指定したスケジュールになったら、気象庁をスクレイピングしGoogle スプレッドシートに追加する

■概要

定期的な気象情報の確認と、その情報を手作業で記録する業務に時間を要していませんか。また、手作業による情報入力では、転記ミスや入力漏れといったヒューマンエラーが発生する可能性も否めません。このワークフローを活用すれば、指定したスケジュールで気象庁のWebサイトから情報を自動でスクレイピングし、Google スプレッドシートへ追加するため、これらの課題を解消し、日々の情報収集業務の効率化に貢献します。

■このテンプレートをおすすめする方

• 毎日または定期的に気象情報を確認し、記録する必要がある業務を担当されている方
• 気象庁のWebサイトからの手作業による情報収集に非効率を感じている方
• Google スプレッドシートで気象データを管理しており、入力作業を自動化したい方

■このテンプレートを使うメリット

• スケジュールに基づいて自動で情報が収集・記録されるため、これまで手作業に費やしていた情報収集やデータ入力の時間を短縮できます。
• システムが自動で処理を行うことで、手作業による転記ミスや入力漏れといったヒューマンエラーのリスクを軽減します。

■フローボットの流れ

1. はじめに、Google スプレッドシートをYoomと連携します。
2. 次に、トリガーでスケジュールトリガーを選択し、「実行時間の指定」でフローを起動したい日時（日付、曜日、時刻など）を設定します。
3. 続いて、オペレーションでブラウザ操作オペレーションを選択し、「ブラウザを操作する」アクションで気象庁のWebサイトから必要な情報をスクレイピングするよう設定します。
4. 最後に、オペレーションでGoogle スプレッドシートを選択し、「レコードを追加する」アクションでスクレイピングした情報を指定のスプレッドシートに追加するよう設定します。

※「トリガー」：フロー起動のきっかけとなるアクション、「オペレーション」：トリガー起動後、フロー内で処理を行うアクション

■このワークフローのカスタムポイント

• スケジュールトリガーの設定では、情報を取得したい日付、曜日、時刻を業務のニーズに合わせて任意で設定してください。例えば、毎朝決まった時間に情報を取得する、特定の曜日の特定の時間に取得するなど、柔軟なカスタマイズが可能です。
• ブラウザ操作オペレーションでは、スクレイピング対象とする気象庁のWebサイトの具体的なページURLや、取得したい気象データの箇所（例：特定の地域の天気、気温、降水確率など）を正確に指定する必要があります。
• Google スプレッドシートの「レコードを追加する」オペレーションでは、データを保存するスプレッドシートのファイル名、シート名、そして取得したデータをどの列にどのように書き込むかを、ユーザーの管理方法に合わせて設定してください。

■注意事項

• Google スプレッドシートとYoomを連携してください。
• ブラウザを操作するオペレーションはサクセスプランでのみご利用いただける機能となっております。フリープラン・ミニプラン・チームプランの場合は設定しているフローボットのオペレーションはエラーとなりますので、ご注意ください。
• サクセスプランなどの有料プランは、2週間の無料トライアルを行うことが可能です。無料トライアル中には制限対象のアプリやブラウザを操作するオペレーションを使用することができます。
• ブラウザを操作するオペレーションの設定方法はこちらをご参照ください。
  https://intercom.help/yoom/ja/articles/9099691-%E3%83%96%E3%83%A9%E3%82%A6%E3%82%B6%E3%82%92%E6%93%8D%E4%BD%9C%E3%81%99%E3%82%8B-%E3%81%AE%E8%A8%AD%E5%AE%9A%E6%96%B9%E6%B3%95