■概要
動画コンテンツの企画や台本作成において、毎回新しいアイデアを考えたり、構成を練り上げたりするのは骨の折れる作業ではないでしょうか。
特に、定期的な動画配信を行っている場合、その負担は少なくありません。
このワークフローを活用すれば、Google スプレッドシートに動画のテーマやキーワードを入力するだけで、AIが自動で動画の台本を生成し、Microsoft Teamsへ送信します。
動画制作の初動を効率化し、コンテンツ作成の負担を軽減します。
■このテンプレートをおすすめする方
- Google スプレッドシートで動画の企画案を管理し、台本作成にAIを活用したい方
- Microsoft Teamsを利用し、動画制作チーム内で効率的に情報共有を行いたい方
- 動画コンテンツ作成の工数を削減し、その他の作業に時間を割きたい方
■このテンプレートを使うメリット
- Google スプレッドシートへの情報追加をトリガーに、AIが台本を自動生成するため、アイデア出しや構成案作成にかかる時間を短縮できます。
- 台本生成からMicrosoft Teamsへの通知までを自動化することで、手作業による共有漏れや遅延といったヒューマンエラーを防ぎ、スムーズな連携を実現します。
■フローボットの流れ
- はじめに、Google スプレッドシートとMicrosoft TeamsをYoomと連携します。
- トリガーでGoogle スプレッドシートを選択し、「行が追加されたら」というアクションを設定します。これにより、指定したスプレッドシートに新しい行が追加されるとフローが起動します。
- 次に、オペレーションでAI機能の「テキストを生成する」アクションを設定します。ここで、Google スプレッドシートから取得した情報を元に、動画台本を生成するようAIに指示します。
- 最後に、オペレーションでMicrosoft Teamsの「チャネルにメッセージを送る」アクションを設定し、AIが生成した台本を指定したチャネルに送信します。
※「トリガー」:フロー起動のきっかけとなるアクション、「オペレーション」:トリガー起動後、フロー内で処理を行うアクション
■このワークフローのカスタムポイント
- AI機能の「テキストを生成する」オペレーションでは、生成したい動画台本の種類やトーンに合わせて、AIへの指示(プロンプト)を任意に設定できます。例えば、「製品紹介動画の冒頭部分を生成」「視聴者の興味を引くようなキャッチーな台本」といった具体的な指示が可能です。
- Microsoft Teamsへの通知設定では、メッセージ本文に固定のテキストを追加したり、Google スプレッドシートやAI機能から取得した情報を変数として埋め込むことが可能です。
■注意事項
- Google スプレッドシート、Microsoft TeamsのそれぞれとYoomを連携してください。
- トリガーは5分、10分、15分、30分、60分の間隔で起動間隔を選択できます。
- プランによって最短の起動間隔が異なりますので、ご注意ください。
- Microsoft365(旧Office365)には、家庭向けプランと一般法人向けプラン(Microsoft365 Business)があり、一般法人向けプランに加入していない場合には認証に失敗する可能性があります。