリティインシデントへの対応はスピードが求められるため、手作業では対応の遅れや情報共有の漏れが発生しかねません。
このワークフローを活用すれば、Gmailで特定のメールを受信した際に、AIが自動でサイバー攻撃対策案を生成します。
さらに、Discordで関係者に対策案を自動で通知するため、セキュリティ施策の迅速化につながります。
■このテンプレートをおすすめする方
- Gmailでセキュリティ関連情報を受け取り、迅速な対応と情報共有が求められる情報システム担当者の方
- AIを活用してサイバー攻撃の脅威分析や対策立案を効率化したい方
- 手作業による情報伝達や対策指示のプロセスを自動化し、チームの対応速度を向上させたい方
■このテンプレートを使うメリット
- Gmailで受信した情報に基づきAIが対策案を生成しDiscordへ通知するまでを自動化するため、初動対応にかかる時間を短縮し、迅速な意思決定を支援します。
- 手作業による情報の見落としや伝達ミス、対策指示の遅延といったヒューマンエラーのリスクを軽減し、セキュリティ対応の質向上に貢献します。
■フローボットの流れ
- はじめに、GmailとDiscordをYoomと連携します。
- 次に、トリガーでGmailの「特定のキーワードに一致するメールを受信したら」というアクションを設定し、検知したいキーワードや条件を指定します。
- 続いて、AI機能「テキストを生成する」アクションを選択し、Gmailで受信したメール内容を基にサイバー攻撃対策案を生成するよう指示します。
- 最後に、Discordの「メッセージを送信」アクションを設定し、AIが生成した対策案を指定したチャンネルやユーザーに通知します。
※「トリガー」：フロー起動のきっかけとなるアクション、「オペレーション」：トリガー起動後、フロー内で処理を行うアクション
■このワークフローのカスタムポイント
- 「テキストを生成する」際、Gmailで受信したメールの件名や本文などの情報を変数としてプロンプトに組み込むことで、より状況に即した具体的なサイバー攻撃対策のアイデアを動的に生成させることが可能です。
- Discordへの通知設定では、AIによって生成された対策内容などの情報を変数として埋め込むことで、状況に応じた柔軟な通知内容を作成できます。
■注意事項
- Gmail、DiscordのそれぞれとYoomを連携してください。
- トリガーは5分、10分、15分、30分、60分の間隔で起動間隔を選択できます。
- プランによって最短の起動間隔が異なりますので、ご注意ください。
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