指定したスケジュールになったら、WikipediaをスクレイピングしGoogle スプレッドシートに追加する

■概要

定期的に情報を収集したいけれど、毎回Wikipediaを開いて確認し、Google スプレッドシートに手作業で転記するのは手間ではないでしょうか。また、手作業では入力ミスや更新漏れが発生する可能性もあります。このワークフローを活用すれば、指定したスケジュールで自動的にWikipediaから情報を取得し、Google スプレッドシートへ追加できるため、こうした情報収集の課題を効率的に解決できます。

■このテンプレートをおすすめする方

• 定期的な情報収集や市場調査のため、Wikipediaの情報を活用している方
• Wikipediaからのデータ収集とGoogle スプレッドシートへの記録を手作業で行っている方
• 情報収集業務の自動化により、作業時間を削減し他の業務に集中したい方

■このテンプレートを使うメリット

• 指定したスケジュールでWikipediaからの情報収集とGoogle スプレッドシートへの追加が自動化されるため、手作業による情報収集の時間を削減できます。
• 手作業によるコピー＆ペーストや入力ミス、確認漏れといったヒューマンエラーを防ぎ、正確な情報管理を実現します。

■フローボットの流れ

1. はじめに、Google スプレッドシートをYoomと連携させます。
2. 次に、トリガーでスケジュールトリガーを選択し、「実行時間の指定」アクションで、フローを起動したい日時や曜日、時刻を設定します。
3. 続いて、オペレーションでブラウザ操作オペレーションを選択し、「ブラウザを操作する」アクションで、情報を取得したいWikipediaのページを指定し、必要な情報を抽出するよう設定します。
4. 最後に、オペレーションでGoogle スプレッドシートを選択し、「レコードを追加する」アクションで、抽出した情報を指定のスプレッドシートに追加するよう設定します。

※「トリガー」：フロー起動のきっかけとなるアクション、「オペレーション」：トリガー起動後、フロー内で処理を行うアクション

■このワークフローのカスタムポイント

• スケジュールトリガーでは、情報収集を実行したい日付、曜日、時刻などをユーザーのニーズに合わせて任意に設定してください。
• ブラウザ操作オペレーションでは、情報を取得したいWikipediaの具体的なページURLや、抽出したいデータ項目（例：特定の表、テキスト部分など）を詳細に設定する必要があります。
• Google スプレッドシートへのレコード追加オペレーションでは、どのスプレッドシートのどのシート、どの列に情報を追加するかを指定してください。

■注意事項

• Google スプレッドシートとYoomを連携してください。
• ブラウザを操作するオペレーションはサクセスプランでのみご利用いただける機能となっております。フリープラン・ミニプラン・チームプランの場合は設定しているフローボットのオペレーションはエラーとなりますので、ご注意ください。
• ・サクセスプランなどの有料プランは、2週間の無料トライアルを行うことが可能です。無料トライアル中には制限対象のアプリやブラウザを操作するオペレーションを使用することができます。
• ブラウザを操作するオペレーションの設定方法はこちらをご参照ください。
  https://intercom.help/yoom/ja/articles/9099691-%E3%83%96%E3%83%A9%E3%82%A6%E3%82%B6%E3%82%92%E6%93%8D%E4%BD%9C%E3%81%99%E3%82%8B-%E3%81%AE%E8%A8%AD%E5%AE%9A%E6%96%B9%E6%B3%95