Discordで特定条件のメッセージが投稿されたら、BASEに商品情報を作成する

■概要

Discordの特定チャンネルで新しい商品情報に関するメッセージが投稿されるたびに、手作業でBASEに商品情報を登録するのは手間がかかり、入力ミスも起こりがちではないでしょうか。このワークフローを活用すれば、Discordで特定条件のメッセージが投稿された際に自動でBASEに商品情報を作成し、商品登録の効率化と正確性の向上を実現します。

■このテンプレートをおすすめする方

• Discordのメッセージを基にBASEへ手作業で商品登録を行っているEC担当者の方
• DiscordとBASE間の商品情報連携を自動化し、業務効率を改善したい方
• コミュニティでの告知とオンラインストアの商品登録をスムーズに連携させたい方

■このテンプレートを使うメリット

• Discordへのメッセージ投稿をトリガーにBASEへ自動で商品情報が作成されるため、これまで手作業で行っていた登録業務の時間を短縮します。
• 手動でのデータ入力時に発生しがちな、登録内容の誤りや記載漏れといったヒューマンエラーの防止に繋がり、正確な商品情報管理を支援します。

■フローボットの流れ

1. はじめに、Yoomの「マイアプリ」でDiscordとBASEをそれぞれ連携します。
2. 次に、トリガーでDiscordを選択し、「チャンネルでメッセージが送信されたら」アクションを設定し、監視するチャンネルを指定します。
3. 続いて、オペレーションで「分岐機能」の「コマンドオペレーション」を設定し、受信したメッセージが特定の条件（キーワードなど）に合致する場合のみフローが進行するようにします。
4. 次に、オペレーションで「AI機能」の「テキストからデータを抽出する」アクションを設定し、Discordのメッセージ本文から商品名や価格、説明文などの情報を抽出します。
5. 次に、オペレーションでBASEを選択し、「商品情報の登録」アクションを設定し、前のステップで抽出した情報をマッピングしてBASEに新しい商品として登録します。
6. 最後に、オペレーションでDiscordを選択し、「メッセージを送信」アクションを設定し、処理の完了通知や登録された商品情報などを指定のチャンネルに送信します。

※「トリガー」：フロー起動のきっかけとなるアクション、「オペレーション」：トリガー起動後、フロー内で処理を行うアクション

■このワークフローのカスタムポイント

• 分岐機能の「コマンドオペレーション」では、Discordで受信したメッセージ内容にどのようなキーワードが含まれている場合にフローを進行させるか、その条件を柔軟に設定できます。
• AI機能の「テキストからデータを抽出する」では、Discordで受信したメッセージのどの部分を商品名、価格、詳細説明など、BASEに追加する各商品情報として抽出するかを設定できます。
• BASEの「商品情報の登録」アクションでは、登録する商品情報に対して、固定の値を入力したり、前段のAI機能で抽出したデータを動的な値として埋め込んだりするなどのカスタマイズができます。
• Discordの「メッセージを送信」アクションでは、通知を送信するチャンネルIDの指定はもちろん、メッセージ本文に固定のテキストを入れたり、前段で取得したBASEの商品URLなどの動的な情報を埋め込んだりする設定ができます。

■注意事項

• Discord、BASEのそれぞれとYoomを連携してください。
• トリガーは5分、10分、15分、30分、60分の間隔で起動間隔を選択できます。
• プランによって最短の起動間隔が異なりますので、ご注意ください。
• 分岐はミニプラン以上のプランでご利用いただける機能（オペレーション）となっております。フリープランの場合は設定しているフローボットのオペレーションはエラーとなりますので、ご注意ください。
• ミニプランなどの有料プランは、2週間の無料トライアルを行うことが可能です。無料トライアル中には制限対象のアプリや機能（オペレーション）を使用することができます。